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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

日本でここにしかいない「バク」が見たくって

2025年02月25日 | 動物園・水族館

 私の勤務先では「横浜市経済局雇用労働課」による企業用福利厚生の一環としてのサービスに加入しており、その会報誌が2か月に一回ほど送られてくるのです。その中に「金沢動物園」の入園料が半額になるクーポンがありましたので、前から気になっていた事もあり、そのクーポンを使って金沢動物園へ行くことにしたのです。

 さて、この「金沢動物園」ですが、名前だけ聞くと「石川県」の「金沢市」を思い浮かべる方が多いのですが、この「金沢」は「金沢八景」や「金沢文庫」の「金沢」で「横浜市内」にあるのですよ。

 実際に、「金沢動物園」へ行こうとして「上越新幹線」の切符を取ろうとした前に「金沢動物園」の場所を検索して横浜市内にある事がわかり、難無きを得た人もいるようです。

 ともあれ、この「金沢動物園」ですが、園内は生息地域別に「アフリカ」「オセアニア」「ユーラシア」「アメリカ」の4つの区に分けられており、草食動物が多く展示されているのが特徴で、「オカピ」や「オオツノヒツジ」、「プーズー」に「アラビアオリックス」、「パルマワラビー」などの希少な種類が展示されています。

 場所としてはアクセスしやすく、「横浜横須賀道路」の「釜利谷料金所」からでは専用のゲートがあるのです。電車ですと「金沢文庫駅」からバスで10分ほど。駐車場も多くあり、2か所で1200台のキャパがあります。駐車料金も普通車なら600円と一般的な価格です。またモーターサイクルですと「正面口」から入ってすぐに駐輪場がありそこに停める事ができまして、こちらは無料。

 ただ、横浜方面から行くと「笹下釜利谷道路」では反対車線になり、信号も無い場所なのが厄介です。

 それと、動物園での典型的な立地である「山」にあるので、園内はかなりアップダウンがありますし、駐車場から動物園入場ゲートまでは登りでまずまずの距離がありますが、無料シャトルバスが出ているのでそちらを利用する方が多いですね。徒歩ですと見晴らし台を通るので、その際は「八景島方面」が良く見えますよ。

 入園料は大人500円、高校生が300円、中、小学生は200円です。入園券は入り口ゲートで自販機またはキャッシュレス決済では有人の販売所もあります。

 園内の印象としてはやはり「ズーラシア」と同じように「檻」を極力少なくした「生態展示」が中心となっていますので、動物との距離はありますが、柵がそんなにジャマにならないようになっています。また展示場も結構広く作られているので窮屈感はありませんね。その分展示されている動物の種類は敷地の大きさに対して少なめです。

 それでもって、今回私が「金沢動物園」へ行きたかった理由として「ベアードバク」がいるというのが一番の理由だったりします。

 「バク」は世界で「5種」おり、その中でも日本国内で飼育されているのは「マレー」「アメリカ」「ベアード」の3種類ですが、「ベアードバク」はこの「金沢動物園」しか見れないのですよ。

 実際に見てみたのですが、そもそも「ベアードバク」は寒さに弱いので、この時期ですと見れない事もあるようでして、確実に見れるとなると気温がある程度ある4月から6月、9月から11月くらいになるでしょうね。また「夜行性」ですから、昼まですとあまり動いている姿は見る事ができないですね。今回私が見た時も寝ていましたし…。

 「ベアードバク」は「マレーバク」と違い、全身が黒っぽい毛皮で覆われているので、かなり地味ですし、マレーバクと比べると少々小柄なんでしょうかね?展示場を見た時に一瞬いないかと思うほど地味でしたよ。

 ともあれ、「ベアードバク」もそうですが、希少な草食動物が見れますし、園内はアップダウンはありますが、そんなに広くはないので9時半の開園時間から入ってまずまずじっくり見ながらなら2時間半程度で回る事ができる手軽さはあります。ただ、私としての一番の問題は「ぺんぎん」がいないんですよね…。

 本日の登場人物は、「動物園・水族館」なお話でしたので、この方。実家は「オーストラリア」で牧場を経営しており、幼い頃から家畜の世話をし、もって生まれた性格から動物の管理に長け、また本人も動物が好きだったので「野生動物保護官」している「オーストラリアン・キャトル・ドッグ」の「Chefille」である「カリーナ」さん。世界的にも飼育されている所が少ない「ベアードバク」を見に来たようでして…。ちなみに背景が「金沢動物園」の「ベアードバク」なのです。

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