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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

R1250RTにTPMSは付けられない。

2022年10月03日 | BMW Motorrad

 クルマよりも、タイヤの「エア圧」がシビアなモーターサイクル。常にタイヤのエアはチェックしておきたいですけど、エアゲージでこまめに測るには面倒ですし、手も汚れる。

 そこで「K1600GT」の時は「TPMS」を付けていたのですよ。

 この「TPMS」は「タイヤ プレッシャー モニタ システム」の略で、要は「タイヤの空気圧」をリアルタイムで測定表示してくれる機械なのです。

 常に測定しているので、走行中でタイヤにクギなどが刺さってしまってだんだんと空気が抜けていく状態も解るので、危険な空気圧になる前に安全な場所に停車し、対策を講じる事も出来るのです。実際私も、クルマの方ですが、サイドウォールをカットしてしてしまい、徐々に空気が抜けていく状況になった時に、TPMSで早期発見できた事がありますからね。

 そんなワケで「R1250RT」にも「TPMS」を取り付けたのですよ。

 今回取り付けたのは中国製の5000円台でソーラー充電ができるタイプで、プレッシャーセンサはエアバルブに取り付ける。まぁ標準的なタイプですね。なので取り付けは至って簡単。エアバルブキャップをTPMSのに取り換えるだけで、後はシステムの設定、空気圧によるアラーム設定などをして完了。

 取り付け後、空気圧もほぼ正しい数値をさし、正常に作動している事を確認して、テストランをした時です。10mほど走った所でフロントの圧が下がりアラームが鳴り、フロントタイヤの接地感覚もおかしくなっていたので、即停止し、状況を確認すると…。

 フロントのバルブが斜めになっているじゃないですか。さらに良く見ると、根本から折れている…。

 この状況だと、根元から、バルブが折れているので、エアも入れる事ができず、フロントタイヤは完全にエアが抜けてしまっているので、走行は不能。ディーラーまでレッカー移動ですよ。

 とりあえず「JAF」を呼んでピックアップしてもらい、いつもお世話になっている「モトラッド京葉」へ。

 そこで、今回の事態を説明して、原因を調べてみると、TPMSのバルブに取り付けたセンサーがブレーキキャリパーに当たるんですね。それでバルブが折れたのです。

 R1250RTで使われるホイールはスポークの部分にエアバルブが付いており、エアの充填がしやすくなっているのです。が、今回はそれが仇となり、キャリパーに接触してしまう事になったのですよ。

 なお「K1600GT」では同じホイールでしたがキャリパーに当たることなく使用できたのですけど、「K1600GT」はキャリパーは「TOKKO」。「R1250RT」は「ブレンボ」のラジアルマウント。この差があるのでしょう。

 なので、同系統のホイールにキャリパーである「R1250R」や「R1250RS」だと取り付けられない事になりますね。

 ただ、取り付けられないのは「フロント」だけで、「リヤ」は問題なく使用できる状態ですから、リヤだけでも取り付けておいても損は無いと思います。だって、釘とか踏んでパンクするのは大抵はリヤですからね。

 ともあれ、バルブの折れてしまった私の「R1250RT」ですが、バルブの交換費用が工賃含め4400円。そして、バルブがディーラー在庫に無く、BMW.JPからの取り寄せになるため1週間預けになってしまいましたよ…。

 それでは、本日の登場人物は「BMWモーターサイクル」が好きなこの方。「白河 蒼」さんです。「TPMS」を取り付けた「蒼」さんのモーターサイクルですが、まさかあんな事になるなんて…。

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