人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

「ふるさと福祉村意見交換交流会 市民公開講座」に参加

2012-12-16 | 老いの風景

 15日午後、「ふるさと福祉村意見交換交流会 市民公開講座」に参加してみた。テーマは「在宅医療・介護支援の現場から」あなたは何処で最期を迎えたいですか?「びょういんですか?」「しせつですか?」「自分の家ですか?」ということで誰でも無関心ではいられない問題であり、私自身にしてみれば現実の問題だ。それだけに関心も強かったし、開会時間ぎりぎりに到着したが、会場はすでにほぼ満員。それでも家内と二人なんとか入れていただけた。「入場できなかった人もあったのではないか?」と思う。
内容は、入院していた老人が退院することになったときに、すぐに生ずるいくつかの問題、入院中であれば「病院でやっていただけた」必要な介護が退院したら、その日から生じる「自宅での必要な介護」具体的には入浴時の介護、おしめ交換、その他、一日の間には昼夜を問わず必要な介護をを要することがいっぱいある。
 病院を退院する段階で「家族、医療担当者(医師、看護師、介護士)ケアーマネージャー、その他」が会合を開き、必要な事項について、確認する。病院を退院した日から自宅での毎日の介護の流れを決めなければならない。
 そういった一連の流れを会場に集った人たちに、わかりやすく実際の流れにして、劇にして見せてくれた。
 こういう機会でもないと、一般の家庭で介護についての諸問題は直面した人以外には知られることがない。介護保険料もしっかり取られてはいるが、その流れについてもわからないままの人が多いことだろう。
 会場に実際の訪問介護のとき、使われる入浴器機一式も運び込まれていた。
 そのあと市内で介護を担当ししている施設の医師による講演が行われた。
 この講座に参加する機会を得られたことはラッキーだった。