崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

<門司みなと祭>

2015年05月29日 04時48分30秒 | 旅行
海峡の向こう側の門司港を見ながら何が起こっているかわからない。「海峡映画祭」が始まるが海峡ニュースを知ることはほぼない。こちらの地域のメディアからは山口県の東部の周南市に関するニュースは詳しく報道されるが目の前の門司港のことに関しては報道しない。この地域の新聞は県境の線引きをきちんと守っていて県報の役割を果たしている。行政的には県毎に独自的に行うことが効果的であることはもちろん知っているが生活文化的には問題点があるのではないかと思う。全国的にもそうであるとは思うがその実情はどうであろうか。
 金曜発行の「地域情報新聞しものせき<ほっぷ>」に<門司みなと祭>が報じられている。「しものせき」新聞に門司の情報が載ったことはなく、県報的な地域新聞とは異なった発想として嬉しい。海峡を挟んで生活する市民や読者を尊重する必要がある。川を挟んでフランスとドイツを往来していることを思い出す。国際化とグローバル化は地域から始まらなければならないと本欄で何回か触れたことがある。地元の名産や名人の宣伝だけではなく、住民の外向けの態度を養っていくべきであろう。今私は下関と門司でFBの友を求めている。地域の情報ネットワークを作りたい。下関は多いが、門司は少ない。門司の方に声かけを望んでいる。