今シーズンの自分にとっての大分トリニータのシーズンはもうこれで終ったかなと今日の試合を観ていて感じた。43分のドゥドゥのシュートシーンで「入れ!」とまでは言わないけど、「入ればいいのに」くらいは明確に気持ちの中にあった。その直前のプレーでペレイラがいつものペレイラをやらかしやがって作られた決定機。先週の試合でもペレイラがやらかしやがっているにも関わらず、何も考えずにスタメンで使ってしまうおとぼけ下平がこれで気が付けばいいんだよくらいに思っていたので、もう今シーズンはいいかなという気持ち。現地観戦もよくてあと2試合くらいしか行けないし、2010年の経営危機から再び買い始めたシーズンパスも今シーズンついに初の全欠見込みだし、もういいかなと。ペレイラのプレースタイルはハッキリと嫌いなので、ペレイラが使われ続ける限りはもう適当に観るくらいでちょうどいいかな。
ホームでの町田戦では深津のところを破り続けて前半のうちに試合を決めてしまったわけだけど、多分その成功体験から前半は大分の左サイド偏重と言っていいくらいに左からばかり攻めた。残念ながら深津のところで1対1を作り出すことがあまり出来なかったためホームでの再現とはならなかったわけだけど、狙いとしては良かったと思う。今日は三竿が抜群だった。藤本と組んでも、奎汰と組んでも特に攻撃の局面では効果的に何度も何度もファイナルサードに侵入していった。
その藤本。今日もいつもの前弁慶の藤本だった。攻撃では荒ぶるのに、守備では借りてきた猫のようになる藤本のために「前弁慶」という言葉を作ってあげた。イエローをもらってしまった2つのプレー。どちらも対面の選手に飛び込んでかわされて足が入ってファールというプレー。「守備頑張んなきゃ、守備頑張んなきゃ」という意識が強いんだろうなというのが痛いくらいに伝わってくるプレーだけに何とかしてあげたいなと思うけど、もう自分で何とかするしかないんだよ。毎試合ハットトリック決めれば守備が今の水準でも誰も何も言わないよ。どっちに進むかは藤本次第。
そして奎汰。復帰戦の前節も良かったけど、今日も良かった。迷いなく前に出ていけるのが良化の何よりの証拠かな。61分の抜け出しとかすごく良かった。ただ2試合連続での決定機逸はもう看過出来ない。奎汰が決めきれないことで試合結果に甚大な影響を及ぼしていることを肝に銘じるべし。良くなっているだけに厳しく言いたい。
町田の大分対策は前からはそこそこのプレッシャーでいいけどアンカーにボールが入った時に絶対に前を向かせないという約束事があったように思う。DF3枚+北斗でボールを握ってもプレッシャーが緩いからアンカーの位置に立つ羽田まではボールが入る。ただ大体10平戸太貴がピタッと背後にいるためアンカーがターンで前を向けることはほとんどなかった。逆に後半には後ろを向いたまま無理にダイレクトではたこうとして引っかけられて大ピンチを招いていたので、対策はそこそこ効果的だったんじゃないだろうか。
「オレは頭より左足がすごいから」と前々から言い切っていたサムエル。その言葉がウソじゃなかったことを証明するような豪快なサムエル砲がついに炸裂した。プラスして今の大分のボランチ陣だとネットしか出せないだろうなっていう縦パスも見事だった。ちょっとオフサイドっぽかったけど、2人の規格外のプレーで何とか同点に追いつくことが出来た。シーズン前に期待していた姿のネットとサムエルがやっと見られたのが8月に入ってというところがこのチームが今シーズンいかにダメかということを表していると思うよ。サムエルもネットも素晴らしかったけど、時既に遅し感が強すぎる。
現実的にも難しいと思うし今シーズンは昇格出来なくてももう全然いいと思い始めてるけど、このままだと来シーズンもおとぼけ下平がいそうだなと思うとそっちの方が暗い気持ちになる。百歩譲って勝てないのを許容したとしても、「J1復帰」とか「連勝が止まらなくなる」とか自ら上げたハードルを全然クリア出来ないみたいな自己分析能力の低さまでは受け入れられるわけないだろ。おとぼけにも程があるんだよ。早よ、ペレイラ教育しろ。
ホームでの町田戦では深津のところを破り続けて前半のうちに試合を決めてしまったわけだけど、多分その成功体験から前半は大分の左サイド偏重と言っていいくらいに左からばかり攻めた。残念ながら深津のところで1対1を作り出すことがあまり出来なかったためホームでの再現とはならなかったわけだけど、狙いとしては良かったと思う。今日は三竿が抜群だった。藤本と組んでも、奎汰と組んでも特に攻撃の局面では効果的に何度も何度もファイナルサードに侵入していった。
その藤本。今日もいつもの前弁慶の藤本だった。攻撃では荒ぶるのに、守備では借りてきた猫のようになる藤本のために「前弁慶」という言葉を作ってあげた。イエローをもらってしまった2つのプレー。どちらも対面の選手に飛び込んでかわされて足が入ってファールというプレー。「守備頑張んなきゃ、守備頑張んなきゃ」という意識が強いんだろうなというのが痛いくらいに伝わってくるプレーだけに何とかしてあげたいなと思うけど、もう自分で何とかするしかないんだよ。毎試合ハットトリック決めれば守備が今の水準でも誰も何も言わないよ。どっちに進むかは藤本次第。
そして奎汰。復帰戦の前節も良かったけど、今日も良かった。迷いなく前に出ていけるのが良化の何よりの証拠かな。61分の抜け出しとかすごく良かった。ただ2試合連続での決定機逸はもう看過出来ない。奎汰が決めきれないことで試合結果に甚大な影響を及ぼしていることを肝に銘じるべし。良くなっているだけに厳しく言いたい。
町田の大分対策は前からはそこそこのプレッシャーでいいけどアンカーにボールが入った時に絶対に前を向かせないという約束事があったように思う。DF3枚+北斗でボールを握ってもプレッシャーが緩いからアンカーの位置に立つ羽田まではボールが入る。ただ大体10平戸太貴がピタッと背後にいるためアンカーがターンで前を向けることはほとんどなかった。逆に後半には後ろを向いたまま無理にダイレクトではたこうとして引っかけられて大ピンチを招いていたので、対策はそこそこ効果的だったんじゃないだろうか。
「オレは頭より左足がすごいから」と前々から言い切っていたサムエル。その言葉がウソじゃなかったことを証明するような豪快なサムエル砲がついに炸裂した。プラスして今の大分のボランチ陣だとネットしか出せないだろうなっていう縦パスも見事だった。ちょっとオフサイドっぽかったけど、2人の規格外のプレーで何とか同点に追いつくことが出来た。シーズン前に期待していた姿のネットとサムエルがやっと見られたのが8月に入ってというところがこのチームが今シーズンいかにダメかということを表していると思うよ。サムエルもネットも素晴らしかったけど、時既に遅し感が強すぎる。
現実的にも難しいと思うし今シーズンは昇格出来なくてももう全然いいと思い始めてるけど、このままだと来シーズンもおとぼけ下平がいそうだなと思うとそっちの方が暗い気持ちになる。百歩譲って勝てないのを許容したとしても、「J1復帰」とか「連勝が止まらなくなる」とか自ら上げたハードルを全然クリア出来ないみたいな自己分析能力の低さまでは受け入れられるわけないだろ。おとぼけにも程があるんだよ。早よ、ペレイラ教育しろ。