いろいろ飛び越しての単発記事です。(笑)
「製作」と銘打ってはいますが、帯を貼り替えるだけのお気楽お手軽加工。馴染みのある特急2車種を仕立てます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/96/088ede3d6e507c9f02f3c1eb09cb556a.jpg)
種車は少し前に手に入れたKATO製683系「しらさぎ」と、TOMIX製287系「くろしお」。
683系は289系に、287系「くろしお」は「こうのとり」に化かします。どちらも既製品がありますが、特に287系「こうのとり」は長らく再生産がなく品薄状態。反対に「くろしお」はダダ余りしているので、これを格安で入手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2f/d7df8d8ab94ee0a16863eff09a0e15b5.jpg)
先立って表示類を貼り付けておきます。
愛称表示はジオマトリックス製を、行先表示は適当なものがなかったのでKATOの221系用から「京都」をチョイス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ac/dc5699b0a6b8eb29722ed07641fbfd43.jpg)
続いて、京神模型製の帯インレタを元の帯の上に貼り付けていきます。
「しらさぎ」帯の上に貼る場合、通常の細帯では幅がやや足りないので太帯を選びました。
と言うのも、289系は編成で帯の太さが異なり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/08/86d743857af1ad24820480288325420d.jpg)
17/11/25 クロ288-2010? 島本~高槻
こちらは287系と同様の細帯ですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/03/4e32742bd3026ba2c29755be62d56e29.jpg)
17/11/25 クロ288-2011 島本~高槻
一部の編成は、このように帯がやや太めになっています。細帯では塗装が伴うところ、太帯であればインレタを貼るだけなので好都合というわけです。
帯インレタは初めてだったのですが、位置決めさえ気をつければ特に問題はなく、通常のインレタを貼る要領とまったく同じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/02/12858e14161218ab791bea12a2967d9b.jpg)
何となく残しておきたい「しらさぎ」ロゴですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b6/0da66d3042937d621641bbab690b1bb5.jpg)
マスクインレタを利用して塗り潰しました。
実車同様に浮き上がるのがお気に入りです。北近畿系統の特急もロゴマークが欲しいところですが、愛称が多いことと、「くろしお」編成が代走することもありますから、汎用性を持たせる意味合いもあるのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ff/2d8db0d1c5090803a6d31a66e587e89d.jpg)
車番も289系に貼り替えます。
現在は交流機器の撤去や半室グリーン車化がされていますが、今回は車体を触らないお手軽改造なのでグリーン車は「クロ288」としておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/eb3ed5efa25a61627110c152ea2f0bfc.jpg)
16/11/27 クロ288-2011ほか 大阪
先の画像にも出ていますが、プロトタイプは実見したことのあるFG411編成としました。
また、細かいところとしては、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/44/ca1392eba2e8fd9e2267f8faf93468b0.jpg)
パンタ付きのサハ288には車いす対応席があるので、ピクトグラムのインレタ(TOMIX製225系の余り)をドア脇に貼り付け。
「一部指定席」を示す黄緑色の表示はGMのステッカーから切り出しました。それらしく見えれば十分です。
交流機器の色差しをしておきたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/36/ff7e30cf00f44e69190ba613432f2cd3.jpg)
15/11/02 サハ288-2203 丹波口(当時)~京都
実車はこのような感じ。こちらも太帯のFG403編成です。
---
続いて287系です。
「くろしお」Bセットを種車にしたモノクラス3連の付属編成を仕立てます。そのままだと「まほろば」として走らせることもできるのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e8/2b555cd953723d3554fe89d98eee10d0.jpg)
片側はこれまたジオマト製ステッカーを用いて「まいづる」「東舞鶴」、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/80/f6272cf074ed4e7b51fe77551f6a3af9.jpg)
もう片側は「こうのとり」「福知山」として、北近畿特急になってもらいます(行先表示はいずれも223系用を流用)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e9/9fb1f34653e1d3a642b4fd918ade5129.jpg)
18/06/17 高槻~島本(大阪北部地震前日)
3連のモノクラス「こうのとり」を初めて見たときは驚きましたが、かつて「タンゴエクスプローラー」のスジだったことを知ると腑に落ちました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d5/868f9f834cb0c1b45d074b9168400c05.jpg)
前述の通り、287系と289系の一部の編成では帯の太さが異なるので、細帯のインレタ(左)を用意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/77/c38ff7a38664e8f5477747bcce7978d6.jpg)
こちらも位置決めして貼り付けていきます。バーニッシャーでもあればよいのですが、ひたすら爪楊枝でこすりました。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/66/51f663d3ca7957c7bfdf2db520722a6b.jpg)
あっという間に見慣れた287系に。
帯一本とは言え、かなり印象が変わります。
また、スカートに黒が回っていない部分があったので、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/dc/883bb25394b0408e155cbb54290d6b3e.jpg)
軽くタッチアップしておきました。
左が修正前、右が修正後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/4c/a3579c30d3e32d409efcc60a3595dea8.jpg)
あっという間に3両とも福知山車になりました。
厳密にはクモハがWパンタなのですが、冬季以外は上げない(目立たない)のでヨシとしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c7/1e79c948d14470c00e878057e2f7817e.jpg)
かくして手元に現れた北近畿の特急車。
ヘッドマークやロゴマークは廃され、登場当初は没個性的な印象がありましたが、乗ってみるときれいで快適そのもの、「こうのとり」の愛称も定着し、683系譲りの車体にダークレッドの帯はなかなかどうして似合っています。その後、北陸特急からの転用で289系が登場、後天的改造によってバリエーションも生じることとなり、趣味的にもおもしろい対象となりました。
またいつの日か、特急に揺られて城崎温泉に行けることを願って――。
「製作」と銘打ってはいますが、帯を貼り替えるだけのお気楽お手軽加工。馴染みのある特急2車種を仕立てます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/96/088ede3d6e507c9f02f3c1eb09cb556a.jpg)
種車は少し前に手に入れたKATO製683系「しらさぎ」と、TOMIX製287系「くろしお」。
683系は289系に、287系「くろしお」は「こうのとり」に化かします。どちらも既製品がありますが、特に287系「こうのとり」は長らく再生産がなく品薄状態。反対に「くろしお」はダダ余りしているので、これを格安で入手しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2f/d7df8d8ab94ee0a16863eff09a0e15b5.jpg)
先立って表示類を貼り付けておきます。
愛称表示はジオマトリックス製を、行先表示は適当なものがなかったのでKATOの221系用から「京都」をチョイス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ac/dc5699b0a6b8eb29722ed07641fbfd43.jpg)
続いて、京神模型製の帯インレタを元の帯の上に貼り付けていきます。
「しらさぎ」帯の上に貼る場合、通常の細帯では幅がやや足りないので太帯を選びました。
と言うのも、289系は編成で帯の太さが異なり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/08/86d743857af1ad24820480288325420d.jpg)
17/11/25 クロ288-2010? 島本~高槻
こちらは287系と同様の細帯ですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/03/4e32742bd3026ba2c29755be62d56e29.jpg)
17/11/25 クロ288-2011 島本~高槻
一部の編成は、このように帯がやや太めになっています。細帯では塗装が伴うところ、太帯であればインレタを貼るだけなので好都合というわけです。
帯インレタは初めてだったのですが、位置決めさえ気をつければ特に問題はなく、通常のインレタを貼る要領とまったく同じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/02/12858e14161218ab791bea12a2967d9b.jpg)
何となく残しておきたい「しらさぎ」ロゴですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b6/0da66d3042937d621641bbab690b1bb5.jpg)
マスクインレタを利用して塗り潰しました。
実車同様に浮き上がるのがお気に入りです。北近畿系統の特急もロゴマークが欲しいところですが、愛称が多いことと、「くろしお」編成が代走することもありますから、汎用性を持たせる意味合いもあるのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ff/2d8db0d1c5090803a6d31a66e587e89d.jpg)
車番も289系に貼り替えます。
現在は交流機器の撤去や半室グリーン車化がされていますが、今回は車体を触らないお手軽改造なのでグリーン車は「クロ288」としておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/eb3ed5efa25a61627110c152ea2f0bfc.jpg)
16/11/27 クロ288-2011ほか 大阪
先の画像にも出ていますが、プロトタイプは実見したことのあるFG411編成としました。
また、細かいところとしては、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/44/ca1392eba2e8fd9e2267f8faf93468b0.jpg)
パンタ付きのサハ288には車いす対応席があるので、ピクトグラムのインレタ(TOMIX製225系の余り)をドア脇に貼り付け。
「一部指定席」を示す黄緑色の表示はGMのステッカーから切り出しました。それらしく見えれば十分です。
交流機器の色差しをしておきたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/36/ff7e30cf00f44e69190ba613432f2cd3.jpg)
15/11/02 サハ288-2203 丹波口(当時)~京都
実車はこのような感じ。こちらも太帯のFG403編成です。
---
続いて287系です。
「くろしお」Bセットを種車にしたモノクラス3連の付属編成を仕立てます。そのままだと「まほろば」として走らせることもできるのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e8/2b555cd953723d3554fe89d98eee10d0.jpg)
片側はこれまたジオマト製ステッカーを用いて「まいづる」「東舞鶴」、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/80/f6272cf074ed4e7b51fe77551f6a3af9.jpg)
もう片側は「こうのとり」「福知山」として、北近畿特急になってもらいます(行先表示はいずれも223系用を流用)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e9/9fb1f34653e1d3a642b4fd918ade5129.jpg)
18/06/17 高槻~島本(大阪北部地震前日)
3連のモノクラス「こうのとり」を初めて見たときは驚きましたが、かつて「タンゴエクスプローラー」のスジだったことを知ると腑に落ちました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d5/868f9f834cb0c1b45d074b9168400c05.jpg)
前述の通り、287系と289系の一部の編成では帯の太さが異なるので、細帯のインレタ(左)を用意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/77/c38ff7a38664e8f5477747bcce7978d6.jpg)
こちらも位置決めして貼り付けていきます。バーニッシャーでもあればよいのですが、ひたすら爪楊枝でこすりました。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/66/51f663d3ca7957c7bfdf2db520722a6b.jpg)
あっという間に見慣れた287系に。
帯一本とは言え、かなり印象が変わります。
また、スカートに黒が回っていない部分があったので、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/dc/883bb25394b0408e155cbb54290d6b3e.jpg)
軽くタッチアップしておきました。
左が修正前、右が修正後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/4c/a3579c30d3e32d409efcc60a3595dea8.jpg)
あっという間に3両とも福知山車になりました。
厳密にはクモハがWパンタなのですが、冬季以外は上げない(目立たない)のでヨシとしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c7/1e79c948d14470c00e878057e2f7817e.jpg)
かくして手元に現れた北近畿の特急車。
ヘッドマークやロゴマークは廃され、登場当初は没個性的な印象がありましたが、乗ってみるときれいで快適そのもの、「こうのとり」の愛称も定着し、683系譲りの車体にダークレッドの帯はなかなかどうして似合っています。その後、北陸特急からの転用で289系が登場、後天的改造によってバリエーションも生じることとなり、趣味的にもおもしろい対象となりました。
またいつの日か、特急に揺られて城崎温泉に行けることを願って――。
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