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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

今季初完封(ナビスコカップ5節FC東京戦)

2013-04-25 01:14:16 | マッチレポート13’
帰宅後録画で観戦。もうかなり眠いですが、簡単に感想を。

結局勝てはしなかったものの、やっと今季初完封。危ないシーンはもちろんあったものの、一方的に押し込まれたわけではなく、特に後半はイーブンの展開だったんじゃないだろうか。まあ、FC東京が平山じゃなくて渡邊千真を使ってきてたらあっさりやられてたような気もするが、そこはそこだ。

個人的にはリーグ戦7試合で勝ち点2になってしまった時点で、ナビスコカップの勝敗の優先順位はずっと下がったので、もっと大幅に選手を入れ替えてほしかったのが、正直な感想。少なくともマンシャか宮さんかどっちかは完全に休ませてほしかった。昌也が見たかったってのもあるけど。

今日はFC東京のSBにボールが入るとマンシャがマメに潰しにいってるシーンが多かったように思う。流れの中というよりはオートマティックに行ってる感じを受けたので、多分田坂さんから個別に指示が出てたんじゃないかと推測。昨シーズンの終盤にこの3-5-2システムが機能した時って2シャドーの選手が豊富に動くことで守備にも攻撃にもリズムを生んだと記憶してる。ビルドアップが上手くないのは今に始まったことじゃないし、仕方ないと思う。急に上手くなるもんでもないとも思う。それでも豊富な運動量って組織的なサッカーにとっての潤滑油みたいなもんだし、下手なら下手なりの対策ってあると思う。連戦できついとは思うけど、セレッソ戦でもしっかりと動いてリズムを作りたい。

キジは短い時間ながら相手CBとのやり合いで2つ見せ場を作った。特に手前側のライン際でターンから相手を振り切ってイエローを出させたプレーはキジの真骨頂だったね。去年のフクアリでモリシにアシストした時のドリブルとか、プレーオフ準決勝の先制点に繋がったバヤリッツァを振り切ったドリブルを思い出した。サイドじゃなくて、FWでもっと長い時間見たい。オレの中では今FWの交代選手1番手評価。

モリシについてはもはや何も言うことはない。古巣のホームに乗り込んでの試合で気合が空回りしなきゃ絶対にやってくれるでしょ。今日は小松の出来が良くなかったこともあって、後から出てきたモリシの存在感がより一層際立ってた。

何かもうあんまり思考回路が働いてないので、この辺にしときます。

あ、もう一つだけ。今日はマツケンも良かった。今季のベストパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。入る入らないは別としてあのゴール前のシーンでシュートを選択してたら、6.5点付けて良かったと思ってる。


最後は今日の最大のずっこけシーンを。

試合がもうアディショナルタイムに入ろうとする頃、FC東京のヴチチェヴィッチ選手が足を痛めてピッチの外に出るシーンがあった。しばらくしてFC東京のメディカルスタッフが駆けつけて、中継でもそのシーンがアップで映し出された。通常、こういう時に視聴者(特にケガを心配するFC東京サポーター)が見たいのって、メディカルスタッフがその選手のケガの状態についてベンチに送るサインが「○」なのか、「×」なのかだと思うんだよ。













おーい、TOSさんよーい。一番大事なとこだけ映ってねー。「○」か「×」か分かんねー。。まあ実際には実況と解説が「×ですね」って言ってたから分かったけど、何度も言ってる通り、サッカー知らない人が画面のスイッチをしてるとしか思えない。

TOSへの改善要望はこのブログのライフワークみたいになってますが、今日も村井さんがオフサイドを取られたシーンで、なぜか村井さんのアップ映像が使われてて、オフサイドのシーンなのにDFラインの選手が一人も映ってないなんてこともあった。あの映像で視聴者はオフサイドかどうかをどう判断しろと。FC東京のサイド攻撃のシーンでも、クロスを上げる選手にどんどんズームしていくもんだから、肝心の中でクロスを受ける選手が全く映ってなかったりと、本日もTOSクオリティ全開でございました。

もう、ホンマ勘弁して。。。
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リスクマネジメントなきリスクテイク(7節湘南戦)

2013-04-21 00:19:46 | マッチレポート13’
また勝てず。

7試合で勝ち点2。それも残留争いのライバルとなりそうな同じ昇格組の甲府、湘南にご丁寧に勝ち点3を献上してれば、例のジンクスを持ち出すまでもなく、そりゃ降格するよ。もちろんこんな早々に諦めるつもりなんて毛頭ないし、やり続けるだけだけど、この状況でそれでも監督や選手を信じるだけだとか、内容はいいなんて言うのは「盲信」以外の何物でもないし、冷静に見なきゃいけないこともあると思う。

だからこそ、今年J1で戦えてることは去年がんばったご褒美であり、全力で楽しんで、あわよくば残留っていう基本スタンスは崩さずにいきたい。結果が付いてこないと気持ちが揺らぐし、しっかりと軸を持って。




J1としては初めての平塚へ。J2時代はバックスタンドの一番端っこでしたが、J1ではゴール裏へ。高さのない陸上競技場だけに反対側でやってることはほとんど分かんない。これで前売り2500円。。


タイトルは結果的に決勝点となった2失点目のシーンのことなんだけど、あまりにも軽率な失点で少々脱力した。右サイドからのリスタートに対して左サイドにいた松本怜がかなり長い距離をダイアゴナルに走ったものの、決して相手の裏をかけたような動き出しじゃなかっただけにそこにボールを入れなくてもいいんじゃないかなと思った矢先に、(誰だか分かんなかったけど)キッカーが蹴る瞬間にスリップしてキックミス。奪われたボールは松本怜が空けた広大なスペースに持ち出された。最終的にクロスを上げたのは古林だけど、さらにその外を一人上がっていけるくらいに大分の左サイドには誰もいなかった。バランスを崩した守備陣形は後手後手バタバタの対応になり、結局大外を詰められて失点。

リスクを冒して攻撃することが悪いことだとは思わないけど、攻め上がった後にあれだけ広大なスペースが空くということは、そのリスクを冒した攻撃が味方の選手に理解されてないんじゃないかと思う。攻撃する回数は多くはなかったものの、今日もモリシと高松にはゴールの香りがプンプンしてただけに、あそこで軽率にビハインドを背負っちゃったのは痛かった。


今日の湘南はJ2時代よりもよりアグレッシブに前線からプレスを仕掛けてきた。特に先制点を取ってからその傾向が強くなった。例えボールが奪えなくても、ある程度うちの最終ラインに精神的なプレッシャーをかけたいという狙いがあったと思う。サッカーでこんなことあり得ないとは思うけど、スコア度外視で開幕からの7試合を内容のいい順に並べたら、下の2つは甲府と湘南だと思う。これはうちがJ2のように前線から厳しいプレッシングに晒されると途端に慌ててしまうという去年からの課題を克服出来ていない何よりの証拠だと思う。J1常連クラブの方がどーんと構えて自陣までスッと引いてくれるから、うちの選手も落ち着いてやれる。ただしJ1常連クラブは受け切った上で試合に勝ち切る力を持っているから、結局うちは7試合やってまだ1つも勝てていない。突き付けられてる現状は限りなく重く厳しいと感じざるを得ない。さらに結果が出ないことで、サポーターはもちろんのこと、監督も選手もやることに対してどんどん疑心暗鬼になっていくだろうし、この局面を打破していくのは簡単なことではない。


今日はCKの数はそこそこあったけど、ほとんど先に触ることが出来なかった。流れに関係なくゴールすることが出来るセットプレーは、弱いチームが強豪チームに立ち向かっていくのに絶対に必要な武器だからここは何とか改善してほしい。追加点が欲しかったっていう試合展開が多いだけに、セットプレーで試合を決められるようにしたい。高さは十分にあるだけに、あとは工夫と精度だろうか。


J1初先発となった圭介。丹野からポジションを奪ったからには野沢のFKとほぼ同じ位置からだった永木のFKは意地でも止めてほしかった。次節からGK選びは相当難しそうだし、正解もなさそう。


こうなってくるとやってる方も観てる方もどうやって勝てばいいのか本当に分からなくなってくる。まずは次節のセレッソ戦を何が何でも獲りにいくという決意の現れとして、誤解を恐れずに言うけど、ミッドウィークのナビスコFC東京戦は全力で「捨て」にいってほしい。ちなみにセレッソは水曜日がお休みの順番でまともにやれば、コンディション面でアドバンテージをとられかねない。ほんの3週間前に全く同じシチュエーションでなりふり構わずリーグ戦を優先させて、勝ち点3を大分の地からもぎ獲っていった監督がいた。そこで波に乗ったそのクラブはその後も勝ち点を積み重ねて、順位表では遥か上までいってしまった。あれを目の前で見て田坂さんはどう感じたのか。田坂さんがどう采配してくるかも注目。

そしていよいよゴールデンウィークの連戦に突入。セレッソ戦から、中5日→中2日→中4日とどれだけチーム状態が悪かろうが、迷走しようが試合は待ってくれない。連戦中はコンディショニングの回復が優先になるだろうから、あんまり戦術練習も出来ない。迷い出したら、あれよあれよと負のスパイラル一直線だ。でも一方で歯車がかみ合えば、現状の勝ち点差くらい一気に帳消しに出来るくらいの試合消化数でもある。いずれにしても、中断までの最大の山が来週から始まるということだ。

這い上がるか、叩き落とされるか。もう待ったなし。
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あえて言おう、「これから」であると!(6節鹿島戦)

2013-04-14 02:04:11 | マッチレポート13’
辛いなぁ。勝てないなぁ。

でもこの感覚が懐かしいなぁとも試合終了と同時に思った。08年を除けば、J1ってこんな感じだったよなって。

悪くはないと思うけど、予想通り鹿島の選手のコンディションが悪そうだったことを考えれば、そこまで評価は出来ない試合かなと思う。ただ、本当にあとちょっとだとも思う。難しいけど、やっぱりこの期に及んでは、勝ち点3を取ることが何にも優先されるんだろうね。


いくつかいいこともあったけど、中でもやっぱりモリシの復調が何よりも大きい。中2日で連続フル出場、先制点のクロス、同点ゴール。随所にいいプレーが出たけど、オレが一番良かったと思うのは同点ゴールの後で、岩政を背負ったまま反転して枠内に放ったシュート。モリシにあれが出始めれば、相手のラインも下がるし、他の選手も活きてくる。高松のコンディションも引き続き良さそうだし、しばらくはこの2人で固定していいんじゃないだろうか。タイプ的に似てそうな2人だけど、けっこう相性もいいしね。

キジも復帰してきて、ちょっと西の取り扱いが難しくなってきちゃったな。ちなみにさっき千葉サポの兄と話したら、去年のフクアリでの躍動の印象が強いらしく、「何で木島使わないの?」が第一声でした。





現実的に考えて、残留するにはどこかでまとめて勝ち点を稼げる時期を作り出さないといけないと思うんだけど、それにはやっぱり今のサッカーを熟成させて、いかに早く結果に結びつけるかにかかってる。毎試合失点をしてるわけでまずは守備の整備ってのは最もなんだけど、それで今の攻撃的な姿勢を失ってしまえば、それこそ迷走状態の陥ってしまうと思うし、とにかくみんなが同じ方向向いて我慢するしかないと思うんだよ。苦しいけどね。

その他の感想をいくつか。

辻尾の左起用はどうなんでしょ。辻尾の最大の魅力ってアーリークロスだと思うんだけど、左だとそれが出ない印象。切り返して結局バックパスとか囲まれるシーンが多かった。迷いなく縦に仕掛けてスピードに乗ったまま上げるアーリークロスを活かすためにも、右で起用してほしい。

名古屋戦、鹿島戦と中盤の圧力の弱さに少し拍子抜けしてる。これがJ1のスタンダードなのか、連戦がゆえなのか、判断が付かないけど、そんな中で90分通してキャプテンがアンカーで存在感を示し続けた。モリシと同様、キャプテンも中2日での試合だったわけで、今後マンシャとの併用になるか、同時起用になるかは分からないけども、大きいと思う。

徐々にベストメンバーがどれなのか分からなくなってきたのは、選手層が厚くなってきた証拠だと思うし、そう考えるとまだまだ全然やれると思ってる。まあでも、色々と考えてはみるけれども、結局は結果を出すしかないわけで、信じて応援していくしかないんだよね。ガックリとしてるわけではないんだけど、とってもモヤモヤしてる不思議な気分だ。





これはニータンが太鼓を叩くマネをしてたんだけど、これがめちゃくちゃかわいかった。帰りの飛行機の中で「徹マガ」を読んでたら、どうやら宇都宮さんがマスコット本を出すらしく、それにニータンが出てくるのが決定的らしい。宇都宮さん、期待してまっせ!


今の自分の気持ちを象徴するように全くまとまりのない記事になってしまったけど、やむを得ない。あー、選手の喜ぶ顔が見たいし、使者歌いたい!
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一つ先の段階へ(ナビスコカップ4節名古屋戦)

2013-04-10 22:13:10 | マッチレポート13’
いい試合だったと思う。エースの復活弾も出たし、しっかりと守れてたし、ミスは多かったもののボールを動かすことも出来てた。

ただ、もう一つ上の段階に全員で進まないとリーグ戦では勝ち点3が取れないということを先週学んだ。ここはあえて反省材料にしっかりと目を向けて厳しくいこう。

今日はよくボールを動かせてたとは思うけど、リーグ戦ではあんなにプレッシャーの緩い中ではやらせてもらえない。土岐田以外のフィールドプレーヤーを総取替えしたうちに対して、名古屋は4日前のリーグ戦と半分は同じメンバーで来た。うちの選手たちはここでアピールして、リーグ戦のレギュラーを狙いにいく立場の選手たちがほとんどだったわけで、もっとがむしゃらに運動量で名古屋の選手を圧倒してほしかった。

それとやっぱりイージーなパスミスが相変わらず多いこと。ああいうのって単純に攻撃する回数が減るだけでなく、相手DFの精神的ストレスも軽減させてあげちゃう逆効果があるから、絶対に少なくしてかなくちゃいけないと思うんだよね。今日は特に受け手側のポジショニングが良くて、スムースに動かせてたように見えたから、出し手側の精度をもっと高めていこう。

いずれにしてもこの試合が本当にいい試合だったかの判断をするのは鹿島戦が終わった後だ。この試合を観た、現時点でレギュラーとされている選手たちが週末にどんな動きをするのか。ましてや鹿島は今日の試合をフルメンバーで戦っている。いま新潟にいることを考えれば、もしかすると明日そのまま福岡経由で大分に来るんじゃないかな。城福監督の英断で甲府戦ではそこまでフィジカルコンディションでメリットを得ることは出来なかったけど、今週ばかりは断然有利な状況を作り出すことが出来た。最下位という現状ではあるけれど、メンタル面でもフィジカル面でもこれ以上ない状態で鹿島戦を迎え撃つことが出来る。期待してる。


でも、本音では今日の試合は楽しかった。

モリシのゴールは痛快だったし、何より無駄な感情のブレなくやれてる今のモリシを見てると完全復活もそんなに遠くないと思える。

モリシのゴールをお膳立てした児玉のフィードは田中さんの頭を越えていやらしいところに落とす絶妙なものだった。日立台で児玉を初めて観た時は、正直「こんなもんか」と思ったけど、とんでもなかったね。

辻尾のプレースキックも良かった。CKの時に突然蹴りに行った時は驚いたけど、スピードもあって鋭く落ちるボールの質は木村よりも村井さんよりも林よりもいいと思った。ちなみにジョンハンと辻尾の左右を入れ替えた田坂さんの狙いは何だったんだろう。

名古屋の中盤が緩かったとはいえ、水を運べる選手であることの片りんを見せた昌也。木村離脱後は昌也を思い切って使うのもアリなんじゃないかなと思ってる。


ということで少し本音を隠しつつ書いたけど、週末こそはもろ手を挙げて完全ノーガードで勝ち試合の記事が書きたい。いや、きっと書けると思ってる。試合までもうあと3日。
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ジンクスは破るためにある(5節甲府戦)

2013-04-06 16:38:56 | マッチレポート13’
と強がってみる。

ヴァンフォーレ甲府の皆さん、残留おめでとうございます。

さて、これで8年間にわたって、たった一つのクラブでさえ成し遂げられなかったことをやり遂げなければ、残留という目標を達成出来なくなった。ただ今日の試合を観る限り、悔しいけど降格が妥当だと言わざるを得ない内容だった。いや、内容だけじゃなく、采配、選手層、気持ち、全てかな。ちょっとフォローするところが見つからない。たんたんと阪田以外で5点以上つく選手いないでしょ。

普通にクリアすればスローインに出来たのをCKにしてしまったヤス。

フリーのクリアボールをミート出来なかった西。

危険なエリアで簡単にボールをロストしたジョンヒョン。

完全にボールウォッチャーになったマル。

これだけのミスが続けば、そりゃゴールされる。

さすがに今日は田坂さんにジョンヒョン起用の説明責任があると思う。多分今頃だと思うけど、記者の皆さん、ちゃんと突っ込んでくださいよ、よろしくお願いしますよ。村井さんがベンチにいなかった理由、今日に限って西を2列目に下げなかった理由、とかその辺。J1の試合に出すレベルに達してないでしょ、今のジョンヒョンは。

しかし、こんな大事な試合でこんな程度のサッカーしか出来ないのは悲しくなるな。どこが作ってんのか知らないけど、サッカーのルールを知らない奴が作ってるとしか思えないような中継だったから、何とも言えないけど、少なくとも気持ち入ってんなっていうシーンはなかったように思う。スタジアムにいても拍手はしなかったと思うけど。

「勝ち点5のジンクス」がかかってたから個人的には必要以上にナーバスになったけど、冷静に考えてみれば、これくらいの勝ち点しか取れないことくらいはシーズン前から覚悟してたし、ジタバタすることでもない。相手なりの試合をするのが伝統の大分トリニータだけに、鹿島が相手でもそこそこの試合をするような気もする。あとはどれだけ貪欲に勝ち点を拾っていけるかだ。

この時期にどん底に突き落とされたことを幸運と思って、一つずつ階段上がっていくしかねえな。
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信じていい(4節柏戦)

2013-03-31 00:03:32 | マッチレポート13’


1-3で負けた試合をいい試合だったと評するのは選手や監督に対して失礼だと思う。ただ、それでも今日の試合を観て、このチームの今後の成長を信じてみていいと思えた。内容ややれてることに胸をはってほしい。自信をなくす必要はこれっぽっちもない。

低調だった前半。失点はミスからで何とか無失点で乗り切りたかった。ハーフタイムを機に運動量という面でスイッチが入った。大部分の時間帯で押し込めたし、その攻撃も迫力のあるものだった。特に相手の右SBのところを徹底的に狙って、そのエリアに入れ替わり立ち替わり選手が侵入してチャンスを作り出した。3節までの防戦一方になってしまう内容からは明らかに改善が見られる。

ただ、内容が改善したことよりも良かったと思うのはミスをした選手が取り返そうという気持ちを持って試合に入ってることだ。外す方が難しいくらいのシュートをミスした松本怜もそれから数分でゴールという結果で取り返した。(ちなみに松本怜もJ1初ゴール。これで4試合連続初ゴール者が出た。)前半の失点の起点になってしまった木村も後半から躍動した。粘り強くキープして局面を打開してチャンスに繋げたり、西へのラストパスも素晴らしかった。一人一人がこういう気持ちを持ってれば、初勝利はそんなに遠くないと思える。決して楽観視してるつもりももちろんない。

早く西にゴールを取らせてあげたい。今日もポスト直撃のシュートをはじめいいシーンをたくさん作ったんだけど。。今日は特にスペースへのランニングでもチームへ貢献したと思う。柏が3バックに切り替える直前くらいにライン際まで西と増嶋が競争になるシーンがあった。結局はオフサイドだったんだけど、引き返す時に増嶋が明らかに嫌そうな顔をして西のことを見てた。あたかも「お前、ナンボほど走んねん。。」とでも言いたげに。次こそ、次こそは西がJ1初ゴールをあげる番でいいでしょ!

今日の試合を観てて、完全にイメージが変わった選手が一人いる。それはヤス。今までも本当に成長著しくて、見ててワクワクする選手だったけど、そこからもう一つステージが上がったように思う。左サイドにボールが行くと、自然とヤスの姿を探してる自分がいることに気付いて少し戸惑った。「期待出来る選手」から「頼りになる選手」になったなぁってしみじみ思った。ヤスのことだからこれからもきっとずっこけたくなるようなミスをするかもしれないけど、もうそんなのでも目をつぶっていいと思えるようになるんだろうな。ヤスが素晴らしいのは言うまでもないんだけど、夢も希望もなかった2010年のオフシーズンにこの選手を連れてきたうちの強化部マジ最強!!


比較的ポジティブに書いてはみたものの、それでも例の「勝ち点5」のことを考えると、追い込まれたと言わざるを得ない。今の大分と甲府が置かれたシチュエーションを考えると、序盤戦とはいえ、今季最大の大一番になるかもしれない。こんなことになるなら開幕戦取りやめてでも甲府戦に行くんだったと今さら激しく後悔している。ホームでやれること、甲府がミッドウィークにカップ戦があること等諸々の追い風はうちに吹いてると言ってもいいと思う。ただこういう試合ではそんなちょっとしたアドバンテージなんてないに等しいことはうちが一番良く知ってるはず。こういう試合を制するのは、例え前近代的だと言われようが、結局は「気持ち」なんだ。またヒリヒリする1週間が始まる。
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下を向く必要は全くないぞ!(ナビスコカップ2節C大阪戦)

2013-03-23 16:54:54 | マッチレポート13’
現状の最大の課題は後半の試合内容向上だと思ってた。それはもちろんペース配分の問題じゃなくて、前半の質は保ちながら。今季初めて先制されたことも少しは影響したかもしれないけど、後半も主導権を握りながら試合を進められてたし、トータル90分でみて、今季ベストゲームだったんじゃないだろうか。さすがにリーグ戦3連勝で2位のセレッソは勝ててるクラブっぽい点の取り方をしてきたけど、柿谷を除いては決して恐いとは感じなかったし、これで3連勝ならと逆に安心出来たくらいだ。結果はついてこなかったけど、下を向くような試合内容じゃなかったし、むしろ自信を持ってほしい。やってることに不安を感じることも全くない。

辻尾の投入が大きく試合を動かした。辻尾は投入されるとすぐに縦に仕掛けて、さらに少々低い位置からでもクロスを入れ続けた。質の部分は置いておいても、あの積極性がセレッソの最終ラインを押し込んでくれたと思うし、実際に同点ゴールも辻尾のところから生まれた。ただし失点も辻尾のところから。ちょっと飛び込みが軽かったし、もう少し大事にいきたかった。2試合続けてベンチにも入れてないところからすると松本怜はケガなのかな。キジを2試合続けてサイドで使ったり、早い時間帯から辻尾を投入したことも松本怜の状態が影響してそうな気がする。

そしてマンシャはアンカーでいきなりの先発。簡単に言うと「ボールを失わずシンプルにさばいてリズムを作っていくタイプ」。こんな感じでしょうか。まだ手探りだっただろうし、思い切ったプレーはなかったけど、それでもかなり良かったんじゃないだろうか。ミスは少ないし、あのサイズだったらセットプレーでもターゲットになれると思う。柏戦で田坂さんがキャプテンとマンシャとどっちを選択してくるかは分からないけど、間違いなく戦力の増強には成功した。

戦力の増強といえば、モリシがフル出場。まだまだこれから上がってくるんだろうけど、いいシーンも作ったし、まずは一安心。エースに元気がなきゃ、やっぱり勝てない。完全復活を待つ。それと今季やたらと田坂さんが使う西の2列目起用。今までは前線でかなり走ってから2列目に下がってたから運動量の面で機能しなくても仕方ないかなと思ってたけど、今日は余力十分で下がったけども、やっぱり機能したとは言い難い。終盤に相手DFのプレゼントパスを丸谷にちゃんと繋げなかったのを見て、あそこで西が輝くのは難しいなと改めて思った。

ナビスコは結果的に2試合で勝ち点1と予選を突破するのには大きく出遅れてしまった。それでもこの2試合で色んな選手が試せたり、戦術の熟成が図れたりと収穫は少なくなかったと思う。ブレずに行こう。進んでる方向は間違ってない。
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初勝利は持ち越し(ナビスコカップ1節新潟戦)

2013-03-20 23:09:55 | マッチレポート13’


田坂さんの言葉を借りれば、「彼ら(リーグ戦に出場していない選手たち)の気持ちを察することもあった」。うん、やっぱこれだね。ナビスコの最大の醍醐味ってリーグ戦じゃなかなか見られない選手たちがどんな思いで試合に臨んでくるのかを見られることだよね。ナビスコの試合が出来るだけで、J1に上がってこれて良かったなって思う。

高木と高松といういわゆる「背骨」を抜いて、大幅にメンバーは変わった。圭介、土岐田、マツケン、昌也、キジあたりが今季初出場かな。結論から言うと、けっこうやれてたと思う。ガラっとメンバーが変わったにも関わらず、リーグ戦と同じサッカーが出来てたと思う。全体で日頃からいい練習が出来てる証拠だと思う。結果はまたもや先制して追いつかれる今季のお決まりパターンとなりつつある展開だったけども、いいんじゃないだろうか。後半はやっぱり押し込まれちゃったけど、やられそうな空気はなかったし、まだ90分フルパワーで戦えるフィジカルが出来上がってないんだろうね。

今日の試合を観てて、新潟は残留を目指す上でライバルとなりそうだなと改めて思った。今季未勝利の現状や、手合わせをしてみての感覚で、あんまり間違ってないと思う。昇格同期や新潟あたりに直接対決で勝てるかどうかにかかってると思う。5月にまたビッグスワンで対戦するまでにはしっかりと90分戦える体を作って必勝で臨みたい。

西とキジのキレ方がハンパない。二人ともサボらずチェイスするし、キジは初めて入ったポジションでいきなりゴール。ちょっとベンチに座らせておくのがもったいないくらいのコンディションに映った。西&キジの「ちびっ子2トップ」なんてのも見てみたいぞ。スタートから二人でかき回しまくって、ガス欠のタイミングで「ツインタワー」と2枚替えなんて、ちょっと魅力的じゃない?

昌也も良かったね。緊張してそうな素振りやプレーなんて皆無だったし、最後に足つったシーンで、後ろから来たボールのトラップが完璧でちょっと声出ちゃったもんね。小松も言うほど悪かったとは思わない。移籍後初先発なわけだし、いくらベテランとはいえ、いきなり結果を求めるのは少々酷かと。マルチロールな感じにむしろ「なるほど」と思ったくらいだった。キャプテンのアシストは意地みたいなの感じたね。外国籍選手の加入でポジションが脅かされそうになってるけど、簡単にはやらないよってね。前線も中盤もGKもいい競争環境になりつつあるよ。


今日の試合は何と言っても、「辻尾軍団」を抜きには語れない。





噂通りに400人来た。長いこと大分のアウェイ戦に足を運んでるけど、今日ほど異様な雰囲気だったスタンドはかつてなかったと思う。もちろんいい意味での「異様さ」ね。もう色んなところに画像が出回ってると思うけど、お揃いのTシャツに大旗、個人バナーとこれでもかの「辻尾推し」。でも素晴らしいのはその存在感だけじゃない。試合前の集会にわけも分からず集められても、みんなちゃんと跳ねて、声出して、手を叩く。試合が始まれば、しっかりと席を詰めて立ち応援。試合の最終盤までお目当ての辻尾が出てこなくても、慣れない大分のチャントで応援してくれる。試合が終われば、スタンドのゴミ拾いまでしてくれてる。もちろん中には「めんどくせ」って思ってる人もいたと思う。でもそんな素振りは全くみせずに一生懸命応援してくれる。ホントに素晴らしいと思ったよ。

でもさらにスゴいと思ったのは帰り道。てっきり辻尾軍団は新潟だけから来てるのかと思ったら、帰りの関越道で辻尾軍団バス(確証はないんだけど、社名も入ってたし多分そう)に遭遇。最初は新潟県内にいくつか事業所があるのかな程度に思ってたんだけど、並走しながら行けども行けども高速を下りない。最後は埼玉県内のSAに入って別れたんだけど、あれ多分都内まで帰ってきてるんじゃないかな。あとで軍団の会社のHPを見たら、どうやら都内にも事業所がある。てことは、新潟県以外からも招集がかかってるってわけだ。東京→新潟って空いてても3時間以上はかかるからね。

いやー、ホント恐れ入る。自分の会社が同じようなことしたら、耐えられるかなって思っちゃうもん。辻尾、愛されてるな!この愛に応えないとな!

集会でたくさんの19番が飛び跳ねてる後ろで、軍団のボスと思われる方とブルーノ浩志が名刺交換してる姿が面白かった。

5月のリーグ戦にも来てくれるかな。軍団の皆さま、今日は本当にありがとうございました。次回は辻尾の活躍とチームの勝利でもっと盛り上がりたいですね。
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若狭の若さ(3節浦和戦)

2013-03-16 22:56:37 | マッチレポート13’
くっそ、真面目に書いたつもりだったのに駄洒落になっちまった。




今日の試合についてはよく守り切ったという評価をしてはいけないと思う。本人も言ってる通り、勝ち点が取れたのは興梠のおかげに他ならないわけで。何とか跳ね返してたのならいいんだけど、あのシーンはもう誰も止めようがないところまで崩されてた。そろそろ試合運びという面でも進歩を見せていかないと勝ち点3は取れない。

1失点目は完全に若狭のミス。よく観直してみないと分かんないけど、何であんな競り方になってしまったんだろうか。その後もビルドアップの場面で完全な凡ミスからピンチを招いてた。その場面を何とか守った後に、遠目だったけど、高木が相当怒ってたように見えた。DFラインはずっと高木におんぶに抱っこなわけにはいかないんだから、ヤスや若狭には成長してもらわなくちゃならない。だからちょっとのミスくらいは授業料と割り切らないといけないとも思う。若狭、がんばれ、大事なのは次で失敗を繰り返さないことだ。

後半が始まってすぐ、ホントに1プレーか2プレーくらいで田坂さんは林を呼んだ。推測だけど、後半の入りが前2試合と同じになりかけたことに危機感を感じたんじゃないかな。後半始まって相手チームにスイッチが入ると途端に腰の引けたサッカーになってしまうのは開幕からの3試合全てで同じ。これがメンタル的な問題なのか、フィジカル的な問題なのか、はたまた戦術的な問題なのかは分からないけど、毎試合凌ぎきることは出来ないだろうし、勝ち点33じゃ多分降格だ。

あとはもうそろそろセルフジャッジで動きを止めちゃうのはなしにしてくれ。もう開幕から3試合。審判団が意図的にコンタクトについて流そうと必死なのは見てて分かると思う。セルフジャッジしちゃってるのはうちの選手だけじゃないから、そこを他所より先に改善出来れば、それだけでビッグチャンスを作り出せると思うんだよね。言いたいことははプレーが切れてから言えばいいだけの話。

高松、ゴールおめでとう。開幕からコンディション良好そうな高松を見るにつけ、昨シーズンは大変な状態のままプレーさせちゃってたんだなと申し訳なく思う。今日も長いボールに必死に食らいついてたけど、もっと高松の良さが出るサッカーにしたい。高松がくさびに入ってくれる時はやっぱり足元にボールを入れたいし、ハイボールよりも起点になれる可能性は飛躍的に上がるはずだ。選手たちもJ1のスピードに慣れてきたと言ってるし、もっとポゼッションがんばろう。

丸谷もゴールおめでとう。ただし、オレは個人的には今日はあまりにも守備が軽かったから、ゴールと相殺という評価。槙野の言ってる「ズバズバ抜けたし」っていうのは丸谷のことを言われてると思うぞ。あまりにもファーストディフェンスが軽すぎるからラインが下がらざるを得なくなって苦しかった。広島の先輩で遠慮したのかもしれないけど、繰り返しやられたあの守備はいただけない。あのポジションにはゴールよりも大切な仕事があるとオレは思うし、そういうことが出来ることを去年の丸谷は見せてくれてたはず。

ちょっとネガティブモードになったけど、結果として2試合続けて勝ち点が取れたことは良かったと思ってる。これで5節までに勝ち点5のメドが立ったし。『昇格クラブの開幕5試合で勝ち点5の法則』を考えると、第5節に大分-甲府を組んだ日程くんの残酷さに言葉を失う。もちろん日立台で一抜けしちゃえばそれがいいんだろうけど、そううまくはいかないだろうし、序盤戦でいきなり裏天王山、剣が峰、崖っぷちダービー、あとは何だ、それくらい重要な試合になるってことだよ。日程くん、何てことしてくれたんだよ。。ちなみに現在勝ち点2の湘南はこの後、A名古屋、H川崎。あれ?、何か抜けちゃいそうじゃない?







オレは「マスコットにPK戦をやらせるの反対論者」です。絶対危ないって。命落とすよ



むむ、カッコいいぞ。


今日は結局16千人。開幕のFC東京戦より少なかった。最大の原因はTOSの生中継なんだろうけど、あれだけアウェイ側を埋めてもらってこの数字はちょっと寂しかった。浦和戦でこれだと1万を切る試合も出てきちゃいそうだ。今日は待機列の長さから2万超えを期待してたんだけどな。せっかくのJ1なんだし、アウェイクラブに頼らず自前で2万人動員したい。あとはやっぱ結果だな、結果。



あー、勝ちてえ!
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まずは一歩(2節川崎戦)

2013-03-10 00:11:42 | マッチレポート13’
後半の最後に木村のシュートからCKを奪った流れあたりのゴール裏の雰囲気が最高だった。サポーターとして選手を盛り上げていくのはもちろん大事だと思うけど、選手に乗っけられて一体になるゴール裏の雰囲気も大好き。あの雰囲気は、うまくいかないながらも最後の最後で踏ん張って逆転されずに粘っていた選手たちの頑張りをゴール裏がしっかりと感じてたから、生まれたもんだと思ってる。

もちろん満足してはいけないと思うけど、今日は勝ち点1が取れたことを素直に喜びたい。開幕戦とほぼ同じ展開になりかけたけど、先制後すぐの失点は避けた、同点で踏みとどまった、そして何よりも勝ち点が手元に残った。これらはこの1週間で課題を修正してきた証拠じゃないだろうか。

今の3-5-2システムが3バック相手の時にやっぱりハマるのは今日の前半で証明された。明らかにDFがハマってたし、開幕戦は4バックだったのに、わざわざ3バックにしてきてくれた風間監督に感謝の気持ちしかない。ただし、FC東京戦と同様に後半に入って相手がギアを上げてくると途端に苦しくなってしまう。もっと成長するには、この辺りやあとは監督が言ってるように追加点を取ることなんだろうね。

ヤスは初ゴールおめでとう。J2の2年間ではゴールなしだったのに、J1出場2試合目にして、いきなりゴールとは「持ってる感」ハンパないな!ヤス+若狭の左の縦ラインは決して頼もしいとは思わないけど、とにかく熱い気持ちにさせてくれる。若狭も大久保相手に一歩も引かなかったし、良かったと思う。





これで2試合ともWBがゴールしたわけだけど、そろそろFWにゴールさせてあげたいね。


放水越しの川崎サポってどうしてこんなに素敵なんだろう。


何か異様な光景。ホームスタジアムではないとはいえ、なぜこうなった?


Jリーグ20周年がなんたらとかで、ふろん太くんが聖火ランナーに。引いて見ると何かちょっとシュール。





いやー、何なんだろこれ。このあとすぐにサッカーの試合があるスタジアムの光景にはとても見えない。微笑ましかったけどね。


今日は天気が良くて気温も暑いくらいだった。1週間前はあんなに寒かったのに、日本も色々だよね。そして何よりも今日は花粉にやられた。今までは完全に花粉症だと認めたわけじゃなかったんだけど、今日はダメだった。いつもよりも中心から離れて少し静かめに観戦させてもらった。暖かくなるのは嬉しいけど、長時間屋外にいるサッカー観戦に花粉は最悪だな。明日はJFLの開幕戦かJ2を観に行こうかと思ってたけど、今日と同様天気がいいらしいので、ちょっとやめとこうかな。今日はいまいち集中しきれなかった。来週はがんばる。
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毎節が総力戦(1節FC東京戦)

2013-03-03 14:30:25 | マッチレポート13’
試合の前の晩に去年と同様、プレビューを書こうとして、FC東京と鳥栖のPSMの録画を観てた。だけど不思議なことに何のイメージも湧いてこなくて、書くのを断念しました。J2にいた3年間もテレビやスタジアムでJ1の試合を観てきたけど、所詮は他人事としてしか観てなくて、うちと対戦した時にどうなるかなっていう尺度で観てないから、想像以上にJ1が分からなくなってることを痛感した。だから開幕戦もふたを開けてみないとどんなもんか分からないなという気持ちで臨んだ。

で、ふたを開けてみてどうだったかと言うと、残留が「雲を掴む」ような難しいタスクだとも感じなかったし、かといって「やれる」という確信も得られなかったというところでしょうか。

判断に迷うポイントとしては逆転された後の試合展開をどう捉えるかというところにあると思う。ラスト30分はカウンターの脅威にさらされながらも、主導権を握って試合を進められた。これが、残りを守りきれると判断したFC東京がペースを自ら落としたのか、それとも強度を上げてうちが自らペースを握り返したものなのか。ここがどっちなのかというところで今後の展望も大きく違ってくるんだろうなと思う。後者であってほしいと願ってはいるけど。

ただ同点にされた渡邊千真のシュートは「違い」を感じさせられた。もともと個人的に評価をしてた選手ではあるけれど、あのシュートはJ2ではちょっと飛んでこない弾道だった。シュートした瞬間は枠から外れてたけど、吸い込まれるようにゴールマウスに向かってくるのを目の前で見せつけられた。その他でもいいプレーしやがるなと思うと大体が黄色いスパイクを履いた選手だった。今年はいよいよ本格化ですかな。

タンタンのミスは絶対にやってはいけない類のミスだとは思うけども、タンタンのせいにだけは出来ないとも思う。都筑や権田もやったミスだけど、受け手側の集中力や周囲の声出しで防げた部分もあるプレーだし。それに少なくとも3つはタンタンの素晴らしいセーブで失点を防いでくれていたし、そもそもタンタンを批判する前に、オレ自身がタンタンのチャントをもっと上手に歌えるようにならなきゃならん。圭介云々ではなく、出来れば今後も選手たちがミスを恐れずにチャレンジしていくという雰囲気を作り出すためにも次節もタンタンでいってほしいと個人的には思ってる。

新加入選手の印象を少し。

開幕までに新加入選手の記事を書いてきたけど、事前に持ってたイメージと一番違ってたのは高木。ピッチ上での存在感が抜群だったし、代表選手のマークを完全に外したセットプレーからのヘッディングシュートも今季の大きな武器になりそうだ。高木自身ビルドアップの面でもっと出来ると感じてるようだし、ヤスと若狭が自信を持ってやれるように真ん中でドーンと構えててほしい。

木村はイメージ通りでいい選手。ただちょっと気になったのは、2シャドーの木村、丸谷のタイプが似てて、アクセントが付かない感じを受けた。去年の終盤は永芳がスペースに走り込んだり、村井さんがキープでタメを作ったりともうちょっと色が出てたと思うんだよね。もちろんこれからだとは思うけども。

松本怜については残念としかいいようがない。1対1の仕掛けるシーンは期待が持てるものだったし、経験のないポジションで慣れていくうちにどんどん良さが出てきそうだと思ってたのに。予測はついたものの、家本のように無駄に使命感が高い主審のシーズン1発目に当たったことが、このケガを引き起こしたと思ってる。言うまでもなく、ゼロックスの前科がある審判であり、「流す」「カードは出さない」といった意図を押しつけようとしていたのは明らか。そのこと自体が悪いことだとは思わないけど、少なくとも先週の国立で東城さんが裁いた試合でケガ人が出ることはなかった。ケガをした場面の少し前に大分のベンチ前でヤスが長谷川のちょっと危険なタックルを受けた際にも、彼はタックルした側を注意する(もちろんカードを出す)のでなく、怒る大分側を抑えるようなジェスチャーをしていた。このシーンに代表される主審の言動を見て、今日は少々いっても大丈夫と選手たちが感じとったのは間違いなく、ボールにいっていたとはいえ、あれだけ激しく軸足を巻きこんだタックルをした高橋が松本怜に対してすぐに立つことを促すような行動をしたことを見れば推測がつく。あのタックルを称賛する昌邦さんもどうかと思うが。もうこれは彼がこれまでに積み重ねてきた歴史とパーソナリティとしか言いようがない。繰り返すけど、ホント残念。人災だよ、これは。個人的に彼は下手くそな審判だとは思わないけど、その鼻くそみたいな使命感がこういうことを引き起こすんだということに早く気付いてほしい。松本怜の1日も早い復帰を全力で願う。


ちょっと書き過ぎました。ここからは試合以外のことを。




今年もキレイに決まったコレオといい、この辺の新加入選手のダンマクがすぐに出来たりすることとか、中心になってやってる人たちにはホントに頭が下がります。

昨日は開幕戦ということで選手たちも意気込んでたと思うけど、サポーターの意気込みも凄かった。全体的にチャントが速かったり、コレオ時のアレオが輪唱になってたりと、前のめりな感じが気持ちが出てて良かった。


こっから始まって、


こうなって、


こうなって、


最後はズバーンとハンコを押して、


余分な墨を吸い取って、


グル―ンと回して、


はい、ドーン!!

書道パフォーマンス初めて見ました。カッコいいね。背番号がついてたり、いっぱい人数が出てくるんだけど、実際に筆を握るのは3人だけみたいに、もう普通のスポーツみたい。昨シーズンはシーズンを通して、このスローガンの「書」をホームスタジアムに掲げ続けて、目標を達成したから、これからも恒例にしたいね。


乃木坂46。二人とも大分市の出身らしい。


J1に上がるとこの辺のボードも違う。


昨日もいつも通り、朝一のソラシド便で行ったんだけど、まあ東京サポの多いこと多いこと。J2時代にはなかった。昨日来てた東京サポのほとんどが大分に宿泊して、都町にお金を落としてくれただろうし、やっぱりJ1に上がると経済効果も違う。かつてはアウェーの街に行って、マイクラブのグッズを身に付けて堂々と闊歩してるのを見ると、自己顕示欲の表れみたいで嫌いだったんだけど、ちょっと考え方変わった。やっぱりああやって「自分はアウェーサポーターです」って分かる格好で大挙して来てくれるとサポ以外の市民も経済効果を実感出来るもんね。行政や企業に支えられてやってる以上、サポーター以外にも昇格のメリットを感じてもらわないといけないわけだから。というわけで、浦和サポの皆さま、再来週はどうぞ赤いもんで身を固めてお越しください。Jの盟主・浦和さまが東京に負けるわけにはいきませんよね。14時キックオフは日帰り出来る時間ですけど、是非宿泊して、久々の大分をご堪能くださいませ。


全く歯がたたなかったわけじゃないけど、決して簡単ではない。タイトルにもしたけど、選手、スタッフ、フロント、サポーター、まさに全員で「毎節が総力戦」の気概で臨まなければ、来季もJ1でやることは出来ないんだろうなと気持ちを新たにした。昨日はすげぇ悔しかったけど、「やったるわ!」という強い気持ちもみなぎっている、そんな開幕戦翌日の午後。
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