Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

懐紙にのせて♪スティックケーキ・スイートマロン&抹茶黒豆

2011年01月07日 | 日々こぼれ話

「1月7日って七草の日よねぇ。いよいよお正月も終わりだなぁ」・・・

え?今日ってまさか・・・岳の高校、始業式じゃないよね・・・(冷汗)

これまたのんきにスヤスヤ眠っている岳をゆすって起こして・・・・

朝から大騒ぎしましたが、始業式は11日火曜日でした。(よかった・・・)

お正月気分が残っているうちに、お年賀でお作りした新作の焼き菓子を二種類ご紹介します。

スティックケーキ・スイートマロン

Photo_2

ずいぶん前に買った長さ13センチの細いスティック状の焼き型を使ってみました。

styl’パウンドケーキのスイートマロンと同じレシピで、小さいけれどとてもリッチな焼き菓子。

スペイン産のしっとり豊かな香りのアーモンドプードルをふんだんに使い、フランス産のマロンクリーム、マロングラッセがアクセントです。

スティックケーキ・抹茶黒豆

Photo_4

京都宇治の抹茶と丹波黒とよばれる大粒の黒豆煮をあわせたスティックケーキ。

ほろ苦い抹茶と甘い黒豆がよく合います。

スティックケーキは名前の通り、手でつまんで食べられる大きさ。

アーモンドプードルやバターも使っているので洋菓子ですが、こうして懐紙にのせると和菓子のようです。

もちろんお煎茶と一緒に召し上がってもいいと思います。

Photo_5

お菓子にあうお皿や菓子鉢が見つからなかったら、ランチョンマットやお盆に懐紙を敷くだけでピッタリ来ることがあります。

特に今回のように行事や季節を感じる柄入りの懐紙ならなおさらです。

こんな風に、懐紙や半紙はとても便利。

現在は主にお茶席で使われますが、「お菓子を受ける」「お箸をぬぐう」「茶碗の飲み口をぬぐう」「指を拭く」「残ったお菓子を包む」などなど。

さりげなく懐紙を使うと、とても美しい所作に見えますね♪

書家の丹羽名甫先生は美しい懐紙をメモや便箋代わりに使っておられます。

懐紙や半紙で思い出すのは、介護をさせていただいた一人のおばあさま。

おしゃべりが大好きで、ケアが終わって私が帰らなければならない時間になると決まってお茶を入れようとされます。

お茶を一緒に飲んでもっとおしゃべりしましょうよ・・というお誘いなのです。

介護現場ではお茶などのもてなしを受けることは原則禁止なのでやんわりお断りして、時間が許す限りおしゃべりにお付き合いしました(笑)

「お茶はダメか」と感じたおばあさま、今度は「お菓子」です。

あられや小さなお菓子をきれいな懐紙にのせてくださるのです。

それももちろん食べませんが、ご家族から「もしお菓子を進められたらぜひ受け取って持ち帰ってやってください」と頼まれていました。

おもてなしが大好きなおばあさまのお気持ちを汲んでのご家族の配慮でした。

そこで半紙の登場です。

半紙でお菓子をきれいに包んで両手でくださいます。

美しくゆったりとした動作に感心しました。

・・・が、その半紙を出すのにあちこち引き出しを捜されるので毎回5分近く待たねばなりません。

次の時間がぁ~~~~汗をかきつつもジっと待ってお礼を言って玄関をゆっくりと出たら・・・

ダ~~~ッシュ!で車に飛び乗って次の現場へ走ったものです。

残念ながらそのおばあさまのお世話をすることはもうありません。

懐紙や半紙を見るとお菓子を包む手元が懐かしく思い出されます。

では、またね♪ See You~!

コメント

白萩、開く♪

2010年10月03日 | 日々こぼれ話

9月28日のブログに載せた写真の白い萩の小さなつぼみが開きました。

とても小さくて華奢なつぼみだったので開く前に枯れてしまうかも・・・と心配していましたが・・。

Photo

ねっ♪ 清楚で可憐な花姿。

植物の生命力に魅せられます。

Photo_2

嬉しかったのでブログでご報告♪

コメント

秋!甘いおはぎ☆白い萩

2010年09月28日 | 日々こぼれ話

お彼岸も終わっていよいよ9月も末。

お義母さんがお彼岸の「おはぎ」を作って持って来てくださいました。

おはぎ・・・もっちり甘いおはぎ、大好き♪(でも自分では作れないの)

ペロリ・・・とひとつ食べてしまってから、ふと思いついて写真に収めました。

お義母さんのおはぎともみじ麩

Photo

甘さを抑えたあっさりつぶあんのおはぎは手作りならではのおいしさです。

上品な甘さと十分なボリューム。最高です。

おはぎといえば「秋」。

おなじ「あんこ餅」でも春になると「ぼたもち」と名前が変わるのはご存知ですか?

春の「ぼたもち」は、春を代表する花「牡丹」にちなんで「牡丹餅」→「ぼたもち」と呼ばれます。

秋の「おはぎ」はもちろん秋の七草のひとつ「萩」の花にちなんで。

今回は秋の「おはぎ」なので秋を感じるために、真紀ちゃんからいただいた「もみじ麩」を添えてみました。

「ああ~萩の花があればなぁ・・・」と思っていたら、書家の丹羽名甫先生のお庭からめずらしい白萩をいただきました。

名甫先生の白萩

Photo_5

白い萩はめずらしいそうです。(紅萩のほうがよく目にする)

3年前に名甫先生がお庭に植えたものが大きくなって毎年美しくも可憐な白い花を咲かせるそうです。

Photo_4

ふと見ると、中にほんの少し紅色の花びらが・・・

ずっとずっと昔は紅色だった名残でしょうか・・・?

Photo_6

さきっぽに小さな小さな白いツボミをつけた小枝をおちょこに生けて♪

中秋の名月を想わせる銀色の塗りのお皿にのせました。

この塗りのお皿は由里子さんに以前いただいたもの。

Photo_7

沢山いただいた萩の花をあれこれと生けて、写真を撮っていたらつい夢中になってしまい・・

気がつけばあっという間に秋の日差しが長く入っておりました。

秋を感じた昼下がり。

ではまたね♪ See You~!

コメント (2)

Happy Birthday!& ありがとう♪

2010年08月10日 | 日々こぼれ話

8月10日はChemin♪家の次男「岳」の誕生日。

とても忙しくてブログの更新ができなかったので、時間をさかのぼって更新しています。(今日は8月15日、OCNのブログ機能って助かる~)

なので今日は8月10日のつもりで。

Photo_2 Photo_2

「岳」お誕生日おめでとう!いよいよ18歳。

我家で一番体の小さかった君がいまや一番大きくなったのでは?

うーん!なんだかとてもうれしいですよ。

生まれてくれて、そして今日まで元気に大きくなってくれて本当にありがとう。

Photo_2Photo_2

Photo_2

「岳」は高校3年生。

いよいよ進路を決めて具体的な準備と行動をしなくちゃね。(遅いくらいか・・・)

今年の夏休みはオープンキャンパス、有機溶剤作業主任者や酸素欠乏危険作業主任者など三つの資格取得、総合理化学科の課題研究で結構忙しい夏をすごしています。

なんでレモンの写真を選んだかというと、彼がやっている課題研究のテーマに関係しているのです♪

(ちなみに上のレモンは広島のU様よりいただいたピッチピチの国産レモン♪)

ある日「岳」が「ワックスとかかかってないレモン手に入る?」

うん(^-^)大丈夫!それOK!即、ノーワックスの国産レモン買ってきました。

また別の日「岳」が「レモンの皮カチカチに乾燥させたやつを粉々にするのはどうしたらいいかな~」

そうやねぇ、「ミルサー」使ってみたら?ふりかけとか簡単に作れるからいけるんちゃう?

「岳」 「お!そんな便利なもんあるん!」

(*^‐^)(*。-。)(*^-^)(*。-。) うんうん 細かくなるよ~

「岳」 「何ミクロンくらいの粒子になる?」

・・・・何ミクロンて・・・ごめん。そんなん考えたことないわ。

君って今そういう世界にいるのねぇ(笑)

レモンの皮に含まれる成分でいろいろな金属が含まれる溶液から金を抽出する・・・という方法を実際にやってみるというのが彼の選んだ課題研究らしいです。

理論的には可能なのでしょうが、高校生が限られた時間と設備、経験と知識で成功させるのは難しいようで苦戦中。

ガンバレ!

コメント (4)

6月の花♪Hydrangea♪ハイドランジア♪紫陽花♪

2010年06月29日 | 日々こぼれ話

6月の花、紫陽花。

紫陽花はとても種類が多いのですね~。

書家の丹羽名甫先生よりとてもめずらしい紫陽花をたくさんいただきました。

「もうすぐ庭に植木屋さんが入って葉刈りしてしまうからどうぞ!」とおっしゃって♪

それはもうたくさん!両腕で抱えて帰るほど!

この美しい姿の紫陽花は「隅田の花火」という種類だそうです。

Photo

花の茎を短く切って大きなガラスの皿に大振りのサラダボウルを重ねて活けてみました。

薄紫ともピンクともいえない淡い色合いから水色まで美しいグラデーション。

Photo_2

火花が美しく散っているような花の姿。

本当に優雅な紫陽花です。

Photo_4

思い立って竹の花入れに活けてみました。

かわいい虫食いの葉っぱ。

霧を吹いてみずみずしさを 演出したつもりでしたが写真ではわからず・・・。

Photo_5

リビングの壁にも壁掛け型の籠にいれて。

ね~!あちらにも!こちらにも!紫陽花!アジサイ!

実はあまりに美しい紫陽花だったので、水揚げをしてからいろいろな方に少しずつお裾分けしました♪

もっとたくさん差し上げればよかったかな・・・

私って欲張り!? ヾ(´▽`*;)ゝ"

Rico

「rico花の教室」のrico先生からはベランダの紫陽花をお返しにいただきました♪

きれい・・・!

こちらはいろいろな種類の紫陽花を組み合わせてくださいました。

プリンの入っていたビーカーを花瓶代わりに♪

Hさんからは新鮮なお野菜をお返しにいただいたんですよ。

う~ん!なんだか「わらしべ長者」ならぬ「紫陽花長者」のよう(笑)

Photo_7

ガラスのかわいいお猪口に活けてみました♪

コレだけ見ると紫陽花だとはわからないかも・・・!?

Photo_8

本当に美しくて癒されます♪

紫陽花、Hydrangeaは「水の容」という意味だそうです。

梅雨の季節の花。6月の花。

今日6月29日は私の誕生日♪

大好きな紫陽花の花に囲まれて誕生日を迎えることができて幸せです♪

今年も無事にひとつ歳を重ねることができたことに感謝。

コメント

気まぐれCooking♪田作り☆お正月のなごりと阪神淡路大震災から15年

2010年01月17日 | 日々こぼれ話

今日は2週間ぶりの休日♪

お正月に実家の母から頼まれていたことをやっとできました。

「(以前作ってもらったのが)おいしかったから、また作って~」と「ごまめ」の入った袋を預かって帰ったまま・・・今日に至る(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

気まぐれCooking♪田作り

Photo

それにしても今回の田作りは上出来!

これは私の腕のよしあしではなく、「ごまめ」の品質が良かったから。

小ぶりでピカピカしていて、お掃除しても頭やおなかが落ちているものがほとんどない上物でした。

大きいのと小さいのと分けて炒るのですが、今回のは大きさもそろっているので仕分ける必要もなく♪

田作りは手で触ってポキンと折れるかな・・というくらいに厚手のお鍋かフライパンでじっくりと炒るので、ごまめの大きさがそろっていないと上手にできません。

砂糖、しょうゆ、みりんをフライパンで熱して、少し糸を引くくらいに煮詰まったら、炒ったごまめを入れて手早く絡めます。

コツはタレを余り煮詰めすぎないこと(さめるとカチコチになりやすい)

最後に黒酢をさっと振って炒りゴマを絡め、なるべく広げて冷まして出来上がり。

Photo_2

ほどよい固さがあるけれど、かめばサクサクと 崩れて香ばしさが広がります。

黒酢を振るとふんわりと優しい酸味が香る程度に残って爽やかな田作りに♪

出来たてを持っていくととても喜んでくれました。

遅くなってごめんね~!

rico先生に作ってもらったお正月アレンジのお花、まだしっかりしている葉牡丹と菊を小鉢に飾り、名甫先生にいただいた今年の干支「寅」の九谷焼のお猪口。

お正月のなごりを惜しんで・・・♪

そして今日は1月17日。阪神淡路大震災が神戸を襲って15年たちました。

当時、転勤で住まいは金沢でしたが、あの日は神戸長田区の実家に当時2歳と4歳の息子たちと泊まっていた私。

坂の多い神戸ですから、実家の南向きの二階の部屋からは瀬戸内海と淡路島がよく見えます。

本震の数秒前の小さな小さな余震で身じろいだ長男を何気なく抱き寄せた瞬間に、海から恐ろしい地鳴りがズズズズ・・・・・・っと近づいてきました。

「え!?」っと思うまもなく、カーン!と耳元で特大の拍子木をたたかれたような乾いた高い音が耳をつんざき、その後は今まで経験したこともない大きな音と揺れでした。

目をつぶっていたはずなのですが、カーンという音を聞いた瞬間、とてもまぶしい閃光で目の前が真っ白になった記憶があります。

記憶が途切れてよく思い出せない部分がありますが、とにかく2人の息子をしっかり抱いて小さく丸まっていたと思います。

何度目かの余震のあと、やっと体が動いた時には外は明るくなり始めていました。

光が差し込んだ部屋の中を見て本当に心臓が止まりそうでした。

私と息子たちの丸まっていた布団の周りだけをポッカリ残して、部屋中にあらゆるものが飛び散ってすごいことになっていたから。

これは信じてもらえないかもしれませんが・・・

私たちのふとんの上にお仏壇の中のお経の書いた紙が半分に千切れて落ちていました。

もう半分は、和室を抜けてトイレの前の細い廊下をぬけ、階段を下りて90度左に曲がった玄関に落ちていたのを後から見て背中がスゥ~っとなったのを覚えています。

守ってもらったかもしれない命。

あの後、生まれて初めてのいろんな体験をしました。

何ヶ月も、何年もしこりになっていることもあります。

でも今生きていることに本当に感謝をしたいと思います。

そして15年たった今、しこりとして残っていたことを言葉にしてみようと思い追記に書くことにしました。

では、またね♪ See You~!

ここからは追記です。

震災当日から神戸の実家にいたのは一週間くらいだったと思います。

水を求めていつ来るともわからない給水車を何時間も母校の小学校のグラウンドで待っている時に見た空を飛び回るヘリコプター(結局給水車は来なかったけど)

それならば・・・と一番近い商店街に行くと、火事もないのに何台もの消防車と忙しく動き回っているたくさんの人たち。

もっと南で火災が広がっていて、水が足りず消防車がたくさんとまっていたようでした。

避難所にはなぜだかいけませんでした。

小さい子供連れはきっと迷惑になるだろうし・・・とか、壊れた生家を放っておけなかったからかもしれません。

金沢から旦那さんが通れる道を探しながらなんとか車で神戸に来て4人で金沢の自宅に帰りました。

基礎部分の地盤に亀裂が入って半壊状態の実家に幼い息子たちを留めることもできませんでしたが、私自身は神戸にとどまりたかった。

うちの中が壊れた物でぐちゃぐちゃで、靴のままで、コートを着込んだまま、落ち着いて横になることもできない実家。

幸い旅行中で自宅にいなくて難を免れたけれど、家が全壊となって避難所生活となった旦那さんの両親。

そしてぐちゃぐちゃになった神戸と被災した多くの人たち。

そういうものから自分だけ逃げかえってしまったような、そんな苦しい気持ちになったのは金沢に帰ってからでした。

ご近所の方や友達のご両親、年末に「来年もよろしくお願いします」と挨拶を交わした方々が震災でなくなったことも時間とともに増えていきました。

転勤前に買った神戸の自宅マンションも一部損壊で修理が必要でした。

罹災者証明書も持っていました。

でも、金沢にいればごく普通の日常の生活。

被災したけれどあの時神戸を離れてしまった自分に複雑な気持ちを持っていることが恥ずかしくて人には言えずに時々苦しくなっていました。

あれから15年。

あの時4歳だった長男も来年の1月には成人式を迎えます。

もうそろそろ区切りをつけてもいいかなと思い、追記にしるしました。

読んでくださった方、ありがとうございました。

コメント (4)

日々こぼれ話☆「森のラブレターⅡ」を見ながら思った事

2010年01月11日 | 日々こぼれ話

「森のラブレターⅡ」 感動!倉本聰が贈る・・・地球と命の輝きスペシャル、高2の次男「岳」と一緒に見ました♪

残念ながら長男「由」はバイトで不在でした。

いやぁ~よかったです♪とっても!

出演者もナレーションもとても易しくわかりやすい言葉を使っていて、私にも「岳」にも聞きやすくて、美しい映像と音楽と一緒に、スゥ~っと入れました。

「岳」も時々笑顔を見せたり、お目目キラキラでいつの間にか見入っていました。

一番エキサイトしたのは、国分太一君がツリークライミングの先生と一緒に高い高い木に登って木の上から森を見下ろしてのお話。

思わず2人で「うわぁ~!」って歓声上げてました。

目線が変わると見えるものがこんなにも違うものなのかと。

ツリークライミングの先生が話すいろんな森の木々のエピソードは小学生でもわかるほど、とても優しくて面白くて「へぇ~!」と素直に共感しました。

そのひとつに、弱って倒れてしまいそうになった木を別の木が下から支えて、まるで「人」という字のような形で一緒に生きている木の話がありました。

それを見ていた「岳」が、「支えられて元気になって行く木はそれでいいけど、支えているほうの木はしんどいばっかりと違うん?」

なるほど~「岳」らしい素直な感想だわな~

最初、「損」「得」勘定の話かな・・と思ったのだけど、どうも少し違うようです。

彼は「特別強いとか元気とは限らない支えているほうの木」のことを考えているんだなと気づきました。

介護の仕事をして、時には「ああ~今日はしんどかったぁ~」なんて独り言いう私をみているからかもしれません。

Photo

介護というと、さまざまな日常の生活や動作をすることが困難、またはできない人を助ける、手伝うことだと思っていました。

でも仕事をしていくうちに「助ける」とか「手伝う」だけではないような気がします。

「寄り添う」という言葉のほうがしっくりと感じます。

「寄り添う」ので、支えている側も支えられている方から寄り添われている。

私自身も、お世話をしている人からものすごくパワーをもらってると感謝したことが何度もあります。

特別な言葉をかけてもらったとか、してもらったとかそういうのではないのですよ~。

ただその方の生活や人生のひと時に介護を通して寄り添わせてもらっている、それだけなのだけど。

・・・とまぁそんなことを「岳」に話すと、「ふぅ~~ん」とちょっと考え込んでいました。

まだ彼には理解できないかもしれません。

のんびりやで自然が好きで(特に海が)不思議な優しさを持つ「岳」もそろそろ進路を真剣に考える年頃です。

思い出したので、追記に「岳」の高校の文化祭「兵工祭」の様子を少しだけ記しておこうと思います♪

上の写真はその文化祭の総合理化学科のブースで作ってもらった「べっこう飴」です♪

「今年もやってきた!総合理化学科の化学マジックショー♪」

「高校生でんじろう先生」たちがお客さんの前で緊張しながらもがんばりました。

ご興味のある方はのぞいてみてくださいね♪

ではまたね♪ See You~!

さて、ここからは昨年11月に行われた「岳」の高校の文化祭のお話♪

「岳」の工業高校は8つの科があり、それぞれの科、学年で出し物を決めてブースや模擬店を出したり、舞台で演技したりします。

総合理化学科2年生は、「べっこう飴作り」「プラ板」「化学マジックショー」「フィールドワークのレポート」でした。

「フィールドワーク」は文字通り、自然の野山に出かけての授業ですが、アウトドアの達人である科の先生方や先輩とのフィールドワークはそれはそれは楽しかったそうです。

植物や湧き水を調べたり、化石を掘ったり、野山の木の実を食べたり・・・もちろんお泊り班はキャンプもします。

Photo_2

Photo_3

植物の化石って結構みつかるものなんですね~!びっくり!

Photo_4

化学マジックショーは、お客さんの前でさまざまな化学実験をし、そのカラクリを説明したり、実際にお客さんに体験してもらうことを「ショー形式」で行います。

教室を飾って観客席を作ったり、音響やなど裏方の仕事もたくさんあります。

生徒さんたちの緊張ときたら・・・(笑)

当然ですよね!実験を成功させるだけでも大変でしょうに、人前でしゃべってお客さんに楽しんでもらわなくてはならないんだものね。

お客さんの中には小さな子供が結構いました。

一番前の席に陣取ってワクワクしています(笑)

Photo_7

始まりました~!一番手とトリをD君と「岳」が勤めます。

「はーい!みなさんよろしくお願いしまぁ~す!ぼくたちもがんばりまっす!」若手お笑い芸人のような軽いつかみで始まりました。

しかし・・・・あまりの緊張で手が震えてます。私もハラハラ・・・

Photo_8

手順を優しく(笑)説明して、安全に注意を払いながらお客さんにも参加してもらいます。

ドキドキドキドキ・・・・!

2人一組で次々に実験ショーが続きます。

一振りでフラスコの色が赤や緑に変わったり、金属片が金色に輝きを放ったり

力自慢が頑張っても取れない「マルデブルグの鉄球」や、暗闇で怪しく光る発光液

手の平であっという間に燃えて消える・・・本当にマジックのようです。

最後は、液体窒素を使った「マイナスの世界」

見事にテニスボールがコナゴナに・・・!

内容はもちろんおもしろかったし、それ以上にみんなの一生懸命な姿に拍手!拍手!

Photo_9

無事に二回のショーが終わりました。

「お疲れ様」と声をかけて帰ろうか・・と思いましたが、終わるとすぐにみんなが自然に集まって反省会が始まった様子。

ショーの最中に起こった疑問もすぐに話すんだね。

Photo_10

べっこう飴とプラ板もしっかり楽しみました。

いい想い出になったなぁ~!「岳」も私も♪

コメント

今日はちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・

2009年12月10日 | 日々こぼれ話

今日はちょっとだけ・・・ちょっとだけ・・・心の中でついた溜息を。

Photo Photo

あぁ~君のそんなところ。

傍からみているほかの人には・・・きっと理解しがたいと思う。

見てるとせつなくなっちゃうな。

他の人にはわからなくても、ちょっぴりわかっちゃうから。

なんだかそっくり自分を見ているような気持ちになるんだもん。

君が小さい時から、折に触れて感じていた。

なんとなく・・・そういうところ含めて大事にしてあげたいなぁって。

その気持ちは今も変わっていないんだけど。

でも君が大きくなるにつれて、時々心がざわりとすることがあるの。

生きていくには損してるんかなぁ。

「もっと賢く、大人にならないとねぇ」

遠慮がちに、何度となく、いろんな人から言われた言葉はやっぱり正しいのかな。

・・・・・・・・・・・・・・!

あぁ~!なんかぁ~痛いよ~!岳~!Aburatubo4_k

「あ~今日の数学(のテスト)、死んだっ!」

テストの真っ最中にもやっちゃったんでしょう!?きっと。

問題を解くはずが、モヤモヤ思考の波におぼれていった様子が目に浮かぶわ。

数日前の試験勉強中に言ってたよねぇ。

ブツブツ言いながら何度も何度も問題を解いたり、消したりしてるから気になって声をかけた私に・・・

「◎◎◎◎っていう数学の定理に喧嘩売ってる」

売るな!(んなもん、負けるだろうがぁ・・・)

…( ̄  ̄;)ウーン

気になったら、納得できなかったら、なかなか前へ進めないっていうの。

問題の解き方の手順はわかったけど、何かひっかかってるんだろうねぇ。

結局自分のモヤモヤ、テスト中に優先したでしょ。

ふぅ。 ε=( ̄。 ̄ )

物理のあの問題だってさ・・・なんか悩んでると思ったら・・・

「なぁなぁ・・コレってもし、このボールとこのバネが実はしっかりくっついていないってことやったら答え変わるやんなぁ」

・・・・!?そこ?

って、何も書いてないけど、普通はしっかりくっついているって暗黙の了解とちゃうん?

「実はくっついていません」とか、ポロっととれたりするんなら、とてもじゃないが難しすぎるやろ。

そんな君、憎めないけど。。。

なんだかね・・・痛いわぁ。

成績の評定には断然不利やでぇ。

今日は一言言わせて~!

もうちょっと早くから・・・いやっ!普段からちゃんと勉強しなさいっ!

そんな疑問に向き合うには時間もトレーニングも必要だと思います。

コメント (2)

日々こぼれ話☆我家で一番いい香りのする部屋は・・・!?

2009年08月28日 | 日々こぼれ話

いきなりですが、お部屋の匂い・・というか、その家その家には、なんとなく「そこの匂い」があると思います。

とはいえ、自分のうちの匂いというものは自覚しにくいので、Chemin♪家の匂いがどんなのかはわかりません。

が、我家に帰ると「ホ」っとするのは、まずはその匂いを無意識に感じるからではないかしら・・・。

さて、ここで問題です。

この8月半ば以降、間違いなく!我家で一番いい香りのする部屋はどこ?ダレの部屋でしょう?

お菓子を作っている日はうち全体が甘~い香りなのですが、それ以外で!

それは~玄関を入ってすぐ左側の次男「岳」の部屋です。

そのわけは・・・

Photo

「お香」です♪

今「岳」のマイブームは「ベースギター」、「ジム」そして、「お香」

…( ̄  ̄;)ウーン ピンと来ないでしょ!?

きっかけは部屋に侵入した一匹の「蚊」なのですが、それを退治するのに「蚊取り線香」がほしいと言い出したこと。

で、よく話を聞くと・・・

岳 「部屋に仏壇がなくても線香って焚いてもいいん?」・・・心配そうに・・・

私 「もちろん。香りを楽しむお香っていうものが日本にもあるから」

岳 「ほしいなぁ~♪なんかいいやん、お線香の香り。癒されそうで・・・」

Photo_2

というので、チャリティコンサートに行ったときに、新神戸オリエンタルホテル内のお香屋さんに寄って見ました。

私はお香の香りは嫌いではありませんが、アロマもお香もしません。

全くわからないのでお店の方に相談♪

店員さん 「どんな香りがお好みですか?」

私 「いえ私じゃなくて、男性。。。えっと~ええっと~高校生の息子で。。お香初心者です」

店員さんもちょっとびっくりされましたが、そこはさすがにプロ!

甘すぎず、上品な香りのものを一緒に選んでくださいました。

「高校生ならこれは?」と出してくれた金属製のお香立て。

私からの誕生日のプレゼントとなりました。

もちろん「岳」は大喜び!早速お香に火をつけて♪

それから毎日お香を楽しんでいます。

そんな岳の話を聞いて、名甫先生が「お試しにどうぞ」と貴重なお香を分けてくださいました。

Photo_3

「正覚」・・・とっても上等のお香(おそらく一本500円以上)

なかなか自分では買える代物ではありません。

Photo_6

こちらは「墨香」という名前の通りほのかに「墨」の香りがするそうです。

(お香の名前を「岳」に伝えるために筆ペンで書いたけど墨の字のバランス悪い)

Photo_7

こちらは「白檀」の香りのするお香。

「岳」が部屋でお香を焚いている時に何をしているかというと・・・

ベンベンっ!っ(アンプにつながないと津軽三味線のような音)でベースギターを弾いていたり・・・

ねっころがって音楽をぼんやり聞いていたり・・・

携帯をいじっていたり・・・

ダンベルで腕の筋トレをしていたり・・

(勉強している姿はないのよねぇ・・・)

いわゆる普通の高校生の部屋の風景なのですが、匂いだけが「にほひ」という感じで、まるで男子高校生の部屋とは思えません。

「岳」も高校二年生。

ぼちぼち進路のことも考えないといけないのですが、

自分が何をしたいのか・・・?具体的にはわからず

ぼんやりと見え隠れする自分のやりたいことの姿を見極めたい、つかんでみたい・・・と彼なりに思っているのかもしれません。

時々私も一緒にお香を楽しませてもらいながら、彼の目線の方向をそばで見てみたいと思います。

ではまたね♪ See You~!

コメント (2)

日々こぼれ話☆肩すかし(笑)バースデーステーキ♪

2009年08月11日 | 日々こぼれ話

8月10日はChemin♪家の次男「岳」の17歳の誕生日。

10日、朝、寝ぼけている「岳」を起こしに行って一言、「お誕生日おめでとう~♪」

その後、実家の両親から「お誕生日おめでとう電報」が届いたので、(私が)感激しながら「岳」(まだ寝ぼけている)に渡して慌てて仕事に出かけました。

仕事が終わった私♪

実はすっごくいいことを思いついてハイテンショ~~ン!

私の考え↓

「家族そろってのお祝いは旦那さんの帰省中にするとして・・・

今日はとびっきり上等のお肉でステーキ焼いてやろ~♪

誰かの誕生日以外は絶対買わないようなステーキを・・・!

そう!ケーキを作ったり買ったりする予算も全部お肉に回すぞ~~!」

「岳」がステーキを見て、まず驚くやろ~!

そいでもって、めっちゃ喜ぶやろ~!

想像はふくらみ続け、さらにハイテンショ~~~ン!

スーパーではなく、お肉屋さんにいって大きなサーロインステーキ(国産よ~)を二枚購入♪

もう一枚はもちろん長男「由」の分♪

Photo

意気揚々と帰宅してみたら、「岳」は外出。

しばらくして・・・

「今日、友達と晩飯食べる」

( ̄◇ ̄;)エッ

想定外のメール、サクっと受信~

「中学ん時の仲間に囲まれてのバースデーなら何より何より♪」

素直に喜ぶべきやなぁ~・・・とわかっちゃいるけど、鼻歌&スキップも出るほどのハイテンションの引っ込みはなかなか付くもんではありませ~ん!

ということで、翌日の今日、無事にステーキを焼きました。

新しいランチョンマットを敷いて、普段は使わない特別なディナープレートを用意して♪

金のラインが輝く「レノックス」のプレートに「ライス」を盛って、ナイフ&フォーク~~!

イエーイv(▽ ̄ V)(V ̄▽)vイエーイ

「岳~!お誕生日おめでとう♪」

食卓にやってきた「岳」の目が真ん丸くなって、小鼻が膨らんでる(笑)

ちょっとはずかしそうに食べ始め・・・おいしそうに完食♪

めでたし♪めでたし♪

Photo ちょっと意外かもしれませんが、男の子も美しい食器や盛り付けはうれしいようです。

うちで作ったケーキも、お客様に出すようにきれいなティーセットと銀のカトラリーで出すとものすごく嬉しそうに食べます。

急いでいて、コーヒーをマグカップで出したときは、「アレ?」なんて顔したり。

中身は同じインスタントコーヒーなのにね(笑)

ではまたね♪ See You~!

コメント (4)

日々こぼれ話☆お年寄りの名言#3「子供のときはこんなのいやだったんだけどねぇ」

2009年06月17日 | 日々こぼれ話

「日々こぼれ話」は、Chemin♪家のこと、介護のお仕事でのエピソード、日々、ふと思ったこと、感じたことを覚えていたくて書いています。

久しぶりの「日々こぼれ話」です。

Photo

昨年奥様を亡くされて今は一人暮らしのMさん。

奥様は持病のために食べられない食材も多く、全て奥様が買い物リストを作り、メニューも奥様と相談してお作りしていました。

80歳を超えて、お料理などほとんどしたことがないMさん。

三日分の夕食と昼食のメニューは奥様が生きておられたときと同じメニューを毎回ご希望しておられました。

Photo Photo Photo Photo

そんなMさんがこの春、変わられました♪

きっかけは4月のある日の買い物リストを電話で連絡いただいたとき、いつものおなじみの食材をご希望された後に一言・・・

「何かあったらみつくろって買ってきてね」

!!!はいっ♪その言葉をお待ちしていました♪

ちょうど「うすいえんどう」が旬だったので早速一袋購入♪

Mさん「ああ~そういえばこんなのが出てる季節だね~」

とても嬉しそうで、こちらが何も言わないうちにザルを出してきてポチポチエンドウをむき始めました。

「わぁ~Mさん、お手数おかけします。むいたのもあったんですけど・・・助かります!」

「いやいや、むきたてのほうがおいしいよ」

えんどうは小さいので、あっちへコロコロ、こっちへコロコロ・・・!

それでもなんだかMさん、ウキウキところがったお豆を探し回りながら

「子供のときはこんなんするのいやだったわぁ。母親にしょっちゅう剥かされてねぇ」

(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ うーん!いやだったんだぁ~!子供の頃は・・・ね!(笑)

Photo Photo Photo Photo

剥いたエンドウは半分は卵とじにしてお昼のおかずに。

残り半分は「豆ご飯炊いてみようかなぁ~僕でも炊けるかなぁ」

二人でレシピを考え、翌日Mさん一人で炊かれました。

大成功~!とってもおいしかったそうです。

翌週は、ソラマメ。もちろん鞘つきで♪

腰が悪いMさん、鞘つきの豆をいすに腰掛けて丁寧に剥きながら故郷の畑の話や子供の頃の思い出などを話されます。

Photo

ある日、「このイリコで菜っ葉を炊いてくれる?」と頼まれました。

見るとたくさんのイリコの頭とおなかをきれいにお掃除してビンにに詰めてありました。

「イリコは入れたままにしてくれたら野菜と一緒に食べるからね」

それからというもの、イリコ、干しえび、小さく切りそろえただし昆布などを用意してくださいます。

毎回8~9種類作るお惣菜のうち約半分は煮物。

「出しの素」だけだと味が単調になるのでこれはとっても助かりました。

「わ~きれいにお掃除してくださって!助かりまーす!」

「少なくなったらまた入れとくからね!」

Photo Photo Photo Photo

「季節を感じながら食べる食事はおいしい!楽しい!もっと食べたい!」という気持ちは

今の旬はなんだろう?とアレコレ考えたり、冷蔵庫や食器棚の古い食材の整理をしたり。

話題も以前の野球や相撲からどんどんと膨らんで活き活きとしておられます。

不思議ですよね~。

「こうしたらどうですか?」「もっと~~してください」なんて言わなくてもご自身がひとりでに変わっていかれました。

食べ物の力は偉大なり~!

Photo_2

ところで、さっきからたびたび出てくるアスパラは??と思っておられます方、ごめんなさい!

介護のお仕事でもお世話になっているTさんから立派なアスパラガスをいただき、あんまりおいしかったので写真に撮っちゃいました。

アスパラ大好き~!

塩を降ってサっと蒸して♪

真っ赤なトマトと一緒に盛り付けたら、マスタード風味のドレッシングと粉チーズをかけてみました。

うーん!おいしい~!シアワセ~~!

Tさんご馳走様でした!

ではまたね♪ See You~!

コメント (2)

日々こぼれ話☆春・入学

2009年04月10日 | 日々こぼれ話

神戸は桜が満開です。

今年は開花は早かったけれどいつもより長く桜を楽しむことができてうれしい♪

Chemin♪家の長男も先週大学の入学式を無事に終え、キャンパスライフが始まりました。

入学式には何を着るか?・・・そう!スーツ!初めてのスーツ。

スーツを作ることから始まって、前日は「ネクタイの結び方」で悪戦苦闘しました~!

ヽ(´ー`)ノふぅ~ かっこよく結ぶのはむつかしいね~!

入学式の朝。

いってらっしゃ~い!!

Photo


Img_0107 ん!?なんで伊達メガネかけてるの?

 だって賢そうに見えるやん!

・・・・・・・(; ̄ー ̄A  なるほど・


私も後から入学式に行ってきました。

偶然ですが・・・

高校も一緒、大学もバスケットボールの同好会で一緒だったYさんのお嬢さんも関学に進学され、この際二人で懐かしいキャンパスに行きましょう!ということで♪

久しぶりにお祈りをし、賛美歌、校歌を歌って♪

大学にもなって保護者が入学式に出るのはいかがなものか・・・という声もチラホラ新聞などで見ていたのでちょっとドキドキでしたが

大学側は保護者の参加を大変歓迎してくださり♪

卒業式ではぜひ全員で高らかに校歌を歌いましょう~!と和気あいあい!?

帰りには参加した保護者全員に関学オリジナルのトートバッグとカレンダーをプレゼント♪

嬉しかったです。

Photo_4 いい~お天気でした。

時計台を見上げて・・・♪


Photo_5 時計台の前の中央芝生で♪

時計台の前の大きな二本の木はクリスマスには大きなツリーになり、ライトアップされます。

この広い広い芝生は学生達の大好きな場所。

思い思いに腰を下ろしておしゃべりしたり、寝っころがって本を読んだり。

学生たち=放牧された牛さん

中央芝生=上ヶ原牧場


Photo_8 桜も咲いて・・・♪


Photo_9

キャンパスはどこを歩いても緑の木々でいっぱい。

切り株の腰掛やベンチは憩いの場♪


ここでたくさんの人たちと出会い、学び、青春を謳歌してくださいね♪

もう一度学生時代に戻りたくなった一日でした。

ではまたね♪See You~!

コメント (4)

日々こぼれ話☆春・卒業

2009年03月20日 | 日々こぼれ話

3月、お彼岸を迎え、いよいよ春らしい暖かな日が続いています。

昨日、朝車で仕事に行く途中見たのは、あちこちの歩道できれいなスーツを着たお母さんが我が子の制服を直しながら幼稚園バスを待っている風景でした。

春3月。卒業シーズンまっさかりですね。

高校の卒業式は2月に終わり、中学も3月半ばにすでに終わり、来週は小学校の卒業式。

Chemin♪家の長男も無事に高校を卒業しました。

Photo
卒業式はとてもシンプルでした。

卒業証書授与、送辞、答辞、お祝いの言葉んどの他は、「君が代」「仰げば尊し」と「蛍の光」、そして校歌斉唱。

すべてが粛々と静かに行われました。

最後退場の時、卒業生がクラスごとに「ありがとうございました!」と声をそろえて言いました。

その瞬間、長男の担任の先生が男泣きしたのを見て思わず涙が出てしまいました。

式後のホームルームが一番印象に残っています。

数多くの検定合格者の表彰状授与と卒業証書が担任の先生から一人一人丁寧に行われました。

全員の生徒がみんなの前でメッセージを言いました。

それぞれが自分の言葉で気持ちを伝え、みんながそれをじっと聞いていました。

生徒も先生も保護者もみんなが最後のお別れの時間を心から大切に楽しんでいました。

二時間ものホームルーム。

いい先生方といい友達に恵まれた高校生活だったんだなぁと胸が熱くなりました。

上の写真は、卒業証書と全国商業高校協会の検定1級合格の賞状と6冠達成の記念の漆塗りの文箱.

担任の先生からのプレゼントで長男が生まれた日の朝刊の一面記事のコピーです。

先日、長男がクラスの男子で卒業旅行に行ってきました。

長男が撮ってきた写真を少し紹介♪

卒業旅行先は、京都。お泊りは聖護院です。

Photo_4

Photo_5

Photo_6


Photo_7


卒業式のために思い切って買ったコンパクトデジカメが旅行に活躍したようです。

4月になれば進学や就職でそれぞれ新しい生活が始まります。

みんな元気で頑張ってほしいです♪

では、またね♪ See You~!

コメント (4)

日々こぼれ話☆あぁ~撃沈!(介護福祉士実技試験)

2009年03月02日 | 日々こぼれ話

今日は介護福祉士国家試験の二次試験、実技試験でした。

とても遠い場所で行われたので、朝6時にうちを出て帰ったのは午後4時ごろ。

試験時間はたった5分間。

Photo_2  あっという間の5分間。撃沈~!

一番の失敗は、問題文を読んで内容を正しく理解することができなかったことでしょう。

ふぇ~~~~ん!。・°°・(>_<)・°°・。

残念ながら一度もしたことがない場面でしたわん。

一度でもやっていればそんなに難しい技術はいらなかったのにぃ。


ずっと冷ややかぁに見ていた長男も次男も、試験の一週間前になって

母親が、てんぱっているのを感じたのか

「悪い、ちょっとここに座って~。こっちは動かへんお年寄りのつもりで」

「あ~もう一回。今度は頭こっちで寝っころがって~」

「はい!ひざ立てて~右向いて~あ!違うっ左やったわ」

などという妙なリクエストに

「うわっ!こちょばい!ぎゃぁ~~!」

「めっちゃ怖い!絶対こんなん立てへん!」

などとわめきつつ、週3回も夕食がマックになろうとも文句も言わず

呆れ顔で付き合ってくれた彼らに感謝です。

試験ではあまり力を発揮できませんでしたが

おかげで多少はいろんな場面の介助が上手にできるようになったんですよ♪

プラス思考で行こう~と思いっきり強がっていますが・・・

明日からもしばらく休みなしでお仕事。

O( `∇´)乂(`∇´;)O キアイジャーッ!

では、またね♪ See You~!

コメント (6)

日々こぼれ話☆長男の気まぐれ!?チョコレート・ロールケーキ 

2009年02月16日 | 日々こぼれ話

Chemin♪家の長男は、今月卒業式を迎える高校3年生。

大学が決まって以来、本当にやりたいことを思いっきりやっているようで、なんだかうらやましいほど活き活きとしています。

幸い、クラスの男子11人全員の進路も決まり・・・

お友達の家に集団でお泊り会を繰り返し、卒業旅行も京都に決まったそうです。

アルバイトもがんばっています。

そんな彼が、時々「ああ~お菓子作りたい!」

お菓子のレシピ本を眺めているうちはいいのですが、そのうちに・・・

「材料ある?」

先日も、夜の11時くらいに、「今から作っていい?時々アドバイスしてくれるだけでいいから」

その日は、私はシュガークラフトのオーダー品を納めてほっと一息ついていた夜。

材料の指定は「チョコレート」

で、3冊レシピ本を渡して、彼が選んだのが

斉藤美穂さん著「フレンチ・ショコラ」から、「ロールケーキ・Roule Guanaja」

ヴァローナ社の「グアナラ」というカカオ分70%の苦味とコクのあるチョコレートを使ったクリームを巻き込んだロールケーキです。

シンプルだけれど大人好みのおいしいケーキです。

チョコレート・ロールケーキ

Photo


残念ながら、ヴァローナの「グアナラ」はうちにはないのでベルギーのクーベルチュール・スイートで代用♪

ジェノワーズの湯せんの温度やあわ立て具合、生地の流し込みなど時々のポイントだけアドバイス。

一番難しい、シャンティ・イ・ショコラの生クリームの立て具合と溶かしたチョコレートの温度、あわせ方だけはしっかりと教えて・・・

ロールは、30センチの定規を使ってきっちりと巻くのですが、「おお~!すっげっ」とご満悦。

細長く切った紙をケーキの上に置いて粉糖を降り、そっと紙をはずすと出来上がり♪

ケーキが仕上がったのは夜中の1時くらい。

それから、約束どおり、自分で全部洗い物をしておりました。

感心♪感心♪

翌日、お友達のうちに行くのでロールケーキはそのお土産に持っていったようです。

ずっとずっと昔、「女の子が生まれたら、一緒にお菓子を作りたい♪」

もう、とっくにあきらめたはずの私の小さな願い。

まさか、今頃かなうなんて不思議ですが、とてもうれしいです。

では、またね♪ See You~!

コメント (10)