Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

開幕連勝を目指して・リターンズ

2018-03-03 01:25:58 | トリニータ
タイトルがなぜリターンズなのか。実は去年も開幕戦の劇的勝利に浮かれて第2節の前にこのタイトルの記事を書いてるんですわ。結果はご存知のとおり。今年こそ、今年こその思いを込めてまた同じタイトルで書きます。


日曜日はホーム開幕戦。相手は昨年何とか被ダブルは免れたものの勝てなかったモンテディオ山形。木山体制も2年目を迎え昇格に向けて本気モードに入っていると思われる。ただし、開幕戦の放送の中でも紹介されてたけど、2月の中旬から千葉県内で合宿を現在進行形で継続中で合宿先からアウェイの遠征に向かうというかなり厳しい状況。毎年やっていることとは言え、これはなかなかきつい。


さらに各所で話題になり始めてるけど、開幕戦で水戸に完膚なきまでに叩きのめされるという予想外の開幕を迎えている。今季の山形がどんなサッカーを目指してるのかすら分からないくらい水戸に押し込まれ続け、何の誇張もなく「全くいいところがなかった」開幕戦だった。もちろん水戸が良かったというのが前提にあるけど、それにしてもピッチ上での対応力も見せられずに、いいようにやられた山形は今後に不安の残す内容だった。惨敗の翌週なので、その反発力に警戒をする必要はあると思うけど、少なくとも激変することは考えにくく、開幕戦の栃木に引き続きこのタイミングで当たるのに格好の相手だと言える。


あまり話題にならなかったけど、今季の山形は地味に主力が流出してる。鈴木雄斗は人気銘柄だったと思うけど、それ以外にも菅沼、高木jr、瀬川、佐藤優平とけっこう移籍してる。そして山形のフロントがその状況に対する「解」として出したのが、複数の外国籍選手の獲得だ。ジャイロ・ロドリゲス、アルヴァロ・ロドリゲス、フェリペ・アウヴェスと一気に3人のブラジル人選手を獲得して主力流出の穴を埋めようとしている。しかし開幕戦のピッチに立ったのはフェリペ。アウヴェスのみ。もう1人はケガ、もう1人はよくわからないと、開幕戦ではうまくいったとは間違っても言えない。さらにその唯一出場したフェリペ・アウヴェスも水戸のジェフェルソン・バイアーノと比較すると全く存在感がなく、あれなら頭から阪野や瀬沼を出された方が遥かに嫌だ。「外国人頼み」のチーム作りをするクラブは数多いし、それで成功した例も少なくないから、お財布的にそれが出来るクラブはすればいいと思う。ただ失敗した時に取り返しがつくくらい潤沢なお財布事情ならいいが、山形はそうじゃないだろと言いたい。もちろんこれからフィットしてくる可能性はあるだろうけど、個人的に勝手に思ってる山形の良いイメージに合わないチーム編成だと思ってる。木山さん就任時に愛媛からごっそり引き抜いて(それでも愛媛に勝てなかったけど)みたりと、最近の山形にはあまりシンパシーを感じなくなってきているので、ここは叩きのめしたい。


うまくいってない中でも最終ラインはかなりやばそう。そのブラジル人選手を主力として考えてたんだろうけど、どうやらケガをしてるようでやりくり状態のようだ。水戸の岸本武流の仕掛けにズタズタにされたCBには是非出てきてほしいと思う。ケガ人も復帰しつつあるようだけど、何とか不安定なうちに昇格のライバル候補を一つなくしておきたい。



ということで対戦相手をボロクソに書いてみました。まあ別に煽りでも何でもなく、材料があの開幕戦しかないわけで、あそこからポジティブ要素を見つけるのはちょっと難しい。うちは栃木戦と同じように臨めばいいと思う。恐いのは山形よりも大銀ドーム。打ち克つべきは相手チームではなく、ホームスタジアムである大銀ドームだ。昨年のホーム激弱体質をどう分析し、どう対応するのか。その「解」を楽しみにしてる。これは対山形の分析よりも遥かに重要な位置付けだと思う。ホーム開幕戦はそこを楽しみにしてる。
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