MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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先日 Xbox用の「OutRun2」が発売されました。

OutRun2 については,ゲーセンに出向いた際によくプレイしたゲームなので,コンシューマ機に移植された際にはとりあえず購入しようと考えていました。まして,自宅の Xbox は その外観の巨大さと ソフトラインナップの異様さから本体こそ購入したものの所持するソフトウェアは僅か3本と,非常に寂しい状況だったのです。今回の OutRun2 の登場で,久々に PS2の可動率を上回りそうな予感がします。

さて,このままでは OutRun2 のレビューになってしまいそうですけど,今回の主旨は「ゲーム音楽コラム」。この OutRun2 には,初回特典として「音楽CD」が封入されているのです。OutRun2 の収録曲はもちろん,初代 OutRun 収録曲の 最新リミックスも収録されており,聴き応えは十分にあります。

以前の 記事 にて,自分は「Magical Sound Shower」が好きだと書きましたが,今回の CD において,新たなリミックスが追加された事は非常に嬉しいところです。しかも,セガサターン版にて使用された 1996 Arrange バージョンも全曲収録されているとなれば,Xbox用「OutRun2」は絶対的に買いだと思います。

 ・Magical Sound Shower(原曲)
 ・Magical Sound Shower(GSM SEGA1バーション)
 ・Magical Sound Shower(SST BAND LIVE Version)
 ・Magical Sound Shower(GSM SEGA1バーション/リズム差替)
 ・Magical Sound Shower(1993 Arrange/アウトランナーズ)
 ・Magical Sound Shower(1996 Arrange/セガサターン)
 ・Magical Sound Shower(アウトラン2)
 ★Magical Sound Shower(Euro Mix/アウトラン2)

しかもッ

あの 光吉猛修氏 が熱唱する「LAST WAVE」のボーカルバージョンも収録されているのです。光吉ファンならずとも,OutRun の音楽を語る人間ならば,このトラックを聴かずして何を語るのか!そんな奴の話は 2度と聞かんッ!(失礼しました)

LAST WAVE のアレンジもそこそこ増えてきましたね。

 ・LAST WAVE(原曲)
 ・LAST WAVE(SST BAND LIVE Version)
 ・LAST WAVE(1993 Arrange/アウトランナーズ)
 ・LAST WAVE(1993 Arrange Remix/アウトランナーズ)
 ・LAST WAVE(1996 Arrange/セガサターン)
 ・LAST WAVE(アウトラン2)
 ・LAST WAVE(Euro Mix/アウトラン2)
 ・LAST WAVE(光吉猛修 Vocal Version)

といったところでしょうか。

Magical Sound Shower にしても LAST WAVE にしても,1996 Arrange バージョンの完成度が際立っているように思います。OutRun2 のライナーノーツにも書かれていますが,Hiro氏と 光吉氏のキーボードソロバトルが楽しめる Magical Sound Shower は必聴であります。バッキングのエレピだけ追っかけて聴くのもまたオイシイ(笑)。Hiro氏曰く「2度と弾けない」という LAST WAVE のオルガンソロもかなりお薦めです。


【関連リンク】

 ・OutRun2 Official Web ・・・ Xbox版 OutRun2 のオフィシャルサイト

(2008/5/1修正)


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「レッドゾーン」は,名作シューティングゲーム「レイドック」を製作した T&Eソフト が PC-6001/6001mkII 向けに製作したシューティングゲームです。単純な内容かつ 単調な展開であり,さすがに時代を感じる内容ではありますが,思いのほか攻撃が激しく,集中力を持続できなければ あっさり撃破されてしまう程なのです。

背景に星が流れるだけのシンプルな「固定画面」に,8方向から容赦なく敵機が出現します。音楽もなく,エンジンノイズと レーダーのスキャン音(?)だけが延々と響くなか,自キャラを操り,敵機および 敵弾をひたすら避けながら 延々と敵機を撃破していくだけのストイックな展開。規定時間内に敵機を全滅させる事でボーナス得点を獲得できる「チャレンジングステージ」が1ステージ毎に設定されており,唯一の息抜きとなります。

自キャラの装備は3連射の「機銃(?)」のみ。発砲すると反動で後ろに半キャラ程度「飛ばされて」しまうあたり,芸が細かいところです。反面,移動しながらの発砲はかなり困難であり,まして シビアな敵弾を避ける際の発砲は厳禁であると言えます。

攻略のポイントは,画面下方からランダムに出現する「GALBA」という炸裂機雷の処理。

「GALBA」は,画面下方から出現し,中段位置で一定時間制止後,炸裂し数発の弾丸を扇状に放出します。出現はランダムなので予測不能ですが,常に出現を考えた行動をとらないと確実に撃破されろ事でしょう。自キャラが画面中央近くにいる場合は「GALBA」の下側に廻り込みましょう。下側には弾丸が放出されません。自キャラが画面情報にいる場合は,敵弾を避けるしかないので 回避行動に備えます。(発砲をやめる等)

あとは,連射のしすぎで「弾切れ」を起こさないよう注意すれば,
結構長くプレイできるようになるハズです。(≧∇≦)

高次ラウンドに出現する,踊るキャラ「PAPI」を君も見よう(笑)。


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iPOD専用の 固定スピーカーを導入してみました。

Princeton製の「PSP-312IP」という製品で,iPOD ないしは iPOD mini を直接接続して使用するタイプのものです。ACアダプタ経由で電源供給されている状態ならば,常に iPODの充電用ドックとして利用する事が可能であり,FireWire または USBにて PCと接続すれば データリンクのドックとしても利用可能な点が極めて便利です。

他にもいくつか選択肢がありますが,iPOD 本体を直接接続できるタイプのものに限定すれば,PSP-312IP が最もコストパフォーマンスに優れている(本体価格 9,800円程度)ように思います。直径32mm のメタルコーンスピーカー(3W+3W)と 直径64mm のサブウーファー(6W)を搭載しており,音質的には(このクラスのスピーカーとしては)比較的まともです。バーチャルサラウンド機能も搭載していますが,これはどちらかというと「おまけ」的な印象。乾電池で動作可能な点は携帯時などに利便性を発揮しそうですね。

ポータブルプレイヤーを 固定状態で使用するのは,ちょっと違和感がある気がします。とはいえ充電状態でドックに放置するくらいなら,この程度のアクセサリは装備しても良いのではないでしょうか。どうせ放置するなら簡易的にでも再生できる方が便利に思えますよね。

日常的に使用するかは別にして。(≧∇≦)


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Windows上に X68000環境を再現するエミュレータソフトウェア「XM6」がバージョンアップしています。ステートセーブ(クイックセーブ,どこでもセーブ)機能の追加,および,ステータス表示全般(FDアクセスランプ等)の機能改善 などが主な変更点です。

今回の変更により,バージョンは 1.95 から 2.00 に更新されます。



【関連リンク】

 ・PI. Home Page ・・・ XM6 の入手先


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いつもお世話になっている「Vintage Computer LLC」にて,Mac mini の解体にトライしたようです。早速 解体レポート記事 が掲載されていました。世界的な新製品を入手直後にバラすあたり,さすがです(笑)。

本体も小さければ外箱も小さい。購入する時が楽で良さそう。
ただ,本体が小さいだけに ACアダプタが必要以上に存在感を放っているような気がしますね。

本体の開放には 特殊なドライバーこそ不要なようですが,なにやら「金属製の薄いヘラ」が必要となる様子。往年のコンパクトマックは常に「開け難い」存在でしたが,Mac mini も例外ではないようです・・・。ちなみにこの「ヘラ」については,ホームセンターなどの店舗にて入手可能なもののようですが,Vintage Computer LLC で 適合品を 取り扱っている ので,そちらを利用すれば探す手間が省けます。

できれば分解はしたくありませんが,デフォルト 256MBのメモリ容量が足を引っ張ってくれそうな感じです。メモリスロットが 1基のみなので,増設の際は「差し替える」事になります。とりあえず本体カバーを外す事ができれば メモリスロットが露出するので,メモリ増設はなんとかなりそうですね。しかし,HDD交換についてはちょっと面倒な印象。解体レポート記事 を見る限りでは,あちこちのネジを外しまくらないとマウンタから HDDを外せないみたいです。

バラしたら戻せなくなりそう。怖いー。(≧∇≦)
地元ではいつ頃入荷してくるかな。


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GEOGRAPH SEAL は,1994年に発売された EXACT製の 3Dポリゴンシューティングゲームです。強烈に負荷のかかる 3次元グラフィック処理に対しては非力と言わざるを得ない X68000環境上において,EXACT独自の 3Dシステム「3D-RFS」を駆使することにより,驚くほど軽快な 3Dポリゴン処理を実現しています。昨今の 3Dゲームのような緻密なテクスチャー表現こそないものの,フルポリゴンゲームとして十分に楽しめる程の完成度を誇っていました。

4種類の武器を使い分けつつ,レーダーを頼りに 3次元フィールド内を自由に移動。指定されたターゲット(複数あり)を捜索・破壊し,最終的に出現するボスキャラクタを倒すことでラウンドクリア,というのがゲームの基本的な流れです。ただし一部例外として強制スクロール面も組み込まれています。

特徴的なのは「ジャンプ」のアクションが存在する点。ジャンプ中に再度ジャンプ操作をする事で「2段ジャンプ」となり,より高度を稼ぐ事が可能となります。さらにこの「2段ジャンプ」中の視点が「足元を見下ろす」視点となるのを利用して,敵の頭上に着地(つまり踏み潰す)する事ができ,攻略上,かなり重要なテクニックとなっていました。

RS-232C のクロス接続で通信対戦が実現できたのは,当時としてはかなり貴重な存在だったと思います。また,HDDインストールにも非公式ながら対応。しかも COPYコマンドで 2枚の FDD内容を全コピーするだけというアバウトさ。HDDから直接起動が可能であり FDDの挿入は不要という点もかなり特殊な存在であったと言えます。

本作が EXACT最後の X68000作品となった訳ですが,その後 EXACT は,黎明期のプレイステーションにおいて,ムームー星人で一世を風靡した「ジャンピングフラッシュ」の開発を手掛けています。ジャンプして踏み潰す一連のゲームシステムは,GEOGRAPH SEAL がルーツなんですね。

PS版の「攻殻機動隊」も EXACT だったのは 知りませんでした。(≧∇≦)


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おなじみの「The Classic Box」にて気になるアイテムの取り扱いが開始されています。

Quadra700 Special Kit」という製品で,Quadra700の筐体が「限りなく新品に近い状態」まで再生されているようです。ただし,キットと定義されている事からもわかる様に,完動状態での引渡しではない点には注意して下さい。

気になるセット内容は・・・

 ・Quadra700筐体(再生品)
 ・Quadra700 Logicboard
 ・電源
 ・FD/HDマウンタ,HDブラケット
 ・スピーカー,スピーカーブラケット
 ・HDDケーブル,FDDケーブル,電源ケーブル
 ・リセット/インターラプトスイッチ
 ・ラバーフット
 ・バックアップバッテリ

というもの。

メモリとハードディスクを別途に用意できれば,比較的簡単に動作クオリティまで持っていけそうですね。セット内容から考えるに,もしかしたら FDドライブが含まれていない(筐体にセットではない)かもしれませんので,購入前にセット内容の詳細を確認しておいた方が良さそうです。

縦型コンパクトなデザインが秀逸なモデルなだけに,思わず触手が伸びてしまいそうになりますが,新製品の「Mac mini」の件もあるので,今回はさすがに手が出なさそう。でも MC68040搭載のマシンは,blog主旨的にも抜群のネタなんですよね。

自分の SE/30が復活していないだけに,ちょっと惹かれちゃいます。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・The Classic Box ・・・ Quadra700 Special Kit の概要など


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キャラクターアクションゲームに本格的に興じるのは久々です。

最初は STAGE1~2程度が限界で,それ以降を死なずに進むのはなかなか難しいのですが,低い STAGEにてキャラ育成を実施し,攻撃スキルを獲得した後にトライすると,戦局が明らかに変わります。つまり,死なずにストレートクリアを目指すようなゲームではなく,適当な「キャラ育成」を行いつつ,先の STAGEを攻略する必要があるゲームだと言えます。

タイムアタック等の要素については,キャラ育成が終了(MAXレベルは20)した時点からトライしないと,最速ラップを叩き出すのは非常に難しいと思われます。しかし,いかに低いレベルで攻略を目指すかというトライも考えられるわけで,額面以上に楽しみ方の幅が広いゲームかもしれませんね。

噂では「STAGE(シナリオ?)の追加」の形でアップグレードも計画されているとか。高難易度のシナリオ追加が予想されるので,今のうちから高レベルキャラクタの育成をすすめておこうかと思っています。(≧∇≦)

ゲーム化の原因となった 元FLASH もかなり良い出来でありますよ。

ちなみに,昨日の記事において「Windows98でも問題なく動作している」と書きましたが,なんと「STAGE7」だけ異常終了してしまうじゃないですか(泣)。STAGE1~6 および STAGE8 は普通に動くだけに,非常に残念でなりません・・・。直して・・・くれませんよね(笑)。サポート外の行為ですし。

やっぱ Windows2000 でやるのが無難だということなんでしょうね。


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以前から期待して待っていた「Ragnarok Battle Offline」が発売になりました。

ソフトウェアサークル「フランスパン」が製作した同人系ソフトウェアであり,著名なオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」をモチーフとしたアクションRPGとなっています。しかも,ラグナロクオンラインの製作元である「グラヴィティ社」の公認を得ており,2次生産物にありがちな中途半端さは微塵もありません。

内容的には「格闘対戦ゲームを横スクロールでやっている」ような印象。必ずしも自キャラが自由に移動できる訳ではないところが「癖」といえばそう言えるかもしれません。たしかに,序盤は攻撃技よりも移動面の制御で苦しむ傾向があるように感じます。技に関しては「波動拳コマンド」か「昇竜拳コマンド」で「何か出る」のがお約束なので困ることはなかったです。

オンラインゲームで見慣れた敵キャラとアクションゲームで激突するのはかなり新鮮です。実際,ラグナロクオンラインを「横」にしたら,こうなるんだろうと疑いもなく思えてしまうあたり,このゲームがいかに的確に「世界観」を踏襲しているか判ると思います。また,実際にオンラインゲームをプレイした事のあるユーザーでなくては判らないようなネタが演出として組み込まれている点も,惹き込まれる大きな理由のひとつかもしれません。

対応OSについて,パッケージには「Windows2000/XP」と書かれていますが,自分の場合 Windows98環境にインストールしても何事もなく動作しています。寝てる時用PCが Windows2000機であるものの,ベアボーンキット+余剰パーツで組んだマシンであるためスペック的にはちょっと不足気味。結局,苦しまぎれにメイン機にインストールしてみたら,結果的に動いたので「ラッキー」といったところでしょうか。開発元としては 2000/XP でのサポートでしょうから,自分は Q/A など間違ってもできませんね(笑)。

なんにせよ,期待通りの完成度で満足であります。渡辺製作所時代から,市販パッケージを凌ぐ完成度の製品を数々リリースしてきたサークルですので,高めの期待も当然でしょうが,それを作ってくるサークル側もさすがです。

バトル「オンライン」だったら,もっと楽しかったと思うと,ちょっと残念ですね。
今後の活躍も期待しています。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・フランスパン ・・・ フランスパン の公式ページ
 ・Gravity ・・・ ラグナロクオンライン の製作元
 ・ラグナロクオンライン ・・・ ラグナロクオンライン の公式ページ


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FOMA F901iC のマルチメディアプレイヤー化についての続報です。

以前の記事でも紹介したとおり,F901iC には,動画データおよび,音楽データの再生機能が搭載されています。動画は 3gp形式,音楽は AACフォーマットの m4a形式に対応しており,「Image Converter2」や「iTunes」などの変換ソフトウェアを利用して対応ファイルを作成する事ができます。

 ※SDカードへの書き込みには,F901iC 標準添付の データリンクソフト(SDカードユーティリティ)を使います。

SDカードから「対象のファイルを直接選択」する事でプレイヤーが起動し,映像ないしは音楽が再生されますが,なんと・・・携帯を折りたたんでしまうと「再生が停止」してしまうのです。映像だけならまだしも,せめて音楽については折りたたんだ状態で再生してくれないと折角の機能が台無しであります。

一時的に諦めかけたのですが・・・。

なにやら F901iC には隠し仕様(?)があり,折りたたんだ状態でも再生できるとの情報を入手。隠しではないと思いますが,この一連の操作に関して公式のマニュアルには全くと言っていいほど記述がありません。

その仕様は以下の通り。

 ・音楽を再生する際,メニューから「連続再生」を選ぶと F901iC を折りたたんでも再生が継続される。
 ・F901iC 側面の2つのボタンにて音量調整が可能。
 ・側面のボタンを「すぐに離さず押し続ける」事で,選曲が可能。

なるほど。この機能があれば,携帯ミュージックプレイヤーとして十分使う事ができそうですね。
ファイル転送時に付けた「曲名」が,背面ディスプレイに表示されるので,選曲時に迷うこともありません。

ここまで機能を突っ込んでおいて,なんでマニュアルに書かないかね?
誰か駄目って言ったのかな。誰だ!(≧∇≦)


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