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保育士、半数近く非正規 運営費減で、ベネッセ調査!

2009-03-25 11:23:32 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
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「保育士、半数近く非正規 運営費減で、ベネッセ調査」
 通信教育大手ベネッセコーポレーションのシンクタンクであるベネッセ次世代育成研究所が全国の認可保育園を対象に行った調査で、勤務する保育士の半数近くは、パートなど非正規雇用の職員であることが、11日までに分かった。

 同研究所は「背景には保育園の運営費縮小のほか、延長保育のニーズの高まりで多様なシフトで対応する必要があることなどが考えられる」と分析している。

 昨年9-10月に全国の認可保育園1万2000カ所に調査票を送付。回収率は25・2%で、公営と私営がほぼ半々。

 保育士のうち非正規が占める割合は全体では46・8%だったが、私営が39・4%だったのに対し、公営は53・7%に達した。

 公営は2004年度から運営費が一般財源化。市町村の財政難から予算を縮小するために、パートや若い保育士を増やすところが多く、公営の非正規増につながっているとみられる。(2009/03/11 【共同通信】)

高齢者介護や障がい者支援の領域でも「非常勤」「パート」が増えている。
新卒の有資格者でもなかなか正採用されないのだ
よい人材が集まらない要因の1つだ。
児童の福祉・教育を担う「保育士」も非正規職員がほぼ半数だという。驚きである。いつの時代から、福祉・介護に関わる職員の身分保障が低下してきたのだろうか。2004年の運営費の一般財源化からなのか?。2000年介護保険制度が契約になったからなのか?。
福祉・介護職は、医療職や教員職と同様に、専門職として独自の給与体系を作成するような検討もされていくものと期待したが、皆無である。
このままで良い訳がない
若くて、良い人材が集まらず、希望のない職場に追い討ちをかけるような状況が続く。せっかく、勉強して資格を取得しても生かされない。不安定な身分では将来的な見通しが持てない。国民全体が望む「改革」はこんなものではなかったはずだ。
福祉や介護、医療や教育に重点を置かない政府や政治家は必要ない。
新年度を迎え、新卒の方々は、期待を胸に就職や新しい任務に就くわけだが、困難を乗り越えて頑張って頂きたい。

コメント
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