Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

タルトでティータイム♪

2008年09月22日 | パイ・タルト

秋のお彼岸ですね!一週間が過ぎるのは早いなぁ~。

Chemin♪お菓子の定期便、オーダーありがとうございます!

イチジクのタルトもスウィートポテトパイも好評をいただきながら皆様にお届け中です。

イチジクのタルトは生のイチジクの季節限定もの。

私も自分用にひとつ作ってお茶を楽しみました。

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自分で食べるときはイチジクがちょっぴり焦げた部分をチョイス!

こげ茶色に焦げたイチジクの果汁が、カスタードクリームをアーモンドクリームをあわせた「フランジパーヌ」というクリームにからまると・・・プリンのような風味♪

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紅茶はニルギリのストレートティー。

ウエッジウッドではめずらしい乳白色の上薬のかかった陶器のティーセット。

カトラリーはマッピン&ウェブ。

フォークを置いているのはずっと以前にパリに行ったときに雑貨屋の店先にゴロゴロと売っていたダックスフンド。

カトラリーを和風のお箸のようには普通は置きませんよね。

ダックスのユーモラスな表情を見ていたくて。。。自分用のお茶だから少々のお遊びもOKです。

一人でこうしてお茶をいただく、つかの間の時間。

とてもほっとした気持ちになれ、自分をリセットできました♪

在宅のヘルパーとしてお仕事を始めて4年目。

先週、お世話をしているお年寄りが亡くなってお通夜に行ってきました。

今まで自分が担当している期間内でそういう経験がなかったのが仕事柄、不思議なくらいですが、初めてのこととはいえとてもショックでした。

花を愛するMおばあちゃま。お世話をさせていただいて約半年のご縁でした。

短い間でしたが、いろいろなことを教えてくださり、毅然とそして明るく難病と向き合っておられる姿にいつも感動していました。

ちょうどお亡くなりになる二日前にご自宅でMさんの退院を待っておられるご主人のお食事を作るときに「冷蔵庫のいりこを使って・・・と言ってたよ」と言われて、小松菜をいりこで焚いたらすごくおいしかったので、ぜひMさんにも食べてほしかったなぁ~!

お通夜で「これからもよろしくお願いします」と言ってくださったご主人の言葉に胸が一杯になりました。

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Mさんのお庭に咲いていた水仙の花がほどよくドライになったのでずいぶん長く楽しませていただきました。写真もいつかお見せしたかったです。

Mさん、短い間でしたがありがとうございました。

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Chemin♪お菓子の定期便☆のお知らせ(イチジクのタルト☆スウィートポテトパイ)

2008年09月15日 | パイ・タルト

夏の間お休みしていました「Chemin♪お菓子の定期便」。二ヶ月ぶりに再開します。

「お休みしてたん!?」というツッコミが聞こえてきそうですが・・・(;^_^A アセアセ

今回は、二種類のタルトからお好きな方を選んでいただこうと思います。

Tart aux Figues(イチジクのタルト) と Sweet Potato Pie(サツマイモのタルト)

どちらも15センチ 1600円です。

Tart aux Figues(イチジクのタルト)

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イチジクは生でもおいしいのですが、火を通すと独特の香りと甘さがよりいっそう引き立ちます。

朝取りのイチジクをフランジパーヌというアーモンドクリームとカスタードクリームをあわせたクリームの上に敷きつめて1時間以上じっくりと焼きます。

火を通したイチジクから出たジュースがまるでキャラメルのように焦げておいしい匂いがしてきます。

焼きあがったタルトの上にアプリコットジャムを薄く塗って仕上げました。

タルトにどれくらいイチジクを詰め込んだかというと・・・

Photo_3 
こんなにぎっしりと・・・♪

私は生のイチジクは実を言うと食わず嫌い、苦手でした。

でもこのイチジクを焼きこんだタルトのおいしさは・・・!食わず嫌いもふっとぶおいしさでした。

でも、やっぱりイチジクは苦手・・・という方はこちらをどうぞ♪

Sweet Potato Pie(サツマイモのタルト)

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パイという名前のタルトです(笑)

徳島産の「鳴門金時」というさつまいもをじっくりとオーブンで皮付きのまま焼き芋にします。

それを熱いうちにつぶして裏ごししてさまし、バター、砂糖、生クリームと合わせてなめらかなスウィートポテトクリームを作ります。

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さっくりと焼いたタルトにスウィートポテトクリームをたっぷりと詰めて薄く水溶き卵を塗ってもう一度焼きました。

どちらも、とても手間ひまをかけたタルトです。

すでにお申し込みの方はお届けを始めています♪

定期便・・・といいますが、「ちょっと食べてみたいなぁ」という方も、どうぞご遠慮なく♪

単発のオーダーもお受けいたします。

発送ご希望の方は、クロネコのクール便で、送料実費にてお送りします。

おいし~い秋の実りをChemin♪のスウィーツでお楽しみくださいませ♪

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爽やか!メイヤーレモン&バニラパウンドケーキ

2008年09月14日 | 焼き菓子

柑橘類を使った焼き菓子といえば、8月にブログで紹介した国産オレンジの皮と果汁をたっぷりと使った焼き菓子「ル・セヴィラン」。

金沢のお友達katerinaさんからオーダーのお問い合わせをいただいたのですが、無農薬で防腐剤やワックスを使っていない国産オレンジの季節が過ぎてしまいました。

katerinaさん、ご希望に添えなくて申し訳ありません。

年が明けて国産の早稲ネーブルが出たらまたお知らせいたします♪

オレンジは季節が限られているのですが、一年を通して比較的手に入りやすいのが無農薬う、無添加をうたったレモンです。

以前からスーパーで見かけて気になっていたのがニュージーランド産の無添加の「メイヤーレモン」。

レモンというのにきれいなオレンジ色で、レモン特有の酸味はまろやかなのに香りはとてもいい。

そのメイヤーレモンの皮と果汁、そしてバニラビーンズを加えて焼いたパウンドケーキです。

メイヤーレモン&バニラパウンドケーキ

Photo_2
小さなパウンド型で焼いてみました。

レモンのいちょう切りとバニラビーンズを入れて煮立てたシロップを焼きあがったパウンドケーキに塗って冷まします。

冷めたらラッピングしますが、シロップを作った時のいちょう切りのレモンとピスタチオをアプリコットジャムを塗って貼り付けて飾ります。

ふんわりとレモンの爽やかな香りとバニラビーンズの甘い香り、濃厚なバターの香りがなんともぜいたくな気分になります。

メイヤーレモン&ラムレーズンパウンドケーキ

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ラム酒に漬け込んだレーズンを一緒に焼きこんでみました。

ラムレーズンの大人の香りと味わいはレモンのパウンドケーキにもぴったりと合います♪

思った以上に軽い口あたりです♪

メイヤーレモン&バニラパウンドケーキとクッキーを詰め合わせたギフトを作ってみました。

rico花の教室のricoさんのフラワーアレンジと一緒に♪

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こちらはコンサートに出演されるお友達へのプレゼント。

ひまわりの黄色とやわらかなオレンジ色のバラ、白いブルースター?の取り合わせがとっても爽やかな花束です。

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こちらは、いつもChemin♪のお菓子をご愛顧くださっているH様のオーダーで、お世話になったピアノの恩師へのギフトです。

パウンドケーキとクッキーの詰め合わせとricoさんのプリザーブドフラワーのアレンジを一緒に♪

とても優しい色遣い♪

真っ赤なバラが華やかさをプラス。

安定した花器を使ったアレンジはお菓子と一緒に宅急便で発送しても安心です。

ricoさんのフラワーアレンジメントとChemin♪のお菓子のコラボギフト。

イメージ、ご予算などご希望をお聞きして、お花もお菓子も作らせていただきま~す。

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Delice au Chocolat Fraises(ショコラ王子のバースデーケーキ2008)

2008年09月08日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

朝仕事に出かける前にチラリと見た「花まるマーケット」のさんま特集。

今夜のChemin♪家の晩御飯はサンマの塩焼きです。←単純!

大根おろしをのっけて食べる熱々のサンマ!うま~い!

・・・と小さな秋に喜びを感じる今日この頃♪

9月バースデーケーキシリーズ三つ目は、rico家のショコラ王子のケーキです。

Delice au Chocolat Fraises(ショコラ王子のバースデーケーキ2008)

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14歳になったrico家のショコラ王子様。先日お会いしたときには、背が伸びてちょっぴり大人っぽく成長された姿にびっくりしました。

9月はまだイチゴが出回っていませんので、ケーキ屋さんにお願いしてもイチゴたっぷりのケーキはなかなか難しくて、毎年残念な思いをしておられたricoさんが昨年Chemin♪にオーダーくださったのが「ショコラ王子のストロベリーバースデーケーキ」

今年は少し大人っぽいデザインにしてみました。

ケーキの土台は3枚の「ビスキュイ・ショコラ・サンファリーヌ」。

粉を使わず卵と砂糖、チョコレートで焼いたビスキュイは薄いけれど存在感のあるスポンジです。

カスタードクリームにチョコレート、生クリームをあわせた「ショコラ・デリス・クリーム」は、こくがあって口どけもよい私も大好きなチョコレートクリームです。

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主役のイチゴはクリームの間にもはさみ、そしてケーキの上面にもたっぷりとのせました。

こぼれおちそうなイチゴを守るようにチョコレートの帯がケーキの周りをグルリと囲みます。

粉を一切使わないビスキュイ、ゼラチンを使わないとろけるようなチョコレートクリーム、とイチゴ。

それらをしっかりとまとめているのがこのチョコレートの帯です。

テンパリングしたホワイトチョコレートとクーベルチュールチョコレートを用意して、ケーキの円周より少し長いクッキングシートにチョコレートを塗り、それをそっとケーキの周りに貼り付けて冷蔵庫で冷やし固めます。

クッキングシートをそっとはがせばチョコレートの壁が出来上がります。

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クーラーをかけて作業をしましたが、イチゴをのせて仕上げている最中にチョコレートがやわらかくなって崩れそうに・・・大慌てで作業中断!冷蔵庫へGO!

この繊細で迫力のあるケーキを教えてくださったのは成城「マルメゾン」の大山栄蔵シェフです。

クリスマスケーキとして真冬に作るためのデザインですから、この季節につくるのは少し無謀だったかも。

「どうやって切り分けるの?」

真冬ならば温めた包丁でそっと切り分けるのですが、この季節、チョコレートはすぐに柔らかくなって切るのは簡単です。

14本のローソクの火でふちがトロリ・・となったかも。

チョコレートはただ甘いだけじゃなく、時にはほろ苦く、時に繊細。ちょっとした扱い方で美しく輝いたり、ボロボロと崩れやすかったり。

それはまるで大人になる前の青春時代の味のよう。

お誕生日おめでとうございます!

お母さんやお姉さんよりも大きくなった王子の成長は家族みんなの勇気の源です。

これからも元気でがんばってくださいね!

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Tarte au Poire × 2 et Pomme(洋ナシ・和梨・リンゴのタルト)

2008年09月07日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

今日、9月7日は私にとって特別うれしい日です。

なぜ?って、「9月7日がバースデーです!」という人が私のまわりに4人もいるからです。

一人はChemin家の長男。二人目はRico家のショコラ王子。

そして今日のバースデーケーキの主役、Kayoさん&Kayoさん家のお嬢さま。

毎年Kayoさんが手作りのシフォンケーキでお祝いしておられるのですが、今年はお嬢様の大好きな「タルト」をオーダーいただきました。

Photo
数あるフルーツの中から選んだのが、独特の柔らかさと香りが特徴の洋ナシ、シャシャリっと感の甘い和梨、シャキっと感の甘酸っぱいリンゴ。

リンゴはその食感を活かすためにシロワインを使ったコンポートに。

洋ナシと和梨は白ワイン風味のシロップでマリネしておきます。

それをスライスして並べて焼き上げたのが・・・

Tarte au Poire × 2 et Pomme(洋ナシ・和梨・リンゴのバースデータルト)

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バラの花びらのように並べた梨二種類とリンゴ。

それぞれの色の違いが微妙なグラデーションになっています。

またそれぞれの味も違うのですが食べた時は、それぞれの違いは感じるものの、バラバラではなくなんとなく一体感のある風味となっています。

果物の下には「フランジパーヌ」というカスタードを混ぜ込んだリッチなアーモンドクリーム。

タルトが果物の水分で湿気ないようにスポンジケーキで作ったケーキクラムをタルト生地とアーモンドクリームの間に敷いています。

そのおかげで1時間焼いたタルトはサックサク!

Photo_3
表面に薄くアプリコットジャムを塗って、別に焼いたアルファベットクッキーで

「HAPPY BIRTHDAY」

Kayoさんは、Rico花の教室のricoさんと同級生だそうで、Kayoさんのお花の教室のとっても素敵なレッスン作品が毎回ricoさんのブログ「kayoさんとおけいこしましょ」に紹介されています。

レッスンの際にはCheminのスウィーツをオーダーしてレッスンのあとで召し上がってくださいます。Kayoさん、ありがとうございまーす!

それにしても、母娘で同じバースデーって、ちょっと素敵じゃありませんか!?

二人でプレゼント交換したり、そのうちに、他のご家族抜きで二人でショッピング&レストランでお食事~♪とか、二人でホテルにお泊りバースデーとか・・・

はいはい・・・娘のいないChemin♪の勝手な妄想でありま~す。

Kayoさん、お嬢様、お誕生日おめでとうございます!

お嬢様は偶然にもChemin家の長男と同じ歳ですね。

これからも毎年お母様とそしてご家族と一緒に素敵なバースデーをお過ごしくださいませ!

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Girlie Heart Birthday Cake(お嬢様のハートのバースデーケーキ)

2008年09月04日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

9月。息子たちは新学期が始まりました。

夏の暑さのぶり返しを感じながらも、すばらしく高くて青い空を見ると、秋の楽しい行事の数々が楽しみになってきます。

さて、バタバタと終わってしまった8月。

皆様のオーダーのおかげで、たくさんのお菓子を作ることができました。少しずつご紹介したいと思います。

今日は昨日9月3日にバースデーをお迎えになられたRico家のお嬢様のバースデーケーキです。

Girlie Heart Birthday Cake(お嬢様のハートのバースデーケーキ)

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Gairlie(ガーリィ)=女の子っぽい・女の子らしい

こんな言葉がぴったりのRico家のお嬢さんは17歳。

昨年のバースデーケーキはいろいろなフルーツをのせたデコレーションケーキでしたが、今年は思い切ってピンク色のハート型のケーキをお作りしました。

ピンク色のケーキのフィリングは、ホワイトチョコレートのクリーム、真っ赤なイチゴ、ピンク色の桃のコンポート。

Photo_3
ケーキ全体を、真っ白な生クリームでおおった後に、グレナデンシロップで色付けしたピンク色の生クリームを塗ってキュートなニュアンスを出してみました。

写真ではわかりにくいのですが、サイドのクリームはピンク色と白のまざった、とってもガーリィな色合いになっています。

まだ国産のイチゴが手に入らないので、いつもの果物屋さんにお願いして輸入イチゴを分けていただきました。

木苺のピュレをまぜた艶出し用のナパージュをイチゴに薄く塗ってお化粧を♪

真っ赤なイチゴの下には甘い桃のコンポートが隠れています。

お誕生日おめでとうございます!

キラキラの17歳♪

青春真っ只中!

今はすっかり「おばちゃん」になってしまいましたが、私も17歳の頃はキラキラしてたかなぁ~(笑)と、胸がキュンとします♪

Chemin♪家には、こんなキュートなケーキが似合うお嬢様が残念ながらいませんが、先月、今月と二人の息子たちがそれぞれ、16歳と18歳のバースデーを迎えます。

かけがえのないティーンズの日々。

思いっきり、そして大切にすごしてほしいと願っています。

大好きなお菓子を大切に作る日々。

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