こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

水槽に飛び出し防止策。

2019年05月09日 | アクアリウム

 「ベタ」って意外と跳ねるんですよ。見たことがある方は解ると思うのですが、「ベタ」は「トラディショナル」は「長い尾びれ」を持っており、それ以外の「ダブルテール」や「ハーフムーン」「クラウン」でも大抵の熱帯魚よりも大きな尾びれを持っています。大きく重いせいでしょうか、泳ぐときには尾びれはあまり使わず、主に胸ヒレを使って泳いでいます。なのであまり飛び跳ねるのは得意ではないかというと、そうではなく、結構跳ねます。今まで飼ってきたベタはほとんど跳ねましたし、餌をあげる時には催促するように跳ねているのもいました。そして、「プラガット」と尾びれが小さめのは特によく跳ねるのですよ。なので、水槽の水位を-5㎝以上とっておかないと、水槽から飛び出てしまい、そのままお亡くなりになってしまう事もあるのです。でも水槽の水の量を少なくすると水中の酸素含有量や、浄化率などが低下してしまいますし、何よりも窮屈そうですし。なので、極端に水の量を減らすことはできないのです。

 水槽自体にも「飛び出し防止」として「フタ」がありますが、水槽全面を覆える大きさではないですし、外部フィルタのホースやらで四端が欠いてあるのが多く結局そこから飛び出てしまう事もあるのです。

 そこで、水槽上部全面を覆えるカバーを導入することにしました。当然ながら純正では無いですし、アクリル板などで全面をカバーすると「吸気の循環」が悪くなってしまいますし、コストも手間もかかり、餌をあげる時にも面倒。そうなると「網」が無難になりますので、ある程度、餌をあげやすいくらいのメッシュが細かく、水場で使いますから「錆びない」事が条件になります。

 で見つけたのが「クルマ」の「グリル用メッシュネット」。これですと「大きさ」が「100㎝X33㎝」、材質は「アルミ」で錆びない。メッシュは「5㎜×10㎜」と結構細かめ。そして値段も1500円ほどなので、コレに決定。

 値段が安めですが「エキスバンドメタルメッシュ」でアルミという事もあり重量も軽く、切断も「万能バサミ」や電工ニッパーで簡単に切断できるのと、柔らかいので、曲げ加工も手軽にできますから、作業も手早くできます。また「黒塗り」なのでそんなに目立ちません。

 とりあえず、水槽の上面よりも5㎝ほど大きめに切り出し、角の部分に2㎝ほど切り込みを入れて「シャーリング」の要領で「定規」を当てて水槽の上面の大きさに合わせて曲げて。最後に「ホース」とライトスタンドの足の部分用に切り込みを入れて完成。サイズを測るとこから完成まで15分ほど。手軽でした。

 装着してですが、餌やりも多少メッシュに乗っかる事もありますが、手で払えば落ちますし、そのままでも水を足す事も出来ます。ただこちらは完全にメッシュに水滴が付きますので、作業後はキッチンペーパー等で水を拭き取らないとダメですが…。水槽内への光量もそんなに落ちてませんので水草の育成に極端に影響は無い感じです。ただ問題は簡単に水槽内にアクセス出来なくなったって事ですが、これは当然な結果ですね。

 ともあれ、これで水槽からの飛び出しは防げるようになりました。

 それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」なのでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。自宅の水槽で魚が跳ねているのを見て、「水槽からの飛び出し防止策」として「金網」で蓋を作る事にしたようで…。ちなみに背景が「メッシュ」で蓋を作った私の水槽なのです。

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