UNHINGED
2020年
アメリカ/イギリス
90分
アクション/サスペンス
PG12
劇場公開(2021/05/28)
監督:
デリック・ボルテ
出演:
ラッセル・クロウ:男
カレン・ピストリアス:レイチェル
ガブリエル・ベイトマン:カイル
<ストーリー>
美容師のレイチェルは朝寝坊し、慌てて息子を学校へ送り職場へ向かう途中、動かない車にイラつきクラクションを鳴らし追い越すが、それが恐怖の始まりだった…。
たった一度のクラクションが、
すべてを変える――
―感想―
2020年
アメリカ/イギリス
90分
アクション/サスペンス
PG12
劇場公開(2021/05/28)
監督:
デリック・ボルテ
出演:
ラッセル・クロウ:男
カレン・ピストリアス:レイチェル
ガブリエル・ベイトマン:カイル
<ストーリー>
美容師のレイチェルは朝寝坊し、慌てて息子を学校へ送り職場へ向かう途中、動かない車にイラつきクラクションを鳴らし追い越すが、それが恐怖の始まりだった…。
たった一度のクラクションが、
すべてを変える――
―感想―
現実ではストップあおり運転!やけど、この映画ではノンストップあおり運転、やね。
寝坊しまくる母親が悪いのは誰が観ても百も承知やけど、それにしても無敵の人(職も財産も失った人間=無職)てイケイケどんどんだわ。
死すらも恐れず、怖いものなんて何もねえよ!な思考で追い掛け回してくるのだから、追われる身としては堪ったものじゃないよなあ。
息子を車に無理矢理乗せて(つうか男に乗せろと命令されたんだけど)、逃げ回っている間に恐怖がピークに達して涙ボロボロ流していた息子の姿がえらいリアルだった。
あんな事起きたらそりゃ平常心じゃおられんだろうて。
ましてや子供にとっては特に。
そういう意味でも息子を普通に母親と一緒に居させるのではなく、とんでもない恐怖から涙が止まらないという「そういう感情になるよな」と鑑賞者にも共感を与える様な演出を施した監督は出来る方だ。
母親が嘔吐しちゃうのも然り。
俺はまだ、あおり運転てのを経験した事がないので、実際そういう目に遭ったらどうなっちゃうのか想像も難しいが、多分全身震えながらハンドル握っているかもね。
バックミラーとかサイドミラーをちらちら見ながら運転して、その状況から脱する事を考えるだろうけど、流石に後ろは振り向かないわなあ。
外国映画って、良く運転者が後ろを向くシーンが出てくるけれど、あれ何時も観てて冷や冷やする。
だって、何時「飛び出し」があるかもしれんしさ、前向いて運転しろよ、て思っちゃうんだよねえ。
狂気の男を演じたラッセル・クロウ、睨み効かせた顔がまあ怖い。
マ・ドンソクかよっwて位に同じ目つきしてた。
しかも場所を選ばず、人を殺すわ、前方を走る邪魔な車は問答無用で弾き飛ばすわで、前述した様に無敵の人程、恐れ知らずな人間はいない。
従って、キチガイ。
絶対に関わっちゃいけない人種である。
評価:★★★★
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