【単発】GMマニ44の製作

2020年04月02日 00時30分03秒 | 鉄道模型/単発ものいろいろ
新年度になりました。
相変わらず先行きは不透明ですが、3月後半は在宅の時間が増えたので、ここぞとばかりに模型製作を進めていました。
晴耕雨読、ではないですが、あっちがダメならこっちでどうにかできるのが、この趣味のありがたさだと思います。

さて、こちらの記事でチラッと登場したマニ44の製作記事です。
思えば車両の製作記事は久々で、さかのぼると昨年の211系以来。今年はもう少し作りたいですね(並行していろいろ作っています)。

さて、マニ44と言えば荷物車でありながら貨物車然とした見た目が魅力的ですが、国鉄からJRに承継された一部はジョイフルトレイン「ユーロライナー」に合わせたカラーを纏い「カートレイン名古屋」の乗用車積載車として活躍、さらに同列車の運行終了後は2両が「トロッコファミリー号」のオハフ17に改造のうえ旅客車化され、飯田線で余生を送るという流転の車歴を送っています。
模型ではKATOからの製品化が予定されていますが、長らくGMのキット(のちに完成品も発売)が主流でした。キットの方も完成品の発売に合わせて板状から一体型にマイナーチェンジされ(要は完成品の未塗装版ということでしょう)、それを含んだ「小荷物列車PartⅡ」セットが先日再生産されたことから購入。国鉄時代に見られた青の単色で簡単に済ませようと思っていたのですが、デカールを見つけたことから(後述)、ユーロカラーでの製作としました。


いきなりの完成画像です。(笑)
HMはGMストアでバラ売りしていたステッカーを使用。時期によって長方形の行灯と円形HMとの二種類があったようですが、円形の方が好みだったのでこちらをチョイス。名古屋城のしゃちほこがデザインされています。


側面の「カートレイン」表示もはGMのステッカーから。
実車写真を見る限りでは板状のものが貼り付けられていたようなので、ステッカーを台紙ごと両面テープで貼り付けています。
車番は紺色なのでTOMIXのキハ40(広島色)用インレタを流用。「マニ」表記は余剰のインレタから持ってきたので黒色となっていますが、遠目には問題ないでしょう。番号はのちに「トロッコファミリー号」に改造された2157・2158としています。
実車は4両編成以上が連なっていたようですが、うちでは有効長の都合でマニ2両+客車2両で走らせようと思います。


そして、ユーロカラーを再現するにあたってネックとなる側面の青帯ですが、これは偶然見つけた湘南電車のクモハ123用デカールで代用しました。無数の凸凹になじませるのが大変でしたが、マークフィットをたっぷりと馴染ませて時間をかけて貼り付けています。色味はGMの211系用(シティライナー)の方が似ていると思いますが、近年の再生産では付属しなくなったので入手が困難となっています。このため、少し明るいめの青となりましたが、軽快な印象は出せたかと思います。


これに合わせてTOMIXのユーロライナー(旧製品中古)も入線しました。連結させると塗装の違いはご覧の通りですが、車両同士がちぐはぐなのでそれほど気になりません。このユーロカラーの解釈も難しく、最新の製品であればベースの青みがかった白がきちんと再現されているようですが、あちらは1998年頃からのグレー床下となっているので、「カートレイン名古屋」の運行期間(90年代初頭)とは合わず、むしろこちらの方が好都合です。場合によっては原型原色の12系が挟まっていたこともあるようで、実車にとらわれず様々な組み合わせで楽しもうと思います。それでもやはり、ユーロカラーの牽引機は欲しいですね~。

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