夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

柔軟なサービス期待 小規模多機能型居宅介護事業!

2008-12-09 10:12:22 | 介護保険制度って!なに?
午後から盛岡へ出張明日、「福祉サービス第三者評価」の仕事をします

「柔軟なサービス期待 小規模多機能型居宅介護事業」
 2006年の介護保険法の改正で制度化された小規模多機能型居宅介護事業の重要性が高まっている。お年寄りが各自の事情に合わせ、いつでも多様な介護サービスを受けることがメリット。事業所の採算面など課題もあるが、同事業は高齢者が介護が必要になっても自宅や身近な地域で長く暮らし続けることを目指しており、広がりが期待される。

 同事業は、要介護度によって決まっている月単位の定額利用料を支払えば、デイサービス、ショートステイ、訪問介護などのサービスを総合的に受けることができる。

 1事業所当たりの登録人数は25人まで、デイサービスは15人まで。日中はお年寄り3人に対してスタッフが1人対応する体制になっており、小規模な施設できめ細やかなサービスが行われる。本県は1日現在で30施設が運営されている。

 お年寄りが不安のない生活を送るための計画を立てる中心になるのが、施設に配置されているケアマネジャー。事業所だけでお年寄りを支えることが難しい場合は、医療機関などと連携して対応する。

 盛岡市本宮の小規模多機能型居宅介護施設、かまどっこ(川村勝子所長)に通う熊谷ヨシさん(87)は「足が弱って歩けないので、手厚いサービスはとても助かる」と感謝する。

 一方、事業所は24時間態勢でスタッフを配置する必要があるほか、採算の悪さも指摘されており、負担は少なくない。

 県長寿社会課の中居哲弥介護福祉担当課長は「事業がスタートして間もないので様子見もあると思う。小規模なので初期投資は少なくて済むほか、開設時は国から1500万円の補助もある」と説明する。

 かまどっこの川村所長は「職員のやりくりは大変だが、その分柔軟な対応ができる。地域の中でよりよい介護の在り方を考えていきたい」と話す。

 9日遠野でフォーラム開催

 県内の小規模多機能型居宅介護事業を考えるフォーラムが、9日午後0時半から遠野市新町のあえりあ遠野で開かれる。参加無料。問い合わせはとおの松寿会・長寿庵(0198・63・1328)へ。(2008/12/08 岩手日報夕刊)

「小規模多機能型居宅介護事業」は、地域密着型サービスの1つで、泊まったり、通ったり、訪問介護で家に来たり・・食事、入浴、人と人との交流など様々な機能を持ったサービスが提供できるとして期待されている。特に認知症高齢者のためには、同じ職員・スタッフが対応してくれるので、とても有効な安心できるサービスである。
地域に計画的に整備する予定であったが、上記の状況が深刻化して開設計画も足踏み状態である。大規模なものより、地域に密着したサービスこそが大切なのに残念である。何処に原因があるのか、キチンと見直し、事業者も経営基盤がしっかりするように、職員も安心して仕事が出来るような体制を整備してほしい。国・厚生労働省や市町村の責任である。都道府県も支援するべきである。多くの国民・住民は地域密着型サービスの充実を望んでいる
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする