Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

水ようかん「苔むす」☆朝茶事のお菓子

2024年07月20日 | 和スウィーツ

毎日暑い日が続いています。

梅雨・・・は明けたのでしょうか?(^▽^;) 

こう暑い日が続くとちょっぴり雨が恋しくなります。

夕立のようにさ~~っと降ってさっとやむ♪ 

涼しい風が吹いてくる・・・そんな身勝手な妄想(笑)

先日行われた朝茶事のお菓子「水ようかん」菓名「苔むす」

朝茶事が行われたころはまだ雨がよく降っていたので・・・

普段なら苔などない木陰に気がつけば苔が生えているのに気がついた。

湿った土に苔の緑がちょっと見えるとより涼を感じます。

みなさん、朝早くからきちんと着物をお召しになられてきもちのよいお茶をされたそうです。

水ようかん、美味しいなぁ💓

ということで、7月末~8月末まで暑さを縫って「水ようかん」のレッスンをすることにしました。

シンプルな水ようかんとフルーツを使ったアレンジ水ようかん♪

お楽しみに~(*^-^*)

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毎日が楽しくなるスウィーツ☆「掌たなごころ」さん10周年おめでとうございます!

2022年05月15日 | 和スウィーツ

連休もあっという間に終わり、気がつけば5月!
ブログもずいぶんご無沙汰しておりましたが、おかげさまで仕事やプライベート、元気にすごしています。

友人の鍼灸院「掌たなごころ」さんが10周年をお迎えになられました。

お客様に感謝をこめたアメニティのひとつにChemin♪のスウィーツをご指名いただきました🥰

鍼灸院のお客様の中にはなんらかの治療や制限をしておられる方もいらっしゃいますが、ご希望は楽しく食べられるお菓子

みなさんがそれぞれしておられる養生や治療を楽しく頑張れるような時間を過ごしてもらいたい💕

「毎日が楽しくなるスウィーツ」

お作りしたのは3種類。

◆プチケーキ「豊か」

◆宝石箱ヌガー

◆スパイスクッキーの秘密

大切にしたことはたくさんの素材を入れて丁寧に作ること❗白い砂糖は使いませんが甘さや食感や美味しさはちゃんと味わっていただけること❗

あれもだめ、これも使わないのではなく、これもいれた、あれも入ってる、こんなのも入れたよーっていうほうがきっと楽しい🥰

たとえばプチケーキ「豊か」には

無農薬の和紅茶でコトコト煮て種を取り除いたナツメ、丁寧に炒ったオーガニックの松の実、甘さを控えて自宅で炊いた大納言小豆、クルミにパンプキンシードが入っています。

召し上がっていただくときのお茶もイメージしてみました。

プチケーキには和紅茶を🥰

このケーキには何が入っているのかなぁ?

考えながら頭の体操&お口モグモグお口の体操😊

宝石箱ヌガーには、香ばしく焼いたマカダミアナッツ、グリーンレーズン、ドライマンゴー、クランベリーを。

色とりどり✨いろんな味がお口の中で🥰

烏龍茶を合わせてみるのはいかがでしょう?

スパイスクッキーの秘密という名前のクッキーには焙じ茶はいかが?

いろんなスパイスが入ったクッキーの秘密は生地の中に蓮根粉が入っていること

スウィーツ食べながらビタミンCやカリウム、食物繊維もとれるって思うとおやつの時間も大切に思えます。

ラッピングはこんな可愛い窓付き袋を使いました🥰

「ほんの気持ちです」は実は掌さんの「本気の気持ち」

感謝と一緒にこれからも養生、治療も一緒に頑張りましょう💕

掌さん、10周年おめでとうございます❗

優しくひたむきなお人柄と施術はみなさんの日常を支えておられます。

そんな掌さんへわたしもエール送らせていただきます❗

頑張れーアリちゃん❗

 

 

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干し柿とクルミ、白みそ風味のパウンドケーキ

2022年02月05日 | 和スウィーツ

節分も過ぎていよいよ春ですね!まだまだ寒いですが(*^^*)

旧暦のお正月、神戸の中華街は春節を迎えています。

お正月なのでパウンドケーキを焼きました。

材料は、干し柿、クルミ、白みそ、酒粕、味醂・・・白い砂糖を使わないパウンドケーキです。

酒粕は神戸、灘の酒蔵「福寿」さんのものを使いました。

白みそと酒粕。

ふんわりと香るパウンドケーキ。

中には刻んだ干し柿とクルミをいっぱい入れました。

柚子の皮も入れたのですが、味噌や酒粕の香りが強くてよくわからなかった(^^ゞ

昨年、還暦を迎え、そのお祝いに妹からプレゼントでもらったのが「花手箱」

花手箱は平安時代に都からやって来た平家の落人が、京の都の栄華をしのんで作ったといわれる九州人吉地方で主に女の子への土産品として作られてきた郷土玩具です。

とっても可愛いこの箱を大事にしています。

思ついてこんな演出をしてみました(*^^*)

花手箱のふたを開けると・・・(*^^*)

お菓子をお出しするとき、こんな驚きがあったら素朴な焼き菓子も楽しい💖

 

このお菓子は3年前に?行われた大大阪お茶会でも作りました。

レシピを少し見直してみたらなかなかよい感じです。

発酵食を使ったお菓子は少し寝かせると香りや味わいが増します。

本当は5日ほどおいて切り分けたかったですが、召しあがってほしい人がいたので早めにお届け(*^^*)

今年も秋に美味しい干し柿が手に入ったら作りたいです。

 

 

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いっぷくスウィーツ🍵茶畑にて

2021年06月26日 | 和スウィーツ

夏至がすぎて今年も暑い季節を迎えます。

茶農家さんたちは大忙し、そろそろ二番茶の季節でしょうか。

5月の末に兵庫県のとある茶畑に連れて行っていただきました。

茶業を営む商用の茶畑ではなく、地域のお母さんたちが毎年この畑で茶を摘み自家製のお茶を揉んで作る・・・そんな小さな地域の茶畑です。

茶摘みをしてお茶作りを教えていただいて・・・

そのあとのお楽しみ、おやつタイムのお菓子をお作りしました。

みんなでいっぷくして食べるから・・・名付けて「いっぷくスウィーツ🍵」

いっぷくスウィーツ☆抹茶のクリームチーズロール

ほろ苦い抹茶たっぷりのスポンジケーキでチーズクリームと黒豆煮を巻き込みました。

さて!抹茶とクリームチーズの相性は!?

結構・・というか想像以上に相性いいのですよ~\(^o^)/

そしてもう一品

いっぷくスウィーツ☆きなこのクランブルパウンドケーキ

生地にきな粉を加えてこっくりとしたパウンドケーキを作りました。

とっても素朴な甘さなのだけど甘い大納言小豆をさくほろクランブルと一緒にトッピングしたらなかなか良い感じ。

日持ちするし日に日にしっとりと美味しくなる💖

当日はお庭にござを敷いてたっぷりのお茶と一緒にみ~んなでいただきました\(^o^)/

5月の末でしたから茶摘みの時期を過ぎていたけれど、みんなで摘んだ茶の葉はピチピチ!

こちらのお茶は一般的な蒸して作るおちゃではなく、大きな鉄釜で炒って作る釜炒り番茶です。

一番年長のお母さんが鉄釜でお茶を炒ったらむしろの上で揉む。

ほどよく揉めたらまた釜で炒ってさらに揉む!

茶揉みは大変なのだけど、茶を炒る香りに癒されて幸せ~!だからやめられない!そうです(*^^*)

美味しく飲むコツは・・・昨年のお茶に今年の新茶を少し加えて煮出すこと。

黄金色の茶

甘みがあってすっきりとしたお茶の味は格別でした。

茶畑のまわりには薬草や野草もたくさん!

金銀花や桑、シロツメグサ、ヨモギ、ハルジオン、オオバコ・・・

すばらしい自然の宝を分けていただきました。

茶畑にも行きたいし、野草を摘みにも、お母さんたちに会いに行きたいな。

「まちの保健室カフェtobe」さん、素敵なご縁をありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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松の実もなれっと☆壺中桃源郷

2021年04月18日 | 和スウィーツ

4月、紀子さんの光風庵お茶会のお菓子をお作りしました。

テーマは「壺中桃源郷」
茶室は中国の漢書の中から書き起こされた絵本の世界と禅語の世界

桃源郷のお菓子「長寿を願った香ばしい松の実を使った干菓子」・・のリクエスト

松の実が主役のお菓子って!?

思いついたのは和スイーツ「松の実もなれっと」

最中種にアーモンドクリームとキャラメル風味の松の実を詰めて焼きました。

アクセントは赤い枸杞の実

最中を使ったタルトレット(小さいタルト)だから「もなれっと」と勝手に命名(笑)

不思議な世界に迷い込んだ客人はお茶とお菓子をいただき

これまた不思議な壺を使った花遊びに興じます。

壺壺

用意くださったお花は、白とピンク色の大きなラナンキュラス、華やかなピンク色のラナンキュラス、アスチルベ、宿根スイトピー、梅花空木

「壺中日月長」

壺の中から壺が飛びだす不思議な壺は桃色の花が生けられてますます不思議な景色が完成~

とても贅沢で楽しいひとときを過ごしました。

どんなに忙しくても心豊かに楽しむ時間は大切にしたいものです。

紀子さん、ありがとうございました。

 

 

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プライベートレッスン☆はなやぎ果物羹

2020年09月18日 | 和スウィーツ

オレンジとレモンのザリザリのレッスンが終了したあと・・・

ほぼ同じ内容のプライベートレッスンのご希望が相次いでありました。不思議ですね~。

それは和スウィーツ💖フルーツを使ったケーキのような羊羹。

和菓子は専門ではないのですが、以前から和と洋のボーダーをあやふやにしたスウィーツをお茶に合わせて作ります。

和菓子の要素を洋菓子に取りいれたり・・

洋菓子のテクニックを和菓子に取り入れてみたり・・・

季節のフルーツを使った水羊羹・・・なんだけどきっと冬でも食べたくなる

そんなアレンジ自在の水羊羹です。

こういうの、いったいどんな名前を付けたらよいものか・・・

レシピを打ち始める一行目でハタっと手が止まりましたが

レッスンをご希望されたNorikoさんが素敵な名前をご提案くださいました。

「はなやぎ果物羹~💖」

うわぁ~いいですね~💖ということで決定~\(^o^)/

こしあん、しろあん~

あ、ちなみにNorikoさんは「ザリザリ」もネーミングしてくださった。

ネーミングのセンス抜群~💖 ありがとうございました!

もうおひとりのレッスンでは少し秋めいてきたので・・・

日本茶CAFE風に抹茶あんもどうかしら(*^^*)

抹茶羊羹に秋模様を♪

シュガークラフトで使う和菓子の抜型がお役立ち~

葡萄も秋の色に

ゼラチン、アガー、寒天・・・

凝固剤の使い方はデリケート。

守らねばならない決まり事もあってコツが必要です。

レシピは美味しく、失敗しないよう、作りやすいようにシンプルに。

そしてアレンジができるよう。

冬はどんなアレンジをしてみましょうか?

あんなの、こんなの・・・想像するだけで楽しいです。

 

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里芋と大納言小豆の鹿の子風 新茶のおともに(*^^*)

2018年05月19日 | 和スウィーツ
嬉しいことに・・・新茶が届きました(*^^*)
八十八夜は病院で茶摘みにも行けませんでしたので本当にうれしい♪

せっかくなので簡単なお茶菓子を作って一緒にいただきました♪
ふわりとひろがる新茶の香り。
それはそれはさわやかな初夏の風のよう。
ここは木漏れ日にあふれる山の中!?かと思うような緑の香り。
作ったのは、蒸しただけのこいもさんと大納言小豆の鹿の子風
生のままだと皮が向きにくい里芋
直径2cm未満の小さなものでも蒸すと皮がむけて使えます。
多少色はくすんでしまいますがお家で食べるならそれも佳し(*^^*)
甘い大納言小豆と一緒にま~るくまとめて艶寒天を塗ったら出来上がり
ころんと可愛い♪
里芋には味付けもないし餡子もいれていないけれど大納言と艶寒天の甘さで満足♪
こういうお菓子、野点にもいいな💖
こちらは二煎目
一煎目は普段より心持温度低く目でゆっくりと。
釜炒り茶独特の甘さと旨みを味わった後は
二煎目はより高い温度でサっと淹れると、甘涼しい香りと心地よい渋みがひろがります。
澄んだお茶の色がさわやか♪

そんなお茶を楽しんでいたら、我が家近くにすむ鶯の「ホケキキョ」ちゃんが
「ホ~ホケキキョ♪ ホ~ホケキキョ♪」
ふた声♪ 
すこし変わった鳴き方ですが声の美しさは抜群です。

やっと日常が戻ってきたような気がします。感謝♪

 

 

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抹茶のムース・シャルロット仕立て☆お茶のラングドシャを添えて

2016年05月11日 | 和スウィーツ

せっせっせ~のヨイヨイヨイ! 夏も近づく八十八夜♪ トントン♪

せっせっせ・・こんな手遊び、最近のお子さんはしないのかな?(笑)

八十八夜も終わり各地で今茶摘みが盛んにおこなわれて新茶が出来上がっています♪

お茶好きにはうれしい季節です。

そんな折、広島のMさまよりお嬢さまあいさんのバースデーケーキをオーダーいただきお作りしました。

あいさんのご希望は「お茶を使ったケーキ」

私自身は「お茶」をお菓子に仕立てるのは大変むつかしいこと・・と考えています。

日本茶に限らず、紅茶やどんなお茶でもです。

お茶を使ったお菓子、最近とてもよく見かけるけれど・・・

そのお茶が持つ「色や香り」「味わい」をうまく引き出した魅力的なお菓子は少ないと思います。

でも、抹茶のムース・シャルロット仕立て、ぜひ召し上がっていただきたい~\(^o^)/

思いきり手前味噌ですが~~~(^▽^;)

抹茶のムース・シャルロット仕立て☆お茶のラングドシャを添えて

抹茶とアーモンドのダクワーズ生地を土台にして

中に抹茶の濃さが違うムースを二種類詰めました。

レシピの配合はもちろん、抹茶の扱いには注意をして・・・色や香りを大切に♪

ケーキの底には大納言小豆をコロコロ♪

仕上げは抹茶のラングドシャを飾って♪

抹茶のラングドシャは鹿児島産深蒸し煎茶をふりかけて焼きました。

 Mさまよりいただいたケーキのお写真\(^o^)/

 美しくカットしてくださって感謝です~! 

あいさん、お誕生日おめでとうございます!

小学校の先生をしておられるあいさん。

見た目ではなくそのものの本質を見て大切になさる方だなぁと、毎回ケーキのオーダーをいただくたびに感心しています。

あいさんと生徒さんたち、きっと毎日笑顔で元気いっぱいなのでしょう。

これからも元気で頑張ってくださいね♪

 




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抹茶のムースシャルロット仕立て

2015年09月14日 | 和スウィーツ

秋らしいさわやかな気候になってきましたね(*^-^*)

Y澤さまよりご友人のIkukoさまへバースデーケーキをオーダーいただきお届けしました♪

ご希望はIkukoさまのお好きな和菓子素材を使ったケーキです。

抹茶のムースシャルロット仕立て

落ち着いた緑が美しいダクワーズ生地は抹茶とアーモンドの味わい深い風味です。

長方形の器に見立て、中に抹茶のムースを詰めました。

ケーキの底とトッピングには大きな能登の大納言小豆を。

普段はお見せできないのですが、このケーキを召し上がったIkukoさまよりケーキをカットした写真をいただきました\(^o^)/

2層になった抹茶のムース。

下のムースは抹茶がほろ苦く、こく深く♪

上のムースは青柚子の皮のすりおろしを少々加えて。

口に入れるとほんのわずかなさわやかさを感じます。

夏のなごりを惜しむ味♪

ケーキは同じ抹茶風味のダクワーズ生地でフタをお付けしました。

9月、重陽の節句が終わったばかり。

美しい菊の花のイメージはIkukoさまにもピッタリだと思います。

白い小菊は6つ♪

中庸をあらわす「6」という数字は「調和」「バランス」を大切にします。

体調を崩しやすいこの季節、お身体を大切に・・という願いをこめて♪

ケーキのトップには大納言小豆とともに青柚子のすりおろし、濃い緑色は碾茶を飾りました。

碾茶は抹茶に挽く前のお茶です。

覆い下をかけ日光を遮り、手間暇かけて育て摘み取られた一番茶は、テアニンというお茶独特のうまみ成分がたっぷり。

香りは青のりのようなとっても美味しそうないい香りがします。

今回は、日本の緑茶発祥の地と言われる宇治田原の抹茶と碾茶を使わせていただきました。

Ikukoさま、お誕生日おめでとうございます!

これからの一年もIkukoさまにとってますます充実したものでありますように。 

Y澤さまよりのお祝いのお気持ちをメッセージとともにケーキでお届けさせていただきました。

Y澤さま、オーダーありがとうございました。 



 

 

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