銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ケース39

2010年07月30日 23時58分40秒 | 洋画ホラー
CASE 39/09年/米・加/109分/劇場未公開
監督:クリスティアン・アルヴァルト
出演:レニー・ゼルウィガー、ジョデル・フェルランド、ブラッドリー・クーパー

<ストーリー>
両親に虐待されていた少女を救い、引き取ったソーシャルワーカーの女性が体験する恐怖を描く。
<感想>
口コミでじわじわと人気を得た『エスター』の様に、本作もDVDスルー作品でありながらもレンタル回転率が上がる位、人気が出ても良いんじゃないかと思える程の良作。
何処かしら雰囲気も『エスター』に似ていますし。

無邪気な笑顔には裏がある

謎めいた少女を演じたのは『サイレントヒル』でも3役多彩な顔を演じ分けた天才子役ジョデル・フェルランド
割と出演作にホラー系が多いだけあって、不気味さを醸し出させたら流石に上手い。

劇中では彼女が笑うと関わり合った人が変死すると言う、一体全体君は何者なんだ?と、先の動向に目が離せなくなります。

少女リリーは本当に虐待されていたのか?
両親は何故に部屋に立て篭もっていたのか?
オーブンで焼き殺そうとしていた真意は何なのか?

終盤での幼き少女リリーに隠されていた正体が暴かれてからは、幾つもの恐怖場面が立て続けに起こり、観る者を緊張と驚きの渦に叩き落としてくれます。

これは二つの表情の使い分け様が難しい秘密の少女にジョデル・フェルランドを配したのが大正解。
彼女にしかあの演技は出来ないでしょう。

『エスター』も怖かったが、本作もジャンルは違えども十分に怖くて面白かった。
個人的には大プッシュしたい逸品!

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★
10/07/25DVD鑑賞
オカルト・サスペンス・ホラー レニー・ゼルウィガー パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする