Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

Tarte aux Poire(洋ナシのタルト)☆バースデーはオーダーメイドのタルトを♪

2009年09月26日 | パイ・タルト

秋ですねぇ・・・♪

お買い物に行くと店先に並ぶおいしそうなフルーツ♪

実りの秋ですねぇ♪

今日は私も大ぁ~い好きな洋ナシを使ったお菓子です。

今回は、私にとってちょっと特別にうれしいオーダーでした。

昨年の春、インターネットの検索で偶然Chemin♪を探してくださったN様。

退職の日のご挨拶用のお菓子をオーダーくださいました。

そのN様から再びオーダーのメールを頂戴しました♪

しかも今回はご自身のバースデーに・・・と♪

Tarte aux Poire(洋ナシのタルト)☆バースデーはオーダーメイドのタルトを♪

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Nさまのご希望は国産梨を使ったタルト。

☆タルト生地については厚くて固めで食感がザックリしている

☆しっとりしたタルトでは無く、しっかり焼き上がってていて、焦げがあるのはむしろ好みです。

(。・_・。)ノ はいっ!

N様のためのスペシャリテ☆タルト・オ・ポワール for Nさま!をお作りしますよ♪

9月といえば国産の洋ナシもぼちぼち出始めます。

で、ちょうどいい状態で手に入ったのが「オーロラ」という種類の洋ナシ♪

一晩リンゴと一緒にビニール袋に入れて追熟すればちょうどいい具合。

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ザックリしたタルトがご希望のN様のために、全粒粉を配合したタルト生地を用意。

ちょっと分厚めにタルト型にしきこんで・・・

タルトのフィリングにはアーモンドクリームにカスタードクリームを配合した「フランジパーヌ」を用意しました。

国産の洋ナシはサイズが大きい!4ツ割りにしてスライス。

それをタルトにきっちり全部詰め込んで♪

6号サイズですがしっかり1時間は焼きこみました。

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オーブンからうっとりするほど洋ナシのいい香りが・・・♪

生の洋ナシ!ああ~やっぱり好きだ~洋ナシ♪

幸せな1時間でした。

Nさまから「好みの焼き加減。家族で囲んだ昼食のあとペロリと一気に食べました」とうれしいメールもいただきました。

Nさま、お誕生日おめでとうございます!

数々あるスウィーツ店の中から、再びChemin♪を選んでくださって本当にありがとうございました。

Chemin♪ではもうひとつ「洋ナシのタルト」があります。

ひまわりのような・・・「洋ナシのタルト(フランタイプ)」

こちらは、しっとりとしていて、冷たく冷やすとまるでチーズケーキのような味わい、強いて言えば「夏の洋ナシのタルト」でしょうか。

今回のはまさに「秋の洋ナシのタルト」。

全くちがいますがどちらもそれぞれの味わいを持つChemin♪のスペシャリテタルト。

これからしばらくいろんな種類の国産洋ナシが出回ります。

まさに幸せな実りの秋ですね♪

ではまたね♪ See You~!

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リンゴと洋ナシのシャルロットケーキ☆敬老の日によせて♪

2009年09月23日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

シルバーウィーク、みなさんはいかがおすごしでした?

お天気もよかったし、お出かけされた方は多かったのでしょう。

高速道路はアチコチで渋滞していたようですね~!

Chemin♪家では、旦那さんは仕事で帰省できず、長男は大学の後期授業が始まりキャンパスへ、次男はジムへ通い・・・

私は介護のお仕事とたくさんのお菓子のオーダーをいただき忙しいながらもうれしいシルバーウィークとなりました♪

ブログの更新が追いつきませんが、ひとつずつご紹介させていただきます♪

今日のケーキは敬老の日のお祝いにご家族が集われたN様よりのオーダーです。

リンゴと洋ナシのシャルロットケーキ☆敬老の日によせて♪

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敬老の日の主役は95歳になられるお祖母様。

お祝いにふさわしく華やかなケーキを・・・というオーダーでした。

小さなお子様もいらっしゃるので、お酒を使わず食べやすいお味がいいなぁ・・・♪

バニラ風味のムースリーヌクリームをベースに秋の味、リンゴと洋ナシをあわせてみました。

今が旬の津軽リンゴをコンポートにしてグレナデンシロップ(ざくろのシロップ)薄いピンク色に染めました。

表面が濃いピンク色、中心は淡い薄紅色にそまったリンゴちゃん♪

そしてもうひとつの秋の味は洋ナシです。

国産の洋ナシはまだ出始めなので味の安定した缶詰を使っています。

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ドーム型のケーキのトップにはリンゴと洋ナシで形作った大輪のバラの花♪

断面の写真はありませんが、淡いイエローのムースリーヌクリームの中に、ピンク色のリンゴと白い洋ナシがちりばめてあります。

ご家族で召し上がられたN様よりとてもうれしいメールを頂戴しました。

お子様から95歳のお祖母さままでみなさん喜んで召し上がってくださったそうです。

ご家族の楽しい団らんのひと時がはっきりと目に浮かぶようなほのぼのとしたメール♪

私も嬉しくてたまりません!

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次男の中学の部活が縁で知り合ったK様よりオーダーいただいた「モンブランロール」を召し上がられたN様。

「Chemin♪のモンブランが食べたくなって。。。」とショップカードの住所を頼りにお母様とお2人で私のお店を探してくださったそうです。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

残念ながらお店はありませんので本当に申し訳ないことをいたしました!

でもあらためてオーダーをいただき、喜んでいただけたこと、感謝いたします!

Nさま、そしてChemin♪をご紹介くださったKさま、ありがとうございました!

今年もモンブランのオーダーの予約をいただいています♪

ありがとうございます♪

10月に入ったら作る予定で今、予定表とにらめっこしています。

どうぞお楽しみに♪

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シュガプリクラフト☆ローズ・ハート♪ご結婚のお祝いに・・・

2009年09月17日 | コラボ作品

ふと気が付くと一週間ぶりの更新です。

今日はRicoさんの「プリザーブドフラワー」とChemin♪の「シュガークラフト」のコラボ作品第二段!

第一回目のシュガプリクラフトはこちら♪

シュガプリクラフト☆ローズ・ハート♪ご結婚のお祝いに・・・

Th

オーダーくださったのは、いつもChemin♪のスイーツをご愛顧くださるKayoさんです。

Kayoさんご自身もプリザーブドフラワーアレンジをされます。

そのご様子は、Ricoさんのブログ「Rico 花の教室」にも紹介されています♪

今年の夏、ricoさんのプリザーブドフラワーとシュガークラフトがコラボできないかなぁ・・・と考えていたちょうど同時期に、Kayoさんからもricoさんとのコラボを提案してくださいました。

さて、この作品、ケースのフタを取ってみると・・・

Th_3

今月19日にご結婚されるTakeshiさんとHiromiさんへのKayoさんからのお祝いだそうです。

大きさは21cm×21cm。ケース自体の高さは約7~8cm。

額縁スタンドに立てかけて飾ります。↓のように。

Photo_2

今回はお花は全てプリザーブドフラワです。

それ以外のハートと土台部分がシュガークラフト。

ricoさんがチョイスされたバラがすばらしくチャーミングでしょっ!

ミニバラのようですが、開いた花びらの感じといい、優しい色合いい、上品でかわいいです。

ちなみに、このバラの名前は「フレンチマリアンヌ」だそうです。

バラの周りには、ピンクと白のアジサイの花がふわりふわり♪

Photo

ハートは発泡スチロールを自分で削って作りました。

百金で発泡スチロールを曲線に切れる熱線カッターを見つけたので、それで大まかな形を作り、あとは専用のやすりでなめらかに仕上げます。

( ̄ー ̄) ちょうどいいダミーがないときは苦労します。。。が、それも楽しいのです♪

シュガーペーストでカバーして周りにヒラヒラ、フリルを3重に♪

写真ではわかりませんが、実際はパールの輝きのある仕上がりです。

フタをあけるとシュガーの甘い香りが漂いますよ♪

Takeshiさん、Hiromiさん、ご結婚おめでとうございます!

お2人の幸せを願ってKayoさんからオーダーをいただいたときから、私もricoさんも同じ想いでお作りしました。

いついつまでもどうぞお幸せに♪

Kayoさん、素敵な提案をありがとうございました!

実は最初にricoさんのお母様のシュガプリクラフトを作ろうか・・・・と思いついたときには迷いや不安もありました。

なので、グッドタイミングでよせられたKayoさんのオーダーにとても勇気をいただきました。

ricoさんと2人、やってみてわかるシュガプリクラフトのおもしろさや難しさを話し合ったのですが、これも2人が近い場所でご縁があって出会えたおかげだと感謝しています。

お2人とも、ありがとう~♪

追記にricoさんへバトンタッチする前の作品の写真をのせます。

ずいぶん雰囲気が違います~ご興味がある方はのぞいてみてくださいね♪

では、またね♪ See You~!

ここからは追記です。

ricoさんへバトンタッチする前の作品

Kayo

実は最初はこの作品、15cm×15cmの予定でした。

でもハートを置いてフリルを付けたらお花のスペースがなくなってしまい、急遽もう一段土台を増やして21cm×21cmに広げました。

なので、隠れるだろう・・・と予想していた部分が隠れず、Ricoさんのお花で隠していただきました。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

プリザーブドフラワーに使われるお花は思っている以上に大きく高さもあります。

そのあたりのバランスを作品全体で取ることが一番の課題かな・・・。

でも、まさかあんなに色も形もぴったりのバラがあるとは・・・!

ほんとやってみないとわからない!ですね(笑)

これから楽しみなシュガプリクラフト♪です。

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パニエ☆甘~いスウィーツのかご盛り♪ショコラ王子のバースデーケーキ

2009年09月08日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

9月はバースデーが続きます♪

9月7日がバースデーというのは、Rico家のこうへい君、Kayo家のお嬢様、Kayoさん、そしてChemin♪家の長男「由」です。

今日はRico家のこうへい君、ショコラ王子のバースデーケーキのご紹介です。

オーダーは「チョコレートケーキ 優しいお子様味で・・♪」

さて、今年はどんなケーキにしましょうか・・・・!?

優しい味だけれどチョコレートのおいしさをたぁ~っぷり味わえるケーキ

そして、みんなで楽しめる・・・そんなケーキにしてみました。

パニエ☆甘~いスウィーツのかご盛り♪ショコラ王子のバースデーケーキ

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「パニエ」というのはフランス語で、「かご」「バスケット」という意味です。

ビスキュイでスウィーツを盛る「かご(パニエ)」を作ってみました。

パニエの中身はトロ~リ甘いチョコレートムース。

ゼラチンは使わないので固くなりすぎない口あたりがなめらかで柔らかです。

ムースの中には「イチゴ」と「バナナ」

今の季節、国産のいちごはまだ手に入りませんが、アメリカ産のイチゴを「フルーツいわさき」さんにお願いしました。

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今年も飛びっきりフレッシュできれいなイチゴを用意してくださいました。ラッキー!

イチゴとバナナには、ひほつひとつチョコレートのコーティングをして♪

チョコレートムースの上に生クリームを絞り、そこへチョコレートがけしたイチゴとバナナを詰めま~す!

チョコレートがけしたバナナ・・・といえば縁日の「チョコバナナ」を思い出します。

削ったチョコレートのコポーと粉砂糖も散らして♪

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かごも中身もぜ~~んぶスウィーツでできています♪

みなさんおわかりでしょうが、「シャルロット」に取っ手をつけただけです・・・が、ずいぶん雰囲気が変わるでしょう?

ただひとつ、取っ手が少し大きくてケーキを箱に入れるときにギリギリの高さになってしまったことが計算外(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

なんとか入ってよかった~!

こうへい君♪ 今年のケーキも楽しんでみなさんで召し上がってくださったそうですね。

あらためて・・・お誕生日おめでとうございます!

今年でこうへい君のケーキを作らせていただくのは3回目ですね。

今年もいいイチゴが手に入ったとき、思わずこうへい君の笑顔が思い出されて私も笑顔になりました。

さて、我家のバースデーの主役「由」はお友達とUSJに朝から出かけて丸一日、思いっきり遊んで夜中に帰ってきました。

ま、仕方ないか・・・ハハハ・・・

一応朝、「おめでとう」は言ったし♪ね♪

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パイナップル・レアチーズケーキ☆野球少年のバースデーケーキ

2009年09月06日 | チーズケーキ

みなさ~ん♪ 

今年の4月にご紹介した「バースデー☆ガトウ・ショコラ・クラッシック♪ひらがな読めるよ!」

バースデーのヒロイン「あかりちゃん」のかわいいエピソード

やっとひらがなが読めるようになった「あかりちゃん」のために、クッキーにひらがなを一文字ずつ書いてパズルのようにつなげると意味のある言葉になる・・・というものをケーキのトッピングにしたのですが・・・

ケーキの箱を開けるや「わ~っ!!!」って大喜び!

いきなり、パクッ!!っとクッキーを食べちゃった~!

・・・「せっかくだったのに、実は何が書いてあったかわからずじまいです」

(笑)(笑)(笑)(笑)!!!

まるで「白ヤギさんからお手紙ついた」「黒ヤギさんたら読まずに食べた・・・」

ヤギの郵便屋さんのよう♪

今日ご紹介するのは、「あかりちゃん」のお兄ちゃんのバースデーケーキです。

パイナップル・レアチーズケーキ☆

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オーダーはレアチーズケーキ♪

目指すのは、野球少年君にぴったりの爽やかなレアチーズケーキです。

お母様に確認したら「大好きです」というお返事をいただいたパイナップル。

ということで、コレ!パイナップル・レアチーズケーキ☆に決定です。

レアチーズに使うのは、クリームチーズ、砂糖、生クリーム、ミルク、ゼラチン、レモン汁、パイナップル缶・・・シンプルなレシピです。

22センチのケーキですが、クリームチーズ400グラム弱、パイナップル缶は丸ごと一缶。

パインは角切りにしてどっさりと入っています。

お砂糖の量はパイナップルとジュースの甘さの加減で味見をしながら調整。

なめらか~~なレアチーズにするためにチーズ生地は丁寧に裏ごしします。

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周りはふんわりビスキュイでシャルロットケーキ仕立て♪

トッピングはフレッシュパイナップルと皮ごと食べられる「瀬戸ジャイアンツ」というブドウ。

ブドウは色が爽やかできれいなことと、丸いので上から見るとボ^ルのように見えるなぁと思って使ってみました。

バースデー当日も少年野球の試合だったそうで、真っ黒に日焼けした笑顔でケーキをpか浅間と一緒に取りに来てくださいました。

うっかりお名前をお聞きしなかったのですが・・・

9歳のお誕生日おめでとうございます!!

いよいよスポーツの秋!

抜けるような青空に吸い込まれるようなフライボール

ベースを駆け抜けるとブワ~っと舞い上がる土煙

小気味よいキャッチボールの音と元気な掛け声。

Chemin♪さんちには野球少年は今も昔もいませんが、私は野球少年大好きです。

これからも元気でがんばってくださいね~!

Kさま、オーダーありがとうございました!

Chemin♪特製モンブランも楽しみにしておられるとのこと・・・♪

はいっ!今年も和栗が豊富に出回ったら作りますよ~♪

お楽しみになさってくださいね~!!

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プリンセス・バースデー・タルト☆初秋のフルーツタルト

2009年09月04日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

さて♪今日は特別なタルトのご紹介です。

9月3日は、Ricoさん家のよしえちゃんのバースデー♪

毎年バースデーケーキをオーダーくださいます。

フルーツが大好き、そしてタルトもだ~い好きなよしえちゃんのご希望は、フルーツたっぷりのタルト。

でも普通のタルト・・・ではちょっぴり物足りない!?

ハテサテ・・・どうしたものか!?

Chemin♪さん、一生懸命考えた末に・・・。

プリンセス・バースデー・タルト☆初秋のフルーツタルト

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さて、このタルトには何種類のフルーツが使われているでしょう?

鮮やかな緑色は、瀬戸ジャイアンツというマスカット系のブドウです。

種無し、皮ごとすっかり食べられるちょうおいし~いブドウ。

イチジク♪

オレンジにパイナップル。

イチジクの間にピンク色に見えるのは「津軽リンゴ」のコンポート。

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つい最近出始めたリンゴ「津軽」。

津軽のピンク色のコンポートは、須磨の「邸宅レストラン ル・アン」の鴨肉のローストの付け合せとしていただいたのが余りにきれいでおいしくて、自分でも作ってみました。

このピンク色は「グレナデンシロップ」(ざくろのシロップ)でつけます。

そして、最後にデラウエア♪

デラウエア、実は上に乗っかっているだけではありません。

実は、タルトのアーモンドクリームの中にもデラウエアが焼き込んであります。

実は「今日もhomemade*日和」のsunny*さんがおつくりになっていた「デラうみゃあタルト」。

「デラうみゃあタルト」の生みの親は「猫森商会・お菓子日記」の小粒さんで、私もついに「デラうみゃあタルト」の輪に入らせていただきました。

sunny*さん、小粒さん、使わせていただきました!(しかも勝手に・・・)

ありがとうございます!後ほど必ずご挨拶に参りますゆえ・・・!

デラうみゃあタルト

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皮ごと入れたデラウエアは焼くときれいなピンク色になるんですよ。

このタルトの上に、カスタードクリームを絞り、その上に先ほどのフルーツをドドーンとのせました。

ああ~なんて欲張りなタルト♪

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よしえちゃん、お誕生日おめでとうございます!

一年に一回のバースデー、フルーツ姫にはこんな豪華なタルトもいいでしょう?

今年はねぇ、ちょっぴり大人になってよしえちゃんのために、初秋のフルーツを中心に選んだのよ♪

私も、もし娘がいたら・・・

きっとこんなタルトを作ってあげただろうなぁ・・・♪

ではまたね♪ See You~!

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サントノレ・オ・フィグ(イチジクのサントノレ)

2009年09月01日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

9月に入り、朝夕はすっかり涼しくなりました。

今日の神戸は快晴!

抜けるような青空♪ キラキラ光る海の青♪ 

真夏とは一味違う美しい須磨の初秋の風景です。

そして今年もイチジクの季節がやってきました。

昨年もご好評をいただいたChemin♪ 秋のタルトの一番人気「イチジクのタルト」

今年も皆様よりのオーダーをお待ちしています♪

本日ご紹介するのは、イチジクのお菓子ですがちょっぴり変り種♪

サントノレ・オ・フィグ(イチジクのサントノレ)

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白ワインで作ったイチジクのコンポートと生のイチジクを「サントノレ」という有名なお菓子仕立てにしてみました。

「サントノレ」はフランスのシェフ「シブースト」が考案したお菓子で、彼のお店があったサントノレ通り(現在とは異なる)にちなんでつけられた名前です。

飴がけしたプチシュー生地がまるで王冠のようなお菓子の形

シブーストクリームというカスタードクリームとイタリアンメレンゲで作ったフワフワのクリーム

「サントノレ口金」で絞った生クリーム

どれもがため息が出るほど美しいお菓子♪

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今回オーダーくださったのは、Chemin♪のお菓子をご愛顧くださるお琴のH先生です。

およばれにお持ちくださるということで、「イチジクのタルトは大好きだけど、もしイチジクを使ったお菓子が他にあったらそれを・・・」

そのときになんとなく浮かんできたのが「サントノレ」です。

繊細なイチジクの味をあじわっていただきたくて、甘いシブーストククリーム よりもあっさりとしたディプロマットクリームを使いました。

パータフォンセとシュー生地でできた土台に飴がけした小さな小さなプチシューを、やはり飴でくっつけて王冠のような形にします。

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ディプロマットクリームの間に白ワインで煮込んだイチジクのコンポートをはさんでいます。

ケーキの表面に生クリームを絞って生のイチジクを載せました。

聖オノレは紀元660年頃の司教で、神の手からパンを授かったと負われ、パンの守護神とされました。

シブーストが考案した「サントノレ」が評判となりそれ以来、聖オノレ(サントノレ)はお菓子の守護聖人とも言われるようになりました。

作る工程も多く見た目も味も印象的なので、「サントノレ」を習ったときは、「難しいけど作ってみたいなぁ!」と憧れたお菓子です。

残ったシュー生地とクリームで作ったおまけは小さなシュークリーム♪

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今回のシュー生地は「イデミ・スギノ」の杉野シェフのレシピ。

杉野シェフのシュー生地のレシピは「パリブレスト」で出会ったのですが、生地が焼く前に少々冷たくても、まぁるく、スコーンと中が空洞に焼けて翌日まで香ばしいシューです。

次男は晩御飯のあとにこのプチシューを6個一気に食べてくれました。(アリガトネ!)

H先生、オーダーありがとうございました!

そして、ケーキをお届けしたときにいただいた「スズキの燻製」、とってもおいしかったです!

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とてもめずらしいスズキの燻製、食べ方を教えていただいてその通りに♪

スライス玉ねぎ、セロリ、貝割れ大根をクリルと巻いて他は何もつけずに♪

ご馳走様でした~!

食欲の秋ですねぇ~( ==)旦~~ シミジミ...

ではまたね♪ See You~!

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