あんなに暖かだったけれど11月も半ばを過ぎるとコートや暖房が必要になってきました。
立冬を過ぎたので季節の上では「冬」ですね~。
さて11月はお茶、茶道の世界では「炉開き」「口切り」とおめでたい行事が続きます。
藍hanaさんの「喫茶去裏」さんのお茶会も炉開き。
主菓子は「亥の子餅」、干菓子は「雲平」で吹き寄せをお作りしました。
11月の最初の亥の日、亥の刻にイノシシの子供のような形をした「亥の子餅」を食べると万病から逃れられるといわれていました。
また「亥」は中国の陰陽五行では「水」にあたることから「火災を逃れる」と言われていることから、火を使う炉開きには縁起のよいお菓子です。
亥の子なのでぷっくり可愛いフォルムを目指して・・・
控えめなシナモンの香りと黒ゴマ風味の求肥には亥の子模様を焼き付けました。
中の漉し餡には、栗の渋皮煮とドライ無花果を入れて風味と食感を豊かに。
餡子にいろいろ入れるのは子孫繁栄の願いも込めているそうです。
干菓子には雲平を鮮やかな色で作って錦秋を表現してみました。
味は甘い・・・だけですが(笑)
小さいけれど鮮やかなお菓子を指でつまむとなんだかウキウキいたします(*^-^*)
お茶会のお菓子を作るようになって半年。
毎回、手探りでお作りしていますが季節感を大切にすることがとても楽しいです。
次回は2月。
新しい年、春のお菓子だなぁ。
1年、早いものですね。
今年もあと1か月と少し♪大切に過ごしたいです。