Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

アカデミーから3選手が昇格、大分の未来となれ!

2023-11-13 21:01:35 | トリニータ
シーズンが終わりましたが、まだ3試合書いてない。でもこれだけはちゃんとやろうと思う。出来る限り早く。


8月頃からもうちゃんとこのチームを見ていないので昇格に失敗したことに何の思い入れもないわけだけど、とりあえずクラブが来季に向けてまともな判断をしてくれたということは本当に嬉しい。来シーズンはちゃんと応援しようと思う。タイムリーさは完全に欠いているけれども後ろを振り返るよりも先を見たい、ということで来シーズンもアカデミーから3選手が昇格。本当に嬉しいねぇ。







まず1人目は木許太賀(津久見市出身)。37番は2年生の時、7番が今年。まず一言で「うまい」。ボールの扱いがうまく、ボール保持時にも全く慌てない。シュート技術も高く昨年のクラ選では確か3ゴールほど決めていたはず。グループステージの金沢戦で決めたペナ外からの豪快なシュートを見た時には「あれ、この子ちゃんとうちに上がってくれるのかな?いきなり海外とかあり得るんじゃ?」と心配すらしてしまうくらいだった。なのでまず間違いなく昇格してくるだろうなとは1年前から思っていた期待の選手。適正はおそらく2列目の中寄りじゃないかなと思う。屋敷優成とのコンビネーションで相手を崩していくシーンなんか想像するだけでウキウキしてしまう。











2人目は松岡颯人(杵築市出身)。32番が2年生、そして10番でキャプテンマークが今年。2年生の時も活躍していたけど正直木許くんほどではなかった。ただ1年経って今年見た時は本当に驚いた。急激な成長カーブを描いて中盤に君臨している松岡くんは本当に頼もしかった。ボールを奪われることがほとんどなく長短のパスでチャンスメイクの山を築き上げていく。木許くんを創造性の「うまい」とするなら、松岡くんは安定性の「うまい」。だから2列目に木許くん3列目に松岡くんがどしっと構える今シーズンの大分トリニータU-18の試合は楽しかったのなんのって。適正はセンターハーフとかボランチの3列目。将輝-堅心-松岡の3センターで先発が組まれる日なんかを想像しちゃうよね。たまらんよね。













3人目は正直サプライズだった小野俊輔(大分市出身)。佐藤昂洋や高橋祐翔の例を挙げるまでもなく高卒センターバックで成功するのは本当に難しいわけで、それでもクラブが昇格にゴーサインを出したわけだからやっぱり期待したい。16番が2年生、4番が今年。そしてやはり彼を語る上で外せないのが21年天皇杯群馬戦。保田堅心らと2種登録されベンチ入りした時まだ高校1年生。ディフェンダーというポジションから残念ながら出場機会はなかったものの中学卒業からわずか数ヶ月でプロの遠征に帯同したということは大きな経験だし、クラブからの大きな期待の表れでもある。姓が「小野」で名が「俊輔」、でもポジションはセンターバック。過去に類を見ないファンタジスタセンターバック、大分に爆誕だ!!



アカデミーはクラブの宝。トップチームの状況に関わらず、とにかくアカデミーには金を出し惜しまない。クラブにはこの姿勢だけは求め続けたい。
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