ガトー・オペラ・マロン☆大人な和栗のモンブランはコニャックの香り

神戸もすっかり紅葉が美しく色づきました。

晩秋から冬へと季節がうつろいます。

１１月に入ってたくさんのモンブランのオーダーをいただきありがとうございます。

さて、今日は少し趣向の違うモンブランです。

Chemin♪の和栗のモンブランはラム酒やブランデーをほとんど使わず和栗本来の味を生かした優しいお味のモンブランです。

でも・・・

「いつかブンランデーがキュっときいた大人なモンブラン作って食べたいね！」

そんな思いつきのつぶやきに「食べたい！」と手を挙げてくださった方々が！

お作りしました♪大人なモンブラン♪

ガトー・オペラ・マロン☆大人な和栗のモンブランはコニャックの香り

ほっくりと甘い和栗のモンブランクリームとチョコレート、そしてコニャックのマリアージュ。

とても相性がいい栗とチョコレート。

ココアとスペイン産のアーモンドプードルを配合したジェノワーズ・ショコラ・アマド。

そしてカカオ７０％のクーベルチュールチョコレート「グアナラ」を使ったガナッシュは香りとほろ苦さがアクセントです。

甘さ控えめのバニラビーンズたっぷりの生クリーム。

和栗の渋皮煮とモンブランクリーム。

これらをガトーオペラのように重ねてみました。

全部で１１層。

そしてそれらをつなぐのがコニャック入りのシロップです。

ブランデーの中でも香りがよく独特の上品な風味のあるコニャック。

ラム酒よりも柔らかくて和栗にはあうような気がします。

モンブランクリームに直接コニャックをきかせようか・・・と思いましたが

本来の栗の風味はそのまま生かしたいのでクリームには入れずにシロップとしてスポンジにしみこませることにしました。

Happy　Birthday！M崎さま♪

チョコレートもブランデーもお好きなM崎さまにはぴったりのモンブランです。

そして、大人なモンブランを食べたいと手を挙げてくださった～

高校の同級生Y岡さま、Ⅰ井さま、Y久さま、そして「rico花の教室」のricoさん、ありがとうございます。

とても嬉しくて、思い切り力んでお作りしました。

それはもう・・・写真を撮り忘れるくらい(;^_^A アセアセ

召し上がる前に、ちゃんと撮ってくださったY岡さま、本当にありがとうございました！

赤ワインと一緒に・・・なんて大人なティータイム？

ティーじゃないけどネ！・・・(*￣∇￣)ノ■☆■ヾ(￣∇￣*) カンパァイッ！

来年はもっとコニャックをきかしてさらに大人おいしく作りたい♪

みなさんの協力を得て新たなレシピがChemin♪に加わりました。

感謝でいっぱい♪ほんとにありがとう♪

新しい大切なレシピの誕生♪　Happy　Birthday！

ボージョレー・ヌーボー☆素敵なラベル

今年のボージョレ・ヌーボーの解禁日は11月１５日でした。

みなさんの中にもボージョレー・ヌーボーを召し上がったかたがいらっしゃるでしょうね♪

わたしは去年、グラスで頂いたのが初めて♪

今年はとっても素敵な！そして特別な！ボージョレー・ヌーボーをいただきました。

「Studio　Meiyu」の丹羽名甫先生のデザインされたエチケットがついたボージョレー・ヌーボーです♪

Beaujolais　Nouveau　2012＊Domaine　Romy

（ボージョレー・ヌーボー２０１２年　ドメーヌ・ロミー）

ワインのラベル（フランス語でエチケット）は、それを見れば、ワインの産地や生産年がわかるワインの履歴書、名刺のようなものだそうです。

そのエチケットの楽しみのひとつが描かれている柄です。

今年4月にパリのマドレーヌ寺院で個展～墨の響き～を成功された丹羽名甫先生。

その時には先生の作品がフランスの有名なワイン、シャンベルタンのエチケットになったのですが、今回のボージョレー・ヌーボーはそのエチケットのために先生がデザインされました。

なんとも楽しくリズミカルなまん丸が葡萄の形にデザインされています。

とても優雅でおしゃれなラベルです♪

ドメーヌ・ロミーは有機栽培のワインです。

とても鮮やかな赤紫♪

濃厚で豊かな果実味、しっかりとした美味しいワイン♪

初めて自分であけた記念すべき！？ボージョレー・ヌーボー。

名甫先生、貴重な♪そして美味し～い！体験をさせていただきありがとうございました。

大好きな洋梨とイチジク♪

紅葉した落ち葉♪

そしてボージョレー・ヌーボー♪

秋の深まりを感じます♪

ではまたね♪　See　You～！

米寿のお祝い和栗のガトー・モンブラン☆いつかのご縁が繋がっています♪

１１月もあと一週間ほど・・・！

今日ご紹介するお菓子はみんなで切り分けて召し上がるモンブラン♪

高校の同窓生のK谷さまよりお父様の米寿のお祝いにオーダーいただきました。

　　米寿のお祝い和栗のガトー・モンブラン

米寿・・・８８歳のお誕生日♪

「８８」の数字とお父様へのメッセージをご希望いただきました。

ご家族、近しい方々が集まっての和やかなお祝い。

大切なケーキをおまかせいただきとても嬉しかったです。

こっくりと優しいお味の和栗のモンブラン。

大きな山のようなケーキの中には甘さ控えめのバニラ風味の生クリームとともに

栗の渋皮煮がたっぷりと入っています。

ケーキの土台はココアとスペイン産のアーモンドの香りが美味しいジェノワーズ・ショコラ・アマド。

控えめではありますがコニャック入りのシロップで香りをつけさせていただきました。

ケーキをK谷さまのお父様のお家にお届けさせていただきましたが・・・

なんとそちらは、もう何年も前ですが、その近所で介護の仕事をしていて車椅子を押しながらよく前を通ったお家でした。

おうちの周り一面、丹精込めた見事なお花でいっぱいで思わず足を止めて眺めさせていただき、一度は花の手入れ中のお父様とお話もしたことも♪

おしゃべり好きの車椅子のおばあさまの思い出話、見知らぬ人の話なのに笑顔で聞いてくださった優しい方。

まさかこんなご縁が待っていようとは♪

K谷さん、卒業から３０年以上もたってこうしてケーキをオーダーいただき、

何年も前の、全く関係ないと思っていた小さなご縁が繋がっていることに気づきました。

お父様とご家族のご健勝を心よりお祈りします。

オーダーありがとうございました。

スウィーツ定期便☆Ranさんへ♪11月のスウィーツ☆Jardin de Pomme（りんごの庭園）

今日ご紹介するのは、11月3日にお届けしたRanさんへのスウィーツ定期便11月のスウィーツです。

何がいいかなぁと考えて・・・秋が深まると美味しくなる！この季節のりんご「紅玉」を使ったケーキにしました。

スウィーツ定期便☆Ranさんへ♪11月のスウィーツ☆

Jardin　de　Pomme（りんごの庭園）

 

今が旬の真っ赤な紅玉りんごを皮付きのままスライスしてたっぷりと焼きこんだ素朴なケーキ♪

バター、アーモンドプードルの香りとともにりんごの美味しさを味わえます。

ちょっぴり甘くて香ばしいトッピングのクランブルがアクセントです。

りんごのお庭を飾るのは、真っ赤な紅玉リンゴの皮をオーブンで焼いたもの。

今回はRanさんへお届けするのと同じ日に、このお菓子をオーダーしてくださっているM崎さまにもお届けいたしました。

「同じものを同じ日に食べる」・・・離れていても心はひとつ♪

「美味しいね」と共感できることで心が繋がるような気がします。

さて、このケーキ、小さなカップで焼いてみました。

中はこんな感じです♪

紅玉りんごの皮のピンク色が見えますね！

茶色いのはレーズンですよ♪

これだとかなりカジュアルですが・・・

カップをはずしてお皿に盛り付けてみると♪

ちょっぴりおしゃれな一皿になります♪

添えたのは、ピンク色の紅玉りんごのコンポートとフロマージュブランのふんわりソース♪

りんごのコンポートはリンゴのお酒「カルバドス」をふってちょっぴり大人っぽく♪

日が短くなった秋の昼下がりにぴったりのデザートです。

M崎さま、今月も無事お届けさせていただきました。

いつもありがとうございます。

来月はクリスマスが待ち遠しくなるようなお菓子を・・・と考えています。

どうぞお楽しみに～♪

Chemin♪特製モンブラン☆2012年

今年もあと2ヶ月をきり、昨日あたりからすごく寒くなってきました。

冬は毎年来るのになぜか毎年、着る服がない・・・何着たらいいか困る・・・といっている今日この頃です(;^_^A アセアセ

毎年お作りするモンブラン、今年は少し遅くなりましたが11月に入ってお作りしています。

すでにご予約いただきお届けもしていますが、ブログでの紹介が遅くなり申し訳ありません。

Chemin♪のモンブランは全て国産の生の和栗を使って手作りいたします。

今年もかなりの量の栗を購入して仕込みましたが、材料がなくなったら終了させていただきます。

Chemin♪特製モンブラン☆2012年

和栗を蒸して中身を取り出して作るモンブランクリーム。

練り上げて裏ごして、さらに練り上げて・・・♪

かの昭和天皇も大変お好きだったという和栗のモンブランクリームはほっくりと温かで優しいお味です。

土台のケーキはココアとスペイン産のアーモンドプドルの香り豊かなジェノワーズ・ショコラ・アマド。

スポンジケーキの上にバニラビーンズを入れた甘さ控えめの生クリーム、栗の渋皮煮をのせてモンブランクリームを絞っています。

Chemin♪特製　和栗の渋皮煮

大粒の和栗で手作りする渋皮煮♪

こちらも大変工程が多くて時間をかけてじっくり最低でも三日かけて作ります。

バニラビーンズと香り付けにコニャックをふって♪

こちらはモンブランの第二の主役です。

Chemin♪特製モンブランロール

今年もモンブランロールお作りしました。

こちらは冷凍して発送することができます。

（ただ、一度にたくさん作ることができません。）

ジェノワーズ・ショコラ・アマドでバニラ風味の生クリームと砕いた渋皮煮を巻いてモンブランクリームを絞っています。

「モンブラン」の名前の由来はヨーロッパアルプスの有名な「白い山・モンブラン」です。

だからこんもりとクリームを絞ってモンブランの頂きに降り積もる万年雪のように白い粉糖を降らせます。

今年はモンブランクリームでリボンを絞り、チョコレートで作った葉っぱを乗せました。

毎年食べたい口福♪

ご希望に応じて今年はいろいろとアレンジもさせていただきます。

お楽しみに♪

ダブル・HAPPY BIRTHDAY！☆チョコレートガナッシュケーキとベリーとパインのシャルロットケーキ

秋の空に街路樹の紅葉が映えて、車での移動も楽しい季節ですね♪

紅葉前線が日本列島を駆け抜けるように、毎日があっという間に過ぎていきます(^。^;)フゥ

さて今日はバースデーケーキを二つ同時にご紹介いたします。

先月10月31日に、HさまとYさまご一緒にオーダーいただいたバースデーケーキ。

それぞれの息子さんとおじょうさんのお祝いです。

Hさまの息子さんAtsushiさんのご希望のケーキはチョコレートケーキ♪

チョコレートの美味しさをタップリ味わっていただけるガナッシュケーキをお作りしました。

チョコレートガナッシュケーキ☆Atsushiさんのバースデーケーキ

ガナッシュクリームにはコクのあるダークチョコレートと華やかな風味のミルクチョコレートをあわせました。

美味しいガナッシュクリームはチョコレートを溶かす温度がとても大切。

早く溶かそうと高い温度にしてしまうととたんに舌触りが悪くなります。

上手に出来上がったガナッシュクリームはケーキをほおばるとトロンとなめらかに溶け、チョコレートの美味しさが広がります。

ケーキの中の写真はありませんが・・・

3枚にスライスしたココアスポンジ、甘さを控えバニラの風味をつけた生クリーム、ガナッシュクリームを交互に重ねて♪

口の中に一瞬でスポンジ、生クリーム、ガナッシュを味わえるように組み立てています。

なめらかなチョコレートガナッシュですっぽりおおわれたチョコレートケーキにはシンプルにメッセージをお入れしました。

Atsushiさん、お誕生日おめでとうございます！どうぞよい一年になりますように♪

そしてもうひとつのバースデーケーキはYさまのお嬢様のために♪

ベリーとパインのシャルロットケーキ

フルーツたっぷりのケーキがご希望♪

でもまだ国産のいちごの季節ではありませんので、輸入のイチゴと冷凍のミックスベリー、そしてパイナップルを使いました。

ラズベリーとブルーベリー、イチゴとパイナップルを紅いラズベリーソースのゼリーに閉じ込めてケーキにはさみました。

カスタードクリームと生クリームをあわせたディプロマットクリームは甘酸っぱいフルーツと相性が抜群。

両方を一緒に楽しめる欲張りなケーキです。

トッピングはイチゴとパイナップル♪

ちょこっと手をかけて可愛いハートの形にしました。

赤と黄色の小さなハートがのったラブリーなケーキでお祝いです♪

Hさま、お嬢様のお誕生日おめでとうございます！どうぞよい一年になりますように♪

ケーキは仕事が終わって暗くなってからお届けしました。

息子２人が通った中学のすぐ近くだから土地勘はあるはずなのですが・・・・

…(￣ ￣；)ウーン

暗かったので道に迷ってご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

でも久しぶりに中学校のそばを通って懐かしかったです。

Hさま、Yさま、オーダーありがとうございました。

ぐりとぐらのアップルパイ with ジャック・オ・ランタン☆ハロウイン

今日から11月♪

昨日10月31日はハロウインでした。

ハロウインはヨーロッパのお祭りですが、子供たちが魔女やお化けの仮装をして家々を回ってお菓子をもらったり、かぼちゃをくりぬいてローソクを立ててランタンに見立てたり・・

楽しいので日本でもすっかりおなじみになりました。

発祥はアイルランドやイギリスと言われますが、古代ケルト人の一年間が11月1日～１０月31日で、死んだ人の魂が家族の元へ帰るという大晦日の10月31日の日没後が「ハロウイン・イブ」。

新年の11月1日が全ての聖人を祝う「万聖節」、2日が死者の魂に祈りをささげ清める「万霊節」で終わる3日間の祝祭です。

なので今日11月1日はヨーロッパではある意味新しい年の始まりといえます。

ハロウインに職場のみなさんでティタイムを楽しむために・・・と「ぐりとぐらのアップルパイ」をオーダーいただきました。

ぐりとぐらのアップルパイ　with　ジャック・オ・ランタン

オーダーしてくださったのは以前も職場のティタイムにお菓子をオーダーくださったMさま。

新しい職場に変わって最近やっと落ち着いてきたので・・・というメールをいただき大変懐かしく、嬉しかったです。

Mさまありがとうございます。

10人くらいで召し上がる・・とのこと、約２３ｃｍの大きなアップルパイお作りしました。

ちょうど紅玉リンゴが旬です。

白ワインとバニラビーンズで風味をつけた紅玉りんごのコンポート。

歯ごたえがしっかり残るサンつがると甘酸っぱい紅玉リンゴの二種類のリンゴをカルバドスで風味をつけてソテーしたもの。

この二種類を詰め込んで1時間以上オーブンで焼き上げます。

最後の最後、あと数分のところで玄関のチャイムがなって・・・

居留守しようか迷いながら出たら宅配のお届けでした。

ほんの２～3分の間にてっぺんが焦げてしまいました。

やはり目を離すのではなかった～(ノ_・。)

Mさま、申し訳ありません。

こうして見ると・・・少しばかり悪人顔のジャック・オ・ランタンですが・・・

だまって焦げたパイの上に乗っかってくれている

本当は心優しいおばけなのかもしれません♪

このジャック・オ・ランタン、アイルランドの民話に出てくるジャックという名前の酔っ払いの幽霊がさまよい歩く行くてを灯す明かりが起源だったそう。

そう思ってみると少しユーモラスな顔ですね♪

Mさま、オーダーありがとうございました。