夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

若年認知症?

2007-02-01 11:06:41 | 認知症ってなに?
12球団キャンプイン王監督、田中(楽天)、森本(日)
「認知症」は、記憶障害(物忘れ)と認知機能障害が重なり、社会生活や仕事に大きな不自由が出るような症状をいう。
認知機能障害は、
①失語(思ったことを話せない)。
②失認(親しい人の顔を見ても誰かわからない)。
③実行機能障害(計画通りに行動できない)など。
このような症状を、65歳未満の人が発症するのが若年認知症だ。
「若年認知症」は、
①アルツハイマー病
脳の中に溶けにくいタンパク質がたまることで神経細胞が徐々に消失して起こるもので、若年での発病は遺伝による場合がある。
②脳血管性認知症
脳梗塞、くも膜下出血などが原因で引き起こされる。
③前頭側頭型認知症(ピック病)などのタイプがある。
40~50代に多く発病する若年特有のもの。
アルツハイマー病や脳血管性は物忘れ症状から始まる事が多いが、前頭側頭型は怒りっぽくなったり、だらしなくなったりするなど性格や行動の変化が最初に現れる。
「若年認知症を予防するには、」
①栄養バランスのとれた食事を。食生活の乱れは脳梗塞のリスクを高め、アルツハイマー病の引き金になりやすい。
②趣味やスポーツを楽しみ、頭を働かせる。
        <地元紙より、岩手医大・高橋氏>

高橋氏は「患者さんが心地よいと思える環境で生活できるようにすることが大切」と接する周囲の人間や社会の役割を強調しています
少子・高齢化社会と叫ばれていますが、認知症患者が確実に増えています。どんな安心できる社会になるのか?もし若年認知症になったら?地域や周囲の理解はあるの?・・残念ながら不安・心配が先立ちます。まず、理解することからすすめていくことが大切だと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする