いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

インクコンバーターを使ってみる

2012年10月23日 | 比べてみよう

 使用頻度が低いため詰まり気味で使い勝手の悪いパイロットの万年筆に、同社のコンバーターを装着してみました。詰まったと思えばインクボトルに漬けてコンバーターを動かせばインクを出し入れできるので、カートリッジインクの場合よりも洗浄が楽であろうと考えました。

 今は万年筆を扱っている文房具店も少なくなりましたが、書き味そのものが楽しめますし、大学受験のときは膨大な計算や筆記にパイロットのエリートを愛用したものです。私は筆圧が高いので長時間の勉強にはボールペンより万年筆が楽だったからです。今でも文書そのものは多量に作成しますが、ほとんどキーボードからの入力になり、自筆が必要なものは保存性を考えればボールペンしか選択できません。万年筆は趣味に近いです。

 コンバーターをどこで買おうか迷いましたが、東急ハンズに在庫があったのでお世話になりました。小さい方からCON-20, CON-50, CON-70とありまして、容量だけでなくポンプの形式が少しずつ違います。今回買ったのは真ん中のCON-50で、これはコンバーターの軸を回転させることでインクが出し入れできます。詰まったチャンネルに圧力を加えやすいかなと思ってこれにしたのですが、長らく使っていなかったペン先がまだ馴染んでないみたいですね。カートリッジよりは調子がいいみたいですが、完全に回復するかどうかはまだわかりません。
コメント
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