MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



iPad mini 4用「ガラス製液晶保護シート」の再リベンジであります。

iPad mini 4を購入した際,液晶保護シートとしてLEPLUS製「GLASS PREMIUM FILM」を購入したのですが,触感が「さらさら」ではなく「なめらか」な方(LP-IPM4FG)を誤って購入してしまい,数日で別のシートに貼り替えてしまった経緯があります。ガラス製のものは価格が高く,貼り替えにはある程度の気合いが必要です(笑)。なので,最近まではナカバヤシ株式会社製「液晶保護シート for iPad mini 4」という製品を使っていました。従来どおりのシートタイプなので綺麗に貼るのが少々難しいのですが,触感は「さらさら」でフリックがかなり軽い感じ。最初は「デレステ」でもほとんどストレスを感じなかったのですが・・・使い込むうちに指紋汚れが付着しやすくなり,拭き取っても薄く跡が残ってしまうようになってきました。指先がほんのちょっとでも発汗しているとシート表面にペタペタ貼りつく感じもあり,これではちょっとダメだなと。

ということで,あらためて購入したのは,LEPLUS製「GLASS PREMIUM FILM」のマット加工版(LP-IPM4FGM)。iPad mini 4用のガラスシートでマット加工のものは選択肢が少ないようで,地元の大手家電量販店では何度探しても見つける事ができませんでした。今回はアマゾン経由で購入しております。本製品に限らずガラスシート全般に言える事ですが,シートそのものが硬いので圧倒的に「貼りやすい」。スマホに対して液晶面が大きくなるタブレット端末の場合,貼りやすさの恩恵は絶大だと思います。また,本製品については,指紋汚れがかなり付着しづらくフリック時の指の滑りが抜群に良いので,確実に「ゲーム向き」です。液晶保護シートの対策が中途半端な「デレステ」ユーザーは,10連ガチャ1.5回分をLEPLUS製「GLASS PREMIUM FILM」の購入にまわすべきです(笑)。

とはいえ・・・1枚5,000円弱ってのはやっぱり高いですよね。(´・ω・`)
ぶつけて割ったりしないように気をつけます。


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往年のパソコン雑誌「ログイン」に掲載されていた荒井清和氏による4コマ漫画「べーしっ君」が完全版コミックとして復刊されました。過去に単行本(全4巻)として発売された事がある本作ですが,今回の完全版では,旧単行本に収録済みの作品に加え,単行本未収録の作品を約100本追加で収録。荒井清和氏のインタビュー記事や,荒井氏が厳選した作品への解説記事なども収録されており,まさに完全版な仕上がりになっています。厚さが約28mmもあり,4コマ漫画の単行本としてはかなり分厚い部類かと。80年代の8bitPC時代にログイン誌を愛読していた方々には是非購入してほしい一冊であります。

本作品が連載されていた期間は1984年~1997年。ログイン誌の他,ファミコン通信(現ファミ通)にも掲載されていました。個人的にはやはり80年代の作品が好きですね。主人公が何故「べーしっ君」なんて読みづらい名前なのか。ライバルが何故「近藤ましんご臣」なんて語呂のわるい名前なのか。8bitPC時代を経験していないと正直わからないと思います(笑)。べーしっ君が腰にぶら下げている「ジョイスティック」も,この形状のヤツを知っている(使った事がある)人は高確率でおっさんです。終盤(97年)の作品を読んでみても「ときめきメモリアル」,「パラッパラッパー」,「セガバンダイ」と出てくるネタは古いものばかり(当然か・・・)。ネタ元まで理解してこの本を読破できる若人がいたら,是非会ってみたい気がします。きっとおっさんのような若人か,若人を騙ったおっさんだろうと思います。

主人公がオチで放つ「擬音」がとにかく秀逸で,ただでさえ尖ったネタをさらに鋭利にしている感があります。定番の「すぽーん」や「すぽぽーん」はかなり序盤の決め技。その他「びろーん」,「ばぼーん」などがよく使われており,たまに「どしぇすぽーん」や「うすらのばぼーん」など応用技も出てきます。また,ネタに合わせたスペシャルな擬音を発する事も多く,103ページのオホーツクに消ゆ回では「ニポポーン」とか言ってます。読み進めていくと次の「擬音」が楽しみで仕方がなくなってくる感じがします。個人的には131ページに登場する「まめくりぼーん」が好きです。

なんだかPlayStation版「北斗の拳」に通じるところがありますね(笑)。


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久々にWiiを起動。今回はバーチャルコンソールアーケード(VCA)の「ソルバルウ」であります。

「ソルバルウ」は,1991年にナムコより発売されたアーケード用シューティングゲーム。ナムコの名作「ゼビウス」の世界をポリゴン技術で3D化し,コクピット視点で飛行しながらゼビウス軍と戦います。当時のナムコのゲーセンにはコクピット型の大型筐体が設置されていて,かなり目を引く存在ではあったのですが,個人的には同時期に稼動していた「スターブレード」のインパクトが断然強く,ゲーセンではほとんどプレイしたことがありませんでした。プレイしておけばよかったと後になってからだいぶ後悔しました。「ソルバルウ」のコンシューマ移植版は,WiiのVCA版のみ。当時,自分はWiiに一切興味がありませんでしたが,「ソルバルウ」をプレイするためだけにWii本体を購入しちゃいました(笑)。その他の機種では一切楽しめないという点で,非常に貴重な移植版だと思います。

このゲームはかなり難易度が高く,油断していると最初のエリアでゲームオーバーになりかねません。自機である「ソルバルウ」は残機制ではなくシールド制となっており,5発被弾でシールドがなくなり6発目で自機が撃破されます。対空兵器のザッパー(Aボタン)はオート連射。対地兵器のブラスター(Bボタン)は4発まで連射可能で,ターゲットをロックオン可能になっています。画面中央に「照準」が表示されていて,これをWiiリモコンで操作し,ターゲットを狙って撃破していきます。Wiiリモコンで操作するのは照準だけではなく,自機の飛行ルートもWiiリモコンを傾ける事で操作します。このあたりが「スターブレード」と違うところですね。当時はまだ「3D空間を自由に飛行できる」ゲームなんてほとんど無かった時代なので,海のシーンで高架橋(?)の下をくぐり抜けたりできる事にえらく感動した覚えがあります。

とにかく難しいゲーム。自分の技術では1コインクリアなんて絶対に無理です。
最初のアンドアジェネシスあたりが限界ですね(笑)。

Wiiのバーチャルコンソールアーケードはすっかり廃れてしまったので,
今後「ソルバルウ」や「スターブレード」がプレイできなくなっちゃいそうで怖いです。
PS4+PSVR+PSMoveで再現してくれないかしら。(´・ω・`)


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魂斗羅DVD」の記事で若干エンジンがかかってしまった感があり,中古屋さんに行くと思わず「魂斗羅シリーズ捜索モード」に(笑)。もともと得意なゲームではなく特別に好きという訳でもありませんが,アーケード版,MSX2版,ファミコン版,スーファミ版,メガドラ版と,プレイしたことのあるバリエーションは何故か多岐にわたります。中でも一番ハマッてプレイしたのはメガドラ版「魂斗羅ザ・ハードコア」。今や結構なレアソフトになっちゃって,裸ROMでも手を出せる値段ではなくなってしまいました・・・。それ以外の移植版であればなんとか入手できそうな価格帯に留まっているようだったので,可能なものを入手してみようと思った次第です。

今回は完全にきまぐれなので,中古品の程度は問わず「起動可能なROMの入手」だけを目標にしました。本日まででゲットできたのは,ファミコン版「魂斗羅」,スーファミ版「魂斗羅スピリッツ」,ゲームボーイ版「コントラ」の3つのみ。ファミコン版についてはカートリッジ(特にラベル)のコンディションが最悪の状態(笑)。剥がれこそしていませんが,カートリッジ背面には「セロハンテープの跡」がベッタリと付いていて黄色く変色しています。接続端子部分の痛みは思いのほか少なく問題なく起動できたので,まずはOKかなと。

スーファミ版は地元のあちこちで中古品が売られているので,入手自体は難しくありません。今回はジャンク品の裸ROMをゲットしてきましたが,背面がめちゃめちゃ黄ばんでいるので,少々高めでももうちょっと綺麗なのを選べば良かったと若干後悔してます(笑)。探すのに一番時間がかかったのはゲームボーイ版。吊るしてある中古ソフトを全部めくって見るのはかなり大変です。苦労の甲斐あって,裸ROM状態ではありますが結構綺麗な中古品をゲットできました。探してみるもんですね。実は・・・地元の某ゲームソフト屋さんにファミコン版「スーパー魂斗羅」が置いてあるのをロックオンしてはいるのですが,価格が8,000円オーバー・・・。箱・説明書付きなので仕方ないのかもしれないけど,さすがに高すぎではないかしら。

その他,ゲームボーイ版「魂斗羅スピリッツ」とゲームボーイアドバンス版「魂斗羅ハードスピリッツ」は,アマゾンで見る限りでは比較的安く手に入りそうな感じ。MSX2版は地元じゃ絶対手に入らないと思うので,東京に行った際に探してくるしかないかも。PlayStation以降への移植版はきりがないので収集対象外で(笑)。


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地元で見つけた「ゼロウイング」を思わずゲットしてしまいました。(´・ω・`)

今までジャンク品の裸ROMしか持っていなかったゲームを買い直したものはいくつかありましたが,箱,説明書付きのものをもうひとつ余分に買った事は一度もありませんでした。自分に限った事ではないと思いますが・・・何かを集め始めて一定期間が過ぎると「予備」とか言って同じものを複数買っちゃったりすることはないでしょうか(笑)。自分の場合,ジャンク屋まわりをしていて思わぬ中古品を見つけてしまうと,なんだか「発見」した気分になっちゃって,既に持っているものでも思わず手に取っちゃう事がけっこうあるんです。なので,普段は余計なものを買わないよう意識して自重しているのですが,先日「メガドラ2」の予備を買ってしまったあたりから決心が揺らいでしまい,今回思わず「2個目」をゲットしてしまった次第です。

これってコレクターやってる人特有の病気だと思うんですよね。
自分が気に入ってるソフトを無駄に複数持ってたりしませんか?持ってるでしょ??
心あたりがあるのに嘘をつくんじゃありません(笑)。m9(`・ω・´)

地元のお店に「ゼロウイング」が置いてあるだけでも奇跡的な状況なのに,中古品の「程度」が抜群だったのです。箱に傷みや焼けなし。説明書に折れや破れなし。ROMのシールも痛みや剥がれなし。価格も安め(3,000円くらい)。自分が持っているものよりも程度が全然良かったので,さすがに我慢ができませんでした。うちのblogでは,新しいパッドやメガドラ本体(互換機)なんかを買ってきたときのテスト用ソフトとして「ゼロウイング」を使っていて,正直なところ思った以上に稼働率が高かったりします。既に持っていた方のソフトは結構痛みが進んでいたので,実際「予備」というか「保存用」のソフトが欲しかったというのはあります。・・・などと,後付けで理屈をこねてみたり・・・。棚に並べてあらためて思いますが,やはり「ゼロウイング」だけ2個あるのは違和感ありますね。

この調子のままだと,いろいろ「予備」を買っちゃいそうなので,自重モード強化ですな。
夏から秋にかけて東京に行く機会が多いので,抑えきれるか不安ですが(笑)。

・・・「鮫!鮫!鮫!」の予備が欲しいな。(゚-゚)


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「ガンスターヒーローズ」は,1993年にセガより発売されたメガドライブ用アクションシューティングゲーム。開発はトレジャーが担当。高いプログラム技術を駆使した多彩な演出が随所に散りばめられており,メガドライブでも屈指の完成度を誇るタイトルです。以前,3DSの「セガ3D復刻プロジェクト」にて発売された際にネタにしていましたが,「メガドライブ伝説」では何故か今回が初登場。某ハードオフのジャンクコーナーから拾ってきたボロボロの裸ROMしか持っていなかったので,なかなかネタにしづらかったのです(笑)。先日,あらためて箱・説明書付きで買いなおしたので,やっと記事が書けます。・・・とはいえ,書きたい事は3DS版の記事で全部書いちゃったので,あまり書くことが残っていないんですけどね。

当初,キャラが小さくて見づらく画面内がゴチャゴチャしている印象があり,あまり楽しめなさそうだな・・・と思ったりしていた「ガンスターヒーローズ」ですが,実際にプレイしてみるとこれが非常に楽しいタイトル。個人的には「大量の弾を四方八方にばら撒ける」ことにかなり感動した覚えがあります。そのうえ,小さなキャラクターに仕込まれたアクションが予想以上に多彩で,3ボタンのメガドラパッドで対戦格闘ゲームばりのアクションを繰り出す事が可能。各ステージ毎にジャンプやスライディングを使うポイントをきっちりおさえておけば,ゴリ押しでも結構遊べちゃうゲームです。演出面では,ステージボスを中心に多関節キャラが多数登場。人型のボスキャラが多関節を生かしてリアルに「走る」シーンが凄く印象的で,特に2足歩行で走り回って変形までする「セブンフォース」のインパクトは他のゲームにはないものでした。

以前の記事にも書きましたが,ゲーム中で拾う「武器アイテム」は「2つ」所持可能で,2つの武器を組み合わせる事でより強力な攻撃を行う事ができます。初心者に最もお薦めなのは「シャチョーレーザー(青+緑)」。威力は低いですがホーミングが強力で,難易度イージー設定であればこの武器だけで最後までゴリ押せます。難易度を上げると「シャチョーレーザー」はあまり役に立たなくなるのであくまでもイージー用。イージー以外でプレイするなら「マキビシ弾(緑+緑)」の方が良いと思います。(あくまでもゴリ押すならですが・・・)きちんとプレイする前提ならな「バクレツファイヤー(黄+赤)」が強力。弾が敵に当たるかショットボタンを離した瞬間に「弾が爆発」する武器で,爆発後に攻撃判定が若干残るため,若干の使いづらさはあるもののかなり強力です。・・・すっかりホーミング慣れしちゃった自分にとっては慣れるのが大変そうですが(笑)。

攻略上もうひとつ重要なのが,プレイヤーキャラクターの攻撃特性の違い。1P「レッド」は,左右(斜め上含む)に攻撃をする際,立ち止まれずに移動してしまう。また,下方向に攻撃しようとするとしゃがんでしまうため,ジャンプ+下などの対処が必要。一方,2P「ブルー」は,攻撃中に左右移動としゃがみができず「固定砲台」のような動きをします。きっちり狙い撃ちできる「ブルー」の方が強い・・・というのが定説のようですが,個人的には「レッド」でガンガン突っ込んで行くのが好きですね。「バクレツファイヤー」を使いこなせれば「レッド」でもかなり強いですしね。


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先日「起動動画」を撮影した関係でふたたび弄りはじめた「Macintosh SE/30」。震災で机から落下して以降,ろくにメンテもしないで放置していた割には,意外に元気なまま購入から10年以上を突破しました。直近の課題は「CF PowerMonster」に入れているCFカードのバックアップが無いこと。詳しく言えば,起動ディスクをバックアップするために必要な「フォーマットされたCFカード」の予備が無いことでしょうか。CFカードをフォーマットできるユーティリティソフト(anubis utility v3.01e)は入手済みで,SE/30内のCFカードに入っています。あとは,別の「CF PowerMonster」を外付けSCSIポート経由でSE/30に接続してやるだけなんですが・・・以前の記事を見てもらえば判りますが,下準備がかなり面倒なんです(笑)。休眠中の「ClassicII」から「CF PowerMonster」を取り出す必要がありますし・・・。とはいえ,使用中のCFカードはかなり老朽化していると思われるので,アクセス不能になる前に作業をしておかないとマズいですよね。

今からオーバーホールなんか始めたら,3連休が全部終わっちゃうよ。(´・ω・`)

とりあえず,フロッピーディスクに必要なものをバックアップしておこうと,数年ぶりに「SE/30」のシステムフォルダを開きました。最後にSystem7.0環境を弄ったのは・・・おそらく「Norton Utillities 2.0」をインストールした時なので,これもまた9年も前の話。え!?そんなに前なの(笑)。なんだか色々とインストールしていた記憶があるのですが,あらためて中身を見てみると結構スカスカ。HDDからCFカードに載せ替える時にバッサリ消したんだったかな??現在,コントロールパネル書類としてインストールされているもののうち,OSとは別途に入れたのは・・・



・Basic Black ・・・ シンプルなスクリーンセーバー。
・BeHierarchic ・・・ アップルメニュを階層化して表示する。
・MODE32 ・・・ 32bitメモリアドレッシングが可能になる。純正品だけど後付けで入れたので。
・Mouse2 ・・・ マウスカーソルのスピードを2倍にする。
・Mt.Everything ・・・ SCSI接続されたデバイスを強制的にマウントする。
・QuadControl ・・・ turbo040用のコントロールパネル。
・SpeedyFinder7 ・・・ System7用の「窓の手」みたいなヤツ。
・SuperClock! ・・・ メニューバーにデジタル時計を表示する。
・WindowsShade ・・・ ウインドウのタイトルバーをダブルクリックすると「タイトルバーだけ」の表示になる。

以上の9つですね。(下2つは,上の画像に表示されていません)

turbo040機なので「QuadControl」は必須。メモリ80MB搭載機なので「MODE32」も必須です。すっかり慣れてしまったので「BeHierarchic」と「Mouse2」,「SpeedyFinder7」は個人的に外せません。特に「BeHierarchic」は非常に便利で,昔からずっと使っているツールです。(上の画像参照)スクリーンセーバーに関しては定番の「After Dark」も持っていますが,シンプルイズベストと言うことで「Basic Black」がお薦めです。「SuperClock!」と「WindowsShade」は完全に好みで入れてます。「MacTCP」もありますが,現在はネットワーク接続をしていないので外しています。

拡張機能の方はほとんど入れていなくて「Pioneer CD-ROM」のドライバと「Ram Doubler」が入っているくらい。
インストールディスクは大体揃っていたけど,とりあえずバックアップは必須ですね。

以上。2年10ヶ月ぶりの「SE/30強化コラム」でした。


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「チェルノブ」は,1988年にデータイーストから発売された,アーケード用横スクロールアクションゲーム。サブタイトルは「ATOMIC RUNNER CHELNOV 戦う人間発電所」であり,設定されたストーリーが非常にヤバい。・・・原子力発電所の爆発事故に巻き込まれた影響で「異常能力」が身に付いた「炭鉱夫チェルノブ」。その能力を狙う謎の組織デスタリアンと戦うため,彼は走り続ける・・・時代的にも明らかに問題になりそうなストーリー設定です(笑)。よくぞ発禁にならなかったものですね。メガドライブ版は,1992年に同じくデータイーストから発売になっています。メガドライブ版ではグラフィックの一部やステージ構成が変更されていて,ストーリー設定も・・・さらわれた妹を助けるために,科学者であるチェルノブがコンバットスーツで戦う・・・という内容に変更されており,タイトル画面からサブタイトルも消えています。さすがにコンシューマ機では変更せざるをえなかったという事でしょうか。

メガドラ版は結構プレミアが付いていて,今更に入手するのは少々難しいソフトです。
今回入手したのは箱・説明書なしの裸ROM状態のもの。裸ROMとは思えない価格だったのでさすがに躊躇しましたが,
購入のチャンスが今後一切ないかもしれないので,ここは思い切ってゲットしました。(`・ω・´)

とにかく特殊なゲーム。右に向かってスクロールするのは普通ですが,主人公「チェルノブ」は立ち止まる事はできても後退する事はできません。なので,取り逃したアイテム類を取りに戻る事も一切できません。たとえ立ち止まったとしてもスクロールが止まる訳ではないので,どんどん画面左端へ流されるだけです。そのかわり(?)後を振り返った状態で走る事ができるので,後方への攻撃は可能です。また,チェルノブはかなりの高さにジャンプする事ができ,左右移動中にジャンプして攻撃すると「攻撃を8方向に拡散」させる事ができます。着地時に敵を「踏みつけて」攻撃することもできます。メガドライブ版の操作は,方向ボタンでチェルノブの移動,Aボタンで攻撃,Bボタンでジャンプ,Cボタンで振り返り,となっています。説明書がないので,アイテム類の細かい説明は不明です・・・。

だいぶ昔,友人T橋君のプレイを見ていた事が何度かあるのでアーケード版は少々知っているのですが,あらためてプレイしてみると,その操作性の特殊さに振り回されて,全然先のステージに進む事ができません・・・。敵が自分の後ろに回った時,どうしても方向ボタンを左に入れてしまい,咄嗟に振り向けず「立ち止まって」死ぬ。というのを何度も繰り返してしまいます。振り返りボタンは慣れの問題なので仕方ないのですが,強制スクロールでかつ「後ろに戻れない」のは仕様としてどうかと思いますね。まあ・・・デコのゲーム相手に愚痴っても今更仕方ないんですが(笑)。

1993年に発売されたX68000版は「完全移植」らしく,ストーリーもヤバい内容のまま。
デコ自身からの発売ですし,メガドラ版も頑張って欲しかったですね。


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「アローフラッシュ」は,1990年12月にセガより発売されたメガドライブ用横スクロールシューティングゲーム。個人的にはあまり印象的なゲームではなく,中古屋さんの棚にはずっとあったのに,今までプレイしたことは一度もありませんでした。あまり高く評価されることがないゲームですが,完成度は比較的高めかと思います。当時トレンドだった「多重スクロール」や「ラスタースクロール」などの演出が多く取り入れられていて,グラフィックもそこそこに美麗。かなり凝った感のあるオープニングデモは,まるでX68000用ゲームソフトの様相です。パッケージのイラストは「それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」などを手掛けた赤石沢貴士氏が担当。1989~1990年のメガドラタイトルにおいて,ここまでアニメ絵が前面に出ているものはないと思います。強いて挙げるなら「ガイアレス」,「バーニングフォース」といったところですが,前者は「萌え」とは少々離れた絵柄ですし,後者は尻だけですからね(笑)。今になって見ても非常に目立つパッケージだな,とは思います。

物語は,連邦政府軍士官学校で戦闘機パイロットの訓練を受けていた主人公「スターナ・オーバル」の祖父である,世界的科学者「アイザック・オーバル」博士が宇宙海賊に襲われ重傷を負うところから始まります。博士は「宇宙海賊は,自分が実施した亜空間通信実験の際に発生した強力な電磁波が原因で,自分が呼び寄せてしまった」事をスターナに告げ,新型可変戦闘機兵「ルシフォン」を託すと同時に息をひきとってしまいます。地球連邦の主力兵器となるはずだった量産機の「バルダー」は,すべて敵に奪取され,残ったのはオリジナル機のルシフォンのみ。スターナは,祖父の死を悲しむ間もないまま,強大な敵に一人で立ち向かう事となります。

ゲームはスタンダードな横スクロールシューティング。自機のルシフォンは「変形」が可能で,戦闘機形態とロボット形態を任意に切り替える事ができます。また「アローフラッシュ」という特殊兵器が使用可能で,戦闘機形態時は「前方の敵一掃」の強力なショット,ロボット形態時には「一時的な無敵時間」を発生させます。標準の武器についてはゲーム中に出現するアイテムを取得する事により,前方向レーザー,放射状貫通レーザー,波型貫通レーザーの3種類から選択でき,それぞれ3段階にパワーアップします。それ以外では,自機上下に1基づつ「オプション」を装備できるほか,サブウェポンとしてホーミングミサイルが装備可能。敵弾を3発まで防御できるシールドを張ることもできます。

敵の強さに対し,自機の装備がえらく強力(笑)。特に,前述したアローフラッシュに関しては,デフォルト設定ではゲーム中に出現する補充アイテムを取得することで「ストック」される仕組みになっていて,ストック上限はなんと16。ステージクリア時に自動的に3発補充されるため,使わないとどんどん貯まっていきます。ロボット形態で使用すると短時間とはいえ無敵時間が発生し,しかも「体当たり攻撃」が可能なためボス戦はかなりの楽勝。ステージ道中でよほどハマらない限り,エンディングまではそれほど苦労せずに到達できるものと思います。オプション画面で,アローフラッシュを「ストック」モードから「チャージ」モードに変更する事でいくらか難しくなるので,簡単すぎると感じた人はチャージモードがお薦め。ちなみにチャージモードでは「Cボタン押しっぱなし」でアローフラッシュを溜め撃ちすることになります。溜め中はノーマルショットは撃てず,溜めたアローフラッシュをストックする事もできません。

このゲームの問題は,とにかく簡単すぎる事。
警戒してイージー設定で始めてみたら,3面途中で居眠りして死にました・・・。
各ステージ展開が単調で冗長ぎみなのも良くないですね。

個人的にはチャージモードが本来の「設定」なんじゃないかなと思います。
シールドも3発ではなく1~2発程度に弱体化させていれば,こんなに簡単なゲームにはならなかったかと。
ラスボスのがっかり感が群を抜いています。手前までは良い展開なんですけどね(笑)。


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昨年の6月くらいにメガドラ2のジャンク品を購入し電源コネクタ部分のハンダを盛りなおして使っていましたが,先週くらいから再び不調な状態に・・・。素人仕事の補修だったのでハンダ付けが甘かったみたいですね。予備なしはちょっと不安なので,あらためて予備品をゲットすることにしました。壊れた本体の再修理も考えましたが,おそらく自分が何度修理しても同じだと思うので,ここは素直に買いなおします(笑)。ゲットしてきたのは本体とACアダプタのみの中古品。1週間の動作保証が付いていました。価格は3,500円です。壊れた本体を買ったときは本体のみで4,000円。しかも保証なしだったので,今回はだいぶマシかなと。

本体が少々傷だらけでしたが動作は良好。スイッチ&コネクタまわりも健全っぽいです。以前であれば古いゲーム機の予備を買う・・・なんて事はあまり考えなかったんですが,メガドライブに関しては,手持ちのソフトが120本を突破(※総集編参照)した事もあるので,さすがに本体を失っちゃうのは嫌だなと。最近発売されたメガドラ互換機「MD COMPACT」の場合「メガCD」や「32X」が使えなくなっちゃうのでNG。「レトロフリーク」も「ROMソフトのバックアップ」として有用だとは思いますが,やはり前述と同じ理由でNGです。メガドライブに関してはやはり「実機」じゃないと楽しみきれないと思っています。

直近の課題としては,未だに古い液晶テレビに,XMD-3経由のS端子接続をしていること。そろそろ「常時HDMI接続」を考えないとヤバイ気がします。以前,安物のアップスキャンコンバータでHDMI接続を試した事がありましたが,あくまでも暫定対策レベルの検証だったので,常設環境としてはイマイチ。本気でやるならやっぱり「FRAMEMEISTER」でしょうね。メガドラ2用の21ピンRGBケーブルをゲットして,FRAMEMEISTER経由のHDMI出力が理想です。う~む。書いてたらめちゃめちゃ欲しくなってきた(笑)。・・・今年度中に液晶テレビごと買っちゃおうかな・・・。

新たなミッションが立ち上がった予感。俺の未来はどっちだ。(`・ω・´)


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