MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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2004年に発売された「メガドライブ大全」の増補改訂版をゲットしてみました。

旧版購入時の記事で「単なるカタログ本に3,500円も出すのはなかなか馬鹿野郎だと自分でも思う」と書いていたのですが,その改訂版に更に3,000円も出すのは大馬鹿野郎ですね(笑)。各ソフトウェアの紹介記事の質があまりよろしくなく,良い事は書かず,悪い事だけ縦横無尽に書いている感のあるカタログ本なので,時折差し込まれているロングなレビュー記事やインタビュー記事には読む価値は十分にありますが,リアルタイム世代でない人たちがメガドライブのソフトを知るために読む本としては適切ではありません。まあ・・・うちのblogの記事も大概なので,必要な場合は Google先生のお世話になるのが良いかと。

さて肝心の増補改訂版ですが・・・巻末にメガドライブ開発時の設計資料と共に,自ら図面を引いたというセガの石川雅美氏のロングインタビューが掲載されています。これはなかなか読んで楽しい記事ですよ。基板やらICやらの話が読者置き去り上等な状態で連発されていてよく解らないけど楽しい(笑)。この記事のために買う価値あり・・・とまでは言えませんが,少なくとも自分は「この記事のために買った」と言えます。

「16BIT」とだけ書いてあった表紙が,メガドラの写真を使ったツヤツヤ仕様に変わっていてなかなか良い感じ。各ページの下に入っている「ページ番号と西暦表示」が小さくなって,その分記事がちょっとだけ大きくなっているのも良いかと。誤植も直っているみたいです。さすがにレビュー記事内容までは更新されていないようでしたが(笑)。概ね良好な改訂版かな・・・と一旦は思ったのですが・・・何故かソフトタイトル毎のインデックスページが削除されているではないですか。何度か見直しましたが,どこを探しても見当たりません。これだけの数のソフトが掲載されているのに,ソフトタイトルでページを探せないなんて有り得ないですよ。前述のレビュー記事を入れるため削ったんでしょうかね???

もっと他に削るところがあるでしょう。冒頭の「無駄に画像しかない4ページ」とか。
レビュー記事の内容はともかく,各ソフトのメーカーや発売日,画面イメージを調べるのに非常に重宝していたのに,
インデックスが無いなら増補改訂版は使い物になりません。(´・ω・`)

まさかの最新版お蔵入り決定。


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「SEGA ARCADE HISTORY」は,1991年から1992年に「メガドライブFAN」誌上にて全16回にわたり連載された「セガの業務用テレビゲームの歴史を振り返る」コーナーの記事を,可能な限り当時のまま復刻しフルカラーで収録した書籍になります。編集部に残っていた資料類から新たに活用できる素材を探して再編集も行っているとの事で,全70ページ程度ではありますが,かなり気合いの入ったものに仕上がっています。今年の4月に開催された「ニコニコ超会議2015」のセガブースでグッズとして販売されていたようなのですが,すっかり買い忘れていて少々後悔していたところ,最近になって秋葉原の「ナツゲーミュージアム」にて取り扱っている事が判ったので,お盆休みを利用して首都圏へ出向いた際,ついでに立ち寄って購入してきました。まだ在庫はあるようだったので,欲しい方はお早めに。

さすが当時のゲーム誌の記事がそのまま掲載されているだけあって,読み進めるだけで本当に懐かしい気分になってきます。70年代のゲーム機こそ見たことのないものばかり掲載されていますが,80年代以降は,子供の頃にどこかで遊んだ事があるゲームばかりが続々と出てきてテンション上がりまくりです(笑)。アウトランやアフターバーナーII,ギャラクシーフォースII,パワードリフト等の体感ゲームシリーズも,すっかり過去の産物になっていて,個人的には少々複雑な気分・・・。掲載されている記事の中ですら「5年前のゲーム」とか書かれているので,それだけ時間が経過したことをあらためて実感しちゃいますね。

代表的なゲームについては,ほぼ全てに「筐体の写真」が差し込まれていて,なんだか卒業アルバムを見ている気分。
「R-360」の記事を見たときは,リアルに「おおッ」と声が出てしまいました。(≧∇≦)

掲載されている数あるゲームの中で,自分が最も注目したのが「モナコGP」のテーブル筐体というヤツ。テーブル筐体から「ブラウン管部分だけがアップライト筐体の如く飛び出して」いて,本来レバーとボタンがあるべきところにはハンドルが。1P/2Pボタンがあるべきところにはシフトレバーが。筐体下にはアクセルまで付いている。文字では伝わりにくいと思うので,是非「モナコGP テーブル筐体」でググッてみて下さい。その特殊なスタイリングのテーブル筐体が出てくると思います。(もはやテーブルではありませんが・・・)純正のアップライト筐体は知っていますが,この筐体は・・・さすがに記憶がありません。ちょっとカッコいいので惚れそうになりました(笑)。


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先日開催された「ゲームレジェンド22」でゲットしてきた「スペースハリアーの30年」について。

同人誌即売会で売られていた同人誌・・・ではありますが,外観は普通に売られているムック本となんら変わりないクオリティ。中身に至っては,今やオールドゲームとなってしまった「スペースハリアー」というゲームのみを題材として,全132ページ(うち80ページはオールカラー)の大ボリュームで纏め上げており,広告など無駄なページは一切なし。前半のカラーページは昔懐かしいゲーム雑誌(Beepとか)の特集記事を思わせる編集。後半の白黒ページは読み物中心でどちらかというとマニア向けパソコン誌(Oh!Xとか)の雰囲気が漂っています。個人的には読むのが非常に楽しかったです。世間一般の雑誌では,新作でもなんでもないゲームのネタ1本でここまで掘り下げた内容にはできないと思います。同人誌だからできた若干オーバークオリティなスペハリのムック本。「スペースハリアーの30年」をゲットできただけでも,ゲームレジェンドに足を運んだ甲斐があったと言うものです。

とにかく懐かしいの一言。(≧∇≦)

冒頭のアーケード版「スペースハリアー」全ステージ攻略記事と全キャラクター紹介は,全盛期のゲーム雑誌の攻略記事をあらためて読んでいる気分です。今まで飽きるほどプレイして,ステージ攻略も全部記憶しているような状態にも関わらず,攻略記事をかなり楽しんで読む事ができました。登場キャラクタの紹介部分は特に面白かったです。やはり全編オールカラーで,すべての記事にゲーム画面やキャラクターのスクリーンショットが差し込まれているのが良いですね。続いての記事は「スペハリコレクション大全」。国内/海外向け家庭用ゲーム機への全移植版と,国内/海外向けパソコンへの全移植版を,パッケージ写真とゲーム画面のスクリーンショット付きですべて紹介しています。もちろんオールカラー。国内向けの移植版はほとんど全てプレイした事がありますが,海外版のものはGBA版以外は触った事がないですね・・・。国内向けのものでも,ファミコン版は一度も触った事がありません。あとは・・・MZ-700版も存在は知っていましたが,プレイした事は一度もないですね(笑)。せめてファミコン版は入手しておきたいところです。

面白いのは,主要な国内移植版を対象にファミ通ばりのクロスレビューを実施しているところ。
満点を獲得したのは「3DS版」。完璧と謳われたサターン版は次点でした。

3DS向け「セガ復刻アーカイブス」に収録されたスペハリって,再移植規模の修正が入ってたのか・・・。
3D機能が修正されたのは知ってましたが,こりゃあ早速買ってこなければ。

この後は「ムービング筐体レストア記」と題した筐体のばらし方教本のような記事が続きます。もちろん全ての作業箇所に解説&写真入りで,かつオールカラー。この部分だけ切り出しても,別に同人誌が1冊出来ちゃいそうなくらい濃い内容。めちゃめちゃ読む人を選ぶ記事ではありますが(笑),自宅に筐体(というかゲーセン)を所有する「プロ」のレストアテクニックが書かれていると言う意味では,非常に貴重な記事かと思います。

以降は読み物中心の白黒ページ。
元Beepライター達のインタビュー記事や,現役筐体設置店へのインタビュー記事などが掲載されています。
天野ゲーム博物館の名前が出てきたのが非常に懐かしかったです。

う~ん。国内PC移植版関係のネタであと3倍のテキストは書けるなあ。(`・ω・´)
でも,きりがないのでこのへんで(笑)。


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次週から完全デジタル化となる「週刊アスキー」の電子化記念超特大号をゲット。

これが「最終」という訳ではないので,紙面こそ拡大していますが掲載されている記事自体は結構普通な感じ。過去記事の傑作選があったり,紙雑誌時代の全表紙が掲載されていたりと,記念号的な雰囲気は要所要所で感じられますが,週アスの売りでもあった(と思う)「おまけ」が付く訳でもなく,なんだか普通のままで紙媒体が終わっていくんだなあ。と思うと,若干寂しい感じはしますね。自分は,パソコン雑誌が全盛だった8bitPC時代を経験した人間なので,いまだに「雑誌の電子化」というのが信用できません。一応「iPad」ユーザーですし,既出の雑誌や漫画本の電子版を購入して読んだりもしていますが,電子媒体のみの雑誌というのは購入した事がありません。過去に「月刊LOGiN」が最終号となった際「ウェブマガジン」としての継続が宣言されましたが,長くは続かず消滅してしまった事があるだけに,今回もそんな「フラグ」なんじゃないか・・・と,どうしても思ってしまうのです。

以前,週刊アスキーの「2010年8月号」の一部記事が電子版(pdfファイル)として無料配信された事がありましたが,あんな感じで読めるのであれば定期的に買っても良いかな・・・という事で,お試しで今回の「電子化記念超特大号」を買ってみました。iOSの場合は「Newsstand」で買えるみたいですが,自分はずっと「BOOK☆WALKER」を使ってきたのでこっちで購入しました。6月8日まではサービス期間中らしく1冊120円で買えちゃいます。販売リストを見る限りでは2013年4月からずっと電子版が配信され続けているようなので,配信がパッと無くなっちゃう事はないと思いますが,紙媒体の読者全員が電子版の読者になる訳ではないと思うので,売り上げ減少が心配ですね。まあ・・・その分,印刷が不要だとか大幅にコストダウンができるでしょうから,全然大丈夫って事での完全電子化なんでしょうけど。

電子版は全文検索ができるし任意の記事へインデックスから飛べるし非常に読みやすいです。
ずっと買っていた雑誌なので,しばらくは電子版を買い続けてみたいと思います。

不定期の「おまけ」はなくなっちゃうのかな・・・。(´・ω・`)


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オークラ出版より発売の「海外のゲーム&パソコンガイドブック」をゲット。

一昨年発売された「80年代マイコン大百科」に近い内容かと思いましたが,「80年代~」はあくまでも80年代の国内8bit~16bitPCに特化した内容のもの。「海外のゲーム&パソコンガイドブック」は,その名称のとおり「海外」のパソコンとゲーム機を中心に古いものから最新のものまで織り交ぜて紹介しているものです。しかもほぼオールカラー。コメントテキストが少なめなのが個人的に少々残念ですが,その分ハードウェアの写真やソフトウェアのスクリーンショットが多く掲載されているので,オールカラーの効果が抜群。カタログ本としては結構面白く読める方だと思います。子供の頃から「パソコン大百科」的な書籍は何冊も読んできましたが,本誌で初めて知ったハードも多数掲載されているので,国内8bitPC世代のおっさんにはお薦めの書籍です。

ゲーム機の方は結構古いものから知っているものが載ってます。79年のインテレビジョンと82年のアルカディアは日本でも発売された製品なので,小学校のときの友人が持っていたりしました。自分の家では「テレビにつなぐゲーム機禁止」の約束だったので,中学に入ってパソコンを買ってもらうまではずっとLSIゲームばかり。海外製品よりもエポック社の「スーパーカセットビジョン」がめちゃくちゃ欲しくて,玩具店に入り浸ってデモ機でさんざん遊んでいました(笑)。任天堂のファミコンも大好きでしたが当然買ってもらえるはずもなく,本体の初購入は・・・2014年9月だったりします。

前述のとおり,パソコンに関しては中学入学時に買ってもらう事になるのですが,初めてパソコンのキーボードに触れたのは小学3年生の頃。地元の事務機屋さんのパソコンコーナーで,PC-9801+8インチFDDで「ミステリーハウス」をやった記憶が強烈に残っていて,以降3年間,親に「パソコン買って買って」攻撃を繰り返しました(笑)。購入候補には「シンクレアZX81」や「コモドール64」,「セガSC-3000」等が挙がりましたが,結局,どうせ買うなら日本製の信頼性の高いヤツって事になり「NEC PC-6001mkII」を買ってもらいました。ちなみに,自分の仲間内に「MAX MACHINE」を購入したヤツがいたので,BASICでのプログラミングはひととおり触った事があります。

この本を見ていると,子供の頃の記憶がズルズルと出てきますね。(≧∇≦)
ゲームソフトのラインナップをもっと詳しく載せてくれると,もっともっと楽しめたかなと。


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CONTINUE編集部が企画・編集した,メガドライブ全ソフトのカタログ本「メガドライブ大全」が大幅改訂され復活しているのだとか。今年の3月に発売になっていたようですが・・・メガドライバーなはずの自分は全く気付いていませんでした(笑)。まあ・・・2004年に刊行された初版の「メガドライブ大全」を既に所持しているので情報が目に入ってこなかった(!)のだと思いますが,改訂内容がメガドラ開発資料などの追加メインのようなので,これは発売日に買っておきべきでした。久々に手持ちのメガドライブ大全を引っ張り出してみたら,そう何度も開いていた訳でもないのに表紙の端っこが擦れてボロボロに・・・。初回限定ボックスに入れたままにしてたから痛んじゃったのかしら??いずれにせよこれは「買い替えろ」ということですな。

一部のレビュー記事が強烈に偏見チックな書き方をされているのに加え,結構でっかい誤記がそのまま残っていたりしていたので,当時から結構批判的なことを言われていました。自分も,本格的にメガドラソフトの再収集を始めるにあたり,参考書替わりに本書を購入したのですが,当blogイチオシ(?)の「ゼロウイング」に関するレビュー記事があまりに酷く・・・たしかに英語表記のミスは話題にはなりましたが・・・以降,ほとんどページを開く事はありませんでした。ゲーム内容にはほとんど触れていないのに,キャプチャービームが邪魔とまで書く。このひとゼロウイングやった事ないだろ??とか思ってしまい,もの凄く不愉快な気分になったのを覚えています。

よくぞ捨てずに残しておいたなと。(≧∇≦)

今になってあらためて読んでみると,短いレビュー記事のなかには「何言ってんのこれwww」的なものが確かにありますが,半ページ~1ページを使って書いているようなレビュー記事はかなり面白く読むことができます。「メガドライブ大全」は,自分のように「そのゲームがどういうゲームなのか知っている人」に特化したカタログ本なのだと思います。逆に,今から「メガドライブ大全」を購入し,メガドラソフト探しの参考にしようとしているような人は,ソフトの詳細内容を知る事ができる書籍ではない事を知っておく必要があります。加えて言うなら,評価に関しても正確ではありません。前述したゼロウイングのように,ゲーム以外の部分の良くない事だけが列挙されている例もありますので(笑)。

・・・我が家で,最古&最新のROMソフトはなにか・・・ってのを調べてみたところ,
最古はメガドラのローンチソフトでもある「スペースハリアーII」。最新は「パノラマコットン」でした。
せっかくだし「魔導物語Ⅰ」とか買っておこうかしら。


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1987年に角川書店から発売となった漫画単行本「ザナドゥ -ドラゴンスレイヤー伝説-」をゲット。8bitPC時代に大ヒットした日本ファルコムのアクションRPC「XANADU」の世界観をモチーフにしたコミックで,著者は当時ファルコム社員だったイラストレーターの都築和彦氏になります。これを読むのは何年ぶりでしょうか・・・。漫画本としてはかなり前に手放して以来なので,すでに20年以上は経過していると思います。1988年にOVA化され,後にDVD(VideoCDだったかな??)で発売されたものをパソコンで観ていた記憶があるので,ストーリー自体に触れるのは10~15年ぶりといったところでしょうか。漫画化(アニメ化)できるほど深いストーリーがあったとは思えない「ザナドゥ」をよくぞモチーフにしたものです(笑)。

NATO軍の兵士だったフィーグ・カムラが戦車(?)もろとも異世界(ザナドゥの世界)に飛ばされ,巨大なモンスターに襲われて絶命するところから物語がスタート。魔術師ドミールの手で蘇生され,白魔術師の国「リムスティック」に暮らすフィーグには過去の記憶が全くありません。そんな中,森でモンスターに襲われた少女を救い,彼女が「リエル・デ・ミラン・ブライレント」という名のザナドゥ王女である事を知ります。フィーグとリエルは,ザナドゥ王国が黒魔術師ダーク・ガディンの裏切りにあい崩壊寸前である事を知り,ともに戦う事を決意します・・・といった感じで物語が進みます。一番の見どころは・・・リエル姫の捕らわれ姿でしょうかね(笑)。

漫画版は都築氏のキャラデザが素晴らしく,シリアスシーンもコミカルシーンも実にいきいきと描かれています。OVA版は全てにおいて「劣化」している感じなのが非常に残念。特に作画。都築キャラが1ミリも生かされていないのはもはや詐欺のレベル。あとは作品中のBGMチョイスがあまりにも酷い。どうやったらこれでOKがでるのか,当時の品質管理レベルを本気で疑いたくなっちゃいます。ある意味名作なので,再入手のチャンスがあれば狙いたいところです。

この作品はやっぱ漫画版が一番。ザナドゥ云々を抜きにしても十分面白いです。
( ゜∀゜)o彡゜おっぱい!おっぱい!


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「ゲー夢エリア51」編による「遠山茂樹作品集」の3作目。「アートワークス編」をゲットしました。

夏コミに最新巻が出ていたのは知っていましたが,なかなか買いにいく時間がとれず。こりゃあ今回は通販かなあ・・・。とか思っているところに,先日の「ゲームレジェンド21」に飛び込みで参加する機会が!当日はわずか30分程度しか会場にいる事ができなかったので,まずは真っ先に「ゲー夢エリア51」のブースへ直行し,「遠山茂樹作品集 アートワークス編」をゲットさせていただきました。1冊目2冊目は,遠山茂樹氏へのロングインタビューを上下巻に分割した構成でしたが,3冊目は遠山氏が手掛けた数多くのキャラクターデザイン,ロゴデザイン,筐体デザイン,アトラクションの絵コンテといった「アートワークス」に関する解説を中心とした構成になっています。当時の貴重な資料類も前作以上に多数掲載されていて,各ゲームについての解説記事も読みやすく素晴らしい内容。読み進めるだけでテレビの「ドキュメンタリー番組」を1本観せられたかのような気分にさせられます。自分のようなライトなナムコファンにとって,この「3冊目」は当時を思い出しながら読める,本当に面白い本に仕上がっていると思います。

とにかく,自分が好きだったナムコの「宇宙モノ」の解説が満載なのが嬉しい。ゼビウス,スターラスター,サンダーセプター,ギャラクシアン3などですね。特にゼビウスは,ゲームに関する詳細な解説と全キャラクターについてのドット絵&コメントをあらためて読み込んでみると,電波新聞社の「スーパーソフトマガジン」を片手に親に隠れてゲーセン(正確にはデパートのゲームコーナー)に通ったり,自宅のパソコン(PC-6001mkII)で移植版のソフトをプレイしたりした事がおもいっきりフラッシュバックします。ちょっと心にダメージを負っている時に読んだりしたら,泣くかもしれません(笑)。

スターラスターはファミコン版の他,X68000版も結構プレイしました。キャラデザというよりは,音楽にめちゃめちゃ感化されたゲームだったので,キャラクターデザインに関する記事は非常に新鮮です。サンダーセプターはゲーム,音楽どちらものめり込むほどに好きなんですが,ゲーセンから姿を消して以降,どのゲームハードにも移植されていない(と思う)ので,記事を読めば読むほどプレイしたくて仕方がなくなります(笑)。どこかに現在でも稼動している筐体はありませんかね??

ギャラクシアン3に関しては,もう後悔しかありません(泣)。ワンダーエッグでのプレイ回数は・・・10回もなかったと思います。あんな巨大なスケールのゲームはもう2度とプレイできないでしょうね・・・。なんで当時もっともっと飽きるほどプレイしなかったのか。今のHDテレビでなら「シアター6」くらいの迫力は出せると思うので,あらためて「PlayStation4」あたりで出してくれんかな。どうせだったら「オペレーションブループラネット」でもいいのよ??

宇宙モノ以外では「ウイニングラン」が注目ですね。
こいつはもう筐体に住んでるんじゃないか・・・ってくらいプレイしました。鈴鹿バージョンもかなりやりましたし,
マニュアル6速クラッチありで走れる「ドライバーズアイ」に至っては持ってるお金を全部つぎ込む勢いでした。

いやあ・・・語り出したらきりがありません。
この「遠山茂樹作品集」は,ナムコファンなら取り寄せてでも読むのが「吉」です。
もうね。泣くレベル。本当に。(≧∇≦)


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ナムコの有名デザイナー「遠山茂樹氏」のロングインタビューが掲載された同人誌「遠山茂樹作品集」の後編をゲット。前編と同様に「遠山式立体表示法」で描かれた表紙が目印。デザインは「プロップサイクル」であります。今回も相変わらずの250ページ超という大ボリューム。インタビュー記事と当時の写真や資料が満載です。しかも「後編」に収録されている作品(ゲーム)は,自分たちの世代が最も頻繁にゲーセンに行っていたと思われる頃(学生~就職直後)のモノばかりで,こと自分に関して言えば,90年代に好きだったナムコの大筐体モノがほぼ全部収録されているのです。前編では「ゼビウス」,「スターラスター」,「サンダーセプター」。後編では「ファイナルラップ」,「ウイニングラン」,「ギャラクシアン3」,「スターブレード」,「スティールガンナー」,「ガンバレット」あたりですね。自分が好きだったナムコゲームは遠山氏デザインのゲームが本当に多かったのだと今になって気付きました。

後編の見どころは,前述の作品群はもちろんですが,やはり「ワンダーエッグ」関連のインタビュー記事でしょうか。施設に関するインタビュー記事が12ページ。それに加えて遠山氏が企画・デザイン関係をほぼ1人でやってのけた「ファントマーズ」のインタビュー記事が18ページ。さらに加えて,前述したゲーム群から「ギャラクシアン3」のインタビュー記事がなんと44ページ(!)。「ギャラクシアン3」の記事は,建築当時の写真や筐体の構造図などを交えた裏話が読める貴重なもの。自分は,全部で4回くらいしかプレイできませんでしたが,初プレイ時の衝撃は20年以上経過した今でも忘れません。それだけにこのインタビュー記事が面白くて,興味深くて仕方ないのです。読んでいるだけで懐かしくて泣けてきます・・・。

巻頭に記載されている言葉にグッときちゃいました。

「開発3部の活動目的は,売上の上がるゲームを作る事は勿論であるが,NAMCOとしての役割は,ゲームセンターでしか体験できない
ゲームを作り,家庭用ゲームと差別化を図り,ゲームセンターに出向かせるほどの魅力あるゲームを開発する事である。」

自分がゲーセンで遊んだ大好きだったナムコゲームは全部「ゲームセンターでしか体験できない」ものでした。今となっては家庭用ゲーム機の性能も上がり,移植する事自体それほど難しくなくなっているのが現状。ゲーセンもすっかり衰退してしまったので,もし懐かしいタイトルが家庭用ゲーム機に移植されたりすれば買うと思いますが,「ギャラクシアン3」のような夢のある筐体はもう生まれないだろうな・・・と考えたりして,家庭用ゲーム機向けのゲーセン移植ってヤツをちょっとだけ恨んだりもしたのです。今,自分がゲーム好きを続けているのは,「最新機でしか体験できないゲーム」を体験してみたいと思っているからです。ゲームの主戦場がゲーセンでなくなった以上,家庭用ゲーム機でしか楽しめないモノを追求してみたいじゃないですか。

夢は,SONY HMZ-T3+PlayStation4 で「オペレーションブループラネット」。
ナムコさん。是非お願いします。(≧∇≦)


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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」通称モバマスのトッププレイヤーたちがどのようなプレイをしていたのか,という非常に気になるネタを扱った本「走り続ける男たち モバマス廃人」を遅れ馳せながらゲット。かなりストレートなタイトルですが書かれている内容を読めば一発で納得してしまうと思います(笑)。モバマスは自分も結構(いやかなり)やっていた・・・つもりでした。最近は弄る機会がずいぶんと減ってしまいましたが,SR天海春香を取りにいった時は1日で合計3万円以上課金しましたし,特定のカードをトレードで獲得するため,ゲーム中アイテムの「スタドリ(スタミナドリンク)」を100本くらい一気に購入した事もありました。でも,この本を読むとその程度の課金は「底辺中の底辺」である事が良く判ります。トップの人は全員「bot」だと思っていましたが,ちゃんと「中の人」がいたんですね(笑)。

ガチャを2,000回まわした(1回300円)だとか,スタドリを15,000本使った(1本100円)だとか,
この人たちは一体どうやって生活しているんだろうと・・・あくまでも他人ですが・・・心配しちゃいます。
まあ,全部が全部「お金で買っている訳ではない」のは判りますが,それにしても凄い。

3万円課金するだけでも相当ですよね。自分はこの手のゲームのお金は絶対に「クレジットカード払い」にはしないようにしているので,毎回ローソンの自販機(Loppiだっけ?)で「モバコイン」を買っていました。これをクレジットカードでやるようになってしまったら・・・もはや「廃人」へ一直線です。自分なりに頑張ってプレイしても,かなりのお金をつぎ込まない限りは上位には絶対食い込めないゲームなので,ある程度カードを揃えてしまった後は課金する気力がなくなってしまい,だんだんとプレイしなくなりました。なので,GREEの「THE IDOLM@STER MILLION LIVE!」通称グリマスにも一切手を出していません。

過去に一度だけ「フェス」か何かのイベントでチーム内1位を取りにいった事があったのですが,結果は惜しくも2位。スタドリを大量に用意して,残り5分で一気にスパートするスピード勝負を挑んだものの,相手の方が断然上手でした。自分はいまだにガラケーなのでスピード勝負は無謀でしたね(笑)。総合50,000位前後の争いなのに「息切れ」している訳ですから明らかに問題外。何かの勢いで大金を使っちゃう前に引退した方が良さげですね。


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