いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

伊万里の酒「松浦一」

2015年10月16日 | 飲み物、食べ物

 佐賀県伊万里市にふるさと納税しました。お礼の品のメインは佐賀牛ですが、清酒が充実しているのでついでにお願いすると、これだけ送られて来ました。もっとも箱は流用しているようで、中身は違います。「伊万里市のお酒厳選5種セット 松浦一大吟醸 松浦一純米 古伊万里純米吟醸 万里長純米 麦焼酎煌二条」のはずです。

 まずは「松浦一純米」を開けてみました。松浦という地名は隣の長崎県松浦市にあるのですが、なぜか松浦一酒造は伊万里市にあります。この普通の純米酒は吟醸ではないので香りは控えめですが、飾り気のない力強い味わいで、私の好みからすると普段の食事にぴったり。清酒の場合、やたら精白度が高かったり吟醸香が強かったりすると、構えてしまって気軽に飲めない気がするんですよ。貧乏性なのかな。この酒だとつい酒量が増えてしまいますね。来年もお世話になろうかな。

 伊万里市は歴史的に有名な割には人口6万弱の小さな町(名古屋市名東区は面積が伊万里市の13分の1ながら人口16万)ですが、佐賀牛、酒類、伊万里焼と魅力のある産物が豊富で、今年のふるさと納税額は全国トップクラスの5億円突破だそうです。九州の北部は佐世保市や平戸市、小城市、久留米市などふるさと納税で人気のある自治体が多く、この「松浦一」のような全国的な知名度のなかった地元企業が世に出る契機にもなっていると思います。他に先んじてふるさと納税に力を入れた地方自治体には先見の明があったということですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする