人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

雪で折れた木の枝

2005-12-18 | ボランティア

雪を被った山

 今日は朝から寒い日でした。 先日来、雪で山の木の枝が折れたり、幹がポックリ折れたり、といった状態が多くみられます。 私は市のパークレンジャー(名前がすごい)に登録されていまして、地元で「八木山自然の会」の一員として八木山、愛宕山の登山道整備、標識取り付けなどのボランティア活動に参加しています。 今日は1月に行われる八木山、愛宕山のクロスカントリーを前に、登山道を塞ぐ倒木や枝の片付け作業を仲間の会員さんと共に行いました。 いつも思っていることですが、少しの降雪で多くの倒木や枝折れが発生します。これが雪国であれば、異なります。毎年、3~4メートルの雪に4~5ヶ月間地面に押し付けられて成長してきている木々は、まず、折れることはありません。このことは植物も、動物も、そして人間も同じだと思います。  60年前の人々は(食べ物も不自由だった)今の人たちに比べて、心も身体も強靭だったとおもいます。そして、さまざまな可能性を引き出す予感のようなものも感じることができたと思います。豊かな人間性。あたたかな心。倫理観など。 人の日常が満たされ過ぎることは、必ずしもいいことばかりではないとの思いを一層強くしました。