MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



SE/30用に使用していたパナソニック製「CF-L10」が震災の影響で破損してしまったため,急遽,代替のディスプレイを入手しました。震災後に動作チェックをした際は,5年くらい前まで使っていた15インチの液晶ディスプレイを引っ張り出してきて使用しましたが,設置場所が狭いので大きいディスプレイはセッティングが困難なのです。サイズ的には「CF-L10」がベストだったのですが壊れてしまったものは仕方ありません(泣)。週末に安くて小さいディスプレイを求めて中古屋さんを徘徊した結果,ゲットしたのがCENTURY製「LCD-8000V」という8インチのVGAモニタです。

SE/30本体のモノクロモニタよりサイズが小さいってのは問題かもしれませんが(笑),それなりに使えます。解像度はSVGA 800×600。発色数は24bit 1670万色。入力はD-Sub15pinのみです。電源は基本的にUSB経由の仕様なので,100VコンセントからUSBケーブルで電源供給するためのアダプタを使用しています。重さが500g程度しかなくサイズも151.5×210×32mmとなかなか小さいです。SE/30のビデオカード(Vimage SE/30)にポン付けで問題なく映りました。見た目のバランス感が少々良くないのが難点ですね。本気で見た目に拘るなら純正の13インチカラーモニタ(MacIIとかに載ってるやつ)を探したいところですが,さすがにデカすぎ・・・ます。だからといって,SE/30に「カラー液晶を内蔵する」ような無粋な真似だけは絶対にするつもりはありません。そんなことするくらいなら「Micron Xceed Color 30/Grayscale Adapter」を突っ込んで,グレースケールを強化する方がよっぽど良いですよ。

ああ・・・。中古でも高価いから無理か。(≧∇≦)

夢の仕様は「SE/30本体+Daystar PowerCache SE/30+Micron Xceed Color 30/Grayscale Adapter」の組み合わせ。でもこれは色々な意味で実現困難な仕様です。現在は「SE/30本体+DayStar Turbo040Vimage SE/30」の組み合わせですが,この仕様も結構気に入ってます。レア度ではかないませんが,少なくともCPUは「040」が載ってますからね(笑)。8/28現在,某大手オークションに「Micron Xceed Color 30/Grayscale Adapter」が出品されていますが,ノークレームノーリターンを要求している「ジャンク品」に70,000円はさすがに出せません・・・。実際に動作チェックしてから購入できるのであれば・・・考えちゃう可能性はありますけどね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




PSP版の「MONSTER HUNTER Portable 3rd」は一応購入しましたが,いわゆる「モンハン持ち」というグリップスタイル(?)になかなか慣れる事ができず,チュートリアルのクエストをプレイしただけで,あっという間に「お蔵入り」状態になっていました。全くプレイできないという訳ではありませんが・・・操作の窮屈さが最大の難点。序盤のクエストは大丈夫でも,中型の敵(恐竜とか猪とか熊とか)と戦うのは,かなり慣れてからじゃないと無理そうです。そんな「MHP 3rd」が,新たに「HDバージョン」としてリニューアルされ,PSP・・・ではなく,PlayStation3向けのソフトとしてリリースされました。それが「MONSTER HUNTER Portable 3rd HD Ver.」であります。セーブデータはPSPとPS3で共有可能。アドホックパーティ経由でのPSPとPS3の通信プレイも可能となっています。ただし,ゲーム内容はPSP版と全く同じなので注意。追加要素等は皆無なので,PSP版で満足している人は買ってもあまりメリットがないと思います。

すでにPSPでのプレイに慣れている人には関係ない事かもしれませんが,アナログスティックが2本あるのは本当にありがたい。戦いながらの視点移動がなんと楽な事か(喜)。もともと嫌いなタイプのゲームではないので,操作性さえ改善されればプレイに支障はありません。チュートリアルをすっ飛ばして早速クエストを受注。中型の敵(恐竜とか猪とか熊とか)でもなんとか倒せているので,これはそれなりに楽しめそうです。少々気になるのは,戦闘時の自キャラが無駄にフリクションの大きな動きをするところ。Wiiの「モンハン3」と同じような感覚で緻密な動きができません。・・・こういった動きの「隙」みたいなものが,このシリーズを面白くしている要素のひとつなのかもしれませんし,これだけヒットしたゲームの「仕様」に今更文句を言っても仕方がないんですけどね。

装備やら何やらと色々難しい事が多いので攻略本が欲しいかも。
まだ大したクエストが受けられないので,ネコと戯れつつ風呂に入って酒飲んでる状態です(笑)。
序盤に出てきたジンオウガにちょっかい出したら,あっという間に死にました。

もっと修行を積まないとクエストどころではありませんな。(≧∇≦)
とりあえず,お伴のネコをもっと鍛えよう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




レトロネタの「blog」を初めて既に7年以上。ネタにしてきたアイテム達が自室に堆積し,徐々に生活空間が狭くなりつつあります(笑)。3月の震災でいろいろと落下したり倒れたりしたので,現在はほとんどのモノを床に置いている状態です。「SE/30」を載せていたデスクも撤去してしまいましたし,鍵盤楽器を載せていたスタンド類もすべてバラしました。置く場所のないモノは極力処分するようにしているのですが,何年も付き合ってきたモノばかりなので,なかなか手放せないのが実際のところです。とはいえ,Macintosh関係のパーツ類だけでも箱(35cm×25cm×15cmのアクリルボックス)で10個以上ありますし,その他のモノを合わせると30箱近くになります・・・。収納内は完全にアクリルボックスに占拠されてしまい,生活空間にモノが溢れ出している状態・・・といった感じでしょうか。これでも10年前に引越しをした際,「1部屋分」くらいのモノを捨てたんですけどね・・・(汗)。まだ引越しをする予定はありませんが・・・次に引っ越す時には,かなりの勢いでモノを処分しないと動くに動けなくなりそうで怖いです。

そもそも自分の家系は「もの持ち」が良いらしく,中古で買ったものでもなかなか「壊れる」という事がありません。ここ10年間で「使っている最中に壊れた」モノといえば,地震で落ちた液晶テレビと,東京滞在時に熱で壊れた「PSX」くらいのものです。壊れてくれればそれなりに諦めもつきますが,壊れないまま新しいのを買ったりするものだから,さらにモノが増える悪循環に陥ってる感じです。自分で修理をするスキルがないので古いモノは「予備」を用意しておく事くらいしかできません。予備品や交換用パーツ類をどんどんストックしていった結果が・・・今の状態と言ったところですね。中古で買った「SE/30」は購入後1週間で一度壊れましたけど,某大手オークション経由のジャンク品なので仕方がないかと(笑)。最近はオールドマック関係の出品数がずいぶんと少なくなっているので,パーツ類は怖くて手放せないのが正直なところです。

・・・片付ける気あんのか。俺。(≧∇≦)
古楽器欲しい人募集中。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




10月に発売が予定されている,WindowsXP/Vista/7向けアドベンチャーゲーム「シュタインズゲート8bit」の体験版がリリースされたので,早速プレイしてみました。あくまでも「体験版」ということで,プレイできるのは秋葉原駅でのちょっとしたエピソードのみ。ダウンロードファイルのサイズも僅か7MBと非常に小規模です。この時代に80年代風コマンド入力式アドベンチャーゲームが商品になるのか・・・と少々不安に思っていましたが,実際にプレイしてみると,これがなかなか興味深い仕上がりになっています。なんと・・・プレイしたい「8bitPC」の機種が選べるようになっているではないですか。体験版で選択できるのは「MEC PC-8081mk2SR」と「Sharbo NZ-2200」の2機種。微妙に名前を変えてありますが,当時のどのPCをモチーフにしているかは十分に判りますね。ちなみに,前者を選ぶと「デジタル8色表示,漢字表記,FM音源サウンド」のモードとなり,後者を選ぶと「グリーンモニタ表示,カタカナ表記,サウンドなし」モードとなります。製品版では「対応機種」が追加されるようなので,8bitPC世代の人間にとっては,なかなか楽しめるゲームかもしれません。

とりあえず「PC-8081mk2SR」モードでプレイ。オープニングの「GATE OF STEINER」はFM音源アレンジ版になってます。上手いアレンジ・・・というよりは,故意に古臭い音色を使って作っている感じですね。PC-8801mk2SRのデモディスクを思い出すような音色です(笑)。ゲーム中のBGMも総じてそんな感じ。なんだか「M88」あたりで昔のゲームをプレイしているような気分になってきます。肝心のゲーム内容も80年代のアドベンチャーゲームそのもの。入力するコマンドが判らない限りはまったく身動きがとれない不自由さは,当時のゲーム特有のシステムです。今回の体験版は使用するコマンドがだいたい想像できる範囲の英単語だったので,特に苦労する事はありませんでしたが,英単語探しもコマンド入力式アドベンチャーゲームの醍醐味ですので,製品版ではそれなりに難解(?)なコマンドも盛り込まれる事と思います。これは・・・是非,山下章氏に攻略記事を書いて頂きたいゲームですね。攻略本と称して「チャレアベ」復活なんて面白そう。

っていうか・・・絶対誰かやるんじゃないですかね。
誰も動かなかったら・・・志倉社長にみんなでお願いしよう(笑)。

非常に短いエピソードをクリアすると,エンディングでは「スカイクラッドの観測者」が流れます。オープニングとは違い,FM音源パートとPSGパートを上手く使ったアレンジで,個人的にはかなり好みな仕上がりになっています。予想以上に期待できそうなのでちょっと嬉しいです。これは・・・8bitPCオーナー(だった人)は絶対に買いですね。「新作」のアドベンチャーゲームが出てくるなんて,こんな機会はもうないかもしれませんよね。


【関連リンク】

 ・シュタインズゲート8bit ・・・ シュタゲ8bitの公式サイト


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




8月も後半。暑さのピークは過ぎた・・・と言われていますが,晴れている日はまだまだ暑いです。職場でも徹底した節電が実施されていて,エアコン弱めは当然として,照明が間引き状態で暗い,エレベーターが使えない,個人的理由(携帯電話充電,PCのUSB端子利用など)での電源使用が禁止・・・など,正直なところ不便極まりない状態であります。とはいえ,節電に関しては東北も関東も事情は同じ。皆で協力しないと意味がない事でもあるので,自宅の方でも節電を意識するようにしています。休日を除き日中のほとんどは仕事で家にいないので,対策の中心は「待機電力」の削減です。使用しない機器の電源ケーブルは極力コンセントから抜き,液晶テレビやPCのディスプレイ等は待機モードにせずに主電源を落としています。うちは電化製品が多いので,これだけでも随分と違ってきそうです。ただ・・・家にいる時は容赦なく「エアコンを全開」にしているので,その分を「他で稼いでいる」ような感じになってます。

平日夜間と休日は家にいるので,大幅な節電はなかなか難しいところ。
利用頻度の高い部屋の照明を「LED化」すれば,いくらか効果が期待できそうなので
試しに東芝さんの「LED電球」を2個ゲットしてきました。

自宅の照明器具は,震災で破損してしまったため,現在は「電球が2個付けられるソケット」に適当な電球を付けたものを使っています。天井のコンセント(?)が一部割れており,重いものがぶら下げられないため,仮照明の状態です・・・。2部屋あるのですが,とりあえず寝室側の電球をLED電球に替えて様子見をしています。購入したLED電球は,前述のとおり東芝製のもので型式が「LDG9N」という製品。60W型なのでかなり明るいです。某大手家電量販店の店頭にあった「ボール型LED電球」では一番安かったものですが,それでも1個4,000円以上します。家中全部替えるとなるとかなりの出費になるので,まずは利用頻度の高い部屋だけに絞って順次交換していく事にしました。キッチンや風呂場,トイレは後回しですね。

一般家庭で「電球」を使っている場所って結構限られてますよね。うちのように,メイン照明に「電球」を使用しているような場合であれば,それなりに効果があるでしょうが,長時間使うことがない,風呂場やトイレの照明を無理にLED化しても効果はあまり無いと思います。最近はLED仕様の棒状蛍光管もあるようなので対応し易くはなっていますが,一番の問題はやはり価格ですね・・・。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




何を今更・・・といったところですが,我が家で唯一のWindows7機である「ACER Aspire 5740」は,中古で購入して以来ほとんどカスタマイズせずに使っています。メモリ増設こそしましたが,その他にやった事といえば,無線LANの設定とPC版「シュタインズゲート」のインストールくらいのものです(笑)。パフォーマンス面に不満がある訳ではないので,今のままでも全然かまわないのですが,インターネットで調べてみると「Windows7の定番チューニングメニュー」がごろごろと出てきます。まあ・・・パソコンは弄ってなんぼ・・・だと思うので,意味のあるなしに関わらず,せめて定番メニューだけでもこなしておこうかと思った次第です。思いつきでレジストリとか弄るとぶっ壊しそうなので,おとなしいところだけ弄ることにします(弱)。

というとこで,定番中の定番「通信速度チューニング」を実施。(≧∇≦)

Windows7には,SNP(Scalable Networking Pack)なるネットワーク最適化機能が実装されていて,通常CPU側で行っているネットワーク処理をNICのプロセッサに振り分けたりして,CPUの負荷を軽減しているのだそうです。これはこれで役立つ局面は十分にありそうな機能ですが,特定のネットワーク操作でパフォーマンスが低下する不具合も起こっているのだとか。定番メニューの内容は,SNPの中心機能である「TCP Chimney Offload」,「Receive Side Scaling」,「Network Direct Memory Access」を無効化させるものです。この行為に対する意見は賛否両論。無効化の必要はないといった意見もあります。でも・・・パフォーマンスが改善した・・・という報告を見ると,ちょっとやってみたくなりますよね(笑)。

やり方はそれほど難しくありません。

まずは「コマンドプロンプト」を管理者モードで起動。
その後「TCPグローバルパラメータ」を変更するコマンドを入力していきます。

とりあえず現状の設定を確認します・・・

 コマンド:netsh interface tcp show global

 TCP グローバル パラメーター
 ----------------------------------------------
 Receive-Side Scaling 状態 : enabled
 Chimney オフロード状態 : automatic
 NetDMA 状態 : enabled
 Direct Cache Acess (DCA) : disabled
 受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal
 アドオン輻輳制御プロバイダー : none
 ECN 機能 : disabled
 RFC 1323 タイムスタンプ : disabled

この状態から「Receive-Side Scaling」と「Chimney オフロード」,「NetDMA」を無効化します。

 コマンド:netsh interface tcp set global rss=disabled
 コマンド:netsh interface tcp set global chimney=disabled
 コマンド:netsh interface tcp set global netdma=disabled

さらに「受信ウィンドウ自動チューニング レベル」と「アドオン輻輳制御プロバイダー」を変更すれば,通信速度の向上が狙えるようだったので,
ついでに変更します。「Direct Cache Acess (DCA)」も有効にしておいた方が良い意見がいくつか見られたので,こちらも変更。

 コマンド:netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
 コマンド:netsh interface tcp set global congestionprovider=ctcp
 コマンド:netsh interface tcp set global dca=enabled

あらためて設定を確認します・・・

 コマンド:netsh interface tcp show global

 TCP グローバル パラメーター
 ----------------------------------------------
 Receive-Side Scaling 状態 : disabled
 Chimney オフロード状態 : disabled
 NetDMA 状態 : disabled
 Direct Cache Acess (DCA) : enabled
 受信ウィンドウ自動チューニング レベル : highlyrestricted
 アドオン輻輳制御プロバイダー : ctcp
 ECN 機能 : disabled
 RFC 1323 タイムスタンプ : disabled

これでチューニング完了です・・・が,はっきりいって体感できるほどの効果は感じられませんでした。設定前と後で正確なパフォーマンスを計測した訳ではないので,もしかしたらちゃんと効果が出ているのかもしれません。コマンドプロンプトでの操作は,なんとなく「弄った感」があって楽しいですね(笑)。設定変更後は特に問題など発生してはいませんが,PCに不具合が生じる可能性はゼロではないので,実施する場合はくれぐれも注意のほど。

とりあえず以上。覚書程度ですが。(≧∇≦)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




MOVIX仙台にて「コクリコ坂から」を観てきました。宮崎吾朗氏の2作目の監督作品であります。

同名の少女漫画が原作となりますが,映画化にあたり設定が変更されているようです。主人公の姓が変更(小松崎→松崎)になっているほか,母親や登場人物たちの姓名,職業が原作とは違っています。物語の方も大幅に整理・変更が成されており,最も大きな変更と言えるのは,作品の時代設定を「昭和38年の横浜」としたこと。でしょうか。自分が生まれる以前の物語という事になりますが,そこには美しく緻密に描かれた当時の横浜の姿がありました。強い女性たちがいきいきと活躍し,恋する物語。非常にジブリらしい作品だと思います。ただ・・・この素晴らしさを理解できる年齢層はちょっと高めですね。子供たちにはちょっと難しい映画かもしれません。

導入部分のストーリーは以下のとおり。(公式サイトより)

・・・昭和38年,横浜。港の見える丘にあるコクリコ荘。その下宿屋を切り盛りする16歳の少女「松崎海」。彼女は毎朝,海に向かって「信号旗」を揚げる。旗の意味は「安全な航行を祈る」。タグボートで通学していた17歳の少年「風間俊」は,海の上からその旗をいつも見ていた。翌年には東京オリンピックを控え,人々は古いものはすべて壊し,新しいものだけが素晴らしいと信じていた。そんな時代,横浜のとある高校で小さな紛争が起きていた。古いけれど,歴史と思い出がつまった文化部部室の建物「通称カルチェラタン」。それを取り壊すべきか,保存すべきか。そんな事件の中で海と俊は出会う。俊はその建物を守ろうと学生達に訴え,海もまたその建物の良さを知ってもらおうと大掃除の慣行を提案する。・・・

久々に「個人的大ヒット」の予感がするアニメが出てきた感じです。登場人物や設定,物語も全然違いますが,なんとなく「耳をすませば」と同じような香りがします。シーンとシーンをつなぐリズム感。見せ方,演じ方,音楽も。すべてにおいて自分の好みにズバッとハマりました。「耳をすませば」が好きな方であれば,少なからず同じような感想を持たれるのではないか・・と勝手に思ったりしています。あと2~3回は映画館で観てしまいそうな気がしますよ。

これから観に行く方は,是非「昭和38年 横浜」の映像美を楽しんできて下さい。ジブリ特有の柔らかいタッチで描かれた,街の人々や,建物,船,車,路面電車。本当に美しく細かく表現されています。また,紛争の中心である「カルチェラタン」内部の映像は,昨今のジブリ映画にはなかったコミカルタッチな展開が凝縮されていて,映画館でも笑い声が漏れていたほどでした。


【関連リンク】

 ・コクリコ坂から ・・・ 「コクリコ坂から」の公式サイト


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




少々遅くなりましたが「耳をすませば」のBDをゲット。「耳をすませば」は,自分が今まで最もハマッたと言えるアニメ作品です。以前も書きましたが,映画館で観た訳ではなくテレビ放送を録画したものを観てハマりました。ビデオテープを12~13周くらいは繰り返し観ましたね(笑)。その後DVDを購入して,それも4~5回は確実に観ています。シーンも台詞もすっかり覚えてしまった感じですが,何度観ても楽しさが変わらないのが不思議。BDも既に2周しました・・・。よっぽど好きなんですね。俺。

なかなか言葉で表しづらいのですが,作品全体の雰囲気や,シーンとシーンをつなぐリズムが好きなんだと思います。今でも大好きなのがオープニングのシーン。舞台となる街並みを遠景で見下ろすシーンから主人公の「雫」が買い物を終えて自宅まで帰ってくるところ。ジブリは,物語の舞台となる「街の情景」を描くのが抜群に上手いです。電車や車や通行人。ストーリーに直接関係しない部分を緻密に描いているのが凄いと思います。そこにさりげなく「地球屋」や「ムーン」を登場させていたりする。BGMに流れる「Take Me Home Country Roads」のグルーブにのせた映像作りもさすがです。ちゃんと曲の抑揚にあわせた映像になっていると思いませんか?

気に入ったシーンを挙げ始めたらきりがありません(笑)。あえて挙げるとすれば・・・序盤では,雫が電車に乗って図書館へ向かうシーン。「ムーン」を追いかけて「地球屋」に遭遇するあたりです。「時計」のシーンも良いですね。中盤では,聖司と雫が地球屋で再会し,バイオリンと歌でセッションするシーン。途中参加のジジイ連中が良い味を出しまくりです。このシーンを観て「本名陽子」のアルバムも買いました。終盤では,聖司に負けないよう「物語を書く」と決意した雫が,地球屋の主人に完成を「報告」に行くシーン。地球屋の主人の回想話が泣かせてくれます。ラストシーンでの聖司と雫の再会部分がもっとドラマチックだったら,今よりももっとハマり込んでいたかもしれません。

情景の描写が非常に綺麗な作品なので,BDを買う価値は十分にあります。
今となっては貴重な,近藤喜文氏の監督作品でもありますしね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




アニメ「THE IDOLM@STER」のオープニングテーマ曲「READY!!」が発売になりました。

7月31日からニコニコ動画でもアニメの配信が始まっているので楽曲としては既に聴いたことがある訳ですが,「M@STER VERSION」を聴くのはほぼ初めてです。作詞はyura氏,作曲は神前暁氏の鉄板コンビが担当。アイマスらしい非常に元気な曲に仕上がっています。CDの初回限定盤には,アニメのノンクレジットオープニング映像や,2011年6月開催の「THE IDOLM@STER 6th ANNIVERSARY SMILE SUMMER FESTIV@L! 東京公演」からのライブ映像等を収録したDVDが同梱。キャスト陣(中村さん,沼倉さん,原さん,浅倉さん)の新録トークも収録されています。早速「READY!!」のライブパフォーマンスが観れるのは嬉しい限りです。楽曲の評判も上々のようですし,PS3版「アイドルマスター2」でもプレイ可能になる様子。今後の展開が楽しみになってきました。

収録曲は以下のとおり。

01.READY!! (M@STER VERSION)
02. おとなのはじまり
03. おもいでのはじまり
04. READY!! (M@STER VERSION) Instrumental

カップリングは2曲。「おとなのはじまり」は,伊織×やよい×亜美真美によるコミカルな曲です。アニメの2話がモチーフになっています。はっきり言って・・・2話の内容そのままですな(笑)。アイマスの曲というよりは,完全にアニメのイメージソングとして作られた感じがします。「おもいでのはじまり」の方は,春香×真×雪歩によるさわやかな曲。こちらは3話がモチーフみたいです。まるでラジオ番組のユニット曲のような仕上がりになってます。個人的には「おもいでのはじまり」がかなりお薦めですね。

「READY!!」は,店舗毎にも様々な特典が用意されているようで,自分の場合は「春香」と「千早」のサイン色紙をイメージしたカードが付いてきました。これって全員分がバラバラに各店舗の特典になってるって事でしょうかね。こりゃコンプリートは困難ですな(笑)。購入してから「失敗した」と思ったのですが,どうせなら「美希」がプロモーションに参加している「タワーレコード」で買えば良かったのかも・・・。まあ・・・ポスター貰っても貼るわけではないので,コラボアイテムの「特製ペンライト」だけでも買っておこうかしら。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




2011年2月にさいたまスーパーアリーナで行われたライブを収録したBD「けいおん!!ライブイベント~Come with Me!!~」をゲット。3時間半に及ぶライブ映像と約50分の特典映像を2枚のBDに収録。さらに初回特典にはオールカラーの124Pメモリアルブックレットが同梱されます。昨年発売されたライブBDは購入せずじまいだったのですが,このライブはとにかく凄い。さいたまスーパーアリーナに3万人集めた時点で凄いどころの話ではないでしょうが,メインを務めたキャストたちの力は半端じゃありません。生歌だけではなく「生演奏」ですからね。しかも本人たちが言うほど演奏の完成度は低くないです。しかも3万人を前に演奏しちゃった訳ですから。こりゃ凄いの何者でもないでしょう。

突出しているのはやはり「豊崎愛生」さん。どこかの雑誌に「ある種のハイパーボーカリスト」と書かれていたのを覚えているのですが,普通でも歌うのが困難と思われる「GO!GO! MANIAC」や「Utauyo!!MIRACLE」を本当に歌い切ってしまう安定感は,まさに「ハイパーボーカリスト」。しかも,これだけの大観衆を目の前にして一切動じる事がない姿は,まるで主人公「平沢唯」そのものです。違った意味で凄いのは「日笠陽子」さん。歌唱力の高さは大ヒットシングルとなった「Listen!!」や「No Thank You!」で実証済みですが,なんとこの人,ライブの生演奏で「左利き用のベース」を使ってるじゃないですか。しかも演奏しながら歌まで歌っています(驚)。この人は右利きのハズなので・・・どんだけ練習したんでしょうね。ドラムの「佐藤聡美」さんもなんだか普通に叩いてましたけど,これもかなり練習したんだろうな・・・。

トークパートも豊富で見どころはかなり多いですが,お薦めはやはり「生演奏パート」。
いつか,本当に「オール生演奏」でライブをやってくれそうな,そんな気にさせてくれる映像になってます。
映画もありますし,もう一回でかいライブを期待したいですね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ