MC68000 Maniacs!
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随分な遅れ馳せ具合ですが(笑)ようやく「セガ3D復刻アーカイブス MANIAX」をゲット。

「セガ3D復刻アーカイブス MANIAX」は,徳間書店から発売された「セガ3D復刻アーカイブス」に関する解説本。Nintendo 3DS向けに発売されたセガゲームの復刻シリーズである「セガ3D復刻アーカイブス」について,ゲーム関連情報サイト「GAME Watch」に掲載された数々のインタビュー記事をまとめて掲載した,なかなかマニアックで読み応えのある1冊です。ゲーム画面やゲーム筐体の写真をふんだんに盛り込み,全250ページ超の大ボリュームをオールカラーで読ませてくれる・・・はずなのに,テキストの大量さに圧倒されてオールカラー感が若干薄れている気がします。とはいえ,さすが「MANIAX」と銘打つだけあって,それぞれのゲームに対する記事内容はひたすら濃厚です。製作秘話や裏話,攻略っぽいものから隠し要素の解説まで「セガ3D復刻アーカイブス」のあらゆる情報が詰まっています。

自分も一応シリーズのファンなので,ファンを語る以上は読んでおこうかなと(笑)。blogではほとんど記事にしていませんが,当然「セガ3D復刻アーカイブス」シリーズは全て購入済みです。ダウンロード販売の方は主要なヤツだけですが買ってます。・・・スペースハリアー,ファンタジーゾーン,アウトラン,スーパーハングオン,アフターバーナーII,サンダーブレード,ギャラクシーフォースII,パワードリフト,ベアナックルII,ガンスターヒーローズ・・・って感じでしょうか。あと数本でコンプなんですけどね。読んでいて思ったんですが,おそらく権利がらみの問題なんでしょうけど「エコー・ザ・ドルフィン」に関する記事は一切載っていません。本書の冒頭にあるゲームタイトル一覧においても,あからさまにゲーム画面がカットされていて笑いました。



究極の「移植モノ」へのこだわりが満載で,どこを読んでも面白さしかない。ということを書かせていただいたうえで,個人的に注目ポイントを挙げるとすれば,まずはそれぞれのタイトルの「クレジット」について。ダウンロード版を購入する際の楽しみのひとつだったんですよね。スタイリッシュでかっこいいのも良いですが,やはりドットキャラで遊びまくっているのが大好きですね。まとめて見直すと,舞台設定(?)が微妙に続きモノになっていたりするのが今更解ったりして,あらためて大笑いさせてもらいました。いやあ素晴らしい。あとは・・・スーパーハングオンのウリは「3D」じゃなく「ジャイロ」だ。っていう記載も好き。スパハンをジャイロでプレイすると結構実機感があるんですよね。細かい動きが難しいのは止むを得ないんですが,慣れてくるとパッドでパタパタさせてコーナリングしてるのが妙に情けなく思えてきます。皆おそらく敬遠しているであろうジャイロプレイを,もう一度見直してみるのも良いかなと。


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フリーライターの「忍者増田氏」がインプレスのWebニュースサイトおよびKADOKAWAのWebサイトで連載していた記事(「忍者増田のレトロゲーム忍法帖」と「忍者増田のなつかしゲーム年代記」)が1冊の書籍にまとまるとのことで,早速入手してきました。忍者増田なんて知らん・・・という人も多かろうと(失礼)思いますが,今や伝説のパソコン誌「ログイン」において,1989年から2008年まで断続的にではありますが,名作RPG「ウィザードリィ」についての連載記事「WIZでござるよ」を執筆していた人物であり,自分は,氏の連載が一旦終わるあたり(~1995年)までずっとログイン読者だったので,ログインを語るうえで思い出される人物の1人が氏だったりする訳です。といいつつ,記事をがっつり読んでいた割には自分は「ウィザードリィ」をほとんどプレイした事がなく,80年代は,ザ・ブラックオニキスとファンタジアン,ファイアークリスタルなどのRPGや,ハイドライドやイースなどのARPGに明け暮れ,90年代は,ダンジョンマスターからディアブロへ移り,そのままウルティマオンラインに没頭。リメイク版でもいいからいつかプレイしようと思ったまま,結局さわらずじまいでした。

今回の「忍者増田のレトロゲーム忍法帖」には,氏がセレクトした5つのゲーム(ディグダグ,パックランド,いただきストリート,ウィザードリィ,ウィザードリィ外伝Ⅰ)についての記事が収録されています。対談ゲストに,高橋ピョン太氏やほえほえ新井氏など懐かしい名前も出ていて,個人的には非常に嬉しい限り。どの記事も,氏らしい「半端なござる表記」が読みづらくて懐かしく(笑)一気に読んでしまった感じです。同じ連載記事でもやはり「ウィザードリィ」は熱量が全然違っていますね。「忍者増田のなつかしゲーム年代」においても「ウィザードリィ」について語りまくり。さらに「ザ・ブラックオニキス」と「ロードランナー(システムソフト版)」ですからね。今更,この2本のソフトについて語っている記事なんてそんなにないでしょうし,なんだかログイン誌のモノクロページを読んでいるような気分になっちゃいました。

ちょっとだけエンジンがかかっちゃって,ついにファミコン版「ウィザードリィ」に手を出してしまいました。
問題は手動でマッピングが必要なことですよね。どっかで攻略本売ってないかなあ。

「ザ・ブラックオニキス」については以前からもう一度プレイしたいと思っていて,
PC88のエミュレータを使っても良いんですが,現在,ゲームボーイカラー版の「ザ・ブラックオニキス」を捜索中。
ファミコン版は持ってるけど全然別物なんですよね・・・。(´・ω・`)


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往年のパソコン雑誌「ログイン」に掲載されていた荒井清和氏による4コマ漫画「べーしっ君」が完全版コミックとして復刊されました。過去に単行本(全4巻)として発売された事がある本作ですが,今回の完全版では,旧単行本に収録済みの作品に加え,単行本未収録の作品を約100本追加で収録。荒井清和氏のインタビュー記事や,荒井氏が厳選した作品への解説記事なども収録されており,まさに完全版な仕上がりになっています。厚さが約28mmもあり,4コマ漫画の単行本としてはかなり分厚い部類かと。80年代の8bitPC時代にログイン誌を愛読していた方々には是非購入してほしい一冊であります。

本作品が連載されていた期間は1984年~1997年。ログイン誌の他,ファミコン通信(現ファミ通)にも掲載されていました。個人的にはやはり80年代の作品が好きですね。主人公が何故「べーしっ君」なんて読みづらい名前なのか。ライバルが何故「近藤ましんご臣」なんて語呂のわるい名前なのか。8bitPC時代を経験していないと正直わからないと思います(笑)。べーしっ君が腰にぶら下げている「ジョイスティック」も,この形状のヤツを知っている(使った事がある)人は高確率でおっさんです。終盤(97年)の作品を読んでみても「ときめきメモリアル」,「パラッパラッパー」,「セガバンダイ」と出てくるネタは古いものばかり(当然か・・・)。ネタ元まで理解してこの本を読破できる若人がいたら,是非会ってみたい気がします。きっとおっさんのような若人か,若人を騙ったおっさんだろうと思います。

主人公がオチで放つ「擬音」がとにかく秀逸で,ただでさえ尖ったネタをさらに鋭利にしている感があります。定番の「すぽーん」や「すぽぽーん」はかなり序盤の決め技。その他「びろーん」,「ばぼーん」などがよく使われており,たまに「どしぇすぽーん」や「うすらのばぼーん」など応用技も出てきます。また,ネタに合わせたスペシャルな擬音を発する事も多く,103ページのオホーツクに消ゆ回では「ニポポーン」とか言ってます。読み進めていくと次の「擬音」が楽しみで仕方がなくなってくる感じがします。個人的には131ページに登場する「まめくりぼーん」が好きです。

なんだかPlayStation版「北斗の拳」に通じるところがありますね(笑)。


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21年ぶりのファミコン向け新作カセットとして発売された「8BIT MUSIC POWER」のムック本「8BIT MUSIC POWER サウンドブック」が発売になりました。ファミコンのカートリッジとして発売された「チップチューンアルバム」である「8BIT MUSIC POWER」の開発者であるイラストレーターのRIKI氏と,楽曲提供を行ったアーティストより,慶野由利子氏,国本剛章氏,塩田信之氏,与猶啓至氏らとの対談記事が掲載されている他,雑誌「ゲームラボ」に掲載されたRIKI氏の連載記事より「8BIT MUSIC POWER」に関するものをピックアップして掲載。「8BIT MUSIC POWER」で使用されている8BITライクなグラフィックたちもすべて掲載されています。個人的にお薦めは,慶野由利子氏のインタビュー・・・と言いたいところですが,ゲームラボの連載記事が面白くてちょっとツボでした。特に面白かったのは「ファミコン愛」のハード編とソフト編。自分は最近になってファミコンを弄りはじめた「にわか」ですが,この記事を読んでいると本格的にファミコンの世界に踏み込みたくなってきます。

今回のムック本には付録に「CD-ROM」が付いていて,なんと「8BIT MUSIC POWER」のWindows版とエミュレータ向けの「.nesファイル」が収録されています。また,収録楽曲のMP3ファイルと,NFSデータやMMLデータのファイルも収録されているうえ,CD-ROM自体を音楽CDとして再生すれば「8BIT MUSIC POWER」のサントラとして全収録楽曲を聴く事も可能。ボーナストラックとして「ORIENTAL MYSTIQUE」のFM音源バージョンと,「BLACK CARTRIDGE」の特殊音源バージョンが収録されており,もはや付録のCD-ROMが「本体」と言っても過言ではない感じです。まあ・・・「8BIT MUSIC POWER」は,実機をフル活用して音楽を奏でるところに面白さがあると思うので,興味がある人は是非カセット版「8BIT MUSIC POWER」を入手してみて欲しいです。

この夏に発売される新作ファミコンゲーム「キラキラスターナイトDX」も期待大。
楽曲製作陣には,古代祐三氏,松前真奈美(元ALPH LYLA),渡部恭久氏(元ZUNTATA)らの名前が。
これは最優先で買いですな。(`・ω・´)


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以前,秋葉原のBEEPで購入した「The Atari Book Second Edition」。

タイトルのとおり最初から最後まで「ATARI」のゲームがオールカラーで満載のムック本・・・なのですが,全編にわたり英語です。海外雑誌「retro GAMER」の別冊らしいので仕方がありません。この本には,ATARIの往年のコンシューマー機がずらりと掲載されている他,それぞれの機種に対応したゲームタイトルがあわせて200タイトル以上掲載されています。収録されている機種は,Atari2600,Atari5200,Atari800XL,Atari7800,AtariST,Lynx,Jaguarなど。800XLとSTはコンシューマー機というよりはパソコンですけどね(笑)。ATARI2600相当のモノ(ATARI2800?)は自分が小学生くらいの頃に日本でも発売されていたのですが,正直なところ「ファミコン」が強力すぎて売れなかったみたい。自分も当時は全然興味が湧きませんでしたが,今となっては・・・買っておけばよかったと本気で思います。

各機種の詳細な紹介記事と,それぞれの機種で人気だったゲームタイトルの抜粋記事が掲載されている他,ATARI創業者であるノーラン・ブッシュネル氏や,ATARIのクリエイターであるハワード・スコット・ウォーショウ氏をはじめとした,有名人たちに関する解説記事も掲載。また,彼らが手掛けた「超有名ゲームタイトル」のメイキング記事も掲載されていて,ゲーム好き(ATARI好き)であれば思わず熟読してしまうであろうテキストのオンパレード状態。・・・これで英語が達者なら問題ないのでしょうが,自分は英語が全然なので,この本の面白さが半分も理解できていないと思うと残念で仕方がありません。すっかり写真と雰囲気を楽しむためのカタログ本になっちゃってます。

今更実機は無理なのは判っているので,せめて「ATARI FLASHBACK」でも買おうかな。
ゲーム自体はPSPでプレイできるけど,どうせならテレビの前でコントローラーを握ってプレイしたいじゃないですか。
・・・お金がいくらあっても足りませんね。(´・ω・`)


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「THE IDOLM@STER ALL IDOL CATALOG 2005-2016」は,3月30日にアスキー・メディアワークスから発売された,アイマスシリーズに登場する全アイドルを網羅したデータブックです。765プロ,ミリオン,シンデレラに所属するそれぞれのアイドルたちが全員掲載されているのはもちろん,ディアリースターズに登場するアイドルたちや,SideMに登場するアイドルたちもすべて掲載されています。総勢で282名。小鳥さんやちひろさん,トレーナー4姉妹といった非アイドルのメンバーもあわせて掲載。桜井夢子やサイネリアあたりのゲストキャラが載っているのは予想していましたが,やよいの妹(高槻かすみ)までカバーしているとは思わなかったです。ミリオンに出てたみたいですね。CVの記載がなかったですが・・・アイマスのアニメでは吉田真弓さんが声をあてていたように思ったのですが・・・?

各セクションでメインを担っているアイドルは,1ページまるごと使って掲載されています。765プロのアイドルはさすがに全員メイン扱い。ミリオンは未来,静香,翼の3人,シンデレラは卯月,凛,未央の3人がメイン扱いになってます。ミリオンの残りのメンバーは準メイン扱い(?)で1ページに2名づつの掲載となっていますが,シンデレラの場合,準メイン扱いはアニメで活躍した面々を中心に42名が選抜で掲載されている状態。残りのメンバーは1ページに4名づつの縮小掲載になっちゃってます。シンデレラは人数が多いので仕方がないと思いますが,個人的に言わせてもらえば,アニメで重要な役回りを演じてCDまで出ている木村夏樹が縮小落ちなのはゆるせない。なんで「なつきち」だけ選抜から漏れてるんでしょうかね??

書籍に内容としては,本当に「アイドルのカタログ」です。アイドルのイラストとプロフィールに,簡単な解説とアイドルのコメントが添えてある感じの記事が,282人分ずらっと並んでいます。各セクションごとにゲームやアニメの情報が数ページ掲載されている以外は,ほぼ全てがアイドルのプロフィールのみ。アイマス本でよく見る「プロデューサーの挨拶」や「キャストインタビュー」などは一切ありません。そもそもが「アイマスの10年を支えたアイドルたちの記念本」という事なので,逆にここまで徹底して作られている事を賞賛すべきなんでしょうね。読んで楽しいタイプの本ではありませんが,アイマスの10年を一緒に走ってきたプロデューサーなら必携のアイテムかと。

だったら尚更,なつきちの扱いが許せない。
元石原だったらこんな扱いにはならんのではないのか。
担当者でてこい。(`・ω・´)


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今更ながらにダライアスシリーズの公式設定資料集「DARIUS ODYSSEY」をゲット。

2009年12月にエビテンで購入した,PSP版「DARIUSBURST DXパック」に同梱されていた設定資料集に,「DARIUSBURST AC」および「DARIUSBURST ACEX」の設定資料とゾーン解説,クロニクルモードの全星系エリアマップを追加掲載したバージョンになります。2013年発売の書籍ですが,最新作「DARIUSBURST CS」のショップ限定特典だった最新版の設定資料集をゲットし損ねたのでこちらを買ってみました。PlayStation4版(ダウンロード版)の特典で付いてきた,電子版「DARIUS ODYSSEY」は一応最新版になってるのですが・・・自宅のテレビでは字が小さくて読めません(泣)。せめて拡大縮小くらいの機能は載せて欲しかったですよね。今からでもいいからアップデートしてくれないかしら・・・??

ゲームの攻略という意味では,インターネットを検索すればいくらでも出てくる時代ですが,設定資料やアートワークスといったものは,製作側が公開してくれない限り,ユーザー側はなかなか目にする機会がないものです。自分は何かしらのコンテンツに「後付け」で出てくる画集や解説本,ガイドブック等が大好きで,古いPCゲーム(例えば,初代DIABLOや Ultima Onlineなど)のガイドブックをいまだに保存していたりします。今回購入した「DARIUS ODYSSEY」は,名作ダライアスの「ガイドブック」として十分な内容になっているので,設定資料集だけ欲しい・・・という人は,本屋さんで探してみるのが良いと思います。個人的には,最新版設定資料+αの内容を収録した書籍を,是非本屋さんで売って欲しいと思っています。

あと2~3年の間でもう1回くらい「ダライアス」関係に動きがあって欲しいですね。
アーケード新作はさすがに難しいんだろうなあ・・・。(´・ω・`)


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ナムコの「ワルキューレ」シリーズにてキャラクターデザインを担当していた富士宏氏による,ワルキューレのコミックシリーズであります。女神ワルキューレの誕生を描いた「The Birth of Walkure(ワルキューレの降誕)」と,時の鍵をめぐるゾウナとの戦いを描いた「The Glory of Walkure(ワルキューレの栄光)」の2編。どちらも株式会社マックガーデンから刊行されたもので,全2巻づつ計4冊ですべての物語が描かれています。前者は2005年~2006年発行,後者は2008年~2009年発行と比較的新しめなので,新品で置いている店がまだあるかもしれません。ファミコン版「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」が好きだった人にはとにかくお薦め。

「The Birth of Walkure(ワルキューレの降誕)」は,ワルキューレが地上に降り立つ前からのお話。天上界と地上界(マーベルランド)に現れた「鏃の幻影」の謎を解明すべく,若かりし頃のワルキューレが古から伝わる「碧緑の鎧」を身に纏い,天上界で調査を開始します。天上界のとある場所で,諸悪の根源でもある「巨人」と大昔からたった一人で戦い続けてきた「戦乙女」のドゥンケルに遭遇。彼女と共に「巨人」を討ち倒し,「異変」から天上界と地上界を救うところまでが,第1編の物語です。ワルキューレというのは彼女の「神名」ではなく,作中では,調査の途中,地上界から飛ばされてきたという地上人とサンドラに対し自ら名乗った「呼称」であり,「碧緑の鎧」を着た古の神族の「戦乙女」からとったものだと語られています。若い・・・という事もあるのでしょうが,若干コミカルに描かれたワルキューレの姿が印象的です。

「The Glory of Walkure(ワルキューレの栄光)」は,「時の鍵伝説」の物語を辿りつつ,マーベルランドの大時計から「時の鍵」を抜き,封印されていた「ゾウナ」を「時の狭間」から開放してしまった一人の男を巡る,伝説の女神ワルキューレの冒険の記録です。地上界を愛し,地上界に関わる仕事がしたいと願い続けていたワルキューレ。「時の鍵」が抜かれた事を知ったワルキューレは無断で天上界を飛び出し,再びマーベルランドへ降り立ちます。地上界の様々な種族と共にゾウナの勢力と戦いながら,最後はゾウナを追い詰め,再び「時の狭間」への封印を果たし,名実共に「マーベルランドの守護者」としての地位を築くところまでが,第2編の物語です。

いや~・・・久々に読んでも面白い物語ですね。
現在,自宅にはワルキューレに関わるゲームソフトが「1本もない」状態なので,
せめてPCエンジン版「ワルキューレの伝説」くらいは買っておこうかなと。

これだけカリスマ性のあるキャラクターなのに,アニメ作品にならなかったのが本当に惜しい。
今回の書籍分だけでも12話構成のアニメには十分耐えるんじゃないでしょうか。

あとがきにて,富士宏氏が「最後のワルキューレコミック」と書き残していることから,
「The Birth of Walkure」と「The Glory of Walkure」の2編は,貴重なコミック作品であると思います。
当時出ていた画集は買い逃していたので,見つけたらゲットしたいところです。


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自室の掃除中に非常に懐かしい雑誌を発掘しました。

月刊ゲーメスト増刊「ギャルズアイランド」であります。まあ・・・発掘といっても,ずいぶん前に古いゲーメストと一緒に処分してしまったと思っていたモノが奇跡的に残っていたので,いずれblogネタにしようと保管しておいたら・・・再び倉庫内に埋もれてしまっただけなのですが(笑)。内容的には,当時のアーケードゲームに登場する女性キャラクターばかりをネタにしたもの。扱っているネタがネタなので少々危ういところはありますが,現在の基準(?)で考えればエロ本ではありません。たしかこの号が最初の「ギャルズアイランド」だったはずです。発行日は・・・平成2年5月・・・になってますね。もう25年も前になるのか~っていうか,25年も前からこんな本を読んでいるのか俺は(笑)。

見どころはやはり「ビデオゲームギャル 歴代ベスト30」のコーナー。トップ10のうち,9人がナムコキャラ(同率10位が複数いるので対象は10人以上います)という,当時のナムコの萌えキャラ戦略がめちゃめちゃ結果に現れています。ここから10年後くらいに「アイマス」が始動する事を考えると,アイマスは作るべき会社が作ったゲームだったんだな。と率直に思いますね。ちなみに,1位はワルキューレ,2位はアルテミス,3位はワンダーモモという結果。アルテミスは「フェリオス」のヒロインです。以下,カイ(ドルアーガ),わや姫(ベラボーマン)と続き,6位にようやくシルフィー(ロストワールド/カプコン)が入ってます。ファン投票の結果で1~5位をナムコ独占って,どんだけ選択肢が狭かったんでしょうか(笑)。麻宮アテナ(サイコソルジャー/SNK)やレイカ(タイムギャル/タイトー)がもっと上位にきてもおかしくなかったと個人的には思いますが,・・・ゲームがマイナーすぎたって事なんでしょうね。たぶん。

あらためて読んでみると,いい時代だったなと思いますね。
葉書でのイラスト投稿コーナーなんて,インターネットがある時代じゃあ成り立たないだろうし,
ゲームの情報もインターネット上に腐るぐらい落ちていますし。

ワルキューレシリーズ製作に関する富士宏氏のインタビュー記事がかなり貴重かなと。
富士宏氏においては,コミックシリーズ「ワルキューレの栄光」の後書きで,ワルキューレについては「最後」宣言を残されているので,
ゲーム製作に関するお話が読める機会も今後は少ないかもしれませんよね。


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先日,ライブで東京に行った際,秋葉原の「BEEP」に初めて入店しました。

あまり広くない店内に,レトロPCがらみのソフトやら書籍やらパーツやらが所狭しと並べられているうえ,レトロPCの名機たちが,一部の機種は稼動状態で展示されているという,夢のような空間(笑)。当時の家電ショップのパソコンコーナーそのものですよ・・・あれは。ソフトウェアの棚を眺めているだけで,タイムスリップしたような気分になってきます。是非,PC88SRのデモディスクとかを動かして,当時のパソコンコーナーに鳴り響いていた「音」も再現して欲しいところです。狭い通路に「同志」と思われるオッサン連中が詰まっている事が多いので,入店する際は,できるだけ大らかな気持ちになってからがお薦め。譲り合いの精神が大切です。そういった意味でも「18禁」で正解のお店かと。



で,夢の空間からなかなか脱せず(笑)雑誌コーナーに沈んでいたら,なかなか懐かしいモノを発見したので,お土産に買ってきました。ゲットしたのは,マイコンBASICマガジンの別冊付録だった「スーパーソフトマガジン」であります。しかも「1984.1」という結構美味しいところです。うる星あんず氏による「ゼビウス大解析 PART2」が掲載されている号で,全9ページにわたる,ゼビウスのエリア1~8までのオールカラーマップが見どころ。「ALL ABOUT NAMCO」にもステージマップは掲載されていますが,画面写真を繋ぎ合わせたものなので少々見づらい感じ。イラストで描かれているスーパーソフトマガジンのマップの方が個人的に好きだったりします。

子供の頃,このマップを見ながら,親に隠れてゲーセンでひたすら遊んだ記憶がありますね・・・。
まあ・・・ゼビウスじゃなくてバトルスだったんですが(笑)。

ゼビウスの攻略記事がメインですが,その他の記事も懐かしい!!「ついに発売になったタイニーゼビウスです」とか書いてあるし,X1用マッピーが新製品として紹介されているし。もっと言えば,CHALLENGE HIGH SCORE! のコーナーに,仙台のプレイシティキャロットが載ってないし・・・。印刷されている日付は・・・昭和58年。昭和で書くと余計に古く感じるなあ。いや,古いんだけども。ゼビウス関係が載っている12月号と2月号も是非ゲットしたいけど,BEEP屋さんの店頭には無かったような気がします。今度東京に行けるのはいつだろ??

秋葉原での巡回先が一軒増えました。
早々に閉店しちゃったりしないで下さいよ(笑)。


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