MC68000 Maniacs!
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GAMETECH製背面タッチパッド用保護シート「背面よごれなシートV」をゲット。

先日購入したray-out製「ハードコーティング・シェルジャケット」は,「PlayStation Vita」の背面部分をキズから守るためのポリカーボネート製カバーですが,背面タッチパッドは指で触る必要があるので,タッチパッド部分のみ「むき出し」になっています。液晶部分と同様に保護シートでカバーしておけば問題はありませんが,背面全体に貼り付けるタイプのシートは位置あわせが難しそうだったので購入を敬遠していました。その点,今回購入した「背面よごれなシートV」は,タッチパッド部分の限られたスペースに貼り付けるシートなので,サイズも小さく位置あわせも難しくありません。「ハードコーティング・シェルジャケット」との相性も良く,むき出しになっていたスペース「だけ」をきっちりカバーしてくれます。

パッケージ曰く「極薄仕様」とのことで,シート自体は非常に薄く作られています。前述のとおりシートサイズは小さいので,位置あわせや貼り付けがそれほど難しい訳ではありませんが,シートが非常に柔らかいため,保護シート類の取り扱いにある程度慣れていないと少し苦労するかもしれません。液晶部分と違い「視認性」を気にする必要がないので,自分は結構いいかげんに貼っています(笑)。どうせ指でガンガン触る場所ですしね。大きな気泡が残ったりしなければ問題はないかなと。

これで本体保護関係のアクセサリはひととおりゲットした感じです。
直近で必要だと思っているのは・・・あとはストラップくらいでしょうかね。
ストラップくらいバラで売ってくれよう。(-_-;)


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torne」の録画データを「PlayStation Vita」に転送できるアプリ「uke-torne」を試してみようと思ったら・・・起動直後に録画用の記録エリアを確保する仕様になっていて,録画データの有無に関係なくメモリーカードの容量から最低でも2GB(4時間分)を消費します。しかも,確保した記憶エリアは「uke-torne」専用となり,他のデータを記憶する事ができなくなるようです。もともと「uke-torne」は使うつもりだったので,メモリーカードの容量をある程度消費してしまうのは吝かではないのですが,あらかじめ確保されてしまうとなると話は別です。ゲームもいろいろ入れておきたいし,ビデオもまとめて入れておきたい・・・。こりゃ16GBのメモリーカードでは全然足りなそうですね(笑)。

ということで,早速「32GBのメモリーカード」を買ってきました。
今回はメモリーカードの引越しをやります。(≧∇≦)

・・・引越しといっても別に難しい事をやる訳ではなく,「コンテンツ管理」で取得したバックアップをリストア(復元)してやるだけです。ただし「トロフィーデータは保存されない」ようなので,あらかじめ「サーバと同期」させておかないと消えてしまう恐れがあります。作業手順は以下の通り。

 01. VitaをPC(PS3でも可)にUSB接続し「コンテンツ管理」を起動する。
 02. Vitaのバックアップを取得する。
 03. Vitaの電源を一旦切り,メモリーカードの入れ替えを行う。
 04. Vitaを再起動し,再びPCと接続し「コンテンツ管理」を起動する。
 05. 02で取得したバックアップをリストアする。

以上で引越し完了です。

Vitaのコンテンツだけではなく,ダウンロードしたPSP用ゲームとセーブデータもまるごと引っ越されます。
しばらく使ってみましたが,特に問題は発生していません。


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今回は「PlayStation Vita」のアクセサリ関係を物色。

タッチパネル機にはもはや必須な「液晶保護シート」については,既に購入し貼り付け済みですが,本体背面が未だに無防備な状態・・・。タッチオペレーションが中心のハードであるため,Webサイトやツイッターなどを閲覧する際は机の上に置いて操作することが多く,無意識に「机の上をズルズルと引き摺って」しまう事があるので,本体背面があっという間にキズだらけになりそうで怖いです。現在販売されている「背面タッチパッド用の保護シート」は,どれもグリップのエッジ部分まで律儀に保護しようとしている製品ばかりで非常に貼り辛そう。個人的には,背面用ジャケット+背面タッチパッド部分用の保護シートという組み合わせが理想なのですが,後者に見合う製品が見当たらないので,まずは背面用のジャケットを試してみました。

まず試したのは,HORI製の「TPUプロテクトカバー」です。文字通り「TPU素材」を使用した背面用ジャケットになります。装着時に若干コツを要しますが,素材特有の柔らかさがあるので,少々無理をしても本体をキズ付ける事はなさそうです。装着後のグリップ感もなかなか。純正のキャリングポーチ(PCHJ-15006)であれば装着したまま問題なく収納できます。気になるところとしては,液晶上部と背面カメラ周辺のジャケットのホールド感がイマイチなところ。というか・・・まったくホールドされず,ジャケット自体が変形して隙間が空いたりしちゃいます。素材自体の柔らかさが逆に仇になってますね。USBケーブル装着時もほんのちょっとだけ干渉がみられた(充電や通信は問題なく可能)ので,個人的にはNG。

次に試したのは,ray-out製の「ハードコーティング・シェルジャケット」です。こちらはポリカーボネートなので硬質でツルツルしています。装着は簡単で背面にはめ込むだけ。結構カチッとはまります。純正のキャリングポーチへの収納も問題なし。USBケーブルとの干渉もありません。ただし,前述のとおり表面がツルツルしているのでグリップ感は良いとは言えません。ちょっと悩みましたが,装着後のスタイルの良さはこちらの方が上ですし,実用面でも問題はなさそうなので,今回はこちらの製品を採用しました。

ちなみに,どちらの製品も「Vitaカード」や「メモリーカード」の出し入れは問題なくできますが,
「SIMカード」スロットはジャケットに埋まってしまうので,カードを取り出す際はジャケットを外す必要があります。
まあ・・・あまり頻繁に取り外す必要もないでしょうし,大きな問題ではないかと。

(2011/12/25修正)

背面タッチパッド部分の保護シートは,GAMETECH製のがあるみたいですね。
地元で売ってなかっただけみたいです。


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PlayStation Vita」のコンテンツフィルタを解除してみました。

先日の記事にも書きましたが,「Vita」内蔵のSIMカードにはあらかじめ「未成年向けのコンテンツフィルター」が設定されているので,アダルトサイトではなくてもフィルタされてしまっているサイトがあります。影響を受けているサイトとしては,大手掲示板サイト「2ちゃんねる」やツイッターまとめサイト「togetter」などです。これらのサイトをVitaで閲覧したい場合は,コンテンツフィルタの設定を解除する必要があるのですが,これはユーザー側では対応ができないため,内蔵のSIMカードをドコモショップで持ち込んだうえで,設定解除を依頼する必要があります。どのサイトに影響があるのかが正確に判らないので,Vitaを「携帯端末」のように使用したいユーザーは,まず最初にコンテンツフィルタの解除をしておく事をお薦めします。

プリペイドデータプランのオプションサービス「プリペイドフィルタ」ってのがあるみたいで,これが効いていると閲覧できないサイトが出てくるようです。ドコモショップの窓口で設定を依頼して数分で完了しました。手数料等も発生しませんでした。SIMカードは,契約状態を検索するための「製造番号」を調べるために必要みたいです。あらかじめSIMカードに紐づいた電話番号を調べておけば必要ないかもしれませんが,とりあえずSIMカードは持っていった方が良いと思います。今後サービス提供が予定されている「定額プラン」においても同様のデフォルト設定がなされるかは不明ですが,契約を切り替える際には注意しておく必要がありますね。

実はフィルタ解除前のWeb閲覧状況を試していなかった(!)ので,
本当に設定が効いているのか不明(笑)。一応「2ちゃんねる」や「togetter」は見れてます。
なんだか自己満足設定っぽいですな。(≧∇≦)


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引き続き「PlayStation3」と連係させてみたので小ネタですがアップしておきます。

連係相手が「PS3」の場合は特に「コンテンツ管理アシスタント」等の導入は必要なく,「PlayStation Vita」をUSB接続すると「PS3」側は自動的に待機画面となり,「Vita」側のコンテンツ管理機能により,音楽ファイルやビデオファイル,画像ファイルの転送が可能になる他,PC同様にVitaのバックアップを保存する事もできます。Vita側で購入したゲームなどのコンテンツも保存できるので,PS3の方が管理が楽かもしれませんね。ちなみに,Vitaのバックアップやコンテンツデータは,PS3の「PS Vitaアプリケーション管理」に,PSPセーブデータは,PS3の「セーブデータ管理(PSP Remaster/PSP)」にそれぞれ保存されます。以前,PS3が故障した際に,大き目のHDDに載せ替えておいたのが役に立ちそうです。

PSPgo」でもそうでしたが,USB経由での充電は相変わらずうまく動いてくれません・・・。「設定」のシステム項目の中に「USB給電」ってのがあるのでちょっと期待したのですが,残念ながらダメっぽいですね。これは,Vita専用のマルチユース端子付きUSBケーブルの仕様が「USB3.0」であるためらしく,USB2.0準拠のUSB端子では充電が開始されないのだとか。これでは手持ちのモバイルバッテリーも使用できません。純正のバッテリーを売りたい気持ちは判りますが是非改善して欲しいところです。フリーズしたり,起動しなくなったりするトラブルも報告されているようですし,早めのアップデートもお願いしたいですね。

とりあえず自分のハードでは問題が起きていないのでラッキーです。
ソニーさん。初期ロット問題は慣れてますので,改修よろしくお願いします(笑)。


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PlayStation Vita」では,PCとの接続を行う場合「コンテンツ管理アシスタント」なる専用ソフトをPC側にインストールする必要があります。「PSP」のように「USB接続すればメモリーカードへ直接アクセスできる」訳ではなく,あくまでも「コンテンツ管理アシスタント」が仲介する形式がとられています。PCに接続する事で,ユーザーが任意に用意した音楽ファイルやビデオファイル,画像ファイルの導入ができる他,「Vita」のバックアップをPC側に保存する事が可能です。逆に言えば,これらの行為を以前のように「手軽」にはできなくなった・・・という事ですね。「コンテンツ管理アシスタント」は常駐ソフトとして導入されるので,操作はすべて「Vita」側から行います。「Vita」をUSBでPCに接続し「コンテンツ管理」アイコンをタッチすればメニューが表示されます。一応,最新バージョンの入手先を載せておきますね。

コンテンツ管理アシスタント for PlayStation
(WIndowxXP SP3/Vista SP2/7 SP1用)

音楽ファイルに関しては「iTunes」で変換した「.m4aファイル」がそのまま使えました。
ただしiTunes Storeで購入したコンテンツは転送できません。(当然か)

PC経由のネタで重要な事をもうひとつ。PSPのゲームをダウンロードして遊ぶ場合に,既存のセーブデータを「Vita」に転送する事ができます。セーブデータの転送は「PlayStation3」を経由すれば実施可能ですが,「コンテンツ管理アシスタント」を使えばPC経由でも行うことができます。注意点としては,PC側における「PSPセーブデータの配置場所」です。デフォルトでは,PC側の「My Documents」→「PS Vita」→「PSAVEDATA」フォルダ内に「英数字の羅列」で名称が表記されたフォルダが作られますので,その中にセーブデータを入れておけばコンテンツ管理の転送対象として認識してくれます。とりあえず「Project DIVA2」と「ダライアスバースト」をダウンロードして試してみましたが,セーブデータの引継ぎも問題なく普通にプレイできました。液晶ディスプレイの性能が上がっているので,どちらも画面表示が非常に綺麗。「DIVA2」はちょっと反応が重い感じがしましたが,パーフェクトも普通に取れるので問題はないかなと。逆に「ダライアスバースト」の方は,かなりプレイし易く感じました。やはり残像感が減ったのが大きいですね。

デジタルパッドとアナログスティックの距離が近すぎるのが気になります。
また,ボタン自体の小ささも気になるところ。すぐに改善される点ではないので言っても仕方がないのですが,
今後のマイナーチェンジの際には見直して欲しい点ではありますね。

あとは・・・バッテリーの持続時間・・・ですかね。(≧∇≦)


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慣れ親しんだ「XMB」との操作性の違いに少々戸惑いましたが,だんだんと慣れてきました。

使ってみた印象ですが,ゲーム機というよりは「ゲームパッドが付いたタブレット端末」といった感じ。ネットワーク接続されることを前提としたアプリが多いため,最低でもWi-Fi接続ができる環境がないと「楽しみきれない」可能性がありますね。そういった意味で「3G接続」の今後には非常に期待しているのですが,世間的にはなぜか不人気の「プリペイドプラン」。で,せっかく出てきた定額プランにさえも文句をつける輩が出てくる始末(笑)。新しい定額プランは「2年縛り」なようですが,2年縛りは最初から判っているんだし,解約して違約金取られるのは契約したユーザーの責任。なかには「携帯端末」として利用しようとする人もいるでしょう。そういったユーザー向けの定額プランじゃないですかね? Wi-Fiで出来ることはWi-Fiでやればいいんだし,誰も「全部3Gでやれ」とは一言も言ってない。だからWi-Fiモデルもある。それでもネットワーク接続したい人のためにプリペイドプランがある。料金携帯に納得できなければ,ユーザーがちゃんと選択できるようにサービスが提供されていると思うのですがどうでしょうか。まあ・・・たしかにドコモの料金は高いですけどね(笑)。

自分は「3G」推しです。定額契約もしちゃうよ。(≧∇≦)
・・・決してドコモの回し者ではありません。

「3G接続」でひとつ注意しておく必要があるのは,Vita内蔵のSIMカードにはあらかじめ「コンテンツフィルター」が設定されている事です。未成年向けのフィルターがかかっており,アダルトコンテンツが閲覧できなくなっている他,「2ちゃんねる」など一部のサイトも閲覧ができなくなっています。この設定に関しては,ドコモショップにSIMカードを持ち込む事で「解除」してもらえるようなので,大人向けコンテンツが必要な「おっさんユーザー」諸君はさっそく解除しに行きましょう(笑)。週末の連休に入ったら自分も「解除」してもらうつもりです。


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ソニーの新型ゲーム機「PlayStation Vita」をゲット。

近所のゲーム屋さんで無事に購入する事ができました。もちろん「3G/Wi-Fiモデル」であります。16GBのメモリーカード(PCH-Z161J)と純正ポーチ(PCHJ-15004),HORIの影響保護シート「ピタ貼り」も同時に購入してきました。ソフトの方はとりあえず出ているのを全部買う・・・くらいの勢いで行きたいところですが,財布の中身に限界があるので(笑)とりあえずは手堅く「リッジレーサー」を購入。以前からちょっとプレイしたいなと思っていた「ロードオブアポカリプス」も買ってきました。他にもやりたいゲームはいくつかあるので,そのうち買ってみようと思っています。近所のゲーム屋さんが17日の0時からお店を開けていてくれたので,夜のうちに購入を済ませ,早朝から初期設定を開始。ネットワーク混雑による障害が発生するかも・・・とか思いましたが,大きな問題は発生しなかったみたいです。

「Vita」はタッチパネル搭載機なので液晶保護シートは是非貼っておきたいところ。HORIの液晶保護シート「ピタ貼り」は,前面パネル全体を保護してくれるうえ,非常に貼りやすい製品なのでお薦めです。背面タッチパッドの保護シートをまだ購入していなかったので,当面の課題は背面の処理ですね。ポーチの方はあまり嵩張らないように・・・とスリムなやつを選んだのですが,純正のポーチ(PCHJ-15004)はちょっとお薦めしづらいです。非常に「入れにくい」事と「入れた後の形状が情けない」ってのがその理由。これならキャリングポーチ(PCHJ-15006)の方が良いと思います。

3G回線の方は今のところ未使用。
屋外に持ち出したりしていないですし,Wi-Fiで間に合っちゃってますね。

その他のアプリ関係では,無料ダウンロード可能なものをいくつか試しました。ニコ動アプリ「ニコニコ」とツイッターアプリ「LiveTweet」はかなり使いやすいです。「みんなといっしょ」は,専用アバターを使ってフレンドを増やしていくようなゲーム。ゲームというよりはコミュニケーションツールって感じですかね。個人的には好きですが,無駄にフレンドが増えるのを嫌う人は登録しない方が良いと思います。いずれにせよ,迂闊に「3G通信」をONにしてると一気に時間を消費しちゃうようなアプリばかりなので,注意は必要ですね。

週末は「Vita」オンリーですな。(≧∇≦)

(2011/12/18追記)

試してみましたけど,やはりキャリングポーチ(PCHJ-15006)の方が良いです。
少々ぶ厚くなりますが,出し入れは断然こっちの方が楽。


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「ヨコハマ買出し紀行」は,月刊アフタヌーン誌に1994年から2006年まで連載されていた芦奈野ひとし氏による漫画作品です。「お祭りのようだった世の中」がゆっくりと落ち着き,のちに「夕凪の時代」と呼ばれる近未来の日本・・・地球温暖化による海面上昇が進み多くの土地が水没。人々は山間に生活の場所を移し辛うじて生活している。人々の生活は確実に衰退へ向かっているものの,そこに悲壮感は無く,人々はむしろ平穏に満ちた日々を暮らしている。そんな世界を舞台に,若い女性の姿をしたロボット「初瀬野アルファ」と周囲の人々が紡ぐ物語が描かれています。1998年にアニメ化され,3月にVol.1,12月にVol.2が発売されました。自分は当時,LD(レーザーディスク)ソフトを買ったのですが,2000年にVol.1とVol.2をまとめたDVDが発売されたので,あらためて買い直しました。また,2002年と2003年にも別のエピソードがアニメ化されています。

この作品は,自分が連載当初から最後まで付き合った漫画作品のひとつ。月刊誌連載だったので,12年で14冊,全部で137話しか読めなかったのはちょっと物足りなかった気がしますね。アニメでも新たなエピソードが語られる事はなく,既存のエピソードが使われています。1998年のビデオシリーズには,ココネとの出会いのエピソードと,アルファさんが落雷にあうエピソードを収録。2002年と2003年のビデオシリーズ(Quiet Country Cafe)には,アルファさんの「諸国漫遊」エピソードが収録されています。どちらのシリーズもキャラクターデザインのイメージが原作とは少々違いますが,作画はかなり良いです。また,最初のシリーズには,アルファさんの声優でもある「椎名へきる」と「GONTITI」のコラボによる,ミュージックビデオ的な印象があります。特にGONTITIの音楽は,この作品に雰囲気がぴったりです。

ただ・・・ストーリーや台詞まわしは,予備知識がないと非常に難解です。
漫画作品を十分に読み込んだ「ファン向け」のアニメ作品と考えた方が良いかもしれません。
漫画の新装版が出ているので,合わせてお薦めしたいです。(≧∇≦)


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「未来忍者」は,1987年にナムコから発売されたサイドビューのアクションゲーム。「未来忍者 慶雲機忍外伝」は,ゲームの世界観を実写化した映像作品で,雨宮慶太の初監督作品でもあります。1988年に「東京国際ファンタスティック映画祭」で公開され,後にVHSビデオとして発売されました。DVDソフトは2003年に発売されたものです。物語は慶雲の時代。機忍(サイボーグ忍者)有する黒鷺軍と諏訪部軍の戦いが描かれます。されわれたサキ姫(森下恵里)を救うために戦う傭兵の赤城や,兄を黒鷺軍に殺された若武者・次郎丸(井田國彦)らの前に,謎の機忍「白怒火(しらぬい)」が出現。白怒火もまた「抜け忍」で黒鷺軍に追われる身であった。共に戦ううちに白怒火の正体が明らかになっていく・・・というような内容になっています。ゲームを基にした世界観の構築が秀逸で,特撮作品としての完成度も非常に高いです。映像(または音響)表現上,少々情けない個所(笑)も見られますが,製作予算の関係もあったと思いますし,「雨宮氏がナムコ上層部に直訴して製作が決まった」という噂が本当であれば,仕方がない事だと思います。

とにかく「機忍」のコスチュームが凄い。主人公「白怒火」はもちろん,敵の中ボス「橡枝(しょうき)」や,組頭「イナリ」,「オウナ」,「オキナ」の完成度は一見の価値あり。逆に敵の頭領「雷鳴法師」は「わざとやってるんじゃないか」と思うくらい雑な出来(笑)。そういった意味ではこれも必見ですね。懐かしの「ラジオはアメリカン」でパーソナリティを務めていた「斉藤洋美」が出演している事も当時話題になっていました。サキ姫の側近の女兵士(?)役です。個人的には,オープニングの合戦シーンで登場する次郎丸の兄「飛勇鶴(ひゆうかく)」が好き。演じている伊藤聡さんの表情に雰囲気があって非常にカッコイイのです。

演出面では,実写に「アニメ的なエフェクト」を加えたりしているところが面白いです。
白怒火が高速で走りぬけるシーンや,倒された敵が「白骨化(?)」するシーンなど,結構あちこちに挿入されています。
自軍や敵が放つレーザや電撃などの「光」の表現も,当時としてはかなり綺麗なレベルだと思います。
映像サイズが「SD」なのが非常に残念でなりません・・・。

ちなみに・・・ゲームの方もやった事はあるのですが,正直なところあまり面白いとは思えませんでした。
唯一,音楽だけは気に入っていたので,当時サントラは買った記憶があります。


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