崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

高齢者の将来計画

2015年05月10日 05時10分50秒 | 旅行
突然の国際電話、韓国の友人の姜信杓氏からの大きい、大きい提案に一瞬戸惑った。彼は韓国の世界的な文化人類学者、日本ですぐ英語で一学期特別講義をしたいという。まず私より年配であり、一時病気で大部弱くなっていたが元気を取り戻したことで安心した。昔国際日本文化研究センターに推薦して1年間研究をした経歴もあって日本語もできる方である。彼の大きい業績の一つであるソウルオリンピックの研究を生かして2020年東京オリンピックに関する研究を提案した。彼は声調を高め、すぐFBにその意思を書いてくれた。「東アジアのオリンピック研究」という講義の題まで提案してくれた。私は彼の計画や夢に讃嘆しながらも、今すぐ準備することは難しいと言った。それについて彼はさらに大きい、大きい話を書いた。私は彼との通話と文章を通して高齢者が夢をもって未来世代のために提案していることが宗教的な人生観を聞くようであり、勇気づけられた。
 私はの最新著の否定的な反響を、憂いているのとは逆に韓国やアメリカなどで好評を得て嬉しい。姜氏は私の研究が言及されたニューヨークで出版された著書を引用してくれた。Kim, Kwang-ok 2004, "The Making and Indigenization of Anthropology in Korea" In <<The Making of Anthropology in East amd Southeast Asia>> ed. Shinji Yamashita, Joseph Bosco, and J.S> Eades. New York: Berhahn.昨夜中国嘉興大学副校長一行と夕食を共にした(写真右側)。副校長の費建文氏は私を「我過的橋比你走過的路多(私が渡って橋があなたが走った道より多い)」と褒めてくれた。広島大学時代の教え子の李月順氏が通訳と案内に努めてくれた。中国語ができずコミュニケーションが十分ではなかった。第二外国ではなく母語として使われている言葉としては中国語が世界で一蕃多いのではないだろうか。常に言葉はハンディになる。音声言葉以外の言語non verbal languageの体験時間であった。