Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

前進×全心×全身×全信

2014-12-15 01:16:23 | トリニータ

プレミアリーグ参入戦の応援に広島まで出撃。トップチームがオフになってからまさか遠征するとは思っていなかったから、普段の遠征以上に楽しかった。参入戦を観に行ったのは、2年前の昌也が所属してたJFAアカデミーの試合以来。

当初の日程であった土曜日開催だったら、子どもの幼稚園行事があったので、行けなかった。でも雪の影響で1日順延になり、日曜なら行けると、数時間で諸々を調整して行ける段取りをした。広島空港に降り立って、バスで移動し始めた時はまだガンガン雪が降ってたし、こりゃ今日も出来ないかもと少し覚悟はしたけど、山を下りていくにつれて天気が良くなり、何とか開催となった。



会場はビッグアーチ横の補助グラウンド。結局試合中もずっと雪が舞ってた。ビッグアーチは箱自体はそんなに悪いスタジアムだとは思わないけど、広島の関係者が街中にスタジアムを作りたがるのが何となく分かるような気もする。



対戦相手はプリンス北海道チャンピオンの北海道大谷室蘭高校。最近は室蘭大谷って言わないんだね。選手権でおなじみのユニフォームを見てちょっと「おぉ」ってなった。雪が舞う今日のコンディションは北国育ちの室蘭に有利だったと思うけど、この写真の通り、試合前にベンチコートも着ず、ほとんどの選手が半袖だったことに驚かされた。






Jユースカップで惜しくも敗退した今季のチームはこの大会が本当の最後。来季のチームに財産としてプレミア昇格を残せるかという本当に大事な試合で、選手たちの気合いは手にとるように分かった。



見ていて本当に安心感のあるダブルボランチ。この二人がボールに絡むとワクワクする。







今日は前線で走りまくってた坂井くん。先月よりもコンディションが上がってるように感じた。この大会が終われば、すぐにトップチームが始動するから、是非ともトップゴンディションで臨んでレギュラーを脅かすような存在になってほしい。



Jユースカップでは負傷退場で悔しい思いをした佐藤くん。今日はフル出場で完封勝利に貢献。佐藤くんはハイボールにいつもいい体勢で競り合えてる。あれはきっと落下地点を読むセンスに長けてるんだろうなと思う。窮屈な姿勢じゃなく、しっかりとはね返せてるのが印象的。



センターフォワードからセンターバックという田坂さんもビックリのコンバートを試合中でもスッとこなしてしまう岩田くん、マジスーパーマン。







前半はやや大分が押し気味だったものの、ほぼ五分。後半はスタートから押し込むも、坂井くんの決定機が立て続けに2回決まらなかった時は嫌な空気になりかけた。


その直後、そんな空気を吹き飛ばすかのように炸裂した右SB山くんのマイコンばりのスーペルゴラッソ!!山くんは前半からスピード感溢れるオーバーラップでチャンスに何度も絡んでて、後半は目の前にくるし楽しみだなと思ってた。坂井くんや鷺原くんをうまく使っていいクロスを2回ほど上げてて得点に絡みそうな雰囲気は醸し出しまくってはいたけど、まさかあんなゴラッソを自らぶち込むとは!







写真見てて思うのは、姫野くんって本当にいい表情する。プロになる選手としては大事な素養だと思う。


前半終了間際の竹中くんのグッセー2連発で相手に流れを渡さなかったことで後半開始からのいい流れが出来たと思う。押し込まれて苦しい中、CKのハイボールをしっかりキャッチ出来る強さと高さがあって、流れを切ってくれるのも本当に助かった。


タイトルの「前進×全心×全身×全信」は決勝ゴールを決めた山くん自身が2日ほど前にtwitterでつぶやいてた言葉。前の2つはもちろんトップチームの今季のスローガンなわけだけど、そこに2つの言葉が追加されてる。ボールが出てくると全員を信じて、全身全霊で前のスペースへと駆け出す。本当にこの言葉通りのプレーがあのゴールを呼び込んできたと思ったよ。

さあ、あと一つ。さすがに明日は応援には行けないけど、必ず吉報が届くと信じてます。

前進×全心×全身×全信で頑張れ、大分トリニータU18!!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2014J1昇格プレーオフ決勝 | トップ | 福森直也、インカレは準優勝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

トリニータ」カテゴリの最新記事