こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

相当疲れている時でも

2007年07月09日 | プラネタリウム

 夏休みは昨日で一旦終わりでしたが、天候不順で結局あまり何処かへ行けませんでした。それで明日もお休みって事ですが、ファルさんも車検でいませんし交通の便が良さそうで、なおかつ面白そうな番組をやっているプラネタリウムがなさそうなので今日、仕事帰りに行っちゃいましたよ「スターライトドーム 満天」。私もなんだかんだ言いながら、この「スターライトドーム 満天」が気に入っていたりします。まぁ、理由として都会にあって比較的近い場所にあって、解説はさて置き、番組内容としては程々に面白い物をやっている時があるからです。それにアロマを使っているので、ドーム内に香りが残っているのか染み付いているのかで、その香りが好きなので意外と気に入っているのです。

 それで、最近どうも心身ともに癒しが欲しい状態なので「ヒーリング番組」を見る事にしました。この「ヒーリング番組」は「19時」からの上映ですので、仕事が終わってから(よりによって18時上がり)急いで池袋へ「山手線」で直行して、何とか開場時間の18:45分に到着。この「ヒーリング番組」は他の番組と違い料金が「1200円」と1.5倍程割高になってます。チケットを購入してエントランスに行くと、並んでます。カップルが沢山。私が見た中で一番並んでいるのではないでしょうかってほど並んでますよ。平日の昼間だと居ても10人くらいしかいませんけど、この会多分50人近くいたのではないでしょうかね。席は投影機より後列はほぼ埋まっていましたからね。昼間の人の入りを想像していた私にとっては期待ハズレでしたね。

 さて、肝心の今回の上映作品は「天の川幻想」。タイトルの通り「天の川」をメインにしたお話です。ちょうど「七夕」時期を外してしまったので良い機会です。ちなみにこの番組は完全なオート番組で「季節の星空解説」は一切ありません。ホントに「ヒーリング」が目的な番組構成です。まず、タイトルテロップが流れて、夏の里山に沈む太陽が正面に映し出され、夕暮れから夜が始まっていきます、ぼちぼちと星が出始めて満天の星空に。もちろん「天の川」もキレイに出ています。そして、「天の川」が「銀河の中心部分」である事、各国での呼ばれ方が紹介されます。この時、里山の河原に居る感じをイメージしたアロマが漂ってきます。河原の草むらの、でもいかにも「草」って感じのキツイ香りでは無く、ふわっとした感じの香りで、ホントに河原に居る感じになります。しかも音楽もとても緩やかで、さらにリラックスさせてくれます。天の川の簡単な説明が終わって、今度は河原のホライズンラインが映し出されて、蛍の光をイメージした、光がゆらゆらと周囲を飛び回ります。でも、この蛍の光の演出ですが、なんで色が「黄色」で点灯しっぱなしなんでしょうかね。それに光も大きいし。実際の蛍の光って、黄緑っぽくて、点滅していますからね。自慢ですが私は「天然の蛍」を体験したことがあるので、その時の凄さをぼんやりながら覚えていますので、どうも違和感を感じてしまうんですよ。それはさて置き。河原から今度は天頂を見上げ、夏の星座の「さそり」「いて」と簡単な説明と位置が解説されて、当然ながら「夏の唯一の0等星」である「ベガ」にたどりつき、そこで「天の川伝説」といえば「七夕」の「織姫星」、彦星」が有名ですが、もう一つ「羽衣伝説」もあり、その物語が語られます。

 始めは「天女の羽衣」と同じ様に、水浴びに来た天女に一目惚れした男が羽衣を隠し、天女を嫁に迎えます。そして、二人の間には二人の子供ができ幸せに暮らしていました。そんなある日、「天の女神様」が「天女」に天界へ用事があると、二人を離れ離れにしてしまいます。でも男は二人の子供をつれて天女を追うのですが、どうしても天の川を越える事が出来ずに対岸で途方に暮れるしかありませんでした。「妻思いで優しい」男に対し、「天の女神様」は1年に1度、「7月7日」に逢わせてあげる事にしたのです。それで、アルタイル、彦星ですね。この前後に2つの小さい星があるのです。これを「子供」ってみなしているんですね。

 そして、この話が終わると、何故か、花火と、浴衣を着た女性が出てきて、暫くそのままです。そして今度は、先程の残りの夏の星座、「こと」「わし」「はくちょう」が解説され天が動き、月とススキが登場して「星空はすっかり「秋」に秋の代表的な星座「ペガスス」「アンドロメダ」「カシオペヤ」「ペルセウス」「くじら」が解説されて、さらに天は動いて、一際明るい星とその近くに三ツ星が現れます。「冬の星座」です。ここでは特に星座の解説が無く、今度は南の方へ、「カノープス」がどんどんと高度上げ「マゼラン雲」がでて「南十字星」も見えてきます。そこで「南十字星の付近の天の川」や「さそり座付近の天の川」と「はくちょう」、「オリオン」とぐるり一周してまた「夏の星座になります。それで、周囲が少し明るくなり、東京の空になってしまい、天の川も星もあまり見えない状態になってしまい、「光害」に話に。それで、「東京」で一番最後に天の川が確認されたのは「昭和46年7月12日練馬区」で確認されたのが最後でそれ以来36年間見えることが一度も無いそうです。まぁ当然ですね。そんなチョット悲しいお話があって、「天の川の名を持つ草花」がいくつか紹介されます何故かラストは「もみじ」がひらひらと舞い降りてきて終了です。

 ともかく、星座の解説は要点を抑えていて場所と形を知るには十分でしたし、秋の星座も予習できたって感じです。それと、思ったよりも「アロマ」と「音楽」それと「星空」のリラックス効果って高いもんなんですね。結構寝てた人が多かったみたいです。それに番組自体も60分と長めなので、十分に星空を堪能できるもの良いです。なんかホント気に入っちゃいました。でも投影機が「インフィウム」ですから、天の川がかなりぼんやりとしていて、あまりそれっぽく見えません。やはり「メガスター」の天の川は相当なものだと思います。でも、インフィウムの方が現実感があるかも知れません。メガスターのはあまりにも凄すぎて現実味が無いですから。理想としてはインフィウムとメガスターの中間ってトコでしょうかね?それで、帰りに空を見て見ましたが星はひとつも見えませんでした…。

 さて、本日の登場人物は一番うちのキャラで「疲れていそう」な「トゥルーア・エクセル」さん。「ソーサリー」に「保母さん」といかにも疲れるお仕事を頑張っています。そんなトゥルーアさんに癒しのひと時。

2007_07_09

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