GMキットから作る211系

2019年03月19日 23時13分28秒 | 鉄道模型/単発ものいろいろ
先週末はJRグループのダイヤ改正。
近場では梅小路京都西駅が開業し、私も開業日の夜に訪れました。あの辺りは博物館や水族館が出来たといっても元々は広大な公園、今まで夜間は真っ暗だったのが、駅の灯りが生まれたことで非常に安心感がありました。
「Aシート」はしばらく様子見です。(笑)

さて、今日はそのダイヤ改正で激変した東日本の中央東線……を走る、普通列車のお話。

この記事の続きです。


GMキットから製作していた211系長ナノN314編成が完成しました。
製作期間は約1年1ヶ月ですが、放置期間はおそらく半年以上。最近は晴れの休日が少なかったこともあり、塗装にも時間を要しました。


久々の板キット組み立てです。


長野の211系は各所からの寄せ集めですが、出自によって幾らかの差異があり、N314編成の前面表示はクハは幕式、クモハはLED式となっています。これは高崎時代に中間に封じ込められていたもの(クハ)と、先頭に立っていたもの(クモハ)とによる差異だそうです。また、実車はそうではないのですが、何となく(?)クハの前面はサーフェイサーの灰色を残して日焼けさせてみました。


側面はあらかじめモールドされているスピーカーを削り、ドアボタンやルーバーを設置。この加工が面倒で放置していました。(笑)
帯は模型工房タブレットのステッカーを使用しています。前面にはやや厚みがあるのが難点ですが、側面はサイズ通り切り出すとビードの間にしっかりフィットします。


クハは窓を埋めてトイレタンクを設置。少し跡が残ってしまいましたね。また、板キットを組み立てるうえで側板と妻板の継ぎ目は避けられないことですが、211系のようなステンレス車だと仕上げが難しいので敢えてそのままにしています。


ベンチレータやクーラーはKATOのAssyパーツを使用。もちろんキットにも付属していますが、上から見る機会の多い模型ではより優れた製品に取り換えておきたいところです。


スカートも当初はキット付属のものを使用していましたが、タイミングよく強化スカートのAssyが発売されたので置き換え。
床板は例によってグレーを筆塗りした後、水色の画用紙を貼り付けてロングシートを再現しています。


運転台仕切りは車体側に貼り付け。現物合わせでの削り込みが必要でしたが、付けたくなるパーツですね。(笑)


M車のモハ210はKATO動力を使用して安定した走行を確保。前述の記事の通り、床下機器はキットのものを切り貼りしています。


一昨年の夏、「ML信州」から乗り継いで眠たい目をこすりながら眺めた木曽路はまさに「山のなか」。
先代115系がそうであったように、211系もまたどんな風景にも似合う車両だと思います。

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