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四十にして惑う、それがトリニータ。

記念すべき明治安田生命J3リーグ開幕

2014-03-09 23:23:30 | トリニータ
いよいよ明治安田生命J3リーグが開幕。試験的な取り組みがあったり、ロゴが違ったりと純粋に3部リーグという感じはしないんだけど、とにかくJ3の火ぶたは切って落とされた。




記念すべき開幕戦は長野-福島@西が丘をチョイス。ここ5年ほど長野は定期的に観察してるけど、ホーム開幕戦が運良くご近所開催だったため、観戦出来た。新しいものが始まる高揚感みたいなものが感じられて、雰囲気もとても良かった。


この日の動員。同日に開催されたJ2の群馬や長崎よりも多い。それもホームタウンから約200km離れた場所で開催されたにもかかわらず。去年南長野に行った時にも感じたけど、長野のサポーターも確実に増えてきていて、クラブの総合力が上がってきていると感じる。もともとサッカーはいつでも強い印象のあるクラブだけに、新スタジアムが出来上がったら、松本と切磋琢磨しながら、一気に駆け上がってきそうだと前から思ってる。


個人的に長野と言えば大橋。地域リーグで初めて見た時からずっと出てる。今季同じポジションに大型補強があったにもかかわらず、開幕スタメンは譲らなかった。それともう一人のボランチである有永。今日初めて認識した選手だけど、この選手もなかなかいい。国見出身らしいんだけど、大橋とのバランスが抜群で、長野の組織的守備のまさに中枢という感じだった。


その大型補強の伊東テルは途中出場。今年40歳になる大ベテランもまだまだ健在。


シンプルながらも、伝えたいことはきっちりと伝わる秀逸なゲーフラ。


シーズン前に100万円を寄付したという大空翼への感謝幕。オレもBIGが当たったら「岬太郎」名義でトリニータに寄付しよ。





そして両監督。美濃部さんについてはもう既にその仕事っぷりに安定感があるんだけど、栗原監督は新人監督だけにこれから福島ユナイテッドがどうなっていくかを注視していきたい。試合中のアクションは控えめ。美濃部さんがオーバーなだけかもしれないけど。そう言えば美濃部さん最近テクニカルエリアで小銭拾ってないのかな。


福島ユナイテッドの試合を観たのは初めて。そんなに悪いとは思わなかったけど、特にディフェンス面での長野の完成度が高過ぎてやりたいことを出す前に負けてしまったような印象。盛岡や秋田との東北ダービーを是非とも盛り上げてほしい。


この選手が大分出身で、今季JFAアカデミーから湘南に加入後即福島に修行に出された安東輝。途中出場だった。チームが劣勢だったからインパクトの残るプレーは出せず。提携クラブということで、長崎まで行けなかったと思われる湘南サポもチラホラと見かけた。


ということで試合は長野が1-0で勝利。まさに点差以上の内容での勝利でさすがは昨季JFLチャンピオンというサッカーだった。J2経験クラブである町田や鳥取を抑えて優勝候補筆頭なのが納得の出来だった。初代J3チャンピオンの座は長野を中心に戦いが繰り広げられるのは間違いなさそう。


先ほど、スカパーのJ3ハイライトを観た。J1にもJ2にも負けない熱戦が繰り広げられてた。とりぎんのアウェイゴール裏に5人ほどいた盛岡の猛者サポとか、MCのライセンス井本もいじってたけど『行ける』ゲーフラ出してた相模原サポとか、クラブもスタジアムも広がったことで楽しみ方が色々と増えると思う。全体を見渡せば、クラブ数が増えて大変なこともあると思うけど、個人的には3部リーグ創設は大歓迎なので、今季はJ3も楽しんで行きたいと思えた開幕戦観戦だった。
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