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Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

負けても首位(12節大宮戦)

2018-05-03 16:28:58 | マッチレポート18’
山越のはハンドね。ああいうのが勝敗を分ける。選手の意図なんて最後の最後は分からない。だからあの局面であれだけ手を広げてたらもうハンド。


連戦の中、お互い手堅い試合展開をチョイスして見所のほとんどない試合だった。毎度言うけど「連戦は勝ち点が全て」なのはこういう試合になることが多いから。だから今日は結果も0点、内容も0点。前半に似たような展開から1点ずつ取り合い、後半は大前のCKが高木のミスで入った大宮と、清本のFKがポストを叩いた大分の違いでしかないただの凡試合。そういう意味では負けても首位にいることは素晴らしいし、一方で何としてでも勝ち点をもぎ取る強さまではまだないことが明らかになったというところかな。


ただ4バックに切り替えたところだけはちょっとガッカリ。交代カードが残り2枚になって前の選手がともに1トップタイプの林と藤本になった時にどう替えてくるかなと考えを巡らせてたけど、同時投入はいいにしても4バックに切り替えた時にはさすがにずっこけた。もううちの4バックは対岐阜戦のみの特殊戦術であって、スタンダードな4バックスタイルのイメージしかない大宮にそれぶつけても無理でしょってハッキリ思ったし、残りの時間は予想通り手詰まりまくってあっけなく敗戦。悲惨だった山形戦もう忘れちゃったのかな。サイドで優位を保たなければならないのに、わざわざサイドハーフの前に蓋が閉まるようなフォーメーションに自ら持っていって何がしたかったのか。ミスして追いつかせてくれた山形と徐々に調子を上げ始めてる大宮とでは違うということ。


試合後の会見で片野坂さんも「準備不足だったかな」とやや諦め顔で言ってたし、さらりと切り替えていいと思うよ。3連勝で順位を上げてきそうな大宮も大したことないって分かったわけで決して悲観的に捉える必要はない。ただごっちゃんは想定内だったけど、さすがに好調でチームのキーマンだった星、伊佐までいないとわずかな差を勝ち点に繋げるような試合にするのはさすがに難しかった。連戦で無理はしたくなかったくらいだったら、先の片野坂さんの諦め顔も納得がいくけど、どうなんだろうか。


ということで「次!次!」。そう簡単には勝ち続けさせてはくれない。次は得意のアウェイ。そして世界で一番大好物のビッグスワン。重たい試合になるだろうけど、しぶとく勝ち点を取り切る試合を見せてほしい。
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悩みのレベルが一つ上がった(11節町田戦)

2018-04-28 17:36:58 | マッチレポート18’
褒められた内容ではないことは確かだけど、この後に連戦が控えてること、季節の割には暑かったこと、相手が2人少なくなったことを考えると選手が試合中に気持ちを切らしてしまったことは一定は理解出来る。勝ち点3は取ったし、まあ仕方ないじゃないくらいの感想だった。


しかし試合後の片野坂さんのインタビューを見て横っ面引っぱたかれたような気持ちになった。あんなに怒ってる片野坂さんは見たことなかったし、結果云々でなく準備してきたことを遂行出来なかった選手たちが許せなかったんだろうと思う。本当に目標を達成する気があるなら、試合の状況がどうであれ厳しくあれということだろう。応援する側としても身の引き締まるような思いにさせられるインタビューだった。


後半はあんなんだったから戦術的に語るべきところは少ないと思うので、話の中心は前半になるかな。まず先制点に繋がるまでの2本の同じような攻撃。試合開始から数分で刀根も怜さんも迷わずファーにクロスを上げてるところを見ると、スカウティングから徹底されてたことがうかがえる。去年の町田から大きな変化はなく、とにかく守備組織をコンパクトにするやり方。先制点のシーンは象徴的で、結果的には右SBの大谷のヘディングが空振って馬場がフリーになったわけだけど、その大谷がジャンプした地点が右SBにもかかわらずペナルティスポットよりも左側。いかに町田の外側の選手が中に絞り込んでるかということだし、ボールを大きく振ることでそこは攻略可能と読んだ大分ベンチの狙いは完全にハマっていた。


そして試合の流れを決定づけた深津の退場。町田のコンパクトな守備陣形はラインも高いため、DFラインの裏のスペースが広い。昨シーズンのアウェイゲームの後半や天皇杯で大暴れしたように伊佐が得意とするタイプの守備陣形だ。林もここ数試合好調をキープしていたけど、伊佐の今季初スタメンがこのタイミングだったことは納得だし、そしてそれは見事にハマった。退場シーンは決して偶然ではなく、伊佐の良さが存分に発揮されたプレー。とてつもなく大事な先制点を早々に狙い通りの形で奪って、さらに数的有利にもしてゴールを重ねて3−0。文句のつけようのない試合運びだったんだけどね。試合後に片野坂さんにこってり絞られただろうから、選手たちももう一回リフレッシュして頑張ろう。


と最後はまるで負けた試合のような書きぶりになってしまったけど、勝ってるからね。勝ち点が積めるか積めないかのレベルから、準備してきたことが出せて勝てたのかのレベルまで一つ上がったわけで、サポーターとしては「贅沢な悩み」程度に受け取っておきたい。


馬場さん、ハットおめでとう!それまでのどのシュートよりも簡単な4点目を外したのはご愛嬌(こんなこと言ったら片野坂さんにぶん殴られそうだけど)として、見事なゴールショーだった。伊佐や星のお膳立てが素晴らしいこともあったけど、決め切るのがストライカーの能力。大分加入後に「年齢を考えて、もう一度J1でやるための近道としての移籍」といった趣旨のコメントを聞いた時には、大分をそう評価してくれることは嬉しいけど、そこまでのチームじゃないんじゃないかなと思ったもんだけど、自らの先発定着とともにチームをそういう位置まで引き上げているのは見事としか言いいようがない。


今日は得点が左サイドからの攻撃に偏ったから星が目立ってたけど、地味に見逃せないシーンがあったので触れておきたい。それはスタジアムで観戦してた方はお気づきになったかもしれないけど、DAZNでは一瞬しか映らなかった怜さんのプレー。4点目の伊佐のゴールに繋がった攻撃はカウンターから2対2のシチュエーションになって、清本のタイミングのいいパスからゴールが決まった。これだけ暑かった試合の89分で完全に2人抜け出したシチュエーションだっただけに後ろにいた選手たちは「決めてくれー!」と見送ってもう追わないのが普通だと思うけど、ゴール裏からの映像で清本がドリブルで進む後ろで全速力で追いつこうとしてる怜さんの姿がチラッと映った。結果的には無駄走りになったかもしれないけど、アレぞ怜さんの真骨頂だと思うわけですよ。両翼がストロングと言われ始めたけど、ストロングと言われるだけのことを常に出し続けてるからこそストロングなのだと改めて気付いたシーン。怜さんマジですごいぞ。


ごっちゃんの負傷は少し気がかりだけど、好調を保ったままGWの連戦に突入。調子は上がっていないとは言え、ここから降格組との連戦。この2試合が本当に今の位置が適性ポジションなのかどうかを測るいい目安の試合になると思う。特に大宮は徐々に調子を上げてきてる印象で、太っちょ大前くんの体がキレ始めてるように思う。さらにJ2最強外国人のシモビッチもいるし、間違いなく難しい試合になる。今日の試合をいい薬にここで一気に突き抜けたい。
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値千金(10節金沢戦)

2018-04-23 00:12:37 | マッチレポート18’
試合後のインタビューで柳下監督の第一声が「これが我々のサッカー」と自信を持って言い切ったようにホームで狙い通りのサッカーをやり抜いたのは金沢の方だった。今季の金沢の試合を観てないので何とも言えないけど、ボールへの寄せが厳しく相手に自由を与えないという部分は終始徹底されてた。いいところまで持ち込んでもジリジリと押し返されてしまう感じは非常にやりにくかった。特にトップの垣田のしつこい絡みは嫌だった。ただ馬場にかましたタックルは最低でもイエロー、がっつりスパイク入ってるし審判によっては一発レッドもあり得るレベル。柳下監督はやたらとジャッジに文句を付けてたけど、命拾いしたのはそちらでっせ。


ただ大分もやりたいサッカーが出来ていなかったのかというとそんな印象もなく、林が基点になって深い位置まで侵入出来た攻撃も何度もあった。確かにイージーなミスは多かったかもしれないけど、それはもはや織り込み済みだし、最近のチームに成長を感じるのはイージーなミスでボールをロストしても極端な表現をしてしまうと、涼しい顔で「はい次、はい次」と気にも留めてなさそうに見えることだ。こういうサッカーは勇気を持てずに萎縮してしまったらもうダメだ。決定的なミスでなければ、ボールの一つや二つくらいくれてやる程度の心持ちで臨んだ方がずっといいはずだ。今日も高木が相手の2トップの垣田とマラニョンの間を縦に通したパスが4〜5本はあった。このサッカーが組織的にも精神的にも機能してるかどうかを判断するのに、ここのパスが通せてるかというのは個人的に基準の一つにしてる。だから今日は悪かったとは全く思っていない。


3試合ぶりに復帰した丸ちゃんが劇的決勝ゴール。実況の人が思わずじゃなく何度も口にした「決勝ゴール」。文字通り「値千金の決勝ゴール」。最後はディフレクトしてラッキーっぽく見えるけど、今日の金沢のタイトなディフェンスであれば強いシュートを打とうとして一瞬でもタイミングが遅れれば間違いなく寄せられてブロックされてたと思う。あそこを素早いタイミングで打ち切った時点で丸ちゃんの勝ち。復帰戦ということもあってかあのゴールまでは今日の試合はあまり存在感はなかった丸ちゃん。最後に川西のカードを切ってくるであろうことは予想がついたけど、交代は丸ちゃんかなと思った。あそこでなぜ丸ちゃんを残してプレースキッカーとしての役目もある宮阪を下げたのか、そして結果論かもしれないけど、それがこの劇的な結果に繋がったことについて片野坂さんはどう考えてるのか聞いてみたい。


試合が膠着し始めた後半20分に2枚替えを敢行した片野坂さん。前線の2枚替えと言えば記憶に新しい千葉戦でのあまりにも見事すぎた好采配が思い出されるわけだけど、今日の2枚はさんぺーと伊佐だった。ただ後半20分以降の前線3枚の配置はベストではなかったと思う。今日の伊佐からはいつものワイルドさが微塵も感じられず、何かあったのかなと思ったけど、よくよく見てるといつものトップの位置じゃなくシャドーに位置に入ってた。前にも書いたけど、今のフォーメーションでシャドーの2枚には攻守両面でかなり多くのタスクが求められてると思うから、正直に言って伊佐のスタイル向きではないと思う。その点さんぺーにはその辺りのこなし方に一日の長があるから、ずっと配置が逆じゃないかなと思ってた。林と伊佐が並び立てなそうだなというのは前から思ってたけど、伊佐とさんぺーなら今日の立ち位置を逆にして、伊佐にはあまり制限をかけずにやらせた方がいいんじゃないかな。


2度目のチャレンジにして堂々の奪首。今季は大混戦だとずっと言い続けてきたし、その思いは変わってないんだけど、去年の10節終了時点の順位表を見たら1〜3位までが勝ち点20で並んでて、6勝3分で勝ち点21まで積み上げた今年の大分の方が上だった。このままこの位置を守り続けてシーズン終了を迎えることはまずないだろうとは思うけど、ちょっと勝ち点が積み上がらなくなってきても立ち返るべきところが全員で共有出来始めてるように見えるので、しばらくは「圏内」でシーズンを進められそうだと思ってる。まだJ1からの降格組と1試合もやっていないからそこは割り引いて評価しないといけないかなと思ってたけど、どうも3クラブとも揃いも揃ってそうではないようで。3クラブとも5月中に1巡目の対戦があるので、調子が上がってくる前にやっておきたいですな。
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5連勝ならずもポジティブなドロー(9節横浜FC戦)

2018-04-15 23:01:16 | マッチレポート18’
残念ながら5連勝はならず。ただ連勝はいつかは止まる。連勝も大事だけど、その後ももっと大事なわけで、連勝の止まり方としては比較的いい止まり方だったんじゃないだろうか。今日は決め切れなかったかもしれないけど、得点ランクリーグトップタイ、得失点差リーグ単独トップ、そのチームを評して「決定力不足」という言葉は口が裂けてもオレは言えない。


正直勝てた試合だと思う。だから「やっぱり5連勝って難しいんだなぁ」なんて感想一切わいてこないし、もっともっとチーム力は上がってくると思う。今日は終盤に両チームともに全体的に疲弊してパワーダウン気味だったので、欲を言えば、前節結果を出したさんぺーや清本でも悪くはなかったけど、伊佐でもっとエネルギーを持ってアタックした方が相手にとっては嫌だったと思う。ただそれは結果論だし、清本→さんぺー→ごっちゃんと繋がった決定機は本当に惜しかった。前線の外国籍選手で押し切ろうとする横浜FCよりも、大分のアタッキングサードでの引き出しの多さの方が目立ってた。それがそのまま期待感に繋がってたし、今日も勝ちきれると最後まで信じて疑わなかった。前節のような試合を「目標を達成するチームの勝ち点の取り方」と評したけど、勝ち切れなかった今日の試合を決してネガティブに捉えてるわけではない。この連勝中の水準の試合を続けていったとしても勝ち続けることは出来ないわけで、その中でいくつかでも京都戦のような勝ち点のもぎ取り方が出来ていれば、目標はグッと近付いてくると思ってる。


同点ゴールは本当に素晴らしいゴールだった。同数でサッカーをやってたとは思えないくらいにフリーだった怜さん。星が1人で2枚剥がしたこと、ごっちゃんが中央で3枚くらい引きつけたこと、そりゃフリーになるよねって感じ。ダイレクトに星⇔怜でボールのやり取りが生じるチャンスメイクが今日の得点シーンだけじゃなく、何度か見かけると思うんだけど、この両翼は「ホントにスゲぇな」という貧弱な語彙の極みのような表現でも伝わるくらいに「ホントにスゲぇ」なと思う。前節京都戦のように少し下げ気味に配置しても決して押し込まれ過ぎることはないし、両翼を大きく張り出すことでボランチにスペースを与えて仕事をしやすくもするし、そして何よりもボールがあってもなくても前への推進力が抜群。「ホントにスゲぇ」。まず間違いなくそろそろ対戦相手が両翼に特化した対策を立ててくるはずなので、その時はサイドを捨てて真ん中ぶち抜ける準備しとこうぜ。


今日は試合前にピッチに散水してる写真が何枚も流れてきた。何なんでしょ。先週の記事で散水の不可解さについて触れたら、それにコメントしていただいた方もいましたが、結局今節撒いてるわけで何なんだろうと謎は深まるばかり。そして一番不可解に思うのは、どうせ撒くならもっと効果的に撒きなさいよということ。後半も中頃に差し掛かると、もう乾いてしまったのか、ボールの転がりも落ち、最終ラインでのボール回しにスピード感がなくなり、結局何がやりたかったんだろうという感想しか残らない。ノリさんからのボール出しで刀根やフクを飛ばしてサイドに付ける時にもっとパスにスピード感があればいいのにと何度思ったことか。ゆっくりと転がるボールを尻目に横浜FCの陣形が崩れずスライドするのを少々のフラストレーションとともに見てた。


J2は22チームなので順位表を半分にするとトップ11とボトム11に分かれる。松本、新潟、徳島、千葉、甲府、大宮、京都の全てがボトム11とかどんなリーグだよ。J3からの昇格クラブがJ1からの降格クラブに勝つのはもはや定番なのかよ。もうわけが分かんないよ。とりあえずこの戦国J2をたくましく生き抜こう。しかし開幕戦以来全然現地行けてない。。
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目標を達成するチームの勝ち点の取り方(8節京都戦)

2018-04-08 16:46:44 | マッチレポート18’
4連勝とか、暫定首位とかに浮かれたいとこだけど、シュート練習だけはしような!


タイトルの通りに思うわけです。内容も悪くなかったし、アウェイであることやコンディション面を考えると失点0の勝ち点1は決して悪い結果ではなかったと思う。そこを粘り強く耐え、最後に狙い通りに決勝点を奪ってくるチームの強さにひょっとするとひょっとするのではという思いが頭をかすめる。


まず安定感が出てきたと思う。この4連勝(その前のヴェルディ戦まで含めても)の間に色々なタイプのチームとやっても大ハズレする試合がない。3−4−3をベースに少しずつ変形しながら、相手の特徴に応じて対応が出来ている。特に2シャドーの馬場とごっちゃんにかかる負担が大きいように思える。ポジション的にもっと点を取ることにエネルギーを使いたいだろうとは思うけど、そこをグッと抑えてチーム戦術に徹してくれているお陰で大きく崩れることがない。ゴール数だけに表れない2人の「効きっぷり」を大きく評価したい。


この試合では怜さんと小屋松のマッチアップが90分を通して見応えたっぷりだったわけだけど、やっぱり小屋松のスピードには恐さがあった。ただ例え後手を踏んでも爆速で戻ってきてディフェンスする怜さんに改めて絶大なる信頼感を感じた。怜さんももう大分6シーズン目となり、いてくれるのが当たり前な感覚になりつつあるけど、この人の存在の大きさを最近しみじみと感じる。三十路を迎えても衰えるどころか益々磨きのかかった感のある機動力。本当に頼もしい。


今シーズン片野坂さんが何度も口にする「メンバー選考に悩む」というフレーズ。丸谷の体調不良によりヒメが先発し、高水準のプレーを見せてくれたことはその言葉の信憑性を何よりも裏付けた。精度に成長のあとがうかがえないのは残念だったけど、この水準のプレーでもベンチ入りすら難しいというのは、まさに「嬉しい悩み」以外の何物でもない。


ここ数試合でにわかに表面化してきた「濡れたピッチの方がやりやすいなら水を撒けばいいじゃないか問題」。前節の千葉戦後に片野坂さんが話した「僕らも本当は水を撒いてやりたかった」という発言は、乾いたピッチでやったことで結果的に千葉のパスワークのキレを削ぐことに成功したけれども、自分たちのことだけを考えれば本当は濡れたピッチでやりたいというのが本音なんだろうと推測する。それを裏付けるように雨でピッチが濡れていたこの日の試合も滑りやすそうではあるもののボールは走ってた。前半に宮阪が体は外に開いて怜さんにパスを出しそうな雰囲気を醸し出しといて急に鋭角にビシッと縦パスを打ち込んだシーンはピッチ状態のお陰があってだろうなとは思ったし、パスサッカーに濡れたピッチが相性がいいのは確かなんだなと再認識した。確かに大銀ドームでは試合前にピッチに水を撒いてるのをあまり見かけない気がするし、撒けるのなら撒けばいいのにとしか思わないんだけど、何か問題でもあるんだろうか。スタジアムによっては自動で散水する機械がなくても人力で撒いてるところだっていくらでもあるんだし。謎です。


チームとして勝ち点積み上げてることは素晴らしいの一言だけど、冷静に一歩引いたところから見るとこのレベルのチームが首位(先ほど陥落しましたが)でいいのかという思いはある。ただ一般的に見て力のある(カネのある)チームがここから態勢を整えて巻き返してくるかと言われるとそうでもないと思ってる。今シーズンは一気に勝ち点積み上げていくには障害があまりにも多すぎる。多分どのチームも「このチームは難しいな」と思うようなチームとばかり対戦してるような感覚なんじゃないだろうかと思う。2ヶ前のJ2サポーターやJ2番記者に岡山から始まる正しい22チームの順位表と、讃岐から始まる逆順の順位表を見せた時に正解を言えるのって本当に半分くらいじゃないかなと思う。それくらいに「戦国J2」のシーズンになってる。昨シーズンまでと比べてPO圏の価値が下がり、自動昇格圏の価値が爆上がりした今シーズンのJ2。たったの8節とはいえ、その超プレミアムシートにどっかりと腰を据えてるチームを誇りに思う。

※ちなみに昇格後開幕3連敗、その間12失点で絶望的な気分でスタートした栃木SCだったけど、結局3節までに対戦した大分、岡山、山口が現在のトップ3になってて、地獄からの生還っぷりがハンパない。
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見事だった片野坂さんの一手(7節千葉戦)

2018-04-01 17:14:22 | マッチレポート18’
4−0というスコアだけを見て完勝なんていうつもりはさらさらない。今日は目の前で起きていることに対する対応力が高かっただけで、この先の長いシーズンで体現していきたいサッカーに対してはむしろ課題の方が多かった。さらにいただいた先制点の価値があまりにも大き過ぎて、試合を公平に評価するのは難しい。キックオフの笛が鳴ってから勝ち点3を獲得するためにどうするかの部分が今日は抜群だった。


後半開始時のエスナイデル監督の2枚替えで試合の流れが変わらなかった時点で大分の勝ち点3は濃厚だったと思う。ただその後に打った片野坂さんの一手がこの大勝を呼び込んだ。千葉のフォーメーションチェンジに15分間耐え切ってディフェンスの手応えを感じ取ったタイミングでの伊佐・清本の2枚替え。ここは2枚替えだったことに意味があると思ってる。人選が伊佐・清本であった時点で狙いは明確過ぎるほどに明確。ピッチ内の選手が迷いたくても迷えないくらいに明確。狙いは「ウラ」だった。そして投入直後からこの2人が立て続けにラインブレイクに成功。その2本目が星のゴールに繋がった。さらに千葉の2CBにスピードがないことが分かると伊佐・清本は猛獣のごとく噛み付きまくって、「積年の恨みはらさでおくべきか」とばかりにゴールラッシュ。極めつけは怜さんの独走ドリブル。このブログでも何度も書いてるが、90分にあのドリブルが出来ることが怜さんの最大の強み。うまくシーズンに入り切れていなかった川西のシーズン初ゴールをアシストしてあげるという青森山田カルテット次男のとびっきりの優しさ。後半は本当に最高でした。


ただ試合の主導権を握ることをあっさりと放棄したことはちょっと考えもんだよな。試合後のインタビューで片野坂さんは「割り切った」みたいな言い方をしてたけど、もっと奪い返す姿勢を見せてもよかったんじゃないかなとは思う。まあこういう試合を見せておくことで対戦相手がスカウティングしにくくなるというメリットはあると思うけどね。


両翼好調、ボランチも持ち味を発揮し始め、ディフェンスラインもようやく無失点試合達成、そして前線はさんぺーも復帰しポジション争い激化とチーム力が上がってきた手応えがある。去年あれだけ苦労した3連勝もファーストトライであっさりと達成。序盤とはいえ、首位まで勝ち点2差の3位。順調ですな。
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見えてきたチームの形(6節讃岐戦)

2018-03-26 23:44:04 | マッチレポート18’
昨日は八王子まで大学サッカーを観に行って、ダッシュで帰ってきて夕方から子どもが所属する少年チームの親子サッカーに参加。35分間フル出場するもなかなか楽しくてあっという間だった。しかし・・・、そう甘くはなかった。ご飯を食べて帰ってくると一気に疲労が押し寄せてきて、何とか気合いを入れて讃岐戦を観るまでで限界。試合に関することは新鮮な当日中に出来る限り書きたいと思ってるんだけど、昨日はもう疲労困憊で無理だった。そう考えると、90分走り切った後に笑顔でサイン書いたり、写真撮影に応じたり、インスタ上げたりと選手たちはプロだなと思うわけですよ。


まずは宮阪の超ロングシュートから触れないわけにはいかないでしょ。何だありゃ。宮阪の加入が決まった時、確かに直接FKからのゴールを期待した。でも想像してたんと全然違った。それも全く違う方向にとんでもなく突き抜けた形で想像してたんと全然違った。何となくイロモノっぽいゴールに扱われがちだけど、集中力、アイデア、視野の広さ、キックの精度、キックの強さ、そして少しの運とプロとしての様々な要素が凝縮された素晴らしいゴール。この類いのシュートってけっこう色んな選手がトライするけど、なかなか決まらないもんだし、それだけに宮阪のゴールには本当に価値がある。アレを全てが見渡せるスタジアムで目に焼き付けた人は一生もんだよね。羨ましい。


そして馬場さん。前節に続きこの試合でも広範囲に動き回り、攻撃を活性化させてた。そして決勝ゴールの一撃。決して簡単な角度じゃないし、フカさず引っかけず、見事なシュートだった。古巣に対して決めるゴールのことを一律で「恩返しゴール」と呼ぶことに対して自分は否定的なので、アレは単なる超絶価値のある決勝ゴールでしかないと思ってる。それ以上でもそれ以下でもない。本人が試合には感情は持ち込まないと言っている以上、アレは単なる超絶価値のある決勝ゴールでしかない。


連続ゴールはならなかったものの、林も続けて高水準のプレーを見せてくれた。林のプレーは本当に信頼が出来ると思っていて、それは昨日の試合でキックオフから7分足らずで2度もオフサイドを取られたことに象徴されてる。水戸戦の試合後のコメントで、
「何本かウラも見せたかったのだが、ちょっと出せなかったので、そのメリハリをつけていきたい。」
と言っていて、まさにそれを実行するような序盤からのウラ抜けのウラ返しが2度のオフサイドだったと思ってる。自分の最大の長所がポストプレーだということを理解した上で、それを最大限に活かすためにはウラ抜けも見せておきたいという理詰めの仕掛け。林のこういうところが本当に信頼出来る。それと個人的に大好物なのが56分頃の左サイドに流れてきて2人に囲まれながら奪われず中央の丸ちゃんに戻したシーン。かなり地味かもしれないけど、あそこで1人で踏ん張ってくれるおかげで、丸ちゃん→怜さんと繋がってビッグチャンスを作り出せてるわけだ。林の復調はデカいぞ。そして何よりもイサスタグラムでの場違いなくらいの明るい表情が本人の復調を物語ってる。


色々と好プレーを見せた選手が多かった試合だけど、昨日のMOMは丸ちゃんしかいない。最終ラインに下がっての攻撃の構築、縦パス、スペースへのパス、球際の強さ、水を運ぶドリブル、前線まで顔を出す積極性、ゴールに繋がったシュートと昨日はまさに獅子奮迅の活躍だった。良くない時は淡々とプレーしてるように見えてしまう典型のような選手だけど、昨日の躍動感は12シーズンの終盤に永芳との2シャドーで見せた躍動感そのものだった。川西と比較するとスピード感に欠けるし、宮阪のような派手な飛び道具もないかもしれないけど、攻撃でも守備でもあらゆる局面で80点以上のパフォーマンスを出せるのが丸ちゃんの魅力だと思ってる。昨日は本当に素晴らしいパフォーマンスだった。


もう何年も連戦は勝ち点を取ることのみに価値があると思ってきてるので、中3日の試合を2つとも勝ったのは素晴らしいの一言。DAZNのクソ低画質の映像からだとそこまでピッチコンディションが悪いようには見えなかったけど、色々なコメントを読むと相当悪かったようだ。前節のピッチコンディションと比較すると落差が激しかったと思うけど、それでもきっちりとボールは動かせてた。もちろん連戦で讃岐のプレッシングにキレも勢いもなかったっていうのはあると思うけど、それでも丁寧に動かせてた。ただ本当に真価が問われるのは、きっちりと1週間の準備期間の取れる今週以降の試合だ。平時と連戦ではプレスの質が同じチームでも全くと言っていいくらいに変わってくるし、そこでどれだけやれるかだ。千葉、京都あたりは腕試しをするのに手頃なチームじゃないかな。


今からこんなんで大丈夫かなと思うくらいに各所で激しいつぶし合いが始まってる今季のJ2。岡山がやや突き抜け出したけど、もはや風物詩のごとく夏頃には失速するだろうし、何の心配もいらない。讃岐は最下位で勝ち点3はマストだったかもしれないけど、こういう試合をキッチリとモノにし続けていくことがサバイバル感の強いシーズンでは特に大事だ。千葉に勝てば自動昇格圏も見えてくるので、序盤でとりあえず一度は圏内をのぞいときたいね。試合は4月1日だし、「今までの全部ウソでしたー!弱いフリでしたー!」って軽く犬っころ蹴っ飛ばしてやるのも面白いんじゃないかな。週末が楽しみ。
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有言実行の男(5節水戸戦)

2018-03-21 22:47:25 | マッチレポート18’
岡山戦の後に「もっとエネルギッシュな試合を」と語った男の有言実行なパフォーマンス。喜怒哀楽が表情に出やすい林のプレーは観てる側として気持ちが乗っけやすい。見事なまでに効果的なポストプレー。そして2014シーズン最終節で痺れさせられたワンタッチゴールを彷彿とさせる素晴らしいゴール。これこそが見たかった林。淡々と試合を進めてるように感じた岡山戦、前3枚のメリハリのなさにガッカリさせられたヴェルディ戦、その両方のフラストレーションを一発で解消してくれた。林にはもっともっとFW陣を刺激してほしい。そうなって初めて選手層が厚くなったって言えるはずだ。年初にも書いたけど、そのシーズンで誰よりも早く一番最初に契約を更新する選手は覚悟が違う。今季の林はもっとやるはずだ。


大分デビューとなった馬場も良かった。ボールが入った時にもっと前を向いてもいいんじゃないかと思うことが何回かあったけど、流れやリズムを意識したのか、ワンタッチではたき続けて自軍を前に押し出した。林とごっちゃんとの距離感やタイミングも初の公式戦とは思えないほどスムーズだった。そして林と同様、プレーにエネルギッシュさがあふれてるからチームにリズムをもたらしてくれる。水戸、讃岐と古巣戦が続くこのタイミングでコンディションを上げてきてるのは偶然じゃないと思う。週末も期待したい。


連戦のアウェイということもあって水戸ちゃんさんがドローやむなしくらいのスタンスで臨んでくれたことが今日の結果に繋がったと思う。試合前の長谷部監督のインタビューでもそんなニュアンスが感じ取れたし、間違いなくもっと前からガツガツ来られた方がうちとしては手を焼いたと思う。ただ2点取って完全に試合の主導権を握られながらもあっさりと1点返して「これは分からないかも?」と思わせるところが今までの水戸ちゃんさんと違うところだ。しかし、大分側から見て、あの失点は大いに反省する必要がある。最悪じゃなく最軽な失点だ。ハイボールに競らない、ボールホルダーへの寄せが甘い、あっさり決められる。ちょっと軽すぎる。


ヴェルディ戦から好調感を漂わせてた星も移籍後初ゴール。個人的にはゴールのシーンよりもシュートはヒットしなかったけど、怜さんのクロスに逆サイドから侵入してきてダイレクトで合わせたシーンの方が良かったと思ってる。ああいう侵入の仕方をしてくるサイドの選手をあまり見たことがなかったし、非常に効果的だったと思う。ワンフェイク入れてからの縦への突破もどんどん鋭くなってきてる印象だし、怜さんの機動力が高すぎるが故に発生していた左右不均衡が、星の出現で一気にバランスが整うかもしれない。いや、整うどころか槍を両方に構えられれば相手は対策を立てづらいし、大きな武器になるはずだ。


林も言ってるとおり、今日の流麗なパスワークは濡れたピッチに助けられてる面があるから、2割減くらいで見ておく必要はあると思う。ただ岡山戦の後半くらいから徐々に動かし方にぎこちなさがなくなってきて、リズム感が生まれてきてると感じる。特に今日は少しずつ相手をずらして前線へ縦パスを入れるという意図がよく分かる動かし方だったし、前3枚が有機的に絡んでボールを引き出すと一気にシュートチャンスまで繋がる。今日の水戸ちゃんさんの守り方がオーソドックスだったとすると、こういう攻撃の作り方がスタンダードになってくるかなと思う。残念ながらテレビ画面だと前3枚が相手DFとどういう駆け引きをしてボールを引き出してるかの部分がほとんどのシーンで見えない。今日何度も唸らされた林のポストプレーの確かさ。受ける前の駆け引きの醍醐味はスタジアムで見てこそ。引いてきた林の足元にピタッと縦パスが収まるタイミングをスイッチにチーム全体がグッと前に出る瞬間がたまらない。


さてまた中3日でアウェイ讃岐戦。今節首位との対戦で、次節は最下位との対戦ということでなかなか振り幅が激しいけど、昇格を狙うなら勝ち点3はマスト。やっぱり今日の水戸ちゃんさんの戦い方を参考に、例えアウェイであろうとアグレッシブに入ることが大事。中3日だけにまたメンバーが変わるかもしれないけど、この首位撃破をターニングポイントに矢印をグッと上向きに上げていきたい。
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ホームの観客動員が減り続ける理由(4節東京V戦)

2018-03-17 17:44:42 | マッチレポート18’
悪くはなかったけど、この試合が勝ち点1で終わってしまうところにホームの観客動員が減り続ける理由が凝縮されているように思う。土曜日の14時KOで62百人はちょっとヤバい。


システムのかみ合わせというよりも単純にヴェルディの選手が億病だった前半は圧倒した。ただこういう展開をユルく受け止め試合を決めに行かずに後半グダグダの展開に持ち込まれるというのは去年イヤというほど見せられたわけだけど、今日はロティーナ監督が施してくる戦術変更にも何とか対応し、試合は終盤まで見応えのある内容だった。ただ勝ってない。そりゃ観客動員が減って当然。個人的にはなぜこんなにホームで勝てないかについての分析がオフシーズンの間になされるかと思っていたけど、分析はもちろんのこと明確な手を打ってるようにも見えないので、残念の一言。そろそろ本気でこの部分を改善しないと、片野坂さんの決定的な評価につながりかねないと思ってる。


ダブルボランチを中心に「攻→守」の切り替えは抜群に良くて、相手陣内ですぐに奪い返すシーンも何度もあった。前半のリズムが良かったのはこの部分の影響が大きいと思ってて、基本的に攻撃が続くという試合展開に持ち込めた。一方で「守→攻」の切り替えの部分で前3枚の反応が異常に悪く全く速い攻撃に持ち込めず、押し込んだ割には得点のニオイはしなかった。藤本・ごっちゃん・コテのユニットだと揃いも揃って速い攻撃に転じようという意識がなく、アレではダメ。遅攻だけで攻めきれる技量があるならいいが、そうじゃないわけで、即時奪還で奪い返したボールが前3枚に入って一呼吸置かれる度に今日はイライラした。3人とも何をしたいのかの意図が全く伝わってこなかった。伊佐はもちろんのこと、今日は途中投入から積極的にシュートを放っていった清本あたりもスタメンで見てみたい。


今日はヴェルディのインサイドハーフの2人のポジショニングが良くなかったので、左右CB→左右WB→ボランチのパスコースが通りまくって、ヴェルディの第一波、第二波くらいまでを何度も突破出来た。ただし今のノリにノってる水戸のプレッシングには虐殺されるイメージしかわかない。中途半端にだけはいかないこと。4試合で勝ち点5は及第点にはもちろん届いていない。前向きになれる要素はほとんどないよ。
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去年よく見た試合(3節岡山戦)

2018-03-11 22:18:43 | マッチレポート18’
『ミスも多かったし、見ていてエネルギーも感じられなかった。ミスしてもいいからエネルギッシュな試合をしなくてはならない。』
(林容平の試合後コメント)

オレのモヤモヤとした気持ちをたったの一文で全て代弁してくれたわ。ここに尽きる。

毎度毎度じゃなければ、ミスが多いのはやむを得ない部分もある。ガッチリとマッチアップすれば、スペースはなくやりにくさもあったとは思う。でもそれで「練習してきたことをご披露しました」で終わっていては幼稚園生のお遊戯会と何ら変わらない。こういう試合は去年もよくあった。うまくいかない中で持ち場を離れてでも、対面の相手をぶん殴ってでも局面を打開しようとしたプレーがいくつあったか。約束事に縛られ過ぎてエネルギッシュな部分が全く見えてこない。サポーターとして一番ガッカリする試合。林はベンチから冷静にかつフラストレーションを溜めながら見てたと思うよ。


同じことは片野坂さんにも言える。「練習場で良かった選手を使う」というのは理解出来る。でもこの2戦の選手起用はあまりにも下手くそ過ぎませんかね。点を取りにいかなければならない局面でベンチのFW選手に与えられた時間は山形戦0分、岡山戦10分。これ全FWの延べ数字ですからね。いつもの敗戦コメントのコピペじゃなく、この敗戦は明確に片野坂さんの責任。「木を見て森を見ず」状態になってませんかね。今季は勝つためのこだわりを見せていくみたいに言ってたことが裏目に出てるのかな。


まず竹内⇔ノリの意図を分かりやすく説明してくださいよ。何かに書いてあった気がするけど、わざわざする必要があると感じるほど端的には説明してくれなかったと思う。で、明らかに竹内もノリも2人とも去年より安定感ないよね。バタつく感じを見てるとポジションに対する不慣れさだとしか思えないんだよね。誰かが移籍等でいなくなってしまってやるのなら分かる。繰り返しになるけど、「わざわざ」やる必要ある?


今日もボランチのスタメンには変更なく、そして停滞した。前記事でも川西スタメン復帰のベストタイミングだと書いた。結局それをせずに停滞して負けた。もしかすると川西のコンディションがまだ万全でなく90分もたないとかなのかなとも思ったけど、それでも投入が10分遅い。今日は当然後半頭から動いてくるだろうと思ったけど、それもなく最初の交代が竹内→翔平という、イギリスのブックメーカーが「今日の大分トリニータの最初の交代」という賭けをやってたら間違いなく万馬券級のビックリ交代。で、また最後に伊佐を使えないっていうね。もう栃木戦の前半はなかったこととして考えなくちゃいけないから、今の宮阪&丸谷コンビは大いに物足りない。でもここにあっさりとポジション明け渡してるヒメや前田はもっと物足りない。このレベルの先輩だったら軽く押しのけてほしい。これも去年も書いたけど、停滞した時に宮阪&丸谷になくて川西にあるのは「短いドリブル」。これを見せないから相手は守りやすいし、宮阪なんて前半はずっと「縦パス出します」って大きく顔に書きながらプレーしてるもんだから、藤本やごっちゃんに縦パスが入ると相手は全部チャレンジしてきた。だから収まらなかった。3〜4タッチの距離にして10mも進まないドリブルで0.5人かわせばいいだけのドリブルだ。1人かわす必要なんてない。それだけで十分に出しどころの選択肢は出てくる。後半の途中から宮阪は少しずつドリブルも使ってたけど、最初からやらないと。


誰が出てようが、「くさびのパスもあります」「裏のスペースもあります」「サイドもあります」「ドリブルもするかもよ」。色々と見せていかないと今日みたいにスペースのない固い試合展開でスコアを動かすことなんて出来ない。今日はとにかくあまりにも分かりやすく縦パスに固執し過ぎてた。


そして誰もが固い試合展開になることが分かっていたのに、失点があまりにも軽かった。押し込まれるきっかけとなったスローイン時のミスと、クリアミスとセットで怜さんは要猛省。前半のチャンス時にドリブルが大きくなってラインを割ったミスもあったし、今日はボロボロ。


これで今季のリーグ内での大体の立ち位置は掴めた。いま時点ではかなり弱いけど、抜けた存在が一つもなく、毎節のようにつぶし合いが発生して相当な混戦になることが予想されるから、そこそこのところで付いていければ問題ないと思ってる。ただいま時点では弱いからね。このタイミングでヴェルディ、水戸と調子のいいクラブとホームタウンディスアドバンテージのある大銀ドームで中3日の連戦はいかにもキツいね。
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采配ミスで勝ち点ロスト(2節山形戦)

2018-03-04 18:02:37 | マッチレポート18’
相手DFのミスで何とか勝ち点1を確保出来たものの、実質負けに等しい試合。ホーム激弱体質の改善は微塵も感じられなかった試合。オフシーズンは何をやっていたのかと言いたい。


片野坂さんの采配ミスの一つ目は言わずもがなのフォーメーション変更。お互いの開幕戦の内容と結果を見て、手を入れる必要があったのか。選手交代をせずにフォーメーションを元に戻せるのなら、そもそも3バックスタートで何か問題があったのだろうか。怜さんが不慣れな中央寄りのポジションでボールをもらい、いつもは受けない類いの寄せられ方からあっさりボールロストしてPK献上。全くやらなくていい先制点をあっさりと与えてしまった。少しは辛抱したものの、結局はフォーメーションを元に戻して連携がスムーズになった。片野坂さんも色々と考えたんだろうけど、シンプルに考えればやらなくていい策をチームに施して失敗した。


2つ目は選手選考。今日は暑かったこともあったとは思うけど、90分戦い切れない選手をスタメンに多く使い過ぎ。ホームで勝ちにいかなきゃいけない局面で伊佐を使えない状況に陥るとか、愚策にも程がある。ラスト20分ほとんど試合に絡めなかった藤本を伊佐に代えられてたらどれだけ攻勢に転じられたのかは言うまでもない。そもそも伊佐はその決定力の高さからジョーカー的に使いたくて戦略的にスタートはベンチに置いているだけで、本来であればスタメンで出るべき選手だ。それがカードの使い方を間違えて最後に使えないような初歩的なミスを犯していては勝ち点を落として当たり前だ。


動く必要のない局面で動いて失敗するのは、去年のホーム岐阜戦での失敗に共通する。怜さんの同点ゴールが決まった時の表情を見れば、自らのミスを悔いてるのは間違いないと思うので、この失敗はしっかりと次に活かしてほしい。


不甲斐ない試合は監督の責任だけではない。片野坂さんの2つ目のミスについては選手にも問題がある。藤本、宮阪、丸谷は前節も今節もいい時間帯と悪い時間帯の出来の差が激し過ぎる。栃木戦の時は攻勢に転じた栃木に押し込まれて良さが消えたと思ってたけど、その原因がガス欠だとするとちょっと話は違ってくる。少なくとも藤本に関しては90分パフォーマンスを継続するのが無理なのであれば、しばらくはベンチスタートの方がいいと思う。


試合後のインタビューでごっちゃんが「前から早めに来られて・・」というのをうまくいかなかった理由として挙げたけど、我々がやろうとしてるサッカーに対して相手がそういう対策を立ててくるのは何も今に始まったことじゃないし、それに対応した試合は去年もいくつもあったはず。それよりは自らミラーゲーム的にガッチリとマッチアップする試合を仕掛けにいったにも関わらず、全くボランチにボールを入れられず、ピッチ上を「U字形」にしかボールが動かなくさせてしまったことの方に問題があると思う。去年4バックを採用した代表的な試合は岐阜戦だったと思うけど、岐阜のように特徴的な戦術を採用してくるチームに対しては対策としてはまだ分かるんだけど、「The Standard」とも言えるような戦い方をしてくる山形相手にどうして動いたかな。繰り返しになるけど、自ら勝ち点落としに行っちゃった感が強くてもったいない。本当にもったいない。


栃木戦で本当に良かったさんぺーがベンチ入りしていない理由は分からないけど、対応力の高いさんぺーが不在だったこともこの試合の出来を左右したことは間違いない。もうフル稼働出来ないことは織り込み済みとはいえ、いきなりのケガでないことを祈りたい。それと大分だけではなかったけど、とにかくミスが多かった。また今年もアウェイでいい思いをして、ホームは低画質なDAZNと低クオリティな中継チームにイライラさせられるのかと思うとこぼれたため息は1回じゃなかったよね。

成尾「後藤選手はスペインのプレミアリーグの試合を観て研究してるそうです。」

増田「すごいですね。意識が高いですね。」

さすがに試合中に公共の電波を通してこんなやり取りをされるとリモコン投げつけたくなる気持ちを抑えるので一杯です。勘弁してください。


まあ、昨シーズンの2節終了時点よりも勝ち点積んだし、上位に行くだろうと思われたクラブも順調に勝ち点落としてるし、まだまだここからだよ。アウェイで全勝すればいいんだよ、全勝すれば。簡単なことだ。
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上々の滑り出し(1節栃木戦)

2018-02-26 00:41:17 | マッチレポート18’


選手、スタッフ全員での円陣で2018シーズンが開幕。毎年毎年のことながらこのワクワク感は何物にもかえがたい。今年も期待感とともに開幕を迎えさせてくれてクラブとチームには感謝。


4ゴールも決めて、かつ全員が課題を認識してホーム開幕戦を迎える。考えようによってはこんなにもいい開幕戦はないんじゃないかな。


正直に言ってそんなに景気のいい話が漏れ伝わってきたわけではないプレシーズン。そんな状況からすると望外の前半だった。それも何となく取れちゃった3点じゃなく、しっかりと意図を持って崩した形。特に1点目と2点目はワンタッチパスがスムーズに繋がり、惚れ惚れするような展開からのゴール。新加入のFWである藤本にまで移籍後初ゴールが飛び出してこのまま試合が終わってたらすっかり勘違いするところだったよ。前半は後手後手を踏んでた栃木のプレッシングも後半からは早いタイミングで寄せてくるようになり、案の定と言っては失礼かもしれないけど、ちゃんと手詰まって押し込まれた。ピッチの状況もデコボコしてパスを繋ぐには適していなかったにもかかわらず、果敢に食いつかせては剥がすことにチャレンジし続けた。ミスも多かったけど、勇気を持ってチャレンジ出来てることを評価したい。去年の開幕戦でおっかなびっくりに何とか繋いでいたことを思うと、今年はこのレベルから始められるというだけで、楽しみで仕方ない。


前記事で書いたごっちゃんへの期待に一発回答のような電光石火のドッピエッタ。特に2点目のシュートは凄まじく、わずかにアウト回転がかかった鋭いシュートはGKにはノーチャンスだった。これぞまさにエースの仕事。チームが余裕を持って試合を進められる展開にしてくれた。結果的に決勝点とはならなかったけども、ごっちゃんに求めたいのはこういう仕事だと思ってる。


それとチームとして獲ったゴールとして4点目に非常に意義があると思ってる。3点差は出来過ぎにしてもリードして後半に入って相手チームが前への圧力を強めてくる試合展開なんてこれからの41試合(+α)でいくらでもあるはず。その時に裏の広大なスペースをカウンターで狙うことはトドメを刺すということと、相手の圧力を弱めさせるという2つの意味からとても大事だと思ってる。伊佐の投入から狙い通りにそれを決めることが出来たのはチームとして大きかった。先制点とトドメの一刺しをいずれも素晴らしいアシストでお膳立てしたさんぺーがこの試合の影のMVPだ。





新加入選手がことごとく良かった。皆が皆その色をよく出せていて開幕スタメンを奪取しただけあるなと思った。

藤本は前線からよくチェイシングしてチームにリズムを与えてくれることと、開幕戦にして既にごっちゃんやさんぺーとのリズムが合ってることに驚かされた。1点目にも2点目にもワンタッチパスで絡んでいて適応力の高さはお見事。それと意外と強さの部分もあるなと感じた。相手CBを背負って受けた時もつぶされずに押し返すし、身長差のあるDFとの競り合いもけっこう勝ってた。相手CK時にはストーンに入ってきっちりと弾き返したりと、やれることの引き出しが意外と多いなという印象。そして何よりも開幕戦で初ゴールが生まれたことでこの後気負うことなくシーズンに入っていけそうだね。

星はクロスを上げる時の蹴り方が好き。生粋のサイドプレーヤーって感じの足首の角度で方向を調節する感じの蹴り方が好き。開始早々のシュート前のフェイントとかかなり技術面が高そうだ。若干線が細い感じで相手選手にガチャガチャっと距離を詰められるとつぶされてしまうことが多かったけど、もう少し2列目やボランチの選手との連携が成熟してくればそうなる前に外せそうだし、もっと良くなりそうだ。この位置は翔平も那須川も山口も狙ってるだろうし、激戦区だから切磋琢磨して大分のストロングサイドは怜さん側だけじゃないぞとアピールしてほしい。

宮阪は前半だけなら惇を超えてた。ズバズバと決めるサイドチェンジにはシビれた。左足で30〜40mくらいのサイドチェンジ決めた時には思わず選手名鑑で利き足を確認し直しちゃったよ。丸谷との呼吸も合ってたし、スタメン発表時に昨年からそっくり入れ替わったボランチコンビのところが一番不安だなと思ってた心配をあっさりとかき消してくれた。強烈だと噂の直接FKも1本は見てみたかった。ただチームが押し込まれた後半はほとんど存在感がなかったところが改善点でしょうか。しかしイサスタグラムでの話し方まで惇にそっくりな感じがした。

丸谷は前回在籍時の基礎技術の高さやポジショニングの良さはそのままに力強さも備えて帰ってきた印象。丸谷には以前から縦パスの付け方がうまいという印象があるんだけど、今の大分のボランチにはかつてよりも遥かに求められるスキルだから持ち味をバンバン出してほしい。最終ラインにも入れるというユーティリティー性はメンバー入りする優先順位が間違いなく上がる要素だから出場機会は増えそうだ。ただこれは宮阪にも言えることだけど、交代で入ってきた川西がなぜベンチスタートだったのか疑問に感じるレベルで素晴らしかったので、ボランチのポジション争いも激化必至。ヒメや前田にもこのままじゃないぞってとこを見せてほしい。






やばい、川西の顔が面白過ぎる。


去年からいる人が少し冷ややかに見てるのと、イサダンスを初めて見る人が笑ってるのが対照的。






怜さん、お誕生日おめでとう!三十路を迎えてもエネルギッシュに走りまくってくれ!


前半が終わった時点では首位もらったかもと思ったけど、結局第1節を終えて3位。水戸の3−0快勝は、いばらきサッカーフェスティバルを観た人なら驚きはない。山口はハイライトしか観てないけど、山口がいいというよりも熊本やばいという感想しか持てなかった。まあどうせこのままうまく進み続けるはずないから。どこかできっと悩むから。勝負はそこから。


しかし片野坂さん、監督キャリアで開幕戦全勝か。仕上げが早いな。あと新ユニの18番が激増してた。もちろん昨シーズン伊佐が頑張ったことの裏返しでもあるけど、思ってることは発信しなきゃ伝わらないんだなとスタンドの光景を見て実感した。
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