Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

真の「ミスター裏目」はどっちだ

2015-04-01 00:01:02 | トリニータ
まだ大丈夫だった。一晩寝たら、「よし、岐阜の前節観とこ」って思えたから、まだ大丈夫だ。


明日は岐阜との大一番。負けた方の監督が「ミスター裏目」を襲名だ。田坂さんは言うに及ばず、ラモス監督もなかなかの裏目っぷりだ。前節の金沢との試合では、前半決して良くはなかったけど、バランス良く試合を進めて少なくとも失点をしそうな雰囲気ではなかった。しかし裏目監督は後半開始から2枚替えで勝負に出る。中盤の底で試合を動かしてた宮さんを下げてルーキーを投入。さらに中盤の並びまで変えると、その並びを変えた中盤同士でのパス交換をかっさらわれてわずか3分で失点。それもそれが金沢がJ2で流れの中から奪った初めてのゴールという、裏目っぷり。その後もほとんど金沢ゴールを脅かすことが出来なかったので、いずれにしても勝ち点3を取ることは不可能だったとは思うけど、やりようによっては勝ち点1は前半の出来から考えて十分にあった。

岐阜のサッカーの作り方は大まかには磐田と一緒。攻撃時にはCBの高木と深谷の間に宮さんが下がってきて、両SBを押し上げる。ただし両翼等しく攻撃に絡んでくるかというとそうでもなく、オーバーラップしてくるのは主に右の益山。益山のプレーを久しぶりにちゃんと見たけど、クロスの質がとても良くなってた。オレが知る益山は力任せにドーンと蹴り込むイメージだったから、あんないいクロッサーに成長してるとはね。ただし、駒野と同様、えぐりきらず、抜ききらずで上げさせておく分にはあまり恐くない。真ん中で待ってるのはこれまたモリシと似たタイプの難波。対岐阜用の練習をする時間はなかったかと思うけど、似た感じのチームとの対戦が続くのは連戦という点においてはラッキー。



連戦だけに選手起用もポイントになると思われる。岐阜は元大分組を中心にベテランが多いので、メンバーをいじってくる可能性は非常に高い。一方の大分は磐田戦で大きくメンバーをいじった。ただしそのメンバーは磐田戦専用メンバーとも言えるもので、果たしてあれがレギュラーなのかは判断がつかない。ただフレッシュさを注入するために何枚かは替えてくるんじゃないかな。まあ、いまの結果と順位じゃどんなメンバーを起用しようが、勝てなかったら何も評価されないだろうから、田坂さんにはそのつもりで臨んでほしいわ。

ちなみにその磐田戦専用メンバー。6日前に獲得が発表された永井を除くと全て昨年からいたメンバー。つまり、4節にして早くもシーズン前に獲得した選手が1人も先発していないという状態だったわけだ。特にうちの場合は出入りが激しい中でこの状態なわけだ。これは獲得してきた強化部の責任か、それを使いこなせない田坂さんの責任か、とても難しい問題。磐田戦に関しては特殊な選手起用だったというエクスキューズは通用すると思うので、チームがボロボロになっちゃう前に新加入選手には意地を見せてほしい。



裏目に出ようが、何しようが、勝ちゃいいわけだ。優勝目指してんだから。理想を語ろうが、言い訳をしようが、勝たなきゃいけないわけだ。降格するわけにいかないんだから。

「一つ」勝たなきゃ何も始まらないし、「一つ」勝てなきゃ何かをしないと。

そういう試合だと思いますよ、岐阜戦は。
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