Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

開幕連勝を目指して

2017-03-04 21:43:06 | トリニータ
明日は第2節・アウェイで東京V戦。

開幕戦があれだけいい内容と結果だと次の試合までワクワクして待てないもんだけど、今週は転勤族の宿命でもある人事異動の内示がある週だったため、それでソワソワしてて何となくトリニータのことが頭から抜けていた。結果的には異動はあったものの転居の必要がない異動だったため、4月からも東京住まいが決まった。異動が出て心の中の懸案事項がなくなった瞬間に頭の中はトリニータ一色に。急に降ってわいたように明日の試合が楽しみになってきた。そりゃそうだ、あれだけ期待感のふくらむ開幕戦だったわけだから。


対戦相手の東京ヴェルディは開幕戦をアウェイ徳島で戦い、0−1で落とした。ヴェルディは開幕戦では大分と同じ形の3−4−3を採用。さらに対戦相手の徳島も同じ3−4−3だったために今節を分析する上では非常に参考になる試合だった。今季突如としてJ2に吹き荒れ始めたスペインの風。その一人であるヴェルディのロティーナ監督の「相手によって戦い方は変えない」というコメントが試合中に紹介されていた。これをそのまま受け取るとすると、なおさらに徳島戦を参考にスカウティングがしやすいんじゃないだろうか。徳島戦の全体感としては徳島の積極的なプレッシングに攻撃の形をほとんど作れないままに試合を終えてしまったような印象。勝ち点なし、得点なし、やりたい形もほとんど見えず、まだ両目ともに開いていないというのが今のヴェルディの状況だと言える。


この試合のキーバトルはヴェルディの右サイド・中野と金沢から移籍してきた徳島の左サイド・馬渡のマッチアップだった。ここで完全に主導権を握られたヴェルディは前半から何度もピンチを招く。多分中野は11番という背番号が物語る通り、ディフェンスはそこまでやってこなかったんじゃないかな。いわゆる本職ではないという意味で。この試合の唯一のゴールもそこを突破されたところから決まったもの。3バックシステムの両ワイドは攻守両面でかなりたくさんのタスクを求められるだけに若い中野にとってはちょっと荷が重そうな感じ。対面することになるうちの怜は絶好調だし、この部分は多分ヴェルディも手を入れてくるとは思うけど、もしそのままなら徹底して突いていきたい。ただゴールにつながるきっかけとなったカルリーニョスのロングフィードはスーパーなレベルのものだったので、参考外だとは思うけどね。


ヴェルディはCKの守備がゾーンマーク。別にマンマークの方が優れているとは思わないけど、相手がゾーンマークなら期待したいのが竹内。竹内のセットプレーのゴールで印象深いのは後方から助走をつけて高く飛んで点で合わせるヘッド。相手がゾーンならよりハマりやすいんじゃないかと思う。


去年南長野で対戦した時に「全然衰えてないなぁ」と唸ってしまうくらい良かった橋本、高校2年生の頃から見てて順調に成長して去年はほとんどトップチームに帯同していた渡辺皓太、去年長崎でキレまくっていた梶川、今季は柱になるであろう高木兄弟といい選手は多い。開幕戦の内容がさっぱりだったためホーム開幕戦での反発力にも警戒したい。ちなみに新戦力分析の第4弾として古巣対決となる鈴木惇の下書きを用意してたんだけど、冒頭に書いた通り今週はそれどころじゃなかったので残念ながらお蔵入り。鈴木惇が出るのかも含めてスタメンも楽しみだ。

これまでも嫌というくらい思い知らされてきたけど、いい時ほど手痛いやられ方をする。十分に気を引き締めて、そして楽しみたい。
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