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介護職の半数が医療行為 人手不足で、八戸大調査

2009-05-21 18:31:52 | 介護保険制度って!なに?
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「介護職の半数が医療行為 人手不足で、八戸大調査」
 施設の介護職やホームヘルパー計約200人を対象に八戸大学の篠崎良勝准教授が実施した2007年調査で、インスリン注射など本来認められていない医療行為をしたと答えた人が47%と、約半数に上ったことが13日までに、分かった。

 人手不足が深刻化する中、研修も受けないまま、現場では事故の不安を抱えながら、医療行為をやらざるを得ない実態が浮かぶ。

 厚生労働省が通知で介護職に認めている主な医療行為は、血圧測定や専門的な技術を必要としないガーゼの交換、軟こうの塗布、点眼、薬の内服など一部に限られる。インスリン注射などの医療行為は原則として認められていない。

 47%が経験したという医療行為は、一部を除き大部分が認められていないものばかり。このうち在宅で最も多かったのは褥創(床ずれ)部のガーゼ交換(28%)。施設では、たんの吸引(30%)、インスリン注射(20%)、点滴の抜針(20%)などが目立った。

 理由について、在宅では「利用者の依頼」(18%)、「家族の依頼」(17%)が多く、施設では「看護師の指示」(41%)が際立つ。

 篠崎氏は「2001年の調査に比べて、施設ではインスリン注射は2・9倍、点滴の抜針は2・2倍になるなど増加。医療依存度の高い人が着実に増えており、介護施設が病院に近づいている」と分析している。(2009/05/13【共同通信】)

介護現場の実態、真実の姿、生の声を、もっと行政や厚生労働省へ届くような取組みが大切な気がする
今後も益々、介護度5など重い方々が特養ホームへの入所を求めて殺到することが想定されている。医療ケアが必要な方々のために安心できるような体制整備も必要である。
介護福祉士や介護士に医療処置が容易に出来るように検討中とか?
今の大変な状況を黙認していくような雰囲気も見られる。とんでもない事である
看護師を増員してキチンとした対応をしてほしいものである。
介護施設や障がい者施設でも看護師の存在が希薄になっていく心配がある。身分は臨時職員、パート職である。求人も少なくなってきている。明るく、若く、元気の良い「看護師」に奮起して頂きたい。介護、福祉の分野にドンドン進出してほしい。

コメント
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