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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

全然ダメ(22節広島戦)

2013-08-25 18:44:40 | マッチレポート13’
甲府が勝ってしまった以上、この試合の結果では全然ダメだったと言わざるを得ない現状が悲しい。田坂さんが短期的な目安として置いた「残り10試合で15位と勝ち点6差」という目標。今節が終わって15位甲府との勝ち点差が11になったので、残された道は名古屋戦、清水戦の連勝(かつ甲府が連敗、さらに湘南が勝ち点を最低1つ以上落とすこと)という途方もない条件を突き付けられたことになる。今シーズン勝率が4.5%のチームが残り2試合を勝率100%でいくことがどれほど難易度が高いかは小学生でも分かる。諦めはしないけど、残留という目標は今節の結果を持って、大きく遠のいたと言わざるを得ない。


現実から目を逸らして、「いい試合だった」ってオレだって言いたい。


多分前半3分頃のプレーだったと思うけど、いきなり押し込まれた後、自陣左サイド奥で奪取したボールを蹴り出さずに土岐田と木村が丁寧に我慢強くボールを繋いで、攻撃に転じたシーンがあった。推測に過ぎないけど、あそこをポイントとして広島がうちのことをある意味で認めてくれたような気がした。「あ、こいつらやれるようになってんな」みたいな感じで。その結果、試合は「間合い地獄」の様相を呈してくる。前半は大分の試合としては本当に異質な内容だったと思う。お互いに攻めた後のリスク管理を重視するあまりに手が出せない。極真のフランシスコ・フィリォが初めてK1に参戦した時の試合をふと思い出した。あそこでしっかりと繋げてなければ、広島はイケイケ状態で突っ込んできたでしょう。ホームとはいえ、王者広島とがっぷりに組み合えたことこそ成長だと思う。素晴らしい前半だった。後半はある意味で予想通りで、グロッキー寸前だった王者を仕留めきれなかったことが悔やまれる。

悔やまれる結果になった要因の一つに選手起用がある。前日から2列目のスタメンが西から丸谷に変わるという予想がされてた。スカパーもエルゴラも同じだったので、間違いないんだろうとは思ってたけど、同時に「何でまた」という思いもあった。3-5-2でやってる時も、3-4-3でやってる時も、今シーズンは西を起用してうまくいかなくて丸谷に変わるということが何度もあった。それも一度や二度じゃないんだから、もうさすがにいい加減にしてよとハッキリと思った。広島は丸谷の古巣だからという配慮もあったかもしれない。でもそんな温情でスタメンで起用出来る状態のチームじゃないことは明白。残念ながらその丸谷は(個人的には予想通り)全くいいところがなく交代された。広島から明確にボール奪取のポイントとして狙われて、ロストを繰り返した。昌也の出色のパフォーマンスは予想を完全に超えてた。でもそれを差し引いても、田坂さんの起用ミスがこの試合の結果に影響したことは間違いない。

繰り返すけど、「いい試合だった」って言いたい。でもそれが言えたのは中断明けの4試合までぐらいのことで、この段階で「いい試合だった」って言うのは実質残留に対して白旗をあげているのと同じことだ。



周作がスタジアムを周回した時のスタジアムの雰囲気の良さは言葉では表せないものがあったね。周作にとって大分が、大分にとって周作が、特別な存在であることをあらためて感じた瞬間だった。


広島側の粋な幕。


キックオフ前の所作も変わらず。


でも本当に当たり前のことだけど、どれだけ周作の名前を呼ぼうが、周作は紫のかたまりに向かって走っていくし、昌也の渾身のシュートも無慈悲に弾き出すんだ。ノスタルジックな気持ちになるのは試合後の一瞬だけで十分。


合同新聞サンクスデーの不敗神話は継続。この状況でも継続出来た運の強さはなかなかのもの。それにしてもこの副社長の独特の語り口とこの眼差し。普通じゃない感じするよね。


花火はホームゴール裏からは見えず。この写真もビジョンに映し出されたのを写した。ホーム側が見えなくてもお客さまであるアウェイ側に見せてあげる。さすがは「おもてなCity・おおいた」。でも浦和のしょぼい花火に比べたらずっと立派だった。




トップチームの試合前にはユースの試合を観た。個人的にはユースの試合を観るのは好きなんだけど、トップチームみたいに関東方面までの遠征もそんなにないから観る機会もあんまりないんだよね。出来れば最低年イチは観たいもんです。この日はプリンスリーグの神村学園戦。神村学園はここまで9戦8勝でリーグ首位。試合前は実力差があるのかなと思ってたんだけど、ところがどっこい。トリニータはSBがガンガン上がるスタイルでどんどんゴールに迫る。結局試合は1-0でトリニータが勝ったんだけど、4-0くらいが妥当な内容。神村のGKがスーパーセーブ連発で1点止まりだったけど、90分を通して、トリニータが圧倒。正直神村は主力が来てないんじゃないかなと思うくらいにトリニータは強かった。そして何よりサッカーが面白い。この試合を観て、ユースっ子たちから勇気をもらって大銀ドームへと向かったのでしたが・・。




この試合でオレの視線をクギ付けにしたのが、ボランチの岩武くん。特筆すべきはその落ち着き。寄せられても一切慌てず、ボールをさばく姿はまるで「ユースの梶山」。もちろんまだ相手に対して脅威になるような武器は見せられてはいないものの、もう一皮むければ面白い選手になりそう。何よりもその風貌からは想像出来ないけど、まだ2年生。




ちなみにボランチの相棒の姫野くんもなかなか面白い。身長は低くて同じく2年生なんだけど、ハンタータイプの狙ったボールを奪いにいく姿勢がいい。


この日のようなサッカーが出来れば、プリンスリーグの順位もどんどん上がっていくだろうし、Jユースカップも決勝トーナメントまで行けるとは思うけど、そううまくいかないのが育成年代の難しいところなんだよね。


強化部のお二人もフル観戦。具体的に見ておきたい選手がいたのかな。あと後藤くんも来てたね。


ということでこの日はトリニータに関する試合を2試合続けて観た。躍動するユースチームと苦悩するトップチーム。フットボールクラブにとって一番大事なことって何だろうなんてことを考えた。ここまで勝てないなら昇格なんてしなきゃ良かったなんてことは絶対に思わないけど、本当に昇格するタイミングだったのだろうかということはよく考える。09年を教訓にするのなら、残留or降格が決まる前に目指すべき方向性を打ち出すことも重要なんじゃないだろうかとも思う。降格しても理想のサッカーを追求することはシーズン中は夢中になれるからいい。でも祭りが終わった後の虚しさが尋常じゃないこともよく分かってるし、何よりも継続性がなければ、こだわり続けてきたことが何の意味も持たなくなってしまうことも経験で知っている。ただそういうことを冷静に判断出来る、もしくはすべき人が大分トリニータや大分フットボールクラブにはいないのかなと思う。残留が最優先であることは揺らがない。その上でいま大きな岐路に立たされてると感じる。全てはここからの2戦次第。将来なんて言うと大袈裟だから、大分の中期的な未来を賭けた2戦ってことにしておく。2連勝することは奇跡に等しいけど、もう奇跡を起こすしかないんだから。


(ま、その奇跡を起こすことがそもそもスタートラインで、そこからが本当の勝負なんだけどね。)
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気持ち、メンタル、心理(21節浦和戦)

2013-08-18 00:12:11 | マッチレポート13’
3-0から3-4になった試合を観たのは人生で初めてかな。ミラン-リバプールのCL決勝でさえ、ひっくり返すところまではいかなかったもんな。そもそも1試合で4ゴールも出来るチームは続けて3失点とかなかなかしないし、1試合で4失点もするチームは続けて3ゴールとかなかなか出来ないもん。滅多にお目にかかれる試合じゃなかったってことだ。出来れば反対の立場で観たかったけど。

1点返されたあたりからの「また負けるかも」って精神状態が敗因だよ。もうサッカーの内容じゃない。内容が良くないチームだったらまぐれでも3点はなかなか取れない。過去は振り返っても仕方ないけど、ここまでの状態になっちゃう前に結果論でも運でも何でもいいから、もうちょっとだけみんなで成功体験を積めてたらなと思わずにはいられない。もうそれって完全に集団心理だから、監督も選手も責める気になれない。

人のことばっか言ってるけど、自分もそう。ミスチルの「しるし」って曲の中に「『半信半疑=傷つかないための予防線』を今、微妙なニュアンスで君は示そうとしている」っていう歌詞があるんだけど、今のオレのトリニータに対する接し方がまさにこれ。信じたいけど、もう傷つくのに疲れたから微妙な立ち位置をずっと続けてる。だから3点差からたったの1点取られただけなのに信じられなくなっちゃう。もっと言うと、今までなら気が狂いそうなほど悔しい負け方をしても、淡々としてる。根は深い。

夏までの結果ならJ史上最弱だった2009年シーズンの大分トリニータも第20節の名古屋戦で劇的な勝利を収めて、勝ち点10に到達してるので、2013年シーズンの大分トリニータは第21節終了時点でも勝ち点9なので、J史上最弱を更新中。ただ感覚的にまだ諦めきれんなーと思って調べてみたのが以下。第21節終了時点での残留圏内である15位チームの勝ち点。


2013年  18
2012年  21
2011年  23
2010年  21
2009年  23
2008年  25
2007年  21
2006年  22
2005年  22


そう、つまり今季はうちだけレベルが低いんじゃなくて、ボトム5が完全に取り残されてるってことだ。大分トリニータが18位としてJ史上最弱なだけじゃなく、ヴァンフォーレ甲府も15位としてJ史上最弱だってことだ。実力だけじゃなく、ここまで本当に運がなかったと思ってきたけど、ここだけは神様がラストチャンスを残しておいてくれたと思って最後まであがくかね。ジュビロに勝ち点差2で最後までついていけば、最終節大逆転があるってことだからね。

結果は出てないかもしれないけど、サッカーの内容が面白くなってきてることは事実だよ。今日の3ゴールも結果的にはセットプレー2発と相手の緩慢なディフェンスからだったかもしれないけど、そこに至るまでの過程は良かったと思うよ。攻め込んだ上での3発だった。だからなおさらにチームが自信を持てるような結果が欲しかったんだけどね。

まあでも、心は完全に折れてますよ、ポッキリとね。今週末の広島戦と来週末の清水戦の週末連続ホームは中断前にこの頃までには絶対に巻き返してくれていると信じて、奥さまとのハードネゴシエーションの上、勝ち取った遠征だったはずなんだけど、今はもう全然気乗りがしない。休暇中だし、プリンスリーグもあるし、周作も来るから広島戦は行こうと思ってるけど、そこで結果が伴わなかったから正直清水戦はキャンセル料払ってでも行くのやめようかなって思ってる。



徐々に遠くなる浦和サポが歌う「Sailing」を背中に、人間の気持ちって不思議だななんてことをぼんやりと考えながら、トボトボと埼スタをあとにした。そんな夏休み初日の夜。






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梶山は救世主なのか?(20節柏戦)

2013-08-10 23:59:39 | マッチレポート13’
ビルドアップ時に最終ラインから中盤の底に位置する梶山に直接入るパスが増えたことだけでも、梶山加入の効果はあったと言っていいと思う。ただ今後「救世主」になり得るかと言われれば、まだ今日の試合だけじゃ判断出来ない。確かに今までの大分の中盤だったら出さなかっただろうなという縦パスも何本か見せたし、可能性は感じたけど、やっぱりまだ合流してわずか。本人も言うようにこれからコンディションを上げて、もっと周囲と息が合ってくれば、十分に「救世主」になり得るとは思った。

最大の効果だと思うのは、「安心出来る預けどころ」じゃないだろうか。梶山に渡しておけば大丈夫っていう心の拠り所があるだけで、周囲のプレーにも余裕が出来るし、能動的なサッカーが出来る。それがまさに「タメ」ってことだと思う。試合が始まるまではマンシャをアンカー気味に置いて、中盤に梶山が君臨するかなと思ってたんだけど、中盤の底にいて、最終ラインからのボールを引きだしてくれる役目を担ってくれるから、マンシャを前に行かせて梶山後ろの方がいいね。

残り試合数を考えれば、勝ち点1では十分だとは言えないわけだけど、今日の試合はとても良かったと思う。柏が明らかに走れていなかったけど、大銀ドームの蒸し暑さがそうさせたのであれば、それこそまさにホームアドバンテージだし、そういう試合を待ってた。新潟戦、横浜戦と、「さあ、ここからだ!」と思わせてくれた試合が今シーズンもいくつかあったけど、そこから波に乗れずにここまで来てしまった。もうそういう意味では浦和戦は超重要。ここでまたゼロからのやり直しを余儀なくされたら、もう本当に間に合わない。

その浦和戦では高松が出場停止。まあ、これだけ出続けてれば、出場停止は仕方ないと思うし、この暑い時期にベテランを休ませられるのはいいタイミングだったかもしれない。今日は交代の時にハムストリングあたりを押さえてたしね。で、当然その位置にはモリシが入るんだろうけど、今日のモリシのコンディションを見てれば問題なさそう。むしろ最後のビッグチャンスのシュートをきっちりと厳しいコースに飛ばせてたことから期待出来ると言っても過言じゃないでしょ。

今日くらいプレッシングが緩いということが前提にはなるけど、FWの選手があまり中盤まで下がってボールを引き出す必要がないから、むしろ前線にFWタイプを3枚並べても面白いなと今日の試合を観てて、思った。希望はモリシを真ん中にキジ、西。今日も左サイドでキジ十八番の寄せられてからの「粘り気のあるドリブル」で局面を打開してたし、西もタメとのコンビネーションでよく前を向けてた。西にちょっと注文をつけるとしたら、キジのようにライン裏への飛び出しをもっと意識してほしい。確かに前を向いてのドリブルが魅力だけど、今はそれだけに終始してしまって少し恐さがない。裏へ飛び出す意識をDFラインに見せておくことで、ドリブルにもっと破壊力が出るはずだ。

通算3度目、J1では初めての「大分総力戦」。観客動員は23,814人。直近でこれだけ勝ててないことを考えるとよく入った方じゃないだろうか。ゴールがなかったことは残念だけど、初めてだったり、久しぶりに観に来た人たちにとっても決してがっかりするような試合ではなかったと思うし、最後のFKの時の分厚い手拍子の波が押し寄せてくるような一体感はテレビで観てても、鳥肌立った。シーズンの最後にもっと痺れる状況で、あんな雰囲気を作り出せたら最高。


さーてと、浦和にどうやって勝つかな。
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絶望するには希望が必要(19節FC東京戦)

2013-08-04 01:06:34 | マッチレポート13’

信じて待っててくれたあなたに申し訳ない。後半シュートあったっけ?


試合開始後すぐはボールをじっくりと保持されて、これは苦しい時間が長そうだと思った矢先に鋭い出足のディフェンスで次々とボール奪取をしていって自力でペースを握り返したのは素晴らしかった。ワクワクするような展開からの攻撃も前半は多くて、これは何とか勝ち点取れるかもと思ってたんだけどね。。自らのパスミスから失点。勝負にいった縦パスとか、ゴール前でのワンタッチパスがズレるとか、そういうのは大歓迎なミスだと思うけど、あの類のミスは許されないよ。人間だからミスはするけどもさ、今この段階においては許されない類のミスだよ。勝てなくてチーム全体が自信を失いかけてる中で、あんな失点してたら普通のメンタル状態で試合進められないよ。

それでもその後もいつもの失点後のように押し込まれすぎることもなく、何とかやれてた。ハーフタイムから大分の選手たちはかなり早く戻ってきた。円陣を解いて、全員がポジションにつく頃に東京の選手がやっと出てくるくらいに大分の選手たちは早く出てきた。そんな様子を見て、気持ちは切り替わってそうだ、大丈夫そうだと思ってたんだけどね。。それからたったの20秒でPK献上だもんね。もう「出鼻をくじかれる」レベルの話じゃないよ。

チーム力が明らかに劣ってることを認めざるを得ない成績のチームが2点のビハインドを取られたらもう絶対に勝てないよ。絶対に。2点差になってからしばらくは追いつきたい相手のメンタルを砕くために、少しプレスの強度を上げて試合を硬直化させる。残り15分くらいになってきたら少し引き気味にしてスペースをなくす。適切にカードを切りながら、時間も稼ぐ。分かり切ってても、それを打ち破れないのが弱いチームなわけだからさ。やっぱり勝てないよ、あんな状況を自ら招いてるようでは。

ただ、タメをかばうようだけど、悪いのは田坂さんだとオレは思ってる。最近いわゆる「懲罰交代」が多い田坂さんだけど、真夏の中2日の試合で最も消耗度が激しいと思われるWBの選手を続けて起用して、その選手に精彩がなく失点に絡んで前半のうちに代えるなんてのは監督のミス以外の何物でもないよ。辻尾が普通に使える状態にあっただけに、なおのこと監督のミスだよ。ここは何度も言わせてもらうけど、田坂さん頑固すぎるよ。もう今シーズンの連戦もあと1回しかないから、今さら方針を変えてどうなるもんでもないし、そもそも変わってくれることに期待もしないけど。

ジョンヒョンについてはなぁ。。前半よくがんばってただけになぁ。。何とも言えんなぁ。。試合前の円陣からダッシュで飛び出してきたジョンヒョン見て、何か体デカくなった気がしたし、絶望的だった甲府戦の出来からどんどん良くなってるし、来年は主力級の選手として期待したい。交代で下がった時の話。東京のゴール裏あたりでピッチを出たジョンヒョンは小走り(ダラダラ帰る選手がほとんどだと思う)で大分ベンチまで帰ってきて、そのままベンチに座るかなと思ったら、テクニカルエリアの一番前まで出てる田坂さんのところまでわざわざ駆け寄って握手しにいってた。だから何だって話なんだけど、ちょっとかわいいなって思ったし、素直な子に伸びてほしいって心の底から思ったシーンだった。ちなみにこの段落だけは全てJ2降格前提で書いてます。

前半は確かにいい時間帯もあった。でもそれも全てぶっ飛んでしまうようなミスが、頻繁にそれも重要な局面で出てしまうんだから、サッカーを根っこから変える必要があったのかもしれないね、もう今となってはの話だし、それが分かればこんなに苦労しないって話だけど。つなぐ(ボールを能動的に動かす)意識を全て捨て去って、ひたすらに耐え忍ぶサッカーを見たいってどうしても思ってしまうよ、ここまでうまくいかないとね。

次節は総力戦。今季最悪のタイミングで総力戦が回ってきちゃうところにうちのクラブの「持ってなさ加減」が窺い知れるわけだけど、そんなこととは関係なく、いつものサポーター以外の人たちの多くの目に触れる機会だから無様な試合だけは出来ない。来年以降のことを考えたら、行政や企業にいいとこを少しでも見せておくことは絶対に必要。陳腐な言葉だけど、「意地」でも勝とう。


かつてはあんなに酷かった味スタの芝が素晴らしく変貌してた。ニュースで観た疾走する桐生くんの背景に映るため息をつきたくなるようなハゲたうちのピッチとは大違い。


まあでも、絶望はしてないよ。そもそも絶望するための希望すら、今のところ持ち合わせてないからね。本当はもっと出来たはずだけど、どこかで少しだけ道を間違えて修正出来ないままここまで来てしまったと思ってる。まずはその間違えてしまったポイントまで戻ろう。それだけでまず希望は持てると思うから。



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試合はまだ観てません(18節鳥栖戦)

2013-07-31 23:59:35 | マッチレポート13’
このブログを始めて7年目。生やテレビに関わらず、試合を全く観てない状態でマッチレポートを書くのは初めてです。月末の殺人的な忙しさに加えて、飲み会を終えて帰ってきた今、負けた試合を録画で観返すほどの余裕は心にも体にもない。

今日の試合はプレビューでも書いた通り、最低限が「結果」だった。さらに残留を現実的なものにするには「チームが変わったところ」までを見せる必要があると思ってた。試合を観てないから、「チームが変わった」のかどうかは分からないけど、最低限の結果のところがついてきてないので、あえてもうそこについて検証する必要もないのかなと。

TLを遡った限りでは、「く・た・ば・れ、アホの審判!」的なところがあったようだけど、今日の試合に限ってはそんなことまでを含めて結果を出す必要があったと思うから、そんなことを今さら言っても仕方ないかなと思う。ジャッジに結果を左右される試合を「運が悪かった」で片付けられないところまで負け続けてしまったわけだから。

まあでも、チームが存続してくれるなら、大分サポーターを辞めるわけじゃないから。昨シーズンだけでなく、田坂さん就任以降の2シーズンを必死に戦って、そのご褒美としてもらえたのが、今シーズンの34試合だと思ってるから、1試合も無駄にせず、全力で楽しみたい。10年ぶりにユアスタで戦うトリニータを楽しみにしてみたり、熊谷送りにした大宮をdisってみたり、優勝目前のクラブに勝ってみたりと全力でJ1を楽しみたい。

もう多くは望まない。思い切って目の前のサッカーだけを楽しもうよ、選手もサポーターも。
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二兎は追えない、あえてブレる(17節名古屋戦)

2013-07-17 23:08:49 | マッチレポート13’
結局この4連戦で奪えた勝ち点はたったの1。まあ降格だよ、普通なら。でも、よく分かんないけど周りが諦めさせてくれないから、もがけるだけはもがく。

「走る」。田坂さんの口から何度も発せられたこの言葉。弱くても走れれば何とかなるんじゃないかと本気で思ってたし、わずかな望みをそこに託してた。で、再開初戦のマリノス戦。そんな片鱗を見せてくれる試合だったから残留出来るかもって本気で思った。そこから3連敗。仙台、清水、名古屋、このチームには勝てんってチームあったかな?先制点奪われて、うまく時計回されて、終わりが見えてきたらスッと引かれてスペース消されて、もどかしいままタイムアップ。3試合ともそんな試合だった。つまり「走る」試合にすら出来てないってことだよ。

「走る」ともう一つ田坂さんがよく使う言葉に「ボールを動かす」という言葉がある。言うなれば、シーズンスタートから大分は「走る」と「ボールを動かす」の「二兎」を追ってきた。考え方や目指す方向性はいいと思うし、そんなチームにしてほしいと強く思う。でも始動からもう半年、17試合で勝ち点8という結果を見るまでもなくチーム作りは失敗した。もしかすると田坂さんが今の選手たちの能力を最大限に引き上げた結果が今の姿かもしれない。でもそれって限界を認めることだし、そんなことはしたくない。トレーニングの時間や選手のエネルギーという限りある要素をもっと違う方向、つまりはどちらかに集中させることで結果が今よりは向上してくるんじゃないかなと思ってる。個人的には「走る」方にシフトしてほしいし、それが現実的だと思う。


こういうことって一般的に言って、「ブレる」ってことだと思う。シーズン中にブレたクラブが降格していくのは歴史が物語ってるし、外国籍選手をとっかえひっかえしてる甲府が7連敗してることなんて最たる例だ。

それでもあえて、田坂さんには「ブレて」ほしい。だってもうこのままならずっと勝てないよ。

仙台戦の西→丸谷と木村→宮さん、今日の永芳→辻尾とか田坂さんが自らの選手起用をミスだと認めてるかのような選手交代も最近は多いと感じる。それって田坂さんが自信を持って選手を送り出せてないってことなんじゃないかな。今日の試合後のインタビューの「やり続けるだけ」って言葉の空虚感やここ最近の鋭さのない采配を見てたら、もう思い切って舵を切っていい頃だよ。ていうか、残された試合数を考えたら、やるならもうこのタイミングしかない。

幸いにもここで2週間の時間が取れる。全くやってきたことのないサッカーをやるわけじゃないし、実際に勝ててないわけだから弱者のサッカーに徹することを恥じる必要もなし。相手だって中途半端に組み合ってくるより、開き直って挑んでくる方が絶対に嫌なはずだ。今よりももっとゴールが取れなくなるっていう考え方もあると思うけど、そもそも1試合で1ゴールしか取れてないわけで、それよりも失点をコントロールする方が効果的なのは火を見るよりも明らか。だいたい今の戦力と弱ったメンタルを考えたら、先制点を取られた時点でほぼゲームオーバーだよ。

「目標を達成すること」は「志」よりも大切。「目標を達成し続けること」がいつしか「志」になる時が来ると信じてる。田坂さんの英断に期待。


マッチレポートと言いつつ、試合に全く触れてないことに今気付いた。

「個」の差ってよく言うけど、今日はそれ以前の問題のように感じた。

若狭の飛び込みが軽率なのか、ケネディの体の使い方がうまいのか、その判断もつかないくらいにあまりにもキレイに入れ替わられたケネディのターン。うちの奥さまは「何で玉田がフリーなんだ!」とお怒りだったけど、あの位置であそこまで完璧に前を向かれたら、もうカバーする選手はどうしようもないし、非はないよ。

今日の大分の左サイドの出来はもう見るに堪えなかった。特に懲罰交代気味に代えられた永芳はパスを止められない、パスを味方に渡せない、仕掛けられないとまさに「個」の差以前の問題だった。レギュラー選手の出場停止でフレッシュな控え選手に出番が回ってきてガムシャラにアピールしてほしいのに、こういう出来だとチームの底上げにならない。永芳は好きな選手だけど、今日のプレーにはさすがにちょっとガッカリした。

横浜戦のようにゴールをしても主導権を渡してしまう、今日のように主導権を握っててもゴールされると渡してしまう。勝ててないからそういうメンタルになっちゃうのは仕方ない気もするんだけど、もうそうなると繰り返しになるけど、なるべく長い時間スコアレスで試合を進めるような試合運びじゃないと勝ち点は積み重ねられない。セーブしてたとは思うけど、それを差し引いても前半の名古屋はひどかった。前半のうちに2点くらい取って試合を決めとかなきゃいけなかった。でもそれが出来ないんだから、何かを変えてかなきゃ。


大分のことだけを考えれば、もうとっくのとうに覚悟は決めたんだけど、冷静に周りを見渡すと、まだ人の気配がするし、姿は見えなくとも足跡はしっかりと残ってる。磐田が復調気味で抜けると予想すると、鳥栖、甲府、湘南、大分というあまりにも順当過ぎる面子でのサバイバルレースになった。うちは勝ち点6のビハインドがあるけど、次節はいきなり鳥栖との「6ポインター」だからね。ここで変われるようなら、まだまだ分からんよ。

ザック、他の試合はいいから28日の韓国戦だけは豊田を絶対に使ってくれやー!!豊田はタフだから、どんだけ酷使しても大丈夫だと思うぞー!!知らんけど。
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直視させられた現実(16節清水戦)

2013-07-14 02:30:42 | マッチレポート13’
全部個人的な意見なので悪しからず。

・再開からの4連戦をポイントとして位置付けていた。その4試合で勝ち点4(名古屋戦を勝つ前提で)は残留ラインをうろちょろしてるクラブからすれば決して悪い数字ではない。しかし我々のクラブは中断までに13試合で勝ち点が7しか取れなかったわけで、当然ながら中断後には劇的改善を見せなければ、飛躍的に順位を上げることは出来ない。1試合で勝ち点1ペースなら勝ち点30にすら到達しない。

セットプレーが中断再開以降の巻き返しのポイントだと位置付けていた。3試合でゴールなしの3失点。1試合で同じ選手に2度もセットプレーからゴールされる。中断前よりむしろ状態は悪くなった。


・タメのパンツが破けるなんてのは、十分に起こり得ることでアクシデントなんて言えるほどのことじゃない。それが替えのパンツが出てくるまでに5分近くも要するチームってどうなのよ?

・やむなく数的不利の状況になってる時にあっさり失点してしまうチームってどうなのよ?これ去年のアウェイ山形の時も言った。

・5節勝ち点5のジンクスにどっぷり。

・何よりも選手たちから「何とかしよう」という気概が見られない。いや、あるのかもしれないけど、少なくともスタジアムで観ていて、そう感じることがほとんどない。象徴的なのは、仙台戦も清水戦も試合終盤にゴールを奪わなければ勝ち点が取れないシチュエーションで、マイボールのスローインやFK時に受け手が見つからずに出し手が迷うシーンが散見されること。びびってるのか、もう足が動かないのか、分からないけど、見ていてあれほどがっかりする瞬間はない。


と、色々と列挙した上で冷静に判断して、これだけネガティブな要素ばっかりが揃えば、どんだけ強がったとしても残留出来るとはとても言えない。今のままなら降格が妥当だと言わざるを得ない。もちろんいい方向に裏切ってほしいと思ってはいるけど。


どうしても残留したいという前提で話をするとして、選手から強い気持ちが感じられない現状を変えて、目標を達成するには田坂監督の解任以外にもう方法はないと思う。緩い雰囲気を一変させる劇薬の投入しかない。もちろん後任を雇うなんて無駄金を使う余裕なんて全くもってないから、柳田さんに任せるとかだろうけど。


ただ、シーズン前から何度か言ってるけど、オレは今の大分トリニータには残留することよりも大切なことがあると思うから、どんだけ負け続けようともまだ田坂さんとやり続けたいと思ってる。解任は絶対反対。


最後に一つだけ。本当に純粋に「応援したい、後押ししたい」と思わせるサッカーをしてほしい。ここ2試合のサッカーはホントにつまらないし、今日は特に観てるのがもう辛かった。





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びっくりしました(>_<)(15節仙台戦)

2013-07-10 23:31:27 | マッチレポート13’
一通り書いたけど、全部消した。自分の感じてることがうまく書けなかった。

勝ち点3が取れれば、変わると信じてる。でも時間はない、急ごう。

強くなろう。
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救世主現る!(14節横浜戦)

2013-07-07 01:44:22 | マッチレポート13’

アレがゴールラインを割ったかどうかは、主審はもちろんのこと、線審も大分サポも分かってない。本当はどうだったのかを知ってるのは君だけだよ。


個人的には日産よりも圧倒的にニッパツ派なので、今後ずっとニッパツ開催でもいいと思ってる。

今日の試合で一番ポイントとして見ていたのは、中断期間中にどれくらい「走れる」ようになっているかだった。先制点を取ったことも素晴らしかったし、後半の猛攻を凌いだのも良かった。でも今日の試合でオレが一番希望を持てたのは、ラスト10分だ。マリノスの選手の足は完全に止まって、攻撃は無力化した。先制点から試合終盤まで約50分くらい攻められ続けてから、試合の流れを取り戻せたことが良かったと思う。リーグ戦で3位につけ、ナビスコでも圧倒的な強さで鹿島を退け、4強に進出する横浜を相手に走り勝てたことを自信にしていいと思う。その他のライバルクラブの結果を見てしまうと、勝ち点1では喜べないけど、自分たちが進むべき道が見えてきていることに自信を持とう。


中断明けのスタメンがどうなるのか楽しみにしてたけど、中断前と比較してもそんなに大きな動きはなく、あえて言えば松田くんとタメのところが意外だっただろうか。先取点はその二人で取ったものだし、田坂さんの起用は当たったと言っていいと思う。試合開始からガッチリと守備はハマってたし、くさびに当ててからサイドに振る展開も何度か出せた。ただ先制点を奪ってから引き気味になって押し込まれてしまう傾向は中断前から改善が見られず、もう少し何とかしてほしかった。まだ映像を観てないので何とも言えないけど、あれだけことごとくCKにしてしまわなきゃならないくらいに押し込まれてたのだろうか。試合中に「凄いのはCKだけ」とかいうネタが浮かんでしまうほどに、マリノスのそれ以外の攻撃には脅威を感じなかったんだけど。先制点後に押し込まれてしまうのは、メンタル面も大きく影響してると思われる


あのシュートはホント惜しかった。特別指定の大学生にポジションを奪われて、他の誰よりも何よりも本人が一番悔しいと思う。それでも途中出場で何とかしてやろうという気持ちが感じられたし、コンディション面でも十分にやれると思った。この4連戦はずっと同じメンバーで出来るわけがないから、早速仙台戦でモリシをスタメンで使ってほしいと願う。


タイトルの救世主は松田力のことだと思ってる方が多いと思いますが、オレの気持ちは実はちょっと違うんです。リーグデビュー戦でいきなりゴールをすれば、残留を争ってるクラブからすればそりゃ救世主扱いだよ。でも今日もっと光を感じたのはタメだった。最後に中村俊輔をぶっこ抜いたシーンなんて今日のハイライトだったし、あの時間帯にあれだけのパワーを持って仕掛けられるタメこそ残留に向けての救世主なんじゃないだろうか。


次節は湘南とスコアレスドローだった仙台。仙台とはあの03年の最終節以来。あそこで明暗の分かれた両クラブが再び相まみえるまでに10年もかかるなんてロマンだよね。中断期間を徹底的に走ることにこだわった田坂監督。今日はオレは走れてたと思う。その思いを確信に変える内容とそして結果を期待したい。中3日だからこそ、そんな試合が出来ると思う。
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退席→退席→欠席→記者席(13節磐田戦)

2013-05-25 23:57:36 | マッチレポート13’
勝ちたかったけど、それは毎試合だから。

中盤でしっかりとボールを持てる時間が長かったし、サイドからの攻撃の回数も多かった。ここ2試合で掴んだ自信は決して過信ではなかった。まだまだやれるという思いと、もっとやらなきゃダメだという思いを持って、いい状態で中断期間に入れるんじゃないだろうか。調子いいし、このまま試合を続けたいとも思うけど、続出してるケガ人の復帰までの時間稼ぎが出来るという意味ではいいタイミングで中断を迎えたと言っていいんじゃないかな。

序盤は圧倒的にポゼッションされたけど、特にここっていう転機もないままにいつの間にかイーブンの試合展開に持っていけてた。この辺が磐田が勝てない要因なんだろうね。人のこと言える立場じゃないけど、劇薬投入済みでこの状態はかなりヤバいし、関塚さんに託されたミッションは重そうだね。恐いからって高みの見物決め込んでる場合じゃないよ、関塚さん!まあでも、この裏返しのカードが最終節だもんね。半年後はどんな状態で迎えることやら。

今日はテレビで観てて、そこまで走れてなかったという印象はなかったけど、田坂さんは「走れてなかった」と総括してる。精度の部分は別にして、土岐田もヤスもサイド攻撃に頻繁に絡んできて、やりたい形が見えてきたなあと思ってたくらいだから、田坂さんの総括は意外だった。もう中断明けまでを睨んでの考えなのかもしれないけど、ここ数試合の田坂さんのコメントは「走る」ことに重きが置かれてて、とてもいいと思ってる。新潟戦の勝利を見てて、やっぱりオレたちが全面に出していくのはここしかないよなって改めて思ったし。中断期間が明ければ、チーム始動から約半年。そろそろ効果的なフィジカルトレーニングの成果が表れてくれると信じてる。

ナビスコ鳥栖戦から中2日にもかかわらず、積極性を全面に出して今日も躍動したマツケン。その積極性が裏目に出て、失点シーンはボールに食らいつき過ぎたと言えなくもないけど、シュートの数とクロスの数だけでも十分にお釣りが来る活躍だったと思う。あとはとにかく精度だ。シュートシーンで力まないようにするのは試合経験を多く積めば自然と解消しそうだけど、クロスの精度はまさにマツケンの「商売道具」なわけだから、これでもかってくらいこだわってほしい。去年はさんぺーという絶対的な存在がいたので、最も無風だった右WBのポジション争い。今季はレギュラーを掴みかけた選手がことごとくケガをするという状況が続いたため、ポジション争いという観点からは最も面白いポジションになった。松本怜、辻尾、マツケン、タメ、それぞれがそれぞれに特徴があり、誰が抜け出てるということもない。この中断期間に最も汗をかいた選手がポジションを掴むんじゃないだろうか。オレはマツケンに一番期待してる。

ということで第13節を終えて、勝ち点7で中断期間に突入。勝ち点7はもちろんいいとは言えないけど、終わり方も含めて最悪だとも思わない。折り返しまで4試合も残した状態で中断に入れることはむしろラッキーだと前向きに捉えたい。ただし、中断明けは明けた途端に2週間で4試合をこなして、あっという間に折り返し地点がやってくる。勝ち点7のクラブがここで立ち遅れたら、もう残留は厳しいと思う。コンディション面、モチベーション面、選手層、そしてチームとしての一体感の全てをMAXにしてニッパツに乗り込んできてくれることを期待してる。まずはしっかりと疲れを取って(特に高松!)、逆襲に備えましょうや!


ここ2年は中断のないシーズンを送ってきたから、1ヶ月以上も試合がないのが、純粋に寂しい。あー、週末は何して過ごそう。寂しすぎて、死んでしまいそう。。
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言葉が見つからない(12節新潟戦)

2013-05-19 01:47:00 | マッチレポート13’
まず最初に大井健太郎選手とキム・クナン選手が無事に復帰出来ることを心よりお祈りします。


今のこの気持ちを上手く表現出来る文章力が自分にないことを残念に思う。『心から嬉しい』なんていう陳腐な表現しか浮かんでこないことがもどかしい。でもやっぱり『嬉しい』。もうその一言に尽きる。

相手のCBが同時に二人代わらざるを得なくなったりとか、勝っても最下位に変わりはないこととか、考え出せばポジティブになれる要素はまだまだ少ないわけだけど、それでも今日明日くらいは全てを忘れてこの喜びに浸りたい。選手も、監督も、スタッフも、フロントも、サポーターもみんなここまで苦しい時間を耐えてきたわけだから。

表現力の欠如は写真で補いたいと思う。今日は写真多めで。

まずは試合前。今日も辻尾軍団は大挙してやって来た。辻尾が帯同出来ないことは分かっていたにもかかわらず、間違いなく2ヶ月前よりもグレードアップしてやって来た。


決起集会にも参加。マジで19番だらけ!




ビッグスワンにはためく辻尾フラッグ。大小合わせてかなりの数が振られてて、壮観だった。


社名入りです。

もちろん社命で来させられてる人が大多数だとは思う。だからこそせめて初勝利の場に立ち会ってもらえて良かったと思う。ハーフタイムにトイレで「仕事よりしんどいわ~」って笑って言ってる人がいて、ちょっと申し訳ない気持ちにもなってたとこだったし。

ちなみに試合前にtwitterでもつぶやいたけど、数では辻尾軍団にはかなわないものの、ジェイリースの皆さまも応援に駆け付けてくれてた。本当に色んな人に支えられてるんだなってのを実感した。


キャプテンとミッシェルさんの「宮沢会談」。


アトムと菅原さんはアンダーの代表で繋がりがあったのかな。


今日もスーパーセーブが冴えまくったタンタン。後半のレオ・シルバのFKを止めたのは本当にスーパーだったと思う。オレは完全にアトムが蹴ると思ってたから、いきなり蹴られた瞬間に「やられた」って思った。美しい横っ飛びだったし、久々に今節のベストイレブン入りあるかもね。


若狭、初ゴールおめでとう。決して簡単なシュートじゃなかったよね。これは録画を観てて気付いたんだけど、2回目に同点にされた直後に誰よりも早く立ちあがって、手を叩いて周囲を鼓舞してる姿が映ってた。あれぞ、まさにDFリーダーの姿だよ。今、Jで最も注目を集めてるFWと言っても過言じゃない川又もギリギリのところで抑えたし、もっともっと成長してほしい選手。


レオ・シルバのゴールが入る直前にジャケットを脱いだ田坂さん。変なフラグになんなきゃいいけど。今日の選手起用は本当に単純明快だった。水曜日の試合で躍動した選手とケガから復帰してきた選手を積極的に起用。さすがにケガから復帰していきなりの連続スタメンだったタメはコンディションが良くなさそうだったけど、昌也もよくやれてたし、木村やヤスが貴重な戦力であることは今さら言うまでもない。鳥栖戦でのご乱心を経て、田坂さんも完全に吹っ切れた感がある。これで少しは解放されたところもあるだろうから、ここから本領発揮してほしい。




社長たちもピッチに立てなくとも一緒に戦ってたんだよね。ホッとした表情が印象的。ここからクラブとしての一体感を醸成していこう。大分の強みははそこだと思う。


さて、ここからは土岐田タイム!先に言っとくけど、写真多すぎでキモいよ!


ガッツポーズ!


みんないい顔!


圭介「あのアウトサイド、狙ったの?」みたいなこと聞いてるんだろうか?


最近、うちの奥さまがやたらと「昌也、かわいい」と言うけど、確かにこの先輩へのすり寄り方とかかわいい。


相変わらずのキレ!素敵すぎるぞ、永芳!


この躍動感こそ土岐田。あの試合終盤の激走もこの躍動感から生み出されるんだ!




永芳、土岐田の見事なシンクロの後ろで、モリシ「若狭、早く行けよー!」みたいな煽り方。


このシーンを逆方向から撮った写真が、これだ!





ちょっとドヤ顔丸出しで自慢させてほしいことがある。去年のPO準決勝・京都戦の時の記事で土岐田のこと書いてるんだよね。この時も試合の最終盤にもかかわらず、最終ラインにいるはずの土岐田が最前線まで飛び出してくることに触れてて、まさに今日の決勝ゴールのシーンとダブる。とにかく全力で戦うタイプだけにファンボ時代は大体終盤に足をつっちゃって、途中交代することが多かった土岐田。でも田坂さんが来てからは90分戦える選手に進化したし、それだけに留まらずに今日のゴールシーンみたいな場面で走り込んで来れる選手にまでなった。養和出身だけあって、たいていのことを高い技術でこなせるだけに「器用貧乏」みたいな扱われ方をしちゃうけど、広島戦を観てて、もっと使ってほしい選手だと改めて思ってた。ポジショニングがいいのと、恐がらずにボールを要求出来るだけに中盤3枚のどこかで使ってほしいと個人的には思ってるけど、今日のような活躍を見せられると最終ラインでの起用にも頷かざるを得ない。

第12節での初勝利が遅かったのか、ギリギリ間に合ったのかはシーズンが終わってみないと分からないし、そもそもこれからの奮闘次第でどうにでもなる状態だ。ただし、次節は中断前ラストの試合で、かつ今季早くも3度目の「6ポインター」。勝てば最下位脱出。波に乗っていくにはこれ以上のシチュエーションはないわけで、もう勝つしかないでしょ!!とりあえず明日まで。明日まではニヤニヤしとこう。先のことを考えるのは週明けからということで。
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自力で這い上がってきてくれるしか・・(11節広島戦)

2013-05-11 23:04:21 | マッチレポート13’

絶対に諦めないし、絶対に見放さないし、絶対に離れても行かない(むしろ離れて行ける方法があるなら教えてほしいくらいだけど)。だけどとりあえず一つ勝つまでは、もう選手たちが自力で這い上がってきてくれるのを待つ他ないように今日はスタンドで観ていて感じた。

これだけ勝てないチームがビハインドを背負った状態から、それもディフェンディングチャンピオンを相手に、さらにはアウェイゲームで、そしてケガするなとは言えないけど2試合続けて前半で負傷交代者が出て・・とこれだけの負の要素が揃って、勝てるんならもうとっくに他で勝ってる。0-1であったことを語るのは結果論になるかもしれないけど、0-1だっただけになおさらにあの失点を食らわない試合の入り方があったんじゃないかとどうしても思ってしまう。もうチーム状態が、外野あーだこーだ言ってもどうにもならないレベルにまでなってしまってるように思う。

繰り返すけど、絶対に諦めないし、絶対に見放さないから、出来る限り早く自力でこの泥沼を脱出してほしいと思う。残留を語れるのはそれからかなと。



広島の先制点時、恒例のゴールセレブレーションには参加せずに、自陣ゴールマウスを離れなかった周作。


試合終了後、周作に駆け寄った圭介。




複雑だったろうけど、最後に大分ゴール裏に来てくれた周作。周作スマイルは健在。


ひまわりの紙袋が似合う君は、どこに行ったってやっぱり大分の子だよ。


冷静になってから思い返しても、試合に見所は少なく、やっぱりハイライトは周作絡みしかないんだよ。でもそれが今の大分の置かれた現状だと思うし、どんな手を使おうが、どんなにダサかろうが、自力で這い上がるしかないと思う。がんばれ、選手たち!どこまでもついていく!


※応援スタイルは人それぞれっていうのはもちろん前提。かつて所属した選手に拍手を送るのも、ブーイングを食らわすのも、どちらも好き。それでも、どんなに慣れ親しんだチャントだろうが、相手クラブのサポーターの歌うチャントに手拍子するなんて、オレには出来ない。
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あえて無題(10節鳥栖戦)

2013-05-07 23:24:05 | マッチレポート13’
このブログを続けてる中で、一つ自分で決めてることがある。それは試合に関する記事は出来る限り当日中に書くということ。テレビで観たとか、現地で観たとかは関係なく、出来る限り当日中に書くということ。もちろん出来ないこともあるけど。なぜそこにこだわるかと言うと、それは自分がどうしようもなく根っからの「トリニータサポーター」だということを自覚してるから。どんなに不甲斐ない試合を見せられようが、どんなに絶望しようが、どうしようもない程にトリニータが好きだから一晩寝ちゃえば、心の片隅に引っかかりを感じながらも、もう立ち直ってる。だから一晩寝て書いたブログの記事は試合を観ていた自分の素直な気持ちを反映してないし、後から読み返したら毎試合同じような記事になってしまいそうで、当日中に書くことに出来る限りこだわってる。

それでも昨日だけはどうしても気持ちの整理が付かずに、何度も書こうと思ったけど、何も浮かんでこなかった。

それくらいに完膚なきまでに叩きのめされたってことだ。試合後の田坂さんのコメント。

『理想はボールを動かしたかったが、これまで勝てていないし、バトル・オブ・九州ということで選手にプレッシャーがあった。リスクを冒してボールを失うより、長いボールを入れてセカンドボール勝負を狙っていた。そのために大きい選手を前線に入れた。そこで(小松)塁が得点出来たのは自信になったと思う。』

このコメントを第三者が読めば、降格するクラブが辿る典型的な迷走劇の始まりだと言うでしょう。まさにその通りだと思うし、反論の余地なんてない。ゴール出来たんだし、一定の成果があったと言うことも出来るけど、鳥栖戦の最大の目的が勝利(別に鳥栖戦に限らないけど)だったことを考えれば、やっぱり奇襲は不発に終わったと評価せざるを得ない。


でもね、「迷走」なんて一言で片付けたくないんだよ。だって迷いを見せてるのが、他でもないあの田坂監督なんだよ。これまで何度も「くっそ、何てガンコな監督なんだ!」って何回も歯ぎしりさせられたあの田坂監督が、誰の目にも明らかなくらいの迷走を見せるなんて、みすみすと信じたくないわけよ。でもあれだけ信念に裏打ちされたサッカーに徹してきた田坂監督が、目の前の偽りの果実に飛びついてしまうくらいに今の状況は追い込まれてるわけだ。


個人的に一つ思うことがある。

功労者にいつまでも大なたを振るえずにいると、結果的に手遅れになるということを4年前に学んだ。でもそれと同時に、功労者を信じ抜いてサポートに徹することすらも出来なかったという言葉では言い尽くせない後悔も4年前に学んだ。こんなとこでウダウダ、グジグジしてたらマジでシャムスカだって浮かばれない。


冒頭に書いてる通り、翌日に書いた記事なんでオレの迷走する今の気持ちくらいに読んでください。今のこの状況で「監督を信じる」なんて、現実逃避だし、偽善だし、詭弁だ。そんなことは百も承知。それでもオレはもう一度あの強情な監督の強情な采配に奥歯をギシギシさせながら、全力でサポートしたいだけ。シーズン終わった時にどうなってるかなんて知らん。何を支持して、どうすることがベストなのかが簡単に分かったらこんなにも心揺さぶられることなんてない。

こんなおっさんサポ一人から背中押されたって何の力にもなりゃせんだろうけど、田坂さん、オレはあなたの信じたサッカーについていくよ。
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2つの思い(9節大宮戦)

2013-05-03 15:32:23 | マッチレポート13’
相手が首位の大宮で云々とか、システムがミスマッチで云々とか、そういう総括はいらないからね、田坂さん。そんな総括が出来るレベルに達してなかったよ、今日の試合は。こんなサッカーしか出来ないクラブが首位クラブのサッカーを語るのは『おこがましい』の言葉に尽きる。

久しぶりに早く終わらないかなぁって思うような試合だっただけに悔しいっていう思いはほとんどないんだけど、それ以外にいま2つの思いが心の中にある。

今日はとにかく誰もが走ってなかった、戦ってなかった。

一つの思いは今日の試合内容は低調だったけど、走れば改善するだろうから問題の根はそんなに深くないという思い。もう一つはもう既にがけっぷちといえる状態にも関わらず、どうしてこんなに気持ちの入ってない試合が出来るんだろうという信じられない気持ち。

想像だけど、今日の試合に危機感を感じて鳥栖戦はいい試合(結果は別にして)をするんじゃないかな。でも本当にそれでいいんだろうか?
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ロドリゴ “スーパー” マンシャ!(8節C大阪戦)

2013-04-28 07:27:10 | マッチレポート13’


やって参りましたゴールデンウィークにゴールデンバード(金鳥)スタジアム。

金曜日に仕事を終えてから3時間ほど仮眠を取って、朝の2時30分に自宅を出発。早くに出たのが奏功して、10時過ぎには長居公園着。試合が終わって、ご飯を食べて、ホテルに帰ってきて多摩川クラシコを観てたらそのまま寝てた。多分20時半ごろには寝てた。相当疲れてたんだろうと自分でも思う。ということで朝の5時には目が覚めてしまい、こんな時間に更新。

もう結果が出なければ、大した評価は出来ないというのは百も承知で、それで勝ち点1だったわけだから、昨日はそれなりの結果だったということだ。でもオレは「走る」「球際で戦う」そういった部分で今季一番の試合だったと感じたし、実際に今季ベストゲームだったと思う。


昨日のキンチョウのピッチの上にはマンシャが2人はいるんじゃないかと思うほど、その存在感は際立ってた。水曜日のFC東京戦から見せてるSBへのプレッシング(丸谷のコメント読むと、やはり田坂さんから指示が出てるっぽい)。セレッソのビルドアップでSBにボールが入って、マンシャが潰しにいくとまず攻撃は成立しないだろうなと思えるほど、効いていた。攻撃時にもどんどんボールに絡んでいって、精度のいいパスでチャンスメイクに貢献した。ただ裏を返すと、どうやっていい状態でマンシャにボールを持たせるかっていうところが今の大分の課題だと思う。昨日もビルドアップをしっかりとやろうという意図だと思うけど、タンタンは児玉か若狭にボールを渡すことが多かった。でもさすがにスカウティングをしてるからだろうけど、セレッソはそこを猛然と潰しにくるので、結局蹴るしかないという攻撃が何度も繰り返された。終盤に展開がオープンになってくるとマンシャや宮さんがいい形でボールを持つ回数を多くなって、自然と攻撃の形も作れた。逆順で考えて、中盤の選手が前を向いてボールを持つためにはどうしたらいいかというアプローチが必要かなと思う。




あと少し。本当にあと少しだったよ。前半の高松の2本、後半のモリシ、丸谷の連続バー。シュート数では劣ったかもしれないけど、決定機は少なかったし、あと本当に少しで勝利は手繰り寄せられる。気持ち切らさず、ここまで溜めてきたうっぷんを大宮戦で爆発させてやろう。普通に勝つより、注目される時に勝つ。09年ホーム川崎戦の再現だ。


試合後、タンタンはクルピと握手。モリシもセレッソのスタッフの人たちと握手してた。








キンチョウスタジアムはこの日がリニューアル。今まで芝生席だったアウェイ側ゴール裏に座席が設置された。個人的には座席の設置よりも傾斜を作ってくれたことが見やすくて、嬉しかった。アウェイ側は若干ピッチまで距離があるけど、それでも専スタに近いものがあり、とてもいいスタジアム。長居でやるならこっちでやってほしい。


バックスタンドの裏側を電車が走る。電車の車窓から見えるスタジアムはけっこう多いけど、スタンドから電車が見えるのはここと夢の島くらいしか知らない。それもここは走る本数がやたらと多い。スタンドの中から撮るのはあんまりないだろうから撮り鉄にもおススメだ。







リニューアルを記念して行われた試合をやってました。ジャニーズを呼んだらしく、スタンドはおよそJリーグの試合が行われるとは思えない雰囲気に。あの黄色い声援を飛ばしてた子たちが試合終了までスタンドにいたのかがとても気になった。セレッソとしてはああやって新たな層の掘り起こしを狙ったのか、そもそも単発で有料入場者数を増やしたかったのか。


大体よ、その子たちにオレは言いたい。君たちは声援を飛ばすポイントを間違ってる。こういうシーンにこそ野太い声援を飛ばすべきだ。モリシに俊哉だよ。おじさんはちょっと感激しちゃったね。柿谷のようにヨーロッパに行っても活躍出来るのが折り紙つきのような選手が、こんなスポーツ刈りの男に「セレッソでやってくれ」と言われれば、残っちゃうんだから。中年の渋みにこそ男の魅力が宿ることを知るべし。知らんけど。




このマラドーナの人、誰なんだろ?役回り的に多分芸人なんだろうけど、サッカーはうまかった。キックの質とか素人な感じじゃなかった。パンツのパツンパツン具合がもう完全にディエゴ・マラドーナ。







ニータンとロビーの共演。得意の筆談もあり。ゼロックスの全マスコット集合の時もロビーはあんまり人気なかったみたいだけど、完全に大阪を意識した役作りは好きだし、売り出し方次第ではもっと人気が出ていいマスコットだと思う。この筆談は爆笑とは言わないまでも、必ず笑いは引き出せる鉄板芸。


ということで初めてのスタジアムだったので写真多めでした。試合後に奈良に移動してきて、今日は奈良観光です。一日仏像オンリーの予定で、早朝より少々興奮気味。
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