Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

先頭集団に食らいついて平和島に到達

2012-06-23 02:14:28 | トリニータ
北九州戦プレビューです。平和島とはコースが変わる前の東京国際マラソンの折り返し地点。実家が近かったからよく平和島近辺の沿道に応援に行った。

いよいよ前半戦最終戦。これで一巡目は終了。オーラスの相手はクラブ創設以来勝ったことのない、そういう意味では千葉以上に相性の悪いとも言えるギラヴァンツ北九州。前節の熊本-北九州を録画でチェックしました。この試合のスコアは2-2のドローだったんだけど、圧倒的に熊本が押していて、北九州は正直勝ち点1を拾った感のある試合だった。この試合を観た中からいくつかポイントになりそうなことを書こうと思う。ただ大前提として連戦の最終戦だったために北九州の体が重かったかもしれないという可能性があり、それが1週間休めた今節に見違えるような動きを見せるかもしれないということは心に留めておかなければならない。

まず北九州といえば、激しいフィジカルコンタクト。やり過ぎの感は否めず、好意的に受け入れることの出来ない類の特徴ではあるけれど、熊本戦を観る限り、そのガツガツとした肉弾戦は鳴りを潜めていた。厳しいプレッシングをかいくぐることがなかなか出来ない大分にとってあれくらいの当たりに終始してくれれば、かなり思い通りに試合を進めることが出来るんじゃないかなと思う。

前節の試合後に熊本の高木監督は北九州のSBの裏が狙いどころだというコメントをしていて、これは試合を観ると本当にその通りでびっくりする。北九州の基本フォーメーションは4バックににもかかわらず、なぜか熊本が攻撃に転じた際に北九州の両SBがお留守になっていることが多い。これは何度かそのシーンを観返してみると、熊本の3トップの両ワイド(武富、五領)にそれぞれマーカーとして付いていたSBがFWが中に動いていくのに付いていってしまっているためにそういう現象が起きているようだ。決めごとなのかは不明だけど、北九州の最終ラインは選手の受け渡しがあまりうまくないとお見受けした。まあ、でもさすがにオレでも分かるような初歩的なことは修正してくると思うから、そうそう自由に侵入していくことは出来なそうだ。この日は長野選手とキローラン木鈴選手がCBでコンビを組んでいたけど、今節は出場停止から小森田選手が戻ってくるので、組合せは変わる可能性が高いと思う。それにしてもあのコモがCBですってよ、ベルガーさん。

選手個人で見ていくと怖いのは端戸(はなと)選手。今年横浜から移籍してきたヤングプレーヤーだけど、速攻の起点になったりとスピードがある上にパサーとしてのセンスも良さそうだ。キャプテンの木村選手のプレースキックもうちの伝説さんとまでは言わないけど、いい球筋でスピードのあるボールを入れてきて得点に直結しそうな雰囲気がある。

一方、大分側から見るとどうか。上記の通り、引き続き北九州のSBに穴があるとすれば、現在モリシを中心に多用しているサイドチェンジが有効なんじゃないかなと思う。さらに1列目の選手やWBが作ってくれるであろうSBの裏側のスペースに土岐田や伝説さんが飛び出していけるかもポイントになってくると思う。エルゴラのスタメン予想は西→ジョンハン、さらにジョンヒョンはスタメン継続となっている。個人的にはヤスを使ってほしいという願望はあるんだけど、かと言って今のスタメン層にそこまで外していいと思う選手も見当たらず、悩ましいというか、嬉しい悲鳴というか。田坂さんも毎試合相当悩んでるんだろうなと思う。

さ、今季2度目の4連勝へのチャレンジ。前回はアウェイ甲府で連勝を止められたけど、今回はどうなるか。4連勝したいな。4連勝って響きがいいな。来週の今頃には5連勝がどうのとか言ってたいな。これだけ「連勝」って言葉を並べたから連勝を継続出来るでしょ。4連勝、4試合連続完封のおまけ付きでお願いしゃーーっす!!

日曜日、本城行くで。雨らしいけど。
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