【春分の日のみ運行】京都バス45系統(岩倉村松→京都駅前)

2020年03月22日 00時59分39秒 | バス関係
今年も、京都バスの免許維持路線が運行される「春分の日」がやって来ました。
もともとは季節運行路線の運行開始日にあたりますが(例:51系統であれば春分の日から12月第一日曜まで)、その運行日数を極限まで減らした結果、初日である春分の日のみということになったと推測されます。その代表格は大原→鞍馬の95系統ですが、他にも送り込みを兼ねたいくつかの路線があり、当ブログでも何度か取り上げてきました。近年はメディアの注目もあり、web上でその様子を観察するに留まっていたものの、今年は新たに追加される路線もあることから、5年ぶりに乗車を試みることに。5年の間に均一区間が広がり、900円に値下げされた「バス・地下鉄一日券」でほとんどがカバーできる、というのも理由の一つです。(笑)

さて、免許維持路線の一本目は岩倉村松から来る45系統。岩倉村松の始発は6:30と早く、今までの路線に比べると異常にハードルが上がりました。京阪と叡電が早くから運転しているので行けないことはないのですが、既に何度も乗っていることもあり、始発からの乗車は諦め、せめて単独区間で……と思っていたのですが、最寄り駅で地下鉄・バス一日券を購入しようと思ったところ、券売機では売っていないようで、少し離れた有人改札までとぼとぼ。この間に電車が一本行ってしまい、やむなく後続の電車で北上、丸太町で下車して烏丸丸太町バス停に向かいます。時刻は7時過ぎ。


京都バスの烏丸丸太町バス停標柱。平日・土曜・休日ダイヤのさらに下段に黄色の枠で「春分の日」の項目が出来ています。


時刻を見て、間違いのないことを確認。(笑)
かつては1時間に1本程度あった45系統も、地下鉄と完全並行することから減便が続き、本日(3月20日(金))のダイヤ変更からついに年1便となってしまいました。

また、隣に並んで立つ標柱に目を向けると、


JRバスもまた、お盆と年末年始を除く平日・土休日ダイヤに1便がやって来るのみ。
四条大宮・二条駅を経由するルートが多数派ですが、周山からやって来る早朝の1便のみが烏丸通を経由します(周山行きは夕方に1便)。長年このダイヤですから、堅実な通勤・通学需要でもあるのでしょうか。

そんなことを考えているうち、少し遅れて45系統がやって来ました。


リエッセの144号車です。以前は大型や中型が充当されていた45系統ですが、小型ということは今日はこの一台で年1便の路線を回すのでしょう。車内は意外にも余裕があって、席が埋まっている以外に立客は3人程度。
しかし、リエッセは通路に立つと車外があまり見えないのが残念。この後の予定もあるので烏丸御池で下車しました。


烏丸御池バス停にて。
烏丸通を走る京都バスは他には51系統がありますが北行のみ、南行に限ればこの45系統が唯一となります(「京大快速」は前日で廃止)。京都駅まで小型で突っ込んでいくのは異様な光景ですが、今後はこれが定番となるのでしょう。

【春分の日のみ運行】京都バス庫系統(高野車庫→植物園北門前(地下鉄北山駅))へ続く

関連項目:
京都バスダイヤ改正2020
休日午前に3本のみ! 京都バス45系統に乗る

最新の画像もっと見る

コメントを投稿