人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

全国植樹祭

2006-05-23 | 地域

 21日は全国植樹祭が下呂市萩原四美の森で両陛下をお迎えして開かれました。その内容はすでに詳しく報道されていますが、私も県内招待者(抽選)として参加することができました。前日までの雨が信じられないほどの好天に恵まれて、大方の予想を超えるほど盛大に、そして大成功に終わりました。その裏には数年間にわたる計画、準備があったと思います。

  森を育てることは日本の国土を保全することにも通じ、近年その重要性が一般の人たちにも認識されてきています。しかし現実は厳しい状況にあります。「ありがとう、未来へつなげ、森のめぐみ」のテーマのもと、県下の面積の大半を森が占める岐阜県での開催とあってメーン会場のほか、4ヶ所のサテライト会場と同時進行で進められました。テーマにそって子どもたちが主役をつとめた植樹祭でした。山と森の国「岐阜」の未来をこどもたちにたくす、大きなイベントでした。 

 運営に当たっては細かいところにまで気を配っていただいていましたし、地元の方々のおそらくは総動員でのボランテア活動の日々を思い、頭が下がりました。お昼に頂いた薬膳弁当の中身を確認してなるほど、なるほどと感心するばかりでした。 

 朝、4時55分市民公園に集合、5時過ぎに出発でしたが、よい体験ができた一日でした。

駐車場からメーン会場への道にはさまざまな工夫がなされていました。

会場の奥まったあたりの特設舞台では県内のいろいろな芸能(獅子舞、太鼓、子供歌舞伎など)が披露されていました。その様子はメーン会場の2ヶ所に設けられた大型スクリーンで参加者全員がみられます。(出演はすべてこどもですが、その上手なのには驚きました)

会場となった四美の森。遠くの山もきれいです。

なんといっても子供たちが主役です。式典の前後にいろいろな面で大活躍です。地元の幼稚園児から高校生までが参加してます。中央の右に四角に見えるのが大型スクリーンです。2ヶ所もけられています。

いくつかの中学校の吹奏楽部が合同で吹奏楽団を作って式典を見事に盛り上げてくれました。

天皇陛下お手植えの木です。


皇后様お手植えの木です。



参加者による記念植樹風景
  ここでは地元中学生が大活躍。参加者による記念植樹会場で、挨拶、案内、植樹のやり方の説明、その他、急傾斜の会場でしたが、私たちにはさわやかな印象を残してくれました。きちんとした挨拶が特に素敵でした。