Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

評価に値する勝ち点1も状況が許してくれない(33節徳島戦)

2021-10-23 22:02:18 | マッチレポート21'

とりあえず昨日の記事と見た目を揃えるために「いのたに」のラーメン画像で始めます。昨晩和歌山で井出商店のラーメン食べてから14時間後には海を渡って徳島でいのたに食べていました。まだお昼まで1時間近くあるのにもうほぼ満席で大人気でしたね。井出商店は久しぶりに食べてイマイチ感しかなかったけど、いのたには美味しかった。紀伊水道ラーメン戦争は徳島の圧勝。





悲しい時ぃー(悲しい時ぃー) 3連勝を逃した時ぃー(3連勝を逃した時ぃー)
何のお店なんでしょ?


正直に言って先制点を決められた時点で勝ち点を持ち帰れないことを覚悟していたので本当によく追いついたと思う。徳島は強風との折り合い方のうまさも含めて予想より遥かに強かった印象。というより仙台もしっかりと前線のメンバーが復帰してくると広島に勝っちゃうくらいだから弱かったのは先週だけでちょっと調子に乗り過ぎたなと少し反省。もう全部ひっくるめてどこが勝ってもおかしくないし、そういう意味では現時点で残留圏内まで勝ち点4差もあるうちはもう圧倒的に追い込まれているんだということを再認識。帰りのサービスエリアで飯を食いながら湘南戦の結果を見た時に、今週1週間の浮かれた気持ちからサーと血の気が引いていくように我に返っていくのが分かった。自力残留がないから当り前なんだけど残りのライバルクラブ全ての試合結果で状況が変わってくるところまで来ていて、明日清水が万が一川崎に勝つようなことがあると本当にマズいことになりそう。前節までの連勝で少し期待しちゃったところがあるから何か余計に恐くなってきたように思う。本当にハナクソほども役に立たない鳥栖とか今後一切のクラブ間交流を絶ってもいいくらいだよ。次節の横C戦も負けようもんならもうニータンも送り込まないし、気持ち悪ぃ鳥も送ってくんな。


ということで少し熱くなりました。湘南のアウェイゲームの時もそうだったけど風が強い環境でのゲームに弱いなという印象。普段ホームゲームで風が強いなんてことがないからなんだろうけど、前半に風上をうまく活かせていないにも関わらず、後半に風下になると如実にバタバタし始めてたもんな。まあこういうところも含めてアウェイゲームの難しさなんだろうけど、残り試合もアウェイゲームの方が多いから置かれている状況はやはり厳しい。徳島主将の岩尾が試合後に「今まで積み上げてきたものをないものにしてしまうような試合運びは寂しい」みたいなことを言っていたけど、さすがにキレイごとが過ぎるように思う。降格圏に沈むチームの主将が勝てなかったホームゲームの後であんなことを言ってサポーターは「そうだよね、J2から理想を求めてもう一回やろうぜ」とか言うんだろうか。個人的には小出が背走でバタついてCKを与えてしまったプレーとかもっと割り切ってクリアしてよかったと思うし、我々にも積み上げてきたものはあるけどそれでたどり着いているのが今の順位なんだからそれでいいはずがない。勝つためなら何だってやるべきだと思う。


勝つためなら何だってやるべきで言うと、ペレイラのCB起用は正直ギャンブルが過ぎると現場では思った。何せ天皇杯群馬戦でベンチから何度も指示を出された挙げ句に飲水タイムで完全に本業外の弓場とポジションチェンジさせられた現場を見ているので、まだ羽田を最終ラインに落としてボランチ起用の方がいいんじゃないかと思っていた。ところがいい縦パスも2つほど入れてたしけっこう落ち着いてやれていたように思う。ただそれ以上にこれはアリかもなと思ったのが「高さ」だ。長沢が190オーバー、エンリケ、ペレイラ、羽田が180オーバー、さらにCKで絶妙の動きを見せる呉屋までいるとセットプレーの期待感は相当上がる。実際に最後に呉屋がCKを勝ち取った時はこれはマジでくるんじゃないかと期待した。直前で垣田も下げていたし明らかにミスマッチが発生していた。まあ結果的には凌がれてしまったけど、根拠のない期待じゃなくて現実的に期待が持てるシチュエーションを自ら作り出せていたのは残り5試合に向けて好材料じゃないかなと思う。



スタジアムではゴールはほとんどどんな形か分からなかったけど、リプレイで見るといいゴールだね。北斗の鋭く曲がるクロスは守る側からすれば処理しにくかったと思う。何か北斗が一番長沢の使い方を分かっているような気がするな。そして也真人。シーズンを通してずっと頼もしい。もはや信頼感がユニ着て走ってゴール決めていると言っても過言ではない。残り1ヶ月とちょっと、とにかくケガだけはしないで。いま也真人が痛む姿ほど肝が冷える瞬間はない。



高木を含めて後ろが本当に安定してきた。最大の要因はしっかりと前の3人がボールホルダーを追って後ろのやることを限定してくれているのが効いていると思う。だから今後もそうそう大崩れすることはないんじゃないかと思うけど、攻撃とのバランスの部分は難しいところ。こうなると伊佐にかかる期待はかなり大きい。



今日のメンバーで直人のこと知ってるの伊佐、高木、刀根くらいしかいないとか移り変わりが激しすぎるよなぁ、やむを得ないんだろうけど。







スタジアム前の広場とかThe国体スタジアムとかここは本当に山形と印象がかぶる。





楽しそう。


次は4日後に天皇杯磐田戦。勝ち進んでも残留に何の影響も及ぼさないけど、せっかくここまでくじ運にも恵まれて上がってこれたので決勝まで行ってみたい。ただ試合にあまり意味がないかと言うとそうではないと思っていて、この天皇杯の後に組まれている福岡戦→ガンバ戦が今シーズン最後の連戦で中3日になっている。今日のスタメンが現状でのレギュラーなんだろうけど、この連戦を全く同じメンバーで乗り切るのは難しい。だからこの天皇杯は誰がやれるのかを見極めるのに貴重な実戦の機会だと位置付けて見たい。微妙な日程で遠いアウェイなので片野坂さんがどんなメンバーを連れてくるか全く予想がつかないんだけど、福井戦、群馬戦よりは少し厚めの層で臨むんじゃないかと予想している。リーグ戦はさっぱりなのに天皇杯は勝ち進んでいるの2013年感があって好ましくないけど、まあやるからには先に進みたい。
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