いい試合だった。「タラレバ」を言えるのならば、後半の進め方が少し残念だったとも思うけど一方でこのメンバーでこの試合を戦うと決めたわけだからこの結果は受け入れないとなとも思ってる。試合を単体で評価すれば上々だけど、グループステージ突破が現実的なものとなっている状況を加味するともったいないと思ってしまう。何とも消化しづらい試合だった。
個人的にポイントだったなと思うのは78分のペレイラ投入。ルヴァンカップに出場するメンバーは比較的出場機会の少ない選手で、どうしても連携面では不安が残る。でも今日の試合も全員がよく走って終盤までリードを守ってきた。ただ後半の途中から徳島がレギュラークラスの選手を次々に投入してエネルギーをかけてきて押し込まれる時間が長かった。片野坂さんはもう押し返せないと判断して耐えきる作戦に切り替えたんだと思うけど、髙澤を下げて5-3-2のトリプルボランチのようにしたと思う。ただでさえ、エンリケ初先発とか、坂と小出で45分業務分担(新太と藤本もそうかな)とか、弓場プロ初フル出場とか、難しい要素がたくさんあったのにそこにさらにJリーグ初出場のペレイラをそれもいつものフォーメーションから変えて投入するのはさすがに急造すぎるよと思った。案の定ピッチ内は混乱してそうな雰囲気だったし結局押し返すことが出来ずに何となく納得のCKから押し込まれるという展開となってしまった。ベンチには刀根が残っていたので、どうせやるなら刀根を最終ラインに入れてエンリケを中盤に上げるやり方ならルヴァンの前節でもやっていたからもう少ししっくりきたんじゃないかと思っている。

そのデビューとなったペレイラ。あの状況で投入されても存在感を示すのはちょっと難しいよね。少しずつ出場機会を増やしていきながらというところかな。

初先発となったエンリケ。頑張ってはいたけど、最後に自分のマーカーのカカに寄せ切れず痛恨の同点ゴールを献上。何度かビルドアップでも迷ってしまうところがあり、慣れるまでにはもう少し時間が必要かな。
自分はカップ戦がとても重要と位置付けていて、それはこのブログの中でも何度も書いてきてるんだけど、その理由の一つがこのペレイラとエンリケのところで書いたこと。2人とも合流からまだ数週間でいきなりスーパーな活躍を見せてくれなんていうのは無理があることは十分に承知していて、だからこそ時間と出場機会が必要だと思うわけだ。この勝ち点2ロストでGS敗退となってしまったらせっかくの大事な公式戦があと1試合で終わってしまう。ここを勝ち抜けたら少なくともあと2試合は公式戦が、それもH&Aの負けたら終わりのヒリヒリするような試合だ。だから少々の無理をしてでもカップ戦の結果は勝ち取りに行ってほしいと思う派なんだけど、まあ今回についてはコロナで出られない選手がいることや3日後に6ポインターの試合があることを考えたらこれで仕方なかったのかなとも思うけど。



やっと出た髙澤の今シーズン初ゴール。スタジアムで観ていた人は気付いたと思うけど、試合前のアップで最後までサブの選手に混じってシュート練習を繰り返していた髙澤。本人の性格からゴールを決められていない焦燥感を隠そうとしないのはプロとしていい姿勢だと思っている。だけど「良かったね」なんて言ってる場合じゃなくて、背番号9であるあなたの爆発がないことにはチームはこの窮地から脱することは出来ない。次はリーグ戦で決めてくれ。

明らかにこれまでより良くなった弓場。思い切りがよくなったのか、球際で体を投げ出せるし、長めのサイドチェンジにもチャレンジした。そしてヘロヘロになりながらも90分出場し続けたことに何よりも意味がある。プロのスピードやパワーとも十分に渡り合える自信が付いただろうからここからもっと伸びていってほしい。あの首の太さはサッカー選手として大成する太さだと思っている。

サイドライン際で相手DFをちぎったドリブルが印象的だった屋敷くん。屋敷くんも出場機会を増やすたびにやれることが増えている印象。サイズ感的にも司がグングン伸びてきた時の印象と重なる。クラブは早くトップ昇格を正式に発表してください。


両翼もとても良かった。このチームのビルドアップが良くない時はしわ寄せの最後としてサイドで詰まってしまうので、WBのところでボールをロストすることが多い。だから新加入のサイドの選手は本当に難しいと思うし、実際に福森も黒﨑も最初はどうしていいか分からずにボールを捨ててしまうことが多かった。ただこの試合では福森は中の選手を使いながら、黒﨑は面白いタイミングで縦に仕掛けたりと持ち味が出せるところまでに馴染んできていると思う。新戦力として怜さんと香川で固まりそうになっている両翼のレギュラー争いに風穴を開けてほしい。



投入直後から立て続けに決定機に絡んだ藤本。あそこで決められるようならリーグ戦のレギュラーも見えてくるし、藤本なら決めきれると思うからもっと期待したい。学生の頃から思っていたけど、相手を背負ってから入れ替わるのが本当にうまい。もうここまで完全に入れ替わると藤田としてはCKに逃げるかファールかしかない。

そしてプロデビューとなった宇津元くん。試合展開がもうごちゃごちゃしていたからほぼボールを触ることなく終わってしまった。ひとまずプロのピッチに立ててホッとしていると思うから、入団までは大学サッカーでさらに成長してきてほしい。単なる巡り合わせだけど、最近は弓場、屋敷、宇津元とプロデビューの現場に居合わせることが出来てちょっと嬉しい。




キャプテンはお互いに長谷川。

一部の地域では緊急事態宣言が出ている状況ではあったけど、いつも通りに感染対策をしながら遠征をしてきた。行きは伊丹空港から空路で、帰りは大分駅から鉄路。この写真は朝8時半ごろの伊丹空港。GWの伊丹空港でこの状態、自分が乗った大分行きは乗客全部で14人。ちなみに到着した10時頃の大分空港は伊丹空港より遥かに混雑していた。もう政府や自治体が主導するコロナ対策は意味がないと思っているので、無観客にされない限りは自分で感染対策をして遠征にはどんどん行きたいと思っている。半年ぶりのホームだったけど、やっぱりスタジアムで観るサッカーは本当に楽しい。
個人的にポイントだったなと思うのは78分のペレイラ投入。ルヴァンカップに出場するメンバーは比較的出場機会の少ない選手で、どうしても連携面では不安が残る。でも今日の試合も全員がよく走って終盤までリードを守ってきた。ただ後半の途中から徳島がレギュラークラスの選手を次々に投入してエネルギーをかけてきて押し込まれる時間が長かった。片野坂さんはもう押し返せないと判断して耐えきる作戦に切り替えたんだと思うけど、髙澤を下げて5-3-2のトリプルボランチのようにしたと思う。ただでさえ、エンリケ初先発とか、坂と小出で45分業務分担(新太と藤本もそうかな)とか、弓場プロ初フル出場とか、難しい要素がたくさんあったのにそこにさらにJリーグ初出場のペレイラをそれもいつものフォーメーションから変えて投入するのはさすがに急造すぎるよと思った。案の定ピッチ内は混乱してそうな雰囲気だったし結局押し返すことが出来ずに何となく納得のCKから押し込まれるという展開となってしまった。ベンチには刀根が残っていたので、どうせやるなら刀根を最終ラインに入れてエンリケを中盤に上げるやり方ならルヴァンの前節でもやっていたからもう少ししっくりきたんじゃないかと思っている。

そのデビューとなったペレイラ。あの状況で投入されても存在感を示すのはちょっと難しいよね。少しずつ出場機会を増やしていきながらというところかな。

初先発となったエンリケ。頑張ってはいたけど、最後に自分のマーカーのカカに寄せ切れず痛恨の同点ゴールを献上。何度かビルドアップでも迷ってしまうところがあり、慣れるまでにはもう少し時間が必要かな。
自分はカップ戦がとても重要と位置付けていて、それはこのブログの中でも何度も書いてきてるんだけど、その理由の一つがこのペレイラとエンリケのところで書いたこと。2人とも合流からまだ数週間でいきなりスーパーな活躍を見せてくれなんていうのは無理があることは十分に承知していて、だからこそ時間と出場機会が必要だと思うわけだ。この勝ち点2ロストでGS敗退となってしまったらせっかくの大事な公式戦があと1試合で終わってしまう。ここを勝ち抜けたら少なくともあと2試合は公式戦が、それもH&Aの負けたら終わりのヒリヒリするような試合だ。だから少々の無理をしてでもカップ戦の結果は勝ち取りに行ってほしいと思う派なんだけど、まあ今回についてはコロナで出られない選手がいることや3日後に6ポインターの試合があることを考えたらこれで仕方なかったのかなとも思うけど。



やっと出た髙澤の今シーズン初ゴール。スタジアムで観ていた人は気付いたと思うけど、試合前のアップで最後までサブの選手に混じってシュート練習を繰り返していた髙澤。本人の性格からゴールを決められていない焦燥感を隠そうとしないのはプロとしていい姿勢だと思っている。だけど「良かったね」なんて言ってる場合じゃなくて、背番号9であるあなたの爆発がないことにはチームはこの窮地から脱することは出来ない。次はリーグ戦で決めてくれ。

明らかにこれまでより良くなった弓場。思い切りがよくなったのか、球際で体を投げ出せるし、長めのサイドチェンジにもチャレンジした。そしてヘロヘロになりながらも90分出場し続けたことに何よりも意味がある。プロのスピードやパワーとも十分に渡り合える自信が付いただろうからここからもっと伸びていってほしい。あの首の太さはサッカー選手として大成する太さだと思っている。

サイドライン際で相手DFをちぎったドリブルが印象的だった屋敷くん。屋敷くんも出場機会を増やすたびにやれることが増えている印象。サイズ感的にも司がグングン伸びてきた時の印象と重なる。クラブは早くトップ昇格を正式に発表してください。


両翼もとても良かった。このチームのビルドアップが良くない時はしわ寄せの最後としてサイドで詰まってしまうので、WBのところでボールをロストすることが多い。だから新加入のサイドの選手は本当に難しいと思うし、実際に福森も黒﨑も最初はどうしていいか分からずにボールを捨ててしまうことが多かった。ただこの試合では福森は中の選手を使いながら、黒﨑は面白いタイミングで縦に仕掛けたりと持ち味が出せるところまでに馴染んできていると思う。新戦力として怜さんと香川で固まりそうになっている両翼のレギュラー争いに風穴を開けてほしい。



投入直後から立て続けに決定機に絡んだ藤本。あそこで決められるようならリーグ戦のレギュラーも見えてくるし、藤本なら決めきれると思うからもっと期待したい。学生の頃から思っていたけど、相手を背負ってから入れ替わるのが本当にうまい。もうここまで完全に入れ替わると藤田としてはCKに逃げるかファールかしかない。

そしてプロデビューとなった宇津元くん。試合展開がもうごちゃごちゃしていたからほぼボールを触ることなく終わってしまった。ひとまずプロのピッチに立ててホッとしていると思うから、入団までは大学サッカーでさらに成長してきてほしい。単なる巡り合わせだけど、最近は弓場、屋敷、宇津元とプロデビューの現場に居合わせることが出来てちょっと嬉しい。




キャプテンはお互いに長谷川。

一部の地域では緊急事態宣言が出ている状況ではあったけど、いつも通りに感染対策をしながら遠征をしてきた。行きは伊丹空港から空路で、帰りは大分駅から鉄路。この写真は朝8時半ごろの伊丹空港。GWの伊丹空港でこの状態、自分が乗った大分行きは乗客全部で14人。ちなみに到着した10時頃の大分空港は伊丹空港より遥かに混雑していた。もう政府や自治体が主導するコロナ対策は意味がないと思っているので、無観客にされない限りは自分で感染対策をして遠征にはどんどん行きたいと思っている。半年ぶりのホームだったけど、やっぱりスタジアムで観るサッカーは本当に楽しい。
コメントありがとうございます。
褒められてるってことでいいんですかね。今後もよろしくお願いします。