Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

Summer Birthday Fruits Basket☆夏のバースデイ・フルーツシャルロットケーキ

2010年07月31日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

暑い夏本番。

突然ですが、みなさんのイメージする「夏の色」は何色ですか?

海のオーシャンブルーでしょうか?

空の青、入道雲の白。

ひまわりの黄色。山の緑。

今日は私のイメージする「夏色」ケーキです。

奥様のお誕生日のバースデーケーキをオーダーくださったIさま。

お2人のお子様とご夫婦で召し上がるので、「にぎやかで楽しいケーキ」をご希望でした。

遠方へお届けするためにケーキのデザインが限られてしまいますが、できる限りご希望にお応えしたいとお作りしました。

Summer Birthday Fruits Basket☆夏のバースデイ・フルーツシャルロットケーキ

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真夏の誕生日をお祝いするケーキは、フルーツたっぷりのシャルロットケーキ。

ロシア皇帝アレクサンドル1世の晩餐のテーブルを飾ったといわれる「シャルロット・リュス」は大変贅沢なケーキです。

ビスキュイというスポンジケーキを帽子型に整え、その中にカスタードクリームと生クリームをあわせたムースリーヌクリームとフルーツをたっぷりと詰めて冷やします。

今回は長い距離を経てお届けするため、シャルロットにぴったりのフタをかぶせてケーキを包みます。

さぁ、フルーツバスケットのフタをそぉ~っとはずしてみてください。

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ちょっぴり違和感があるのは、冷凍されているためです。

宝石のような夏のフルーツたちがぎっしりとモザイク模様に浮かび上がります。

桃、マンゴー、パイナップル、キウイフルーツ。

そうです♪私の「夏色」は「赤色」です。

赤いフルーツの種類が案外少ない日本の夏。

ざくろのシロップ「グレナデンシロップ」で色付けしたゼリーでトロピカルな雰囲気を出してみました。

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しっかりと冷凍されたシャルロットケーキはこれからラッピングして冷凍のままお届け。

なので写真撮影も大急ぎ!大急ぎ!

赤いゼリー寄せの下には、トロ~~リとしたムースリーヌクリームと角切りのフルーツたち。

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桃ノコンポートは一部グレナデンシロップに漬け込んで赤い色に仕上げました。

よ~く見ると見えるちぃ~~~さな黒いツブツブはバニラビーンズです♪

フレッシュなフルーツとバニラ風味のムースリーヌクリーム。

リキュールなどの香りを足さなくても十分おいしく優しいお味です。

本来は出来上がったそのままを召し上がっていただきたいところです。

部屋はクーラーを掛けて作業をしていますが、マンゴーやパイナップル、キウイフルーツを使ったこともあってゼラチンが普段よりもゆるい仕上がりになりました。

ゆるいほうが食感はトロ~~リでおいしいのですが、やむなく冷凍でお届けしました。

奥様の大切なバースデーを家族みんなで楽しく祝いたい♪ 

無事にケーキが届いたご連絡を頂戴いたしました。

宝石箱のようなケーキにご家族も喜んでおられる・・・とのこと♪

Iさまのお気持ちも一緒に届いたでしょうか。

伝わったらうれしいな♪と思っております。

オーダーありがとうございました!

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小さいバナナケーキ☆小さいけれど、しっかり者です♪

2010年07月27日 | 焼き菓子

猛暑!なんて暑い毎日でしょう。

夏バテしないように規則正しい生活を・・・が、今の努力目標です(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

さぁ!今日は、「コレを食べれば元気が出そう!」というケーキです。

バナナ。Chemin♪家では、バナナを切らしたことがありません。

バナナは栄養面でもとってもスグレモノ。

さまざまな糖分、ビタミンBやカリウム、食物繊維もたっぷりです。

バナナを使ったケーキはたくさんありますが、本格的なバナナケーキは奥の深い味わいです。

本来はパウンド型で焼いて、焼き上がりにお酒を塗って密封して熟成させる大人のケーキ。

今回はそれを子供さんでも食べられるようにして、小さなカップケーキの形で焼きました。

小さいバナナケーキ☆

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よ~く熟れたバナナをたっぷりと焼きこんだ生地にはチョコチップも入れて♪

チョコとバナナはベストマッチ♪

トッピングにはチョコチップとほんのりシナモンが香る香ばしいクランブルをのせました。

バナナケーキを焼く準備は数日前から始まります。

主役はバナナ!なるべく標高の高い場所で育ったバナナを選んで、ちょうど焼く頃にいい感じに熟れるように調整します。

よ~く熟れたバナナはポテトマッシャーでザクザクとつぶします。

使う砂糖もブラウンシュガーや三温糖など数種類を混ぜてコクを出しました。

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いわゆるバナナマフィンよりも、バナナもバターの香りもリッチでしっとりと食べ応えがあります。

見た目は小さなカップケーキ。

小さいけれどしっかりバナナケーキ♪なのです。

本来は日持ちのするケーキですが、この暑さ。

冷蔵庫に入れて保存すると、ほどよく熟成も進んでひやしても美味しさを味わえます。

これらのケーキは「rico花の教室」のrico先生のお花のレッスンと広島の「Kayoさんとおけいこしましょ」のKayoさんのレッスンのためにお作りいたしました。

今回はどんなお花の作品が出来上がるのでしょう!?

いつもとても楽しそうなレッスンの様子ricoさんのブログで拝見しています。

ricoさん、Kayoさん、楽しみにしていますよ~!

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ガトーバスク・オ・スリーズ☆サワーチェリー入りガトーバスク

2010年07月19日 | 焼き菓子

梅雨が明けたと思ったらいきなり真夏。

我家の高校生は明日一学期の終業式、大学生は前期試験の真っ最中です。

今日は海の日、快晴の須磨の海はキラキラと光ってとても美しかったです。

といっても、海に行ったわけではなく、仕事に出かける途中の景色♪

さて、今日ご紹介する焼き菓子は「ガトーバスク」といいますが、サクランボを入れたので「ガトーバスク・オ・スリーズ」という長い名前になりました。

「ガトーバスク」はフランス南西部からスペイン北西部にまたがっているバスク地方の伝統菓子です。

ソフトタイプのクッキー生地にカスタードクリームを入れて焼いたり、バスク地方が「サクランボの産地」ということでサクランボジャムをはさんでいるものものもあります。

ガトーバスクは大好きな焼き菓子です。

以前、クリスマスの季節にも「ガトーバスク・オ・ノワ」を焼いたのですが、その時は中にナッツとキャラメルクリームを詰めました。

キャラメルとナッツの濃厚な香りがリッチで冬にはぴったり♪

今回は夏の「ガトーバスク」。

ガトーバスク・オ・スリーズ☆サワーチェリー入りガトーバスク

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縦割りにしてみると真ん中あたりの黄色っぽい部分がフランジパーヌというカスタードとクレームダマンドをあわせたクリームです。

その中の赤い部分と横に添えているのががサワーチェリーのコンフィチュール。

缶詰のサワーチェリーを汁ごと鍋に入れて砂糖で煮詰め、コーンスターチでトロミを出してキルシュで香りをつけました。

甘いフランジパーヌの中に甘酸っぱいサワーチェリーが爽やかです。

しっかりと焼いたバスク生地は豊かなバターの香りがたまりません。

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大きいサイズで切り分けて食べるのもおいしいですが、今回はパーソナルサイズに♪

表面に溶き卵を塗って、フォークを使って、バスク地方の十字架「ローブリュー」を描きました。(写真ではわかりにくいですね~)

ガトーバスクは洋菓子店でも人気のお菓子。

お店によって表面の模様が格子柄だったり波模様だったりさまざまで、フィリングも個性があって楽しいお菓子です。

このお菓子をお届けしたのは「rico花の教室」のricoさんのお知り合いのUさま。

神戸にいらっしゃったお土産のひとつにオーダーくださいました。

Uさま、オーダーありがとうございました!

タルトやダクワーズがお好きだとricoさんよりお聞きしました。

バタークリームをはさむダクワーズはこの季節、持ち歩くには向かないので、今回は「自称タルト大好き」な私の独断で「ガトーバスク」にさせていただきました。

そしてricoさん、お届けしてくださってありがとうございます。

こうしていろんな方の愛とご好意に支えていただいています。

感謝していますよ~~!みなさま~~!ありがと~~~う!

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念願かなって行ってきました!mikikoさんのお店「シャティヨン」

2010年07月13日 | Chemin♪お気に入り

みなさぁ~ん!パンはお好きですか!?

おいしそうなパンを大きなお皿いっぱい!至福の一皿♪

山形食パン、ハイジの白パン、ヨモギアンパン、クルミパン、チーズのパンにオレンジピールの入ったパン、ドーナツ!

Photo

これらは「mikikoおうちでカフェ時間」のお店「シャティヨン」のパンです。

ほんと~にポチリポチリのブログ更新なので、実は6月の末の土曜日のお話ですが・・・

憧れの「シャティヨン」に行ってきました。

ブログでいつもとってもおいしそうなパンやお菓子、お料理を拝見していたので、去年からずっとずっと行ってみたかったんです。

それにお店に行けばmikikoさんに会えるしね~!

6月の末の土曜日、急に介護の仕事がキャンセルになり、ポカンと半日開いたのを幸いに

思い立ったが吉日!と大雨の中(笑)車でナビ頼りに出発♪

なんだかすごい雨の中、ヨレヨレ~っとお店に突然伺ったにも関わらず・・・

ドキドキしながら、目もきっと泳いでただろうけど「Chemin♪です・・・」と名乗ると、mikikoさん笑顔で迎えてくださいました。

mikikoさん、ありがと~ございました!(この日のmikikoさんはお店のお仕事がお忙しかったのに・・・)

ほんと、完成な住宅街の中、写真の通りのかわいいお店!・・・なのですが、大雨だったため写真はあきらめましてん(ノ_・。)

憧れのシャティヨンのランチを注文して♪「うわ~!うわ~!」って感激しながら、お目当てのパンとお菓子購入♪

お店の中の様子のお写真をとらせていただきました。

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ナチュラル&カントリーな雰囲気の店内。

バスケットの中は、メレンゲ菓子やラスク、クッキーたちがかわいくおさまっています♪

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手作り感あふれる焼き菓子は体にもやさしい。

壁にはmikikoさんの手書きのランチメニュー♪

窓際や壁など店内のあちこちにかわいい飾り付けが♪

ランチは牛筋肉を煮込んだカレードリア(これもさんざんっぱら悩んで)をオーダー。

ボリュームタップリのドリアに、サラダ、フランス食パン半枚、お茶にクッキー。

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ガレットとプリンはその場で食べたい一品だったので一緒にオーダー♪

どんだけ食べるねん!?mikikoさん、驚いた?食いしん坊でごめんなさい!

で、食いしん坊すぎるわたくし、大失敗。写真も撮らずに完食してしまいました。

いや~ほんとにおいしかったんですよ!

しかも、mikikoさんがまたとっても気さくでホノボノしたお方でございまして

いろんなお話をしてくださるので、思わずおしゃべりと食べるのとに夢中になってしまいました。

なので上の写真もランチをすっかり食べた後に慌てて撮りました(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

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あれもこれも食べたくていっぱい買って帰り、贅沢に並べて記念写真♪

どれも素材の味がしっかりしてる上に、もっちり、さっくり、パリっとなど食感も楽しめます。

私が一番気に入ったのは、やっぱりフレンチ山食パン。

このあじわいとモチっとパリっとした食感は小麦粉大好き、パン大好きな人には超オススメ。

どのパンもオーブンやトースターで少し温めて食べると一段と私好みの美味しさ。

噛むほどに旨みが広がりますよ。

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カボチャのラスクの手前にはかわいいアイシングクッキー♪

実はmikikoさんとも記念写真撮らせていただきました。

あのねぇ~このうさぎさんのホノボノしたかわいい雰囲気、mikikoさんに似てる・・・♪

温かで優しいお人柄が作ったお菓子やパンに現れているようです。

mikikoさん、ご馳走様でした。

またお店に伺いますね。(そして大人買いするんだ~!ワハハハ^^!)

記念写真、送りますのでお楽しみに~!

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Apple Pie☆パイといえばアップルパ~~イ!

2010年07月11日 | パイ・タルト

今日の神戸は雨。

今年の梅雨は日本のあちこちで極端な雨が降って被害が出ているようです。

これからまだしばらくは梅雨が続きそう。。。できれば穏やかに梅雨明けして欲しいです。

さて♪ポチリポチリの更新になっていますが・・・

今日は先週お届けしたアップルパイのご紹介です♪

お誕生日にはご主人さまの大好きなアップルパイをオーダーくださる広島のMさま。

今までお届けしたアップルパイはこちら♪とこちら

どちらもドーム型ですが、中のリンゴのフィリングが少しづつ違っています。

リンゴのソテーやコンポート、生を使ったり。。。

Mさまよりご紹介いただき、このアップルパイを見てオーダーしてくださったのは、Aさまと職場のみなさまです。

「職場のみなさんがそろう日の休憩時間にみんなで食べます」

うわ~!どうしましょっ!ご期待に沿えるようがんばりまっす!

Apple Pie☆パイといえばアップルパ~~イ!

Photo

職場のみなさん10人くらいで・・・とのことでしたので、最初は切りやすいスクエア型(長方形)がいいかな~と思ったのですが・・・。

でもあのMさまのアップルパイをごらんになっているなら、

「切ってみないと中身が見えない。中身は思いっきり詰まっている」っていうやつ。

や~っぱり「グリとグラ仕様」のアップルパイでしょう!

あ・・・「グリとグラ仕様」というのは私とMさまの個人的なイメージより命名したものです。

ただしリンゴのおいしい季節ではないので、リンゴには一工夫必要です。

リンゴはシナモンとカルバドスの香りを移した煮リンゴ。

ゴロゴロと存在感と歯ごたえを持たせた大きさに。

カスタードクリームを敷いて煮リンゴをぎゅうぎゅう詰めこみ、その間にはバターでソテーしたパン粉を。

このパン粉はウィーン風のアップルパイ「アプフェルシュトゥルーデル」を作る時に使うのですが、コレが焼きあがったらなんともおいしいのです。

Photo_2

この季節、湿度も高くて気温も高くなるのですが、私はエアコンの使い様にちょっと迷ってしまう季節です。

あまり広くないリビングで、エアコンの風が気になったり、お菓子を作るにはいいけど自分や家族はすごく寒い・・・とか。

実際、固形であるバターを小麦粉の生地にうすく伸ばしていくというパイ打ちの作業は温度と時間との格闘でした(⌒o⌒;A

なんとか形に仕上げたものの、わずかな傷や厚み、抑える力加減の違いが焼きあがるとビジュアルではっきりわかってしまいましたねぇ~!!

そして二台のオーブン(買った時期もメーカーも違う)の特長というか、焼いた時の釜伸びの違いもはっきりと現れました。

Aさま、職場のみなさま、どうかおゆるしを・・。

1個焼くのに1時間かかり、それを冷ますのに何時間もかかるので二台で焼いちゃいました。

とはいえ、無事に皆様のお手元にお届けできてほっとしました。

「パイは適度な甘さでサクサクでした。楽しいお茶の時間をすごせました。」とメールをちょうだいしました。

よかった~!

私はパイを焼いている間中、楽しませていただきました!

ペッタンコだった生地がだんだんと膨らんで、何層にもググっと持ち上がって

チリチリと乾いた音がし始めると焼き上がりが近い。

パイの香ばしい香りとともに甘酸っぱいリンゴの香りが部屋に広がります。

ワクワク!ドキドキ!裏までちょうどいい色に焼きあがったら出来上がり♪

作った人が味わう至福の時間をいただきました。

Aさまと職場のみなさま、そしてご紹介くださったMさま、ありがとうございました!

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季節限定!サクランボのパウンドケーキ「スリジェ」

2010年07月02日 | 焼き菓子

毎日蒸し暑く、梅雨明けまだかなぁ~!です。

Wカップ・サムライブルーの活躍・ウインブルドン・F1・・・もう夜更かしの誘惑に親子で負けているChemin♪家。

体調を崩さないように気をつけなければなりません。

さて、この季節限定、Chemin♪の人気のお菓子「スリジェ」のご紹介です。

季節限定!サクランボのパウンドケーキ「スリジェ」

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生のアメリカンチェリーのある季節だけ♪作るパウンドケーキです。

今年は18センチのパウンド型で焼きました。

一本のパウンド型に種を抜いたアメリカンチェリーがな~んと300g以上も入っています。

どこを切っても紅いアメリカンチェリーがどっさり!

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じっくり1時間かけて焼き上げたチェリーのパウンドケーキ。

生のチェリーを使っているのでとてもジューシーでプチっという歯ごたえも残っています。

冷蔵庫で冷やして食べるのがオススメ!

冷やしても固くならなずシットリ感が増すのがスリジェの特徴です。

スリジェを先日広島のKayoさんのために今年初めて焼きました。

そしてそのスリジェを一緒にオーダーくださったベイクドチーズケーキとともに、なんと神戸で、しかも「rico花の教室」のricoさんのおうちのリビングでKayoさんにお渡ししました。

とても楽しいひと時♪

その時の様子をまたブログでご紹介したいと思います。

ではまたね♪ See You~!

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