Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

このまま西が丘へ 連れてってくれないか

2023-07-28 02:03:21 | トリニータ

入道雲と使者。良い光景だなぁ。


昨日のセレッソ戦が終ってから東京に移動。バイエルン−マンチェスターシティ戦を観てから、今日も5時起きで群馬行ってきた。そして昨年に続いてクラブ史上最高となるクラ選ベスト8進出を見届けてきた。最高だな、おい!


ノックアウトステージに入り試合は一発勝負となるため試合運びはやはり慎重になってしまう。昨日のセレッソ戦で見せてくれたような超攻撃的な姿勢ではなくなり、一方で局面の攻防が激しい重たい一戦となった。



そんな難しい試合を動かしたのは11橋本宗樹くん。前半ATにゴールやや右から振り抜いた見事なシュートが突き刺さり先制。前日のセレッソ戦全休で今日先発した中でもコンディションが良かったと思われる選手が結果で引っ張ってくれるとチームは乗っていくよね。本当に素晴らしい一撃だった。


育成年代の試合を見ていると連続得点、連続失点が本当によくある。これは年齢が下がれば下がるほどよく見る。チームとしてのメンタル面のコントロールがうまく出来ないからなんだろうなと思っているんだけど、一発勝負の試合で先手を取られた札幌の心の動揺を見逃さずにうまく相手ライン裏に入り込んだ7木許太賀くんが前半のうちに2点目もゲット。これでかなり大分ペースで試合を進められるようになった。


後半にこの大会初めての失点を喫し1点差に迫られるものの最後までしっかりと守り抜き見事に勝利した。

























相変わらず群馬酷暑問題が話題となっているけど、まあ本当に暑いですよ。立って試合を観ているだけで滝のように汗が流れていくわけで、そんな中で走り続けている選手たちのしんどさたるや想像を絶するものがある。今大会は当然のことながら飲水タイムではなくクーリングブレイクが前後半にそれぞれ1回ずつ入れられている。作戦ボードですら選手の体を冷ますために使われている。



ディフェンスリーダーの4小野俊輔くんは2021天皇杯の準優勝メンバー。当時まだ高校1年生でこの群馬の地でトップチームのメンバー入りを果たした。残念ながら出場機会はなかったものの勝ち上がりの過程で一番ピンチだったあの群馬戦に間接的に貢献してくれたわけだから立派な準優勝メンバーだ。今大会も4試合1失点のディフェンスラインを見事に統率している。姓が小野で名が俊輔。スーパーファンタジスタっぽいけど、チームで与えられた役割は堅実なセンターバック。ギャップがいいね。



2年生ながらここまで右サイドハーフで全試合に先発している24後藤雅人くん。後ろの右サイドバック3小野駿斗くんと連携してサイドを崩したり、独力で中に仕掛けたりと素晴らしい攻撃センスを見せてくれている。中学3年生の時に無観客のクラ選を配信で観ていて良い選手だなと思った印象が強く残っている。






5年前に駒沢公園で開催されたダノンネーションズカップ。その時にこの11番を付けているのが後藤くんだと思うんだよね。違ってたらごめんなさい。







もろもろの色んな思いを取っ払ってフラットに評価してもベスト4、そしてその先までこのチームは行けると思う。次の対戦相手はガンバ大阪。



ガンバユースにはヤットさんの息子さんがいます。今大会は背番号も7。ただGS第3節以降メンバー入りしてないのでもしかするとケガしたかもしれないけど、出来れば対戦してみたいよね。でもうちの背番号7も負けてないから。


2試合で十分に楽しませてもらったけど、もしもう1試合行けるとすれば決勝戦@西が丘。期待して待ってる。それだけの力のあるチームだと思うから。
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