MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



RIDGE RACERS direct audio」は,PSP用ソフトウェア「RIDGE RACERS」のオリジナルサウンドトラックです。このサウンドトラック最大の魅力は 歴代リッジシリーズのサウンドクリエイター達が製作した楽曲が一挙に収録されている事でしょう。最新書き下ろしの 12曲に加え,歴代シリーズから 厳選された 12曲+リミックスバージョン 6曲。これに オープニング/エンディング曲,イントロダクション,メニューBGM の 4曲を加えた,全34曲 CD2枚組という かなりボリューム感のあるアルバムとなっています。

正直なところ 書き下ろしの12曲については,なかなか好きになれず・・・。
やはりどうしても 旧作の楽曲に耳がいってしまう感じです。

と言いつつも「Light Groove」や「Beyond(エンディング曲)」など ジャジーなアレンジの楽曲に数曲気に入ったものがあったりします。特に後者の「Beyond」については,ギターとピアノが絡み合う絶妙なアレンジに あえて「アナログレコード」のようなノイズを載せて収録しているあたり,製作サイドの「ただならぬ熱意」を感じずにはいられないものがあります。ゲーム音楽としてではなく,一般のジャズトラックとしても十分に通用するクオリティと完成度が素敵すぎですね。

旧の楽曲群では,初代リッジレーサーのメインテーマ曲ともいえる「Ridge Racer」と,R4の代表曲「Movin' in Circle」がお薦めです。個人的には「Movin' in Circle」が大好き。R4以降の リッジレーサーシリーズ(R4RidgeRacerVRidgeRacersRidgeRacer6)の持つアグレッシブかつ スタイリッシュなイメージを的確に表現している楽曲だと思いますがどうでしょうか。(細江氏製作の「Ridge Racer」も捨て難いところですが。)


(2006/4/2修正)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




有限会社グレフの 縦スクロールシューティング「UNDER DEFEAT」が,今更ながら「ドリームキャスト」にて発売されました。しかも,製品パッケージに堂々と「ドリームキャストの最後を飾るのはこのソフトだ!」などと書いてある始末。自虐的というかなんというか・・・(笑)。

自分はかなりの縦シュー好きですが,今回の「UNDER DEFEAT」のように,「ショットボタンを離した状態で移動すると機首の向きが変わる」みたいな(個人的に)邪魔とも思える機能がついているシューティングゲームには滅多に手を出しません。しかしながら,売り文句(?)として「ドリキャス最後」。そして音楽製作が あの「細江慎治氏」。さらに,ドリームキャストの限定版には特典として「オリジナルサウンドトラック」がついてくる。・・・となれば もう買うしかないでしょう!

本当に久々にドリームキャストを出しましたよ。(≧∇≦)

しまい込んでから 3~4年振りといったところでしょうか。本体上面のカバーを「黒」に変更してある事と,内蔵モデムを 56Kbps版に差し替えてあるのが特徴です(笑)。当時,本体を購入こそしたものの これだ!というソフトに巡り合えず,結局購入したソフトは僅か 5本(スペースチャンネル5,クレイジータクシー,ソウルキャリバー,シェンムー,首都高バトル)。「UNDER DEFEAT」が 6本目という事になりますね。

この「UNDER DEFEAT」というゲーム。もちろんアーケード版はやった事がありませんので,今回が初体験。縦シューとして なかなか面白いのですが,やはりクウォータービューなのが災いし敵弾が避けづらいのなんの・・・そのうえ自機が無駄に「首振り」をしてくれるので 操作系には かなりの慣れが必要だと思われます。逆に処理落ちをまったく気にしない ド派手な演出には 期待以上に圧倒されました。ここまでやれれば十分じゃないでしょうかね。音楽面もさすがに秀逸。特に「Storm of fine weather」と「Can't come back」が かなりカッコイイです。昨今のサンプリング音源当然の時代に,いかにも「シンセサイザー」なリードが素敵すぎます。どちらも非常に「細江氏らしい」楽曲だと思いますが,シューティングの曲らしくないと言えなくもない気はしますね(笑)。

もとナムコのヒトなのに 非常にセガっぽい音楽を作るなぁと思ったりしました。
気のせいかしらね。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・有限会社グレフ ・・・ UNDER DEFEAT の発売元
 ・スーパースィープ ・・・ 細江慎治氏 が取り締まっている会社


コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




自分が現役で PC-6001mkIIユーザーであった時,実際にリリースの噂があったと記憶している「ドルアーガの塔」。今考えれば カセットテープ媒体で全60ステージを実現しようというのが明らかに無茶な行為であり,無理矢理作れば一体カセットテープ何本組での発売になったのか 逆に興味があるところです。

実際,P6版「ドルアーガの塔」は発売されていませんが,
これを無理矢理にでも実現しようとしているインターネット上の猛者が存在します。
やはりというか 当然というか・・・個人的には嬉しい限りですが。

まずは「TINY野郎」というページで公開されている「TINYドルアーガの塔」。PC6001VW等のエミュレータ向けのテープイメージファイルとして 実際に動作版がダウンロードが可能となっています。あくまでも「P6で発売されていたら,こうなっただろうなあ」という雰囲気を味わうのが趣旨との事で,公開されているのは「試作品」。タイトル画面で「スペースキー」を押すと 実際にゲームが始まりますが,ゲームオーバーまで スライムのステージが延々と繰り返される仕様となっています(笑)。ちなみに 表示面を 15色に強化した mkII版も公開されていますが,作者自身がサイト上で語っているとおり,スクロール速度が遅すぎて ちょっとゲームにはならない感じです。

しかし,実際に動くバージョンが公開されているのは 非常に貴重ではありますね。
PSG3音で奏でられるBGMも なかなか素敵な仕上がりだと思います。

もうひとつの「ドルアーガの塔」は「P6絡み」というページで公開されているモノ。こちらは動作ファイルの公開はなく スナップショットと 開発日記の公開のみとなっていますが・・・PC-6001mkIISR/PC-6601SR専用とはいえ,かなり凄まじいものが開発されています。こりゃあ凄いですよ。実際に動いているみたいだし,現在もリアルタイムに開発は進行中の様子。本気で全60ステージ作ろうとしているのも凄い(笑)。

β版(?)が公開される日がくるのであれば,非常に楽しみなところです。
はっきりいって,今「売る」と言われたら あたしゃ買いますよ。


【関連リンク】

 ・TINY野郎 ・・・ PC-6001/mkII/6601用「TINYドルアーガ」の開発元
 ・P6絡み ・・・ PC-6001mkII/6601SR専用「ドルアーガの塔」の開発元


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




経産省、PSE緩和 中古品の販売、当面容認 (産経新聞) - goo ニュース

4月より 中古家電製品が販売できなくなる恐れから,中古家電業者を中心に混乱をまねいてきた「電気用品安全法」でありますが,ついに経済産業省側が折れ,当面はマークがない中古製品も「レンタル」とみなすことで販売継続を認める等の新たな対応策をとる決定を下したようです。

おお。これで当面の危機は去りました!
全国の中古屋さん,ジャンク屋さんよかったね。

ある程度の譲歩が予想されていたとはいえ,今回はさすがにちょっと心配でした。地元の中古屋さんでは 古いパソコンや家電製品が 一時的に「安売り」状態になっていた店舗がありましたが,妙な便乗商売に引っ掛かって 不要なものを買わないで済んだのは ちょっとラッキーだったかもしれません。これ以上,ジャンク品のストックを増やしても 置く場所がないですから・・・(笑)。

とはいえ「電気用品安全法」がなくなった訳ではなく,今回の対策についても 当面の措置は「数ヶ月間」とされており,単に「猶予期間が延長」となったに過ぎないのですから,いずれまた同様の問題が発生するのかもしれません。せっかく時間が延びたのですから,誰も不要なダメージを受けずに済むような対策を検討して欲しいものです。

中古業者は庶民の味方。
絶滅してもらっては困ります。(≧∇≦)


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




愛機「FOMA901iC」にて 北海道連鎖殺人事件に挑戦!

オホーツクに消ゆ」は,かの有名な 堀井雄二氏原作のアドベンチャーゲーム。1984年に PC-8801用ソフトウェアとしてリリースされて以来,様々な機種に移植されてきた名作であります。自分は PC-6001用のカセットテープ版(!)でやりました。ファミコン等にも移植されているので,やろうと思えばいつでもプレイできたのですが,結局は PC-6001でプレイして以来,十数年ぶり(いや20年ぶりかも)にこのストーリーに挑むことになります。懐かしいを通り越して・・・すでに忘れてますね。

覚えてたのは,ゲンさんと 奥村さんと 猿渡さんと ニポポ人形(笑)。

当時,こういった本格的な推理小説(?)をベースにしたアドベンチャーゲームは初めての経験だったので,PC-6001の貧弱なグラフィックでさえ,物凄く「シネマティック」に思えてしまい,エンディングのお洒落さに感動した覚えがあります。コマンド選択式なため 攻略がさほど難しいものではありませんが,2~3個所「ハマる」ポイントが設けられていて,特定の場面でコマンド選択を誤ると「クリアできなく」なってしまいます。PC-6001版では,誤った選択をしても(たしか)ゲームオーバーにならないため,自分が誤った選択をしたのか気付けない仕様だったと思います。i-Mode版ではどうかな・・・?と思ったのですが,なんだか怖くて 試してはいません。

音楽は ファミコン版のリニューアルとの事。
ファミコン版を知らないので,音楽については なかなか新鮮な印象です。
ゲーム中の奥村さん登場の仕方が PC-6001版とは ちょっと違いますね。

余談ですが,自分の持っていた PC-6001版は なんとログインの懸賞で当選したものだったりします。何年の何号だったかは覚えていませんが,5名枠に当選したので かなり嬉しかったですね。その他にも 懐かしの「PCマガジン」で,T&Eソフトの「スターアーサー伝説III テラ4001」を当てた事があります。・・・自慢でした(笑)。

携帯サイト「堀井雄二ミステリーズ」は,マイメニュー登録料は無料。そのかわりソフトウェアのダウンロードの時に 525円かかります。(もちろん通信費は別です。)基本的にダウンロードして「売り切り」らしいので,毎月チェックがはいるような事はないみたい。この他にも「ポートピア連続殺人事件」と「軽井沢誘拐案内」がリリースされているので,是非やってみたいところ。どれも PC-6001版でプレイして以来,全くのノータッチですので・・・。

なんだか 携帯電話を持って初めて 真剣にゲームしてる感じです。
結構しっかりした作りなので お薦めですよ。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・堀井雄二ミステリーズ ・・・ i-Mode版「オホーツクに消ゆ」の情報など


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨年話題になっていた「ゲームセンターCX」の DVD-BOXを今更ながら購入。

「ゲームセンターCX」は,CS放送フジテレビ721で放映されているゲームバラエティ。お笑いコンビ「よゐこ」の 有野晋哉が クリア困難な伝説のゲームに挑む「有野の挑戦」がメインコーナーの番組で,有野氏を拘束し「クリアするまで解放しない」番組側の徹底した姿勢がすばらしいです(笑)。時折登場する助っ人のAD達も なかなか味のある人物ばかり。有野氏も(どうやら)楽しんでいるみたいなので,番組が1年以上も継続しているのでしょうね。

実際の放送では 有野氏の挑戦シリーズは最終回を迎えてしまったみたい。第1シリーズから合わせて 40本以上の放送があったようですが,DVDに収録されているのは,番組中より選り抜いた「スターフォース」,「スーパーマリオブラザーズ2」,「アトランチスの謎」,「魔界村」,「プリンスオブペルシャ」,「スーパーマリオブラザーズ3」,「トランスフォーマー コンボイの謎(DVD映像特典)」の 計7本に対する 有野氏の挑戦の顛末と,レトロゲーム機探訪企画「たまに行くならこんなゲームセンター」のみとなっています。とりあえず 2枚組みのボックスではありますが,こりゃあ あと1~2箱は出して頂かないといけませんね(笑)。

今回の映像は ファミコンおよび,スーパーファミコンのゲームがメイン。自分はいまだかつて ファミコンを持ったことがない(スーファミは持ってました)ので,ここに登場したゲームをプレイした事は あまりありません。(ファミコン以外であれば「魔界村」,「スターフォース」はゲーセンで,「プリンスオブペルシャ」は X68000でやった事があります。)故にそのゲームの難しさをあまり理解していない訳ですが,もともとゲーム自体は好きなので,有野氏の悪戦苦闘ぶりには かなり共感できるものがありますね。神経が疲労してきて 単純な凡ミスを繰り返すあたりは,この時代のゲームを知っている人間にとっては 誰しもが経験していることでしょう。

「スターフォース」の回に 高橋名人が出てきて ラリオスを撃破してました。
歳はとっても連射は速いっすね。(≧∇≦)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




遅れ馳せながら購入してみました。某大手家電量販店のパソコン書籍コーナーにて 発売日に山積みだったのが今日は無くなりかけていたので,こりゃかなり売れている様子。仕事が忙しくなかなか買いに行けてなかったのですが,売り切れてなくてよかったです。

自分は,PC-8801シリーズを持った経験はありません。殆どの友人が SRやら FRやらを購入するなか,自分は PC-6001mkII,mkIISR,MSXというラインナップ。ファミコンすら持ってない状態で,学生時代は 友人宅に入り浸っては PC-8801のゲームに没頭していました。特に中学3年の時が凄まじく,夏休みに 友人と共に部活をサボり,朝8時から友人宅で「ザ・ブラックオニキス」を方眼紙に手動でマッピングしつつプレイ。加えて言うならマッピング間違って喧嘩。友人の母親に不審がられて逃走・・・などなど,こんな事を 2週間近く続けたと思います。あとは「ハイドライド」ですね。ARPGってのが凄く珍しくて これも夢中でやりました・・・。

今回の「蘇るPC-8801伝説」の表紙をみると,でかく「森田和郎氏」,「木屋善夫氏」,「内藤時浩氏」の名前が書いてあります。当時の PC-8801ユーザーで,この名前をみても反応しない奴は 絶対モグリです。木屋×内藤の対談記事なんて 絶対興味あるじゃないですか。スタープログラマーですよ!(当時の(笑))ましてや「ザ・ブラックオニキス」や「ハイドライド」の解説&攻略記事が掲載されているうえ,古代祐三氏のインタビュー記事が 6ページも含まれているとなれば これは買うしかないでしょう。全部知り尽くしているはずのゲームの記事が なんだか面白くて仕方ありません。まるで昔の「ログイン」をみているような気分です。

欲をいうなら,なんとかファルコムの製品も入れて欲しかった!
あとは 3D系のソフト。プラズマライン,JELDA,SeeNa といったあたりも欲しかった!
あくまでも「欲をいうなら」ですよ(笑)。

・・・あ,ファンタジアンも欲しかった!

せっかくなので付録もプレイ。久々に「ウツロの町」に帰ってみました。いやあ「ザ・ブラックオニキス」のダンジョンって 地下5階までしかなかったんでしたっけ?? もっと果てしなく10階くらいあったような気がしてたんですけど・・・。「ダンジョンマスター」あたりと記憶が混ざっちゃってます(笑)。カラーダンジョンと ブラックタワーを合わせれば もう少しボリュームはありますよね。「ファイアクリスタル」もプレイ可能ですが,どうせなら「ザ・ブラックオニキス」から キャラデータ引継ぎでプレイしたいところ。

それ以前に「ザ・ブラックオニキス」をクリアしないといけませんが・・・(汗)。

う~む。かなり楽しい本で 妙に満足。(≧∇≦)
こりゃあ是が非でも「蘇るX68000伝説」を出して頂かなくては!


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




Macintosh のゲーム紹介は一昨年9月の「Glider」以来となるので久々です。自分が Classic を購入した頃は まだインターネットが本格的に普及し始める前であり,パソコン通信等で流通していた フリーソフトやシェアウェア等を収録した書籍が非常に多く発売されていたのですが,今回紹介する「Bachman」は,結構あちこちに収録されていたゲームだったと記憶しています。

「Bachman」は,老舗ナムコの誇る「パックマン」のクローンゲームです。クローンとはいっても単純コピーではありません。キャラクタは全て違いますし,オープニング音楽はディストーションギターサウンド(笑)。画面構成がクウォータービューになっているあたりも 非常に個性的だと言えるポイントです。エサを食べ尽くせば ステージクリア。パワーエサを食べれば逆襲可能。時折出現するボーナスアイテムを食べてボーナス得点を獲得。などなど・・・基本的なルールは「パックマン」のそれと 何ら違いはありませんが,前述したクウォータービューが災いしコーナリングのタイミングが比較的難しいため,慣れないうちは 結構簡単に追い詰められてしまうと思います。

「パックマン」のように 計算されたパターンなどは(たぶん)ありませんから,純粋な「追いかけっこ」を要求される分だけ オリジナルよりは 難しいゲームになっていると思います。10ステージまで到達しても 敵のスピードや パワーエサの持続時間に それ程の差がでてきませんが,ステージマップに 袋小路が設置されたり,パワーエサの配置が上下左右どちらかに偏っていたりと,マップを複雑にして難易度を上げているような感を受けます。

アクセラレータを入れた SE/30でも 速すぎたりせずに普通に動いてくれるのが嬉しいところ。高品質な暇つぶしゲームとしてお薦めできる作品です。「Glider」のように 現在でもダウンロード可能な Webページがある訳ではないので,今からインターネットで探すのはちょっと辛いかも。オークションとかで中古の書籍を物色した方が 見つかりやすいような気もしますね。

どっか入手できるページってあるのかしら。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・パックマン ・・・ なんだか深いパックマンのページ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ほとんど手放してしまったとはいえ,まだ幾つかの ゲームミュージックCD が手元に残っています。当時,所持していた ゲームミュージックCDの大半はアーケードゲームのものでしたが,X68000のサウンドを収録したものも持っていました。しかし,現在手元に残っている X68000のサウンドを収録したものとなると「超連射68K」を含めて 僅か2枚・・・。その残りの1枚が「YsIII J.D.K. Special」なのです。

名作「イース」の 3番目のエピソードとして発表された「Wanderers From Ys」は,前作までとは一線を画した サイドビューのアクションRPGとなって登場しました。古代祐三氏が音楽製作から離脱してしまったため すでにイースの世界観の一部と化していた「音楽」のイメージが微妙に変化してしまい,PC88版が発売された時点では どうしても好きになる事ができないゲームでありました。まあ・・・タイトルが「Wanderers From」な訳ですから,あくまでも外伝的な位置付けなんですよね。そう考えれば,前作と違わないイメージや 世界観に拘る方がちょっとおかしいかもしれませんね。日本ファルコムが 唯一製作した X68000対応ソフトであった事もあり,なんだかんだ言いつつ 結局はプレイしました。

音楽的には「翼を持った少年」という曲がイチオシです。各ステージの入口で ちょっとだけ流れる楽曲ですが,X68000版は これぞFM音源的なアレンジが成されていて 出来は秀逸だと言えます。あとはラスボス「ガルバラン」のテーマが好き。X68000版の ガルバランは異常に強く設定されていたので,倒すのにかなり苦労した記憶があります。いまだに自分の倒し方が正解なのかを知りません(笑)。X68000版オリジナルの楽曲も 6曲ほど追加されており,その中では エンディングに使用された「Believe in my heart」が珠玉の出来です。これは・・・いいですね! 自分の中では,以前紹介した「SION1」のエンディングテーマ「I CONCEAL NOTHING FROM YOU」や「超連射68K」のネームエントリーテーマ「We Love the E.A.R.T.H.」」に匹敵する名曲だと考えています。

ちなみに このCDには,J.D.K.BANDによるアレンジバージョンも数曲収録されていますが,自分的には「翼を持った少年」をぶっ壊された気分になったので「超絶NG」扱い。冒頭部分のたった1フレーズですが,なぜ変えてしまったのか。聴いてみておかしいと思わなかったのか。他の楽曲アレンジの出来が良いだけに残念で仕方ありません。

(聴いてみるとわかりますよ・・・)

これ以降,自分は J.D.K.BAND というのが好きになれなくなりました。
某ダライアスをアレンジした コンスタンスタワース 以来の衝撃(笑)。

やっぱ難波さんでしたね。(≧∇≦)


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




すでに締め切られてしまいましたが「FM音源マニアックス」のサイトにて,リリース予定の CDに使用されるジャケットデザインに関するアンケートが行われていました。CDの購入を目論んでいる自分としては 単純に無視できる話題ではありません(笑)ので,取り急ぎ投票させていただきました。はっきりいって 滑り込みセーフでしたが・・・。

アンケート参加者には CDの先行予約ができる特典があるほか,
好きなアーティストの「サイン入りCD」を購入できる特典もあるみたい。
う~む。これは美味しい。(≧∇≦)

そういえば,参加アーティストも追加されていましたね。以前の記事で紹介したメンバーに加えて,リッジレーサーシリーズでおなじみの 大久保博氏と,塊魂の 三宅優氏が追加で参加するようです。さらなるパワーアップは非常に嬉しい限り。唯一気になるのは,CD購入の応募総数が規定数に満たない場合,販売されない事もありえる雰囲気であること。これだけメンバーを揃えておいて,着メロだけってのは「企画倒れ」ですってば!

せっかくだし,古代氏のサインが欲しいところです。
少々高くても 買うんだけどな・・・。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ