【単発】キハ20 518加古川色

2017年03月26日 11時47分24秒 | 鉄道模型/単発ものいろいろ
以前、製作途中の様子をチラッと載せていますが、加古川色のキハ20 518がようやく完成しました。遅ればせながら今年初の完成車両です。


モノは過去に製作したものの手直しですが、ロングセラー・ロープライス・ローグレードのKATO製品をベースに、手元の余り物を用いてややグレードアップしてみました。


前回製作品は帯が一本の初期にみられた加古川色でした。ボディと屋根の接合は当時に済ませています。
画像は作業途上のものですが、前面窓を鉄コレのキハ20系用に置き換えているところ。KATO製品ではボディにモールドされているHゴムを現物あわせで削り込んでいくのですが、これがなかなか一苦労……。


側面はのっぺらぼうなのでサボを貼り付け。そのまま上からエメラルドグリーン(GMカラーの常磐線用ですが、暗い色合いになります)を吹き、


帯はガイアーノーツの「おうちdeデカール」の白タイプを用いて手抜きします。(笑)
窓サッシやHゴムの色入れはこのモデルの醍醐味ですね。上手くやるとぐっと見栄えが向上します。


前面もデカールですが、何せ凹凸が多いので馴染ませるのが難しそう……ということで慌てて手すりを削っています。
テールライトは内ばめ式なので、色々と試行錯誤した結果GMキットの信号炎管の根本部分を差してみました。オーバースケールで形状も違うものの「らしさ」は出たでしょうか。
最近はリアルな金属パーツもたくさん出てきましたが、このモデルにはあまり似合わないですね。


続いて前面帯や表記類を貼り付け。水分を含んだ状態では上手く乗りませんが、綿棒で押していくと凸凹に馴染んでいきます。
ベンチレータも鉄コレの流用。塗装済なので、この辺りは楽をしています。


実車は鍛冶屋線廃止後に中国地方へと転じ、広島色に塗り替えられて晩年を過ごしました。(そちらも作りたいですね)
転属直後は広島色気動車との混結も見られたことでしょう。もっとも、ウチでは前後でカプラーが違う(KATO/アーノルド)ので専らクリーニングカーの牽引やアダプター役に当たってもらうつもりです。(笑)

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